ばむばんか惰隠洞

«前の日記(2019-03-02) 最新 次の日記(2019-03-05)» 編集

カテゴリ一覧

Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士


2019-03-04 [長年日記]

[Day] お仕事再開

ユキちゃん仕事。なにせ2か月もシカトしてたんで、手順を思い出すのにちょっと戸惑ったぜ。とはいえSkypeチャットでスタッフに詫び入れて、ぼちぼち復帰していく所存です。

[Books] 星系出雲の兵站 3

星系出雲の兵站 3(林譲治/著) 林譲治 著
カバーイラスト Rey.Hori
カバーデザイン 岩郷重力+Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031358-6 \820(税別)

何手先まで見てるのか

準惑星天涯の軌道エレベータ要塞攻防戦において大敗を喫した人類コンソーシアム。敗戦の責任を取る形で職を辞した兵站総監、火伏。ここまでの辣腕ぶりで少なからず敵を増やしていたこの職の後任に彼が選んだ人物は、どうかすると地味な印象の吉住大佐。出雲星系がガイナスとの戦いに勝利するには、やや停滞気味の壱岐星系の軍事システムを効率的に変えていかなければならない。やや過激とも思える火伏の外科手術のあとには、穏当で効率的に進んでいくシステムの維持。吉住というキャラクタはその任に最適だったのだ。
一方出雲星系では、強力なガイナス艦隊に対して強力な一撃を加えるための新兵器の開発が進行していた…。

シリーズ第3弾。負け戦の後始末も一つの戦略として捉える火伏は、いったん表舞台を退いたあとも次々と手を打っている、または彼の構想どおり、部下や同僚たちが動く事になっていく。それは強制ではなくて、もっとも理にかなった戦略だから。一方で5星系ではもっとも外郭に位置する壱岐星系では、中心星系たる出雲星系との力関係の均衡化に向けて、いくつかの有力家系の覇権争いが進んでいる。

さらにさらに、天涯奪回のために危険な強行偵察任務に赴いたチームが見たものは、とかまあいろいろと要素が詰まってる。SF的な話だと、1巻のラストでガツンときたショックに対してのディティールの補強、さらには前述のラストのある意味対比となるようなラストシーンを用意しているあたりは、さすがと思う。

ミリタリSFとしての面白さもたっぷりある。まさか平成も終わろうってこのご時世に「原子熱線砲」なんて単語を目にする事になろうとは(w。さらには一種の経済面でのパワーゲームなんてのもあってサービス満点だ。

と言うわけで大変楽しい1冊でした。それだけに特定の登場人物の無双ぶりと、同じく特定の登場人物の冷遇されっぷりがちょっと気になってしまったかも知れないな。具体的には火伏さんとダニエル君なんですけどね。まあそのあたりは実際に読んでいただいて(^^;

★★★

[Day] うーん……

晩飯食ったあたりでカミさんからショートメッセージ。血液検査の結果が思わしくないので、人工透析のタイミングを急遽今週から開始しなくてはならなくなった、と。つきましては治療についての説明を明日やりたいので病院まで来てくれ、と。

うーむ、日曜日に顔出した時も自主練途中で切り上げたりしてたので、やや調子が落ちかかっていたのかな、と今になって思ったりもしてる。

にしてもいきなりの透析って事だけど、どうなるんだろう。血液透析の場合は前もってシャントを作らないといけないんだけど、そんな暇はないよね? 腹膜透析になるってことなんだろうか。従姉妹殿の話ではシャントを介さなくても血液透析を行う手はあるらしいので、そちらで行く、ってことなんだろうか。まあ明日、倅と一緒に出頭しますよ。

気弱になったらいかんのだけど、さすがにちょっと辛いな、って気はして来ちゃいますね。


Google search
www.bumbunker.com
Web
2019年
3月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ここ1週間分の話題

傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

バナーが必要ならこちらを
バナー素材

古本屋やってます
特殊古本屋 軽石庵

2003年9月までのサイト

巡回先
ROVER's HATENA

あすなひろし追悼サイト
あすなひろし追悼サイト

twitter / karuishian
«前の日記(2019-03-02) 最新 次の日記(2019-03-05)» 編集
©1996-2020 乱土 労馬:l-rover@kobe.email.ne.jp