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ややこしいし、酒入ってるので簡単に。9条では「侵略のための武装はしない」は謳ってるけど「国を護らない」とは一言も言ってない訳だから現状の憲法のどこに問題があるのかと。憲法が制定された時点で「自衛隊」と言う存在は認識の外だった以上、そこに対して何らかの法的整合性はつけるべきだとは思うが、それは憲法の仕事なんだろうか。憲法というのは国家のあり方、という思想であって、その思想を補強するために様々な法律が用意されているのだと思っていたんだけど違うのかしら。国防軍、という存在(まあポーランドに侵入したのはドイツ国防軍だった訳ですが)を明文化するということと憲法を改正することは、別の問題のような気もするんだけどな。
個人的には今の自衛隊を「国防軍」とすることにはさほど違和感はないですけど、それを憲法で縛られた「対外的な武力行使に軍隊は使わない」って縛りを外す、と言う持って行き方にはやはりちょっと違和感を感じてしまうな。
5/6までイオンモール神戸北で開催されてる「海洋堂EXPO」を観に行こうと思って。ウチからだと北鈴に出て、そこから谷上方面に進んで良きところで北上したら良いかな、ってところで。メインを国道15号で行けば良いんだろうと思ってGoogleMapでコースを設定したスマホを黒ギアくんにセットして出動、したんだけど北鈴を過ぎたあたりでGoogle先生、最初に設定したコースとは別のコースを提案してきて、「こっちの方が13分早く着きまっせ」なんて事をのたまわれる。
「ほう、早く着くのか」と思って何も考えずにそちらの指示に従って走ってみると、本来自分の家からは北東にある目的地に対して、国道428号線を使った北西周りのコースを提案してきてたのね。
これはこれで面白いので指示に従って走ってみると、途中でGoogle先生もちょっと混乱しちゃったみたいで、若干混乱が発生しちゃって、同じところをぐるぐる回ることになっちゃってこれは拙いかも、と。とはいえスマホのバッテリが半分切っちゃったので、途中でイオンモールに行くのはあきらめて、家に戻ることにしたんですけどね(^^;。
ってことで一応教訓。
ってことでしょうか。チャンスがあったら明日再チャレンジしたいけど、ちょっとヤボ用あるからなあ…
週初め。「ヒナまつり」、よく考えたらこのアニメの大人たちってほぼ全員クズなんだけど、そんな大人たちを遥かに凌駕するクズがメインヒロインのヒナだというね。
「デビルズライン」、吸血鬼側にもいろいろタイプがありまっせ、という。もちっとエロを、お願い(^^;。「ティラミス」が急にシリアス方向にどうしたこっちゃ、と思っちゃった。
冲方丁 著
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
ISBN978-4-15-031320-3 \780(税別)
マルドゥック
完結したところでまとめて感想を書こうと思ってたんだけど、で、第3巻だから当然これで完結だろうと思ったんだけどまだ終わりじゃなかったぜ(w。とはいえある意味ちょっと区切りがある巻でもあるので、ここで一度感想を。1巻から3巻までの分の感想をまとめていう感じで行きますね。ちょっと前の巻に関しては記憶が曖昧になってるところもありますけど(^^;
なんというか、新感覚SFアクションと言うノリが斬新だった「マルドゥック」のシリーズ、「…スクランブル」の他は前日譚だったり短編だったりで、いわゆる完全新作なのはこれが初めて、って言えるかも知れない。で、こちらで語られるストーリーはSF的なヒキよりはなんと言うんだろう、シチリア・ギャングの抗争に未来世界での山田風太郎忍術大戦を被せたような構造、と言えるだろうか。一応安定している世界を、それとは違うルールで書き直そうとする勢力、しかもその勢力の方法論は必ずしも平和的なものではない、そしてその勢力に対抗するのは、今ある世界を維持したいと思っている、それぞれに様々な事情を抱えた人びと。
第1巻の冒頭から結構ギョッとするような、主役であるはずのウフコックの描写から始まるこのシリーズ、その部分のディティルは一旦措いて、お話は<クインテット>の勢力拡大のための動き、それを感知し、対抗しようとするイースターたち09メンバーの戦いが描かれる。ここは先に述べたように、マフィアものとか韓国ノワール的というか、闇社会での男(ちがうな、男女だな)たちの暗闘をメインに進んでいく。ここに敵味方のエンハンサーたちの能力描写が加わってくるあたりはなんかもう、山田風太郎のエンタメ小説を読んでる気分。若干SF読んでる感はスポイルされてると言えないこともなかったけど、それでもそれなりに面白かった。これが第2巻までの感想ね。
そしてやって来た(これで完結と思い込んだ)第3巻、これは上がるね。ずっと引きずってきていたウフコックの不穏な状況、ここまでじっくりと積み上げてこられたシティをめぐる勢力争い、そしてここまで念入りに組み立てられた敵味方の関係性が、その個別の能力込みで一気に能力合戦になだれ込む、この快感は相当なもの。「伊賀の影丸」の敵味方の忍術合戦になだれ込んだ感じがあってそこもとても楽しい。
その上で降臨するバロット、って図式にはちょっと痺れたよ。なんだよ、3巻で終わりじゃないのかよ、じゃなく3巻かけてとうとうバロットキター!! っていうね。最強ペアがその立ち位置を交換してバトルに向かう、ってシーンに燃えないボンクラはいないだろ、ってなところで。
続きが猛烈に読みたいです(^^;
★★★★
土日の分。土曜深夜、「銀河英雄伝説」、あっという間にイゼルローン要塞攻略。いろいろ、駆け足だね。ヤンの幕僚たち、謹厳実直のムライさん、おひげとか生やすかしら。シェーンコップさん、ちょっと若々しすぎるんでは、とかあるけど、これは前作の影響が邪魔してるんだろうね。「GGO」はちょっと凝った造りの総集編。ひかささささん、うるさいです(w。EDのあとのオマケは面白かった。「パンドーラ」、大好物の荒ぶるざーさんの芝居が堪能できて最高でした。
日曜日、「プリキュア」、前に登場した過剰なセキュリティエージェント、えみるちゃん再登場、これがルゥルゥといろんな漫才をやらかす、という話。大変楽しかった。「チョレーイ!」はどうなんだと思ったし、えみるちゃんの出来は良いのであろうお兄ちゃんのたたずまいが「あ、『魔法少女サイト』始まる、マズい」とか思っちゃったのは余計なお世話なんだろうけど(^^;。
「ビルド」、ちょっとボトルの重要さが曖昧になってきたような気が。あと本編でもしれっと言われちゃっていたけど、グリスはパワーアップさせてもらえないんですかね。「ルパパト」、圭一郎さん、とてもいい人(^o^)。
アーネスト・クライン 著/池田真紀子 訳
カバーイラスト lack
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012174-7 \780(税別)
ISBN978-4-15-012175-4 \780(税別)
アメリカの田舎の高校生、ザック。幼い時に父を亡くし、母と二人暮らしの彼の今のところの生きがいはビデオゲーム。オンライン対戦型のSFフライトシミュレーション「アルマダ」のパイロットとして宇宙をかけている時だけが、自分自身を感じられる時だった。そんなある日、教室の窓からぼんやり外を眺めていたザックは、そこにあり得ないものを見てしまう。「アルマダ」の敵エイリアン、ソブルカイの小型戦闘機、グレーヴ・ファイター。ゲームにのめり込みすぎてとうとう白昼夢を見るまでになってしまったのか、しばらくゲームは封印した方が良いのかも…。そんなこともちらりと考えたザックだったが……。
長編デビュー作「レディ・プレイヤー1」が劇場映画化された著者の長編第2作。
自分がプレイしていたゲームが実は世界の命運を握る「リアル」に直結したものであった、と言うシチュエーション自体はそれほど珍しいものじゃない。映画でも小説でもたくさんあるし、それこそちょっと前、「スタートボタンを押して下さい」なんてのもあったわけだしね。本書はそれら数多の先輩たちとは二つの点で異なる特徴を持った作品だと思う。
ひとつは「レディ・プレイヤー1」(すいませんまだ見てません。今週中に行こうと思ってるんですが)にも共通する(んであろう)、オタク的な引用のつるべ打ち。ゲーム、映画、アニメと言った、多岐にわたるオタク・コンテンツから際限ない引用が行われ、それらのコンテンツこそ実はリアル世界における一つの目的のために慎重に計画され、作成されたものだった、という無理ありまくりにもほどがあるがそれでも豪快な力技で、「あ り な ん で す !」と言い切ってしまう序盤の展開には、感心を通り越してちょっと呆れる(^^;。
そんな、呆れてしまいかねない展開にちょっとしたスパイスを効かせてくるのが特徴の第二点目。さまざまなオタク・コンテンツに世界がリアリティを持ったものとして引き受けたのはともかく、そのいびつなリアルになぜ敵も付き合ってくれるのか、と言うところにも説明がなされているところ。その説明が唸るほどのものなのかと言われたら、はっきり言ってそこまでのものじゃないし、最終的にありがちな展開に落ち着いちゃったな、とも思うけど、それでもないよりは遥かにマシなんでね。そこに踏み込んできたのは偉いと思います。
ゲームという、スイッチを切ればリアルに戻れる世界に耽溺することができる、言ってみたら甘やかされた世界になにがしかのリアルな切迫感を持ち込もうとした、その試み自体は評価するけど、それでもゲームとリアルの境界の線引きはあまり上手くないと思うし、読み終わってみたら意外と普通だったなあ、ってのが正直な感想って事になるけど、まあオレもオタクなんでね、次々と繰り出されるオタクネタはやっぱり面白かったですよ。あと、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の影響があったのかどうなのかわからんけど、ポップ・ミュージックへの入れ込みっぷりは自分が良くわからん世界なのでちょっと興味深かった、です。
最後にネタバレになるかもわからんけど、著者のクラインさんは民主党支持者なのかねえ…(^^;
★★★
16日は映画が1100円で見れるので、座席を予約して出撃。「レディ・プレイヤー1」を観てきたんですが、安く観れる日ってこともあるし話題作ってこともあるし小屋が小さめってこともあるしで結構な入りでした。両隣にお客が座ってきたのは久しぶりだぜ。
映画の感想は改めて書きますが、いつものように立ち飲みでぷはーして湊川公園で酔い覚まし、してたらとっても可愛い赤ちゃんがニコニコしながら近くを通ったんで、そこは(こっちは酔っ払いだし)お手々ふって少し距離をとったらばその1、赤ちゃん、ちびハスキーと出会うの図。
その2、赤ちゃん、ちびハスキーとご歓談の図。
んでもってその3、赤ちゃん、鳩さんとも出会うの図。
せっかくだからぬこの写真も。すいません、ここでジムバトルさせてもらっても良いっすか(^^;?
火曜深夜。オレはなんで「東京喰種」続けて見てんだろ。バックボーンもなんも、さっぱりわからんのにね。
「ひそねとまそたん」、OTFとパイロットの絆を深めるための無人島合宿編。ドラゴンとドラゴンライダーの関係、って話なワケで、これマキャフリィが見たらどう思うんだろうなあ…
割と気に入るかもな(w。
スタッフ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:アーネスト・クライン/ザック・ペン
原作:アーネスト・クライン『ゲームウォーズ』(SB文庫)
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
出演
タイ・シェリダン
オリヴィア・クック
リナ・ウェイス/フィリップ・チャオ/森崎ウィン
ベン・メンデルソーン/T・J・ミラー
マーク・ライランス/サイモン・ペグ
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/
2045年、荒廃した世界において一部の富裕層を除く多くの人びとが唯一現実を忘れ、没入しているのがオアシスという名のVRワールド。その中ではプレイヤーはなんにでもなれ、どんなところにも行け、そして運が良ければその世界で得たお金を現実世界に持ち出すことで貧困から脱出するチャンスさえある。両親を亡くし、叔母と共に暮らす若者、ウェイドもオアシスのプレイヤーのひとり。パーシヴァルのハンドルネームでこの仮想世界に入り込んだ彼をはじめとするオアシスのプレイヤーたちの最大の目標は、この世界を構築した天才、ハリデーがこの世界のどこかに隠した究極のアイテム、イースターエッグの獲得。それを手にしたものはオアシスとその供給元、グレガリアス社のすべての所有権。5000億ドルに達すると思われるその財宝は、オアシスのすべてのプレイヤー、そしてグレガリアス社を急追するIOI社が追い求めていた。だが、イースターエッグを得るためには、この世界に隠された三つのクエストをクリアしなければならない…
桁外れのギーク作家、アーネスト・クラインの原作をスティーヴン・スピルバーグが映画化した、ヴァーチャル・ワールドの奇想天外な大冒険譚。根岸泉さんの言うところのスピル作品のノリ全開なんだけど、いつものスピル作品とちょっと違うのは、いつもだったら映画のすべてをコントロールするはずのスピルバーグの、その手に負えない部分が結構あるように思える。それは言うまでもなく、原作者が大好きなオタク文化の部分。クラインが大好きなものは多分、スピルバーグが大好きな物とはちょっと違うんだと思う。そして、そのスピルバーグの手が届かない部分のぶっ飛び具合と、スピルバーグがコントロールできている部分が意外といい感じにバランスが取れている映画、なんじゃないだろうか。
多分スピルバーグは、マーベルとかDCとかジャパニメーションとか特撮とかアタリから始まるビデオゲームとかに、そんなに思い入れはないんだと思う。思い入れがないからそこは割と好きな人に任せて好きなようにやらせて、自分は自分なりの、お話のキモの部分に力を入れたのかな、って気はした。ただ、ほとんどは仮想世界で起きていることだから、多少唐突でもそれがまた良いじゃん、ってことになるって事だよね(w。
そういう分担作業(スピルバーグがどういうところにリキ入れたかは、見て判断して下さいね。Wikipediaとかではネタバレ起きちゃってるけど)が、図らずも見る人間の立ち位置によって、多分異なる印象を受けることになったのかもなぁという気はした。自分は決して'80年代のパーソナル・コンピュータ文化に詳しい方では無いですが、それでも本作を見ていて一番強く感じたのは、作品のキイとなる天才ハリデーとその相棒、モローの関係性。これ、自分にはウォズとジョブズのそれに見えました。で、このお話では勝つのはウォズなのね。しかもジョブズも敗者にはならないの。ここがもう素晴らしすぎて、おじさんちょっとウルウル来ちゃいましたよ(^^;。
とはいえややこしいことは考えなくても大丈夫。お話の序盤こそ元ネタ探しに躍起になっちゃうけど、しばらくするとそういうのはどうでも良くなって、普通にお話にのめり込んでいける。スピルバーグは作品のお話部分自体はそんなに凝ったことはやらない人なので、そういう意味でも安心してお話の流れに身を任せられる。その上であちこちで、「あ、今の巧いなあ」と思う画を入れてくれてるあたりが流石スピルバーグよね。主人公とヒロインの終盤のキスシーンの撮り方とか、さすがだなあと思いました。オレもオタクだと自分では思っているのでね、存分に楽しみました。ストーリー上は悪の側にいるはずのIOI社、なんだけどそこに働いてる連中の大半はとってもプリティ、ってあたりも嬉しかったよ。悪いのはオタクじゃなく、オタクに寄ってくる連中なんだよね(w。
オマケ。そうは言っても本作でとても重要な意味を持つオーソン・ウエルズの名作のとあるフレーズ。これを(字幕なんで)目にした時にちょっと引いちゃったのはマジソンズさんのせいだと思う(w。これ、かなり強烈な焼き印で、アニメ「Wake Up Girls!」の第1回でもおんなじ反応しちゃったんだよね(^^;
★★★★
水木分。「グランクレスト戦記」、テオ様の狙いは世界を三国志状態にして、そこから何らかの和平策を探っていこうと言うことなのかな。残り話数、あんまり無いですけどどうなるか。
木曜深夜、「多田くん」、多田くんは恋をしないかも判らんが多田くんの妹は恋してた、ってお話。他のキャラクタの恋バナで肝心の多田くんとテレサの恋バナにお話を追い込んでいく、って狙いなのかしらね。
「ヲタクに恋は難しい」、このオタク・スタイルはかなり理解できるし共感もできるんですが、これって今風なオタクの基準からしたらレア・ケースなのかしら。普通に生活してる人のオタク・ライフって案外こんな感じなんじゃ無いかと思うけど、これがユニークだ、と思うオタク諸氏はどの程度いらっしゃるのだろう。画やお芝居で、これはこれで面白いものになっているとは思うのだけれど。
「こみっくがーるず」、吉野家先生怖浦先輩のアドバイスでかおすが何かつかんで一歩先に進む…話があるのかと思ったらそこは割といい加減で、むしろメガネ女子萌え、エピソードに行っちゃうという…。こゆめちゃんも連載が決まって、いよいよかおすだけが取り残されて…ってところは割と先延ばしの方向なのね。
魔法少女と巫女さん。「俺」、カラオケで大暴れ。マネージャーが超有能。「サイト」魔法少女(少年含)続々集結。皆さんファンキーな性格をお持ちで(w。奴村さんにはなんか切迫した事情がありそうっすね。巫女さん、オバサン調子に乗り始めるの巻。
サチ・ロイド 著/鍛冶靖子 訳
カバーイラスト スカイエマ
カバーデザイン 波戸恵+W.I
創元SF文庫
ISBN978-4-488-77301-4 \1180(税別)
石油燃料が枯渇し、全世界規模のエネルギー危機が続く時代。英国もまた、ごく少数の富裕層とそれ以外の貧困層に分断されている。貧困な人びとの一部はアウトサイダーと呼ばれ、強力な
そしてハンターは自らが目撃した追跡劇を発端に、アウトサイダーの少女ウーマと出会い、その出会いが世界を変革するかも知れない一つのアイテムをめぐるコサックとアウトサイダーの争奪戦に巻きこまれ…という流れ。多くの下層階級の人びとは貧困にあえぎ、日々のストレスは中国のハイテク企業が構築した超大規模ポータル、
お話はシンプルなボーイ・ミーツ・ガールからの追跡アクション。一応何不自由なく育っては来たが、そんな自分に何か物足りない物を感じている少年と、独自の文化を持ち、世界の改革のために活動する、見方によっては反逆者の少女が出会い、反目や疑惑、敵対を乗り越えて信頼関係を築き、さらにはそれは淡い恋愛感情に発展していって、ってね(w。ここにハンターの親友でスラム出身の凄腕ハッカーのレオ、様々なアウトサイダーたちといった様々なサブキャラが脇をかためる。この手のお話としてはたいてい無理解で強圧的な存在として描かれるハンターの父親も、それなりに複雑な感情を持った存在として描写されてるあたりもちょっと良い。
SFとしての味付けは、ネットワークとVR、さらにその奥に隠されたもう一つのネットワーク、その支配権をめぐる争い、みたいなところになるんだけれども、正直言ってそこのところで強力な驚きはない。あくまで追跡劇のためのスパイスとして機能しているだけで、あくまで本書の主眼は少年少女のアドヴェンチャー。そこのところはたいへん快調。
なんですけどね……。
特に詳しい説明があるわけでは無いんだけど、本書はおそらく本国の英国ではジュヴナイルとかヤング・アダルト小説というジャンルに属するタイプのお話なんだと思う。で、このポジションの小説ってのは実に油断ができなくてね。このジャンルの代表作と言えるのがフィリップ・リーヴの「移動都市」ってことになると思うんだけど、こっちを読んだ人なら判ってくれると思うけど、英国製ジュヴナイル小説ってのは、もうこれでもかってくらいにビターにしてシビアなのね。で、本書もきっちりその伝統を守ってくれている。
ちょっぴり良い感じのボーイ・ミーツ・ガールものはやがて世界を支配するものの欺瞞に迫り、それを変えようとする人びとの圧倒的に劣勢な戦いが描かれ、そこに参戦した主人公たちの結末は…、という流れになっていて、まあ登場人物も読者も全く甘やかす気がない(w。特に追記もないようなので、これで完結なんだろうけど、逆にこれは三部作の第一作であって欲しい気までしちゃうんだよね(^^;。そういう意味でまことに正しい英国製ジュヴナイル。いいもん読んだ気はいたしますが、SF方面が少々手薄に過ぎるので、そこで星半分減点、かな。
★★★☆
D6-1T。松坂が凄かったのか、全盛期を過ぎたと思われる松坂に手もなく捻られるうっとこが情けないのか、さて。まあ松坂選手はいまだに凄いんだろうけど、そこに食らいつけないうっとこはやっぱ、ダメだよな(つoT)。
土日の分。日曜深夜に見てたもんだから「ヒナまつり」を見逃しちゃったんだぜ、くっそう。さて、
「銀英伝」あまりにもあっさりとイゼルローン要塞の攻略成功。まあしょうがないけどね。どうしても旧作との比較がされてしまう厄介なシリーズなんだけど(特に声)、遠藤綾さんのフレデリカは巷間言われるほど悪いものではないと思うんだけどどうなんでしょう。むしろ彼女に関しては、そのキャラデザインの方がちょっと…。可愛いんだけど彼女、軍人なんですよね? あのサイドにふぁさっとあふれちゃってる髪はありなのかしら? ああいうのはまとめて、後ろにもっていくべきものなんでは。この後どうなるか判らんけど、ユリアンが憧れる存在でもあるので、ちょっと若可愛い感じを彼女には持たせておきたかった、ってことなのかしら。
「GGO」、うーん、いくら仮想世界の話だとは言っても、若い娘があまりにも簡単に「殺す」なんて言葉を口にするのはオジサンやっぱりちょっと引いちゃうな。ましてGGOの世界では「殺人」というテーマにおいて逃れようのないトラウマを抱えたキャラクタが、その「殺す」というワードを踏まえた上で苦しんだ、というエピソードが前に語られただけに、ね。
「パンドーラ」、ありがちなミッションのミスリードに新キャラ登場(はやみんかと思ったら能登さんだったんだぜ)のエピソードを絡めてくる、というある意味オーソドックスなストーリーテリング、なんだけどなぜにレオンくんが正装しなければならなかったのか、が良く判らん。
日曜朝。「プリキュア」、スタッフのうちの誰がメインだったのかは判らないけど、絵作りというか構図のとり方というか、どこがとは上手く言えないんだけど何か新しい感じ、があったような気がする。これは見ておいた方が良いエピソードなんじゃないでしょうか。
「ビルド」、万丈がキーだ、でここしばらく引っぱってたのがやっぱり戦兎の何かの覚醒も必要って事になっていてお話の展開の必要条件の後ずらしが少々露骨な感じがするぞ。そろそろゲームの終了条件をちゃんと提示してはくれまいか?
「ルパパト」、警察側のチーフ(ヒルトップさん、でしたっけ?)は意外にルパンレンジャーの内情を把握してるのかも知れないね。
いうてもホームセンターに行って除草剤買って、お庭にぱらぱらと撒いただけですけどね。今年はちょっと雑草の伸びがそれほどでもなかったんで、初めての除草作業。いつもなら3月末ぐらいに出番があるんだけど。今年はやっぱり春先、寒かったのかも。
T1-0G。岩貞、菅野の両投手好投で締まった試合になったように、スコアだけ見たら見えるけど、なんか譲り合いの試合だったような気が。そして金もっさんはいよいよロサリオにイラついてきてる(スポニチ)ようで…。
さてどうなりますか。明日はまだ機会ありそうだけど。
週なか分。「グランクレスト戦記」、どこぞの帝国には芸術家提督、なんて呼ばれる人がおりましたが、こちらの王子様は文字通り戦場で絵を描くように用兵を見せ、単なるお坊ちゃまではなかったことを証明する話…は良いがその演出はちょっとギャグ寄りになっちゃってるような気もしないこともなく。あと作画チーム、疲れてきてます?
「多田くんは恋をしない」、んー、シャルルくんはテレサが多田くんに惹かれてるっぽい事を感じ取ってる感じっすね。ただし肝心の多田くんは相変わらず朴念仁。「ヲタクに…」ネトゲと飲み会の話(w。「こみっくがーるず」、よってたかってかおす先生を甘やかす話。甘やかされるに足る「何か」が今のところ見えてこないあたりで結構もやっとするんすけど。
魔法少女と巫女さん。「俺」、そうか、お母さんは魔法熟女なわけか(w。んで次週、新たな魔法少女登場。「サイト」、お兄ちゃんキター! 女物のパンティ穿いてイキるという、可笑しいやらグロいやら。それはともかくお兄ちゃんはどうやって魔法少女のアイテムが使えるようになったんだろう。あれは持てばそれでオッケー、ってなものだったっけ?
「巫女」はまあ巫女さんだから、当然神の依り代でもあるわけで、ってな話、かな?(^^;
デニス・E・テイラー 著/金子浩 訳
カバーイラスト EVILVIT
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012178-5 \1000(税別)
革新的なソフトウェアで財をなしたロバート(ボブ)・ジョハンソン。彼はその財を使い、自らにアクシデントがあった時に備え、その人格や知識をデータとして保管し、来たるべき技術革新があった際にその人格を再び再現する契約を締結する。心配事のなくなったボブは友人達とともに念願のSF大会に参加するのだが、その会場での移動中、コントロールを失ったクルマが彼の目前に…。
再びボブが目覚めた時、世界は117年の時が過ぎ、彼は機械知性となり、とあるミッションの遂行のためのユニットの候補となっていた。
出だしこそ「お、天使墜落的な話なのかな?」なんて事を思ったんだけどそういう物では全然なく、むしろ近頃流行りのギーク趣味満載の、ノリとしては明るく軽めのスペース・アドベンチャー。なんだけどそれだけじゃなく、おっそろしくサービス精神に富み、意外なくらいスケールがでかい。
肉体を持たず、精神と知識をデジタルデータに置き換えた存在。それは通常の人間を遥かに超える速度の思索ができて、なおかつデジタル・コピーが可能な存在。故にボブは自らの電子的クローンを造り、最初に設定されたミッションを超える様々な活動を開始する。そこで展開するのはスペースオペラ風味あり、ファースト・コンタクトSF風味あり、終末(からの脱出)SF風味あり、オーヴァーロードものありとまあ盛りだくさん。
ここに、本来差異がないはずのデジタル・コピー人格達に、それでも個性のようなものができてくる、って味付けもおもしろい。なんでしょうね、量子的な揺らぎはデジタルにも何らかの影響を与える、みたいな? ボヴァ・フェットとストームトゥルーパーの根っこが同じなんて信じられるかい? とか(^^;。
というわけでサービス満点のこれまた三部作の開幕編。お話は種としての人類の救済(大変なピンチなのです)、執拗にボブをつけ狙う旧ブラジル軍人のAIとの確執、ボブ達が遭遇した異星の生命との関係性、そしてもしかしたら居るかも知れない我々を超えるかもしれない星間文明との遭遇等々、いろんな軸が交わるような、そうでもないような感じで進んでいく。なにせコピーとればいくらでも主人公は増やせるんでね。ユニヴァースならぬ
★★★☆
T9-1G。19歳のドラ3、才木くん好投。打線も盛り上がって良かった上に最終回に愉快な事も起きてなんじゃこりゃ。なんだろうねえ、大山はちゃんと捕球したように見えるけどねえ…
Sorry, sm33274219 was deleted.
ともあれこれで来週からは交流戦。今年もパは強いのかねえ、強いんだろうねえ…。
週末分。「銀河英雄伝説」、とにかくタメがないから無能な人間の無能っぷりばかりが敵も味方も強調されまくり。カストロプさんとか、ただの粗暴なオヤジだし。逆にフリードリヒⅣ世が意外に(名君とまでは言えないだろうけど)ちゃんとした君主に見えてくるあたりは面白い…のはまあ、旧作でも割とそうだったか(^^;。「GGO」、親友と組んでSJ2に参戦。んー、ゲームとはいえ、やっぱり「殺す」事を最優先するお話世界ってのはちょっと、なあ。「パンドーラ」、これはロボものと言うよりも「カウボーイ・ビバップ」的な世界を作りたいってことのかな? あっちの作品の登場人物ソックリのキャラも居るもんね。
日曜日。サブタイに騙された系の「プリキュア」(w。ルールー無事で良かったっすね。「ビルド」、あちこち憑依しまくりのエボルトさんのおかげで戦兎が本来の記憶を取り戻し…。エボルトばかりがバージョンアップしてる分、他のライダーの力足りない感ばかりが強調されてる今日この頃。リボーン戦兎が逆襲のキーになるって事かな? 「ルパパト」、怪盗と怪人で「君の名は。」(w。ちゃんと変身まで出来るのは凄いなあ。
T2-5H。昨日も負けてるんで対SBは3連敗って事で。交流戦前に必死で貯めた貯金も使い果たしてしまいましたな。次のお相手は西武か。全く勝てる気がしないな(^^;。
火曜と水曜。さすがに「東京喰種」はわけわからんことになってきたので早送り。「ひそまそ」、これはちょっと不快な展開かも。オレが妙なところでモラリストになっちゃうからかも知れないんだけれど、
それはお話の流れの上で、モラル的に否定されなくちゃいけない流れだよね? そんな無茶な押しをやっちゃって、逆にOTF運用部隊がぎくしゃくしちゃう、みたいな。
そこはないんかい。
たまにネタにするんですが、こういう、一般常識上許されないことをやった人には、それ相応の罰が下されるべきだと思うんですけどね、人の恋路に何勝手に、かつ無責任に介入してんだよってことです。たとえ深夜アニメであっても。本作でいうと諏訪部順一さんが演じる幾島さんですか、彼には何らかの罰があるべきだったのでは。こういうの気にするようになったってこと自体、自分が時代遅れの人間になったって事なのかもわからんけど。
そこ行くと「グランクレスト戦記」は何も道をはずしてなくて、とっても安心でした(w。
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□ たじまや [この季節だと分かりませんが、走行風を受けて温度が下がりすぎたスマホのバッテリーが一時的に劣化して消耗した様に反応する..]
□ ROVER [冷えてもあまり良くは無いものなんでしょうか。普段はポケGOで歩きにつきあってもらってますけど、その時はちょっと気にな..]
□ たじまや [低温で寿命に悪影響は出ない様ですが、電圧が下がるなどの性能低下がありますのでOS側が「容量が減った」と判断しやすい様..]
□ ROVER [なるほど、基本的にぬくぬくとした人生を志向してるとわからない世界ですね(^^;。個人的にはむしろ端末が熱くなってる時..]