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4連休とかありましたけど、特に何が変わるわけでもなく。ずーっと食が細いなあと思ってたカミさんなんだけど、最近通常の食事時間帯にはあまり腹が減ってなく、それからしばらくして空腹が来る(そしてつまみ食いする)って事なのかもわからんな、って気がしてきた。週3回の透析、10時から14時前までかかるので、その日の昼食はどうしても14時前後になってしまうわけで、この生活パターンが何となく彼女の腹減りタイマーに影響を与えてしまったのではないか、などと。われら(オレと倅)は昼12時、晩19時ぐらいがお食事タイムなんだけど、カミさんに関してはこれを2時間ぐらい後ろにずらした方が食ってくれるんじゃないかと。
どういう風に対応したら良いか、今のところちょっと思いつかないんだけど、こっちの方向も考えてみた方が良いのかな。
先週分。「放課後ていぼう日誌」「A.I.C.O」「デカダンス」「Great Pritender」「富豪刑事」「ノー・ガンズ・ライフ」「天晴爛漫」「とある…」「SAO」「宇崎ちゃんは遊びたい」、あと「ゼロワン」「キラメイジャー」。多いねえ(^^;。
どの辺から行こうかな、「デカダンス」あたりか。先週はさくっと流したけどこれ、かなり面白いことやっておるね。一話目では単に「移動都市」的お話かと思ってたら二話目で急転直下、これ、まだまだ仕掛けがありそうだけどとりあえず、デカダンスが存在している世界自体が巨大なVR環境で、そこで暮らす人々は一種のゲームキャラで、真の存在は非常にデフォルメされたサイボーグ、と呼ばれる存在として暮らしている、んだけどヒロインのナツメはサイボーグとしての身体を持たなくて…みたいな解釈で良いのかな? ちょっと変わった味わいがありますね。あとはええと、「とある…」、新シリーズスタート。「SAO」、キリトさんまだ起きない(w
「ゼロワン」、新フォーム、仮面ライダーゼロツー登場。うん、これは良いね。最近のライダーはヴァージョンアップするたびに過剰装飾が加速する感があってちょっと嫌だったんだけど、今回はシンプルでとても良い。ゼロツーになる過程が少々のみ込み辛くって、2度ほど見直してしまいましたが(w。ゼア破壊→ゼア復活(ゼア≒イズだった)→ゼアが健在な以上アークの意志は消えない、というホンの流れはなかなか、手際が良かったような気がする。あとは大団円に向けて一直線ね。
月村了衛 著
カバーイラスト 最上さちこ
カバーデザイン 泉沢光雄
双葉文庫
ISBN978-4-575-52350-8 \680(税別)
(おそらく)小規模な出版社である黎砦社から不定期刊行される雑誌、「特撮旬報」の編集長、神部実花。編集長とはいえ小規模な編集体制ゆえ、自分以外はアルバイトと外部のライターでかろうじてまわしている雑誌だったが、特撮ファンや業界関係者からは一定の評価を得ている。その秘密は実花の「人捜し」の能力。かつて主にテレビ特撮シリーズで活躍し、今は消息不明状態のスタッフ、役者を探し出し、そのコメントを取ってくる能力が極めて高かったのだ。そんな実花に次々と降りかかる無理難題……
「宇宙船」などの専門誌で、ちょくちょく取り上げられる懐かし特撮ネタ。されどその記事を書き上げるには大変な労力が必要、というお話が6編。各話ごとに書いていこうかと思ったんだけど、実のところどのお話も、伝説的な映画人を、猛烈に苦労して探し出す、ってパターンに変わりはないのでね(^^;。そこを繰り返しても仕方がないので、まあ順番に追いかけていくと…。
「日常のハードボイルド」では特技、特に機械方面の技術で国際的にも評価が高かったのに突然姿を消した男がターゲット。まずは実花の仕事がどんなものなのか、まわりからは不可能と思われている人捜しを、どんな手順で実行するか、ってところを説明しながらお話が進んでいく。続く「封印作品の秘密」はこれはもう特オタの大好物、傑作と噂されていながら封印されてしまった作品の秘密に迫る。「すわ、12話的な何かかっ!?」などと思うと肩すかしを食らうよ(w。もっとこう、やんわりと、しみじみしたお話。
三作目「帰ってきた死者」は天才イラストレイターと知られていたのに突如失踪してしまった男。彼の消息をたどる先に待っていたのはその人物の訃報。だがその事実、誰が発端になっているのかを追っていく実花だが、ニュースの原点にはいっかな辿り着けず…、やがて意外な真相が、というお話。かすかにホラー感をたたえた、ちょっと変わった作品かも。四作目「真贋鑑定人」はタイトル通り、旧作のプロップの真贋を見極めるお話。かつて実際の制作にもかかわっていた一人の人物。実花も絶対的な信頼を置く彼が長らく秘めていたものとは、みたいな。
五作目「長い友情」、死期の近い監督がそのキャリアの初期に一目惚れしたモブの外国人女性。撮影の現場で預かった彼女の腕時計をどうにかして彼女に返して欲しいと頼まれるのだが…。いつものようにさんざん苦労しつつも、どうやら彼女を知る人物を捜し当てた実花だったが、微妙に違和感があって、と。最終作「最後の一人」はこれまでどの媒体でも公開されたことのない一枚の写真。掲載できれば大きな話題を呼ぶことは間違いない。そのためにはこの写真に写っている11人から掲載許可を取らなければならないわけだが、どう考えても映画関係者とは思えない一人の少年の姿が。彼はいったい…。
という感じで。前にも書いてるけどやってること自体はどれも同じなんだけれど、そこにほんのりとミステリの要素と人情話が降りかかり、しっとりとした読後感が残る作品集。良い意味で言うのですが、きわめて過不足ない短編集。楽しみましたよ。
★★★☆
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