カテゴリ一覧
Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士
LAN問題が解決した(HashiMさん、ありがとうございました)ので、せこせことお仕事マシンのセットアップ。Adobe4点セット(Photoshop、Illustrator、GoLive、Acrobat)やら秀さん4点セット(秀丸、鶴亀、秀見え、パスワード総合管理)やらACDSeeやらOptpixやらOpenOfficeやら、忘れちゃいけないZoneAlarmやら、あとLightWaveも。データもここ1年ぐらいの仕事の分は移動完了。ということで一区切りついたところでHDBENCH。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ M/B Name Processor Pentium4 2793.00MHz[GenuineIntel family F model 2 step 5] Cache L1_D:[8K] L1_I:[12K] L2:[512K] Name String Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 2.80GHz VideoCard Intel(R) 82865G Graphics Controller Resolution 1600x1200 (32Bit color) Memory 1039,856 KByte OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4 Date 2004/09/06 15:08
Intel(R) 82801EB Ultra ATA Storage Controllers プライマリ IDE チャネル Maxtor 6Y120P0
Intel(R) 82801EB Ultra ATA Storage Controllers セカンダリ IDE チャネル HL-DT-ST DVDRAM GSA-4082B
Intel(R) 82801EB Ultra ATA Storage Controllers プライマリ IDE チャネル
Intel(R) 82801EB Ultra ATA Storage Controllers セカンダリ IDE チャネル
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw 48889 64054 107192 151199 79225 170325 42
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive 23944 30378 9140 41 55053 53696 9497 28240 C:\100MB
前にCeleron900のマシン(今も使ってるお遊び兼古本屋用マシン)で測ってみた時は、ALLの値が17624、だったから、まあおおむね3倍弱、ですかね。ついでにLightWaveベンチ(Raytrace.lwsを160×120でレンダリングしてみる)は15秒。んむ、これ、Celeron800の時はかろうじて50秒を切るぐらいの数字だったはずだから、うん、やっぱり速くなってるんだなあ。ちょっと嬉しい。仕事で使うのもったいねえな(ぉぃ)。
OpenOffice.orgはJAVAランタイムを要求してくるので、せっかくだからとOpera7.54 JAVA付き版を新お仕事マシン(強そうに見えないけど強いマシンなので、KingJoe、と命名)に放り込んでみた。仕事マシンは基本的に普段はFireFox、たまに(必要に迫られて)IEなんだけど。
で、立ち上げてみたんだけど瞬時に立ち上がるよね。ふうむ、お遊びマシンで立ち上がるまでに40秒以上待たされるってのは、Opera自体じゃなく、システムの方に何か問題があるんだろうなあ。
カミさんにも言われたもんね。「四捨五入して50のお祝いのご馳走、何が良い?」って。お酒だよ、お酒をおくれっ!
(^^;)… というわけで今日は誕生日。ううむ、とうとう四捨五入したら50、な歳になってしまった。いやはやなんともはや。mixiの自己紹介欄とか、経歴詐称しておけば良かったな。
ぬひょひょ、たおさんから青春18きっぷを送っていただいたですよ。確かに受け取りました、どうもありがとうございます>たおさん。 なるほどね、こういうスタイルではバラ売りなんて出来はしませんわなあと納得したところで、さてこれで足の確保は出来たんで、いろいろお出かけの算段を立ててるところ。とはいうものの、特に計画らしい計画もないんだよな。朝起きて、適当な時間の列車に乗って後は東に向かうだけ。一応ですね、ちょこっとだけ準備したいので、東京に行くのは明後日、9月8日水曜日、っちゅう事にしたいと思っちょります。何時に着くかは、わかりません(w。
大阪発7時20分、てのはしんどいので、たぶんもうちょっと後の列車になると思いますから、東京着は18:00ぐらいになるんじゃないかなあ。完全に宴会できたらそれでええや、ですねこいつ(^^;)。
てことで、どこら辺で遊びましょう? >遊んでくださる方。その付近で、安げな宿も取れたら取っちゃいたいなあ、などと思ってるわけですが。ちなみに私、東京はほとんど土地勘はありませんが、どこそこの駅に来い、ぐらいならなんとか対応できると思います。
ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」(10)。なんだなんだこれは、731部隊まで絡んでくるのか? 相変わらずリクリス人のネズミさんたちがキュート。
あとはなんだな、本屋うろついてたら吉野朔実「Period」(2) などという物を発見してうろたえた。(2)?てことは(1)もあるんだよね? むふう、また三宮出撃かのう。それはそれとして(2)だけでも確保しとけばよかったんじゃないか、と今気がついた。馬鹿だなあオレ。
気になったんであまぞん書店で調べてみたら、{1}ってば去年出てたんだな。むう、うかつにもほどがあるなあ。
…で書影を表示するように変更したんだけど、こちらがISBNコードを入力した時点で書影がまだ用意できてなかったりする本、後に用意されることになるけどそのままではこちらの表示は「NO IMAGE」表示のまま。こういうときは設定画面のamazonプラグインの設定から、「キャッシュの削除」を実行してやる必要があるのだな。なるほど。
コリイ・ドクトロウ 著/川副智子 訳
カバーイラスト 水玉蛍之丞
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF ISBN4-15-011526-5 ¥660(税別)
amazonで購入
人類はついに"不死"をその手にした。クローン技術と記憶のバックアップの完備は、たとえいつ人が死んでも、生前望んだところからの人生のリロードが可能になったのだ。人々の価値観は大きく変わり、今最も重要なのは数値化された"他人からどう見られるのか"であるような世界。そんな世界で僕、ジュールズは念願かなってディズニー・ワールドの運営スタッフの地位を手に入れた。人々の流れをコントロールし、新たなインプレッションを観客に与え続ける、未来世界でもっともクリエイティブな仕事。だがなぜか、この仕事に就いてから、僕の周りにはトラブルもまた多発するようになって……
それにしても、いったいなにがホーンテッド・マンションをここまでクールにしているんだろう?
知るか。
で終わりなんだわ実のところこの本は。人の評判が通貨として通用している、とか、必要に応じて好きなところから過去をやり直せる、とか、ちょこまかとおもしろいSF的アイデアもちりばめられているんではあるが、一番の根っこになるところが未来のディズニーランドの従業員の権力闘争でしかないのだな。で、こちとらディズニーランドの従業員なりお客なりがどうなろうと知ったこっちゃないのだな。神戸から(東京)ディズニーランドに一泊で遊びに行くといくらぐらいかかるんだろう。交通費込みで5万ぐらい? だったらオレは立ち呑みに25回行くね。その方がよっぽどステキだ、と心底思っちゃうような人間には、この本は向いてないわ。
私はドツボ小説、そんなに嫌いじゃない。ダグラス・ケネディの一連のドツボ小説の救いのなさも、ゴダードの暗黒ぶりも結構好きである。そういえばオースターにもどうしようもなくドツボな小説あったよなあ。で、本作もそういう先達のドツボぶりに負けず劣らず、ドツボにはまってどっぴんしゃんな主人公を描いた作品で、その展開の持って行き方とか、非常にオーソドックスにうまい描き方がされていると思うんだよね。でもちっともドツボ感が漂ってこないのだなぁ。
だってディズニーランドなんだもん。
ウソくせえ作り物の楽園が、不死の世界のメタファーで、そこでヤケに現実的に苦労する主人公を描くことで、一見理想的に見える、不死に支えられたユートピアが、実は今以上に暗黒で、やるせないものである、ということを作者描きたかったのかもしれない。その試みはまあ、決して完全な失敗に終わっていると言うところまでは行かないのだろう。でもとてもこちらに「うんうん、そうだよな」という説得力を持ったものとしてそのメッセージが伝わってきた、とまでは感じられない。
だってディズニーランドなんだもん
ディズニーランド好きの皆さん(あーそういえばオレの奥さんもそうだ)すいませんね。ワタシ、世の中で一番足を踏み入れたくないところがあそこなんですよ、ええもう(何か問題ありそうだから固有名詞は出さんとこ。は゜んさんが勇気を出して映画を観に行く界隈、とか言っても誰も分からんだろうなあ)とか以上に(^^;)。そんなところがどうなろうとあたしの知ったことじゃないのでね。
ちょっと前のWTBWで土屋 游さんが、そういえば私はホーンテッドマンションに行くと条件反射的にヤりたくなるんですが
なんて書いてらっしゃった(2005/9/3)けど、んー、そういう筋金入りの方が読んだら、また違う印象を持ったのだろうかね。あたしゃ結局、最後まで読むのが苦痛な本、でしかなかったです。
(★★)
ビジネスパーソンの個人情報保護に――ハサミ型シュレッダー(ITmedia Biz)。サンスター文具のシュレッダーはさみも良い感じなんだが、アーネスト製のハサミ型シュレッダー「秘密を守りきります! パートⅡ」がなんか、冗談みたいで良い感じだなあ。一個欲しいかも。
ケン・マクラウド 著・嶋田洋一 訳
カバーイラスト Lee Gibbons
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011575-3 \920(税別)
"特異点"(シンギュラリティ)の発動と共に発生した"強制昇天"は、人類を一度は存亡の縁にまで追い込んでいた。かろうじて滅亡の危機を回避した人類は、様々なスタイルで人類文明の復興に取り組んでいる。そんな勢力の一つ、"糸巻き"と呼ばれる超空間ゲートを一手に支配するカーライル家の一人ルシンダは、自身の初ミッションとなる作戦で、新たに知られたゲートの出口に到達していたが…
シンギュラリティ、超高速宇宙船、超空間ゲート、探索エンジンという名の兵器、強制的にアーカイブされた大量の人間たちとその複製技術、"昇天狂"に"鳴神追い"、モンロー主義時代に逆戻りしたかのような"アメリカ・オフライン"……。
惜しげもなくぶち込まれるSF的アイデアの大群、なのに不思議だなあ、これ、SF読んでる感じが全然しないんだよなあ。というかそもそも、お話としてちゃんと出来てないんじゃないかと思えてしまうんだな。次のページをめくろうって気に、なかなかならないのさ。もしかしたらちゃんとしたSF読みならこの本から、スゴいイメージの奔流を感じられてるのかも知れない。そこに秘められた人類や社会への考察みたいなモノに膝を打ってるのかも知れない。
でもオレは読んでてちっとも面白くなかった。アイデアがどうとかSFとしての魅力とかは措いといて、お話としてあまりにも出来が悪いんでないの、これ。
解説(帯でも)で堺三保さん曰く、
読者諸兄に警告する。乗り遅れるな。
覚悟をしていただきたい。本書は最高速で突っ走る二十一世紀型最新鋭スペース・オペラなのだから
……いいです、オレは置き去りにして突っ走っちゃってください。
つかオレにはどう考えてもこのお話、"最高速で突っ走って"る様には感じられないんだけどなあ。500系新幹線を東海道線に乗り入れて(レール幅はこの際目をつぶるように)、各駅停車で走らせてるような小説に思えるんだけどなあ。
おもしろいんですか? これ。
(★★)
南米大河書店からのお知らせメール。そういうことも起きるかもなあ、とは思ってたんだけど、ホントに起きると笑っちゃう。
Amazon.co.jpで、以前に「『巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))』」をチェックされた方に、『巨人の星 特別篇 『父一徹』BOX"』のDVDのご案内をお送りしています。『巨人の星 特別篇 『父一徹』BOX』、2007年11月2日発売予定です。 今なら¥ 2,500OFF。ご予約は以下をクリック
「巨人たちの星」が出た時に、この手のネタはさんざっぱら言われたような気がするし、あまぞんの紹介システムなら充分起こりうることではあるんだろうけど。
なんでもかつて日本に一大旋風を巻き起こしたスポ根アニメ『巨人の星』から、星一徹のシーンのみを抜粋、新たな映像を加えて再編集した特別版の3枚組BOX。
だそうですが、いったいどういうニーズに応えるべく企画された商品なんでございましょ。TV-CFか何かで飛雄馬パパの映像が使われてたりするんですの? なぜ今、目薬差しすぎのオヤジ?
ああでも、アニメにおける父親、ってのだけ集めたDVD、などというものがあったら、それはそれでちょっと面白そうな気もするな。星一徹に始まって竜之介の父(『海が好き』ね)を挟んで海原雄山を経由して碇ゲンドウで終わる、みたいな。
ただの変態アンソロジーか。
嬉しくも何ともねえぞ、この歳になると。織田さんの時代なら消費期限切れだ。
夫婦割が使えるようになったので、私の奥さんになると、オレ同伴で出かけたらいつでも映画が1000円で見れますよ。今の奥さんをどうにかせんといかんですが(w。
「化物語」、「亡念のザムド」、「NEEDLESS」、「戦場のヴァルキュリア」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーダブル」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。なんか話が繋がらねえなあと思ったら、「ヴァルキュリア」は先週から二本立てモードになってたのね。今月中に無理くり終わらせよう、みたいな?
「シンケンジャー」は新サポートメカ登場。確かに先週の、ネコに喰われそうになった経験は相当なトラウマになるよなあと思ったよ。敵方の方の新キャラは、京のお公家さん系の勢力っぽいんですかね。
さて新番組の「ダブル」。完全にハードボイルドを誤解しているのは素なのかわざとなのかってところや、若干「カブト」系に足が浮ついたところも無しとはしないけど、予想よりはかなり良い感じの出来だったんじゃなかろうか。「マトリックス」を思い出しちゃう電脳空間の表現もこれはこれで悪くないし、最初はどうなんだろうと思ってたシュバルツ兄さん風のライダーのデザインも意外に決まってたと思う。ライダーが悪の怪人風な攻撃方法を使ってくるあたりはどうなんだろうなあとも思ったけど。
まあね、「ディケイド」のラストがアレだっただけに、何をみても「良いね」って思える下地は作られてたのかも知れないけどさ。
USBメモリ、出るんだろうねきっと。
投手起用の難しさがテーマだった(そうか?)「プリキュア」も悪くなかったです。ウエスターさん、いい人だよね(w。
だった。特に感慨はないですが、何となく出かけたかったので古本の発送のついでにハーバーランドに出かけてちょこっと買物して冷房の効いた喫茶店で読書して、立ち呑みでセルフお誕生会してしてきた。ハッピー(でもねえなあ、この歳になると)バースデイ・自分。
今日はたくさんあるぞ。ニコ動で「大魔神カノン」#10、#11、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」、「あそびにいくヨ!」、「けいおん!!」、「会長はメイド様!」、「みつどもえ」、「天装戦隊ゴセイジャー」、「仮面ライダーOOO」、「ハートキャッチプリキュア!」、「戦国BASARA弐」。
ようやく武神様が出てきたと思ったら、やることは不整地耕すだけだったというカノンちゃん。ただまあ、お話の方はそれなりに動いていないこともなくもないような。皆川じゅんじゅん、ささきのぞみに続いてチョーさんに小林清志さん。顔出しで池田秀一さんも出てたりして、妙なところが豪華だったりする。
「クローン・ウォーズ」はまだ戦いは続いておりました、というかアナキンのワガママがまわりまわって危機を生む、といういつもの展開で、ほんとにジェダイ・ナイツって抜け作の集まりだよなあ。
土曜深夜。「あそびにいくヨ!」がなんだか深い方に舵を切った造りになってて「お?」と思った。出だしは(事もあろうにNHK版の)「キャプテン・フューチャー」ネタ持って来たりしてうっはー、だったんだけど、後半に進んでキャーティアとアシストロイドの関係性の話になり、ここでかつて両者にはかなり不幸な歴史があって、みたいなストーリー展開になってるわけで、早い話が特定の種族に対する謝罪をテーマにした話を、沖縄を舞台にやらかすというあたりは結構挑戦的というか、ちょっと危ない。チャレンジングなことをやって来たとは思うが、上手に落ちたとは言えなかったかな。とはいえこんなシチューションで「おいらは淋しいスペースマン」を聴くことになるとはな。
「けいおん!!」と「メイド様」は普通に面白かったです。「けいおん」、ちゃんとおんなじ大学に行けるのかー(微妙におっちゃんは不満らしい)。
「みつどもえ」は本編はどうでも良かったけどエンディングでちょっとびっくりした。「2001年宇宙の旅」やりたかったの? スタッフさんたちは。
日曜朝。ブレドランさん退場の「ゴセイジャー」。あら、こっちの予想よりも幽魔獣サイドは強力な人たちだったのですね。いろいろ展開が目まぐるしい。
さて、新番組「OOO」(と書いてオーズと読ませるのだね。オレが、オレたちがライダーだッ! みたいなことに最後なっちゃうのかしら)、出だしとしてはかなり上々な滑り出しと感じられた。うさんくさいところも残しちゃいるが、ライダーになる、というところの説明はかなり過不足のない、良い感じのものだったのじゃないだろうか。あ、そういえば今回、オーズの力をエイジくん(「おうず」のまえだから「えいじ」? って呟きをTwitterで見てちょっと感心しましたが)に与えるアンクも、敵方であるグリードサイドの人なんだよね? これは久しぶりに、戦うべき相手によって造られたライダー、という図式なのかしら。そこの所はこの先、それなりに突っ込んだ話が見られるんだろうか。まずはいろいろ楽しみに、続きを見て行きたいところですな。
昨日、そろそろ寝るべえかというタイミングで降ってきた古本のご注文、自分の中ではだいたい収めた場所の見当はついていたので、明日起きてから掘り出せばいいだろうと思って寝たんだけど、これが意外に難物だった。ご注文は2冊で、比較的似た傾向の本でもあるので同じ箱に収まってるだろうと思って倉庫番モードを発動したのは良かったが、1冊はすぐに見つかったのにもう一冊が見あたらない。
基本的に軽石庵さんの在庫は、大ざっぱなジャンルと入荷した時期で区分されて、棚なり段ボールに詰め込んであるんで、今回のご注文みたいに、同じ人から買わせて頂いて、かつどちらもアニメ関係のムックであれば、どちらかが見つかった箱に、もう1冊も入っているはずなんだけどこれが見つからなくて。
しかたがないので全面捜索モードに入って古本掘り。結局通常のアニメ雑誌をまとめていた箱の中に、1冊だけ場違いな感じで収まってるのを発見した(捜索開始してから2時間経過)時にはかなり脱力したわ。
多分ここに収めるにあたって、その時にはそれなりの理由があったはずなんだけど、その理由がなんだったか、全く思い出せないんだよな。
基本6畳一間のマンション古本屋、間違いなく、かつストレスなく管理できる本の上限って1万冊ぐらいなんだろうな、って気はして来た。現在軽石庵さんの在庫は9千冊ちょい。この辺がオッサン一人で管理できる本の数の限界なのかもわからんな。
ジャック・キャンベル 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011891-4 \1000(税別)
アライアンスとシンディック、互いに争い続けて来た人類文明の背後にいると思われる謎の異星人。彼らの正体とその版図の詳細を探るべく深宇宙に進出したギアリー指揮下の艦隊は、そこで謎の異星人の攻撃を避けていくうちに、また新たな異星人種族と遭遇する。一切の交渉を拒否し、ひたすら攻撃を仕掛けてくる異星人達の攻撃をかわしながら宇宙を進むアライアンス艦隊だったが、彼らの前にはさらに別の宇宙航行種族が現れて……。
いわゆるミリタリィSFの範疇から、意外に古風な味わいのスペース・オペラにシフトしてきたな、というのが読後の第一印象だろうか。宇宙を行く人類が遭遇する異星文明、その中にはどうやら太古から、人類と関わりがあったのかも知れないと思われる宇宙航行種族の存在も示唆されて…、なんてのは、悪く言えば手垢のついたシノプシス、といえるのかも知れない。かなりニュアンスは違うけど、ベン・ボーヴァの「星の征服者」とか、かすかにそういう感じがなかったっけ。
まあそれなりに長く続いているシリーズなので、そんな古風な容れ物に、それなりに新しい要素もぶち込まれてきていて、とりあえず盛りだくさんな楽しさはある。前巻からひっぱるアライアンス側の陰謀(のニオイ)だったり、不世出の英雄になってしまったギアリーを巡る周りの人々の反応(特に本作では、いきなり偉大なご先祖が降って湧いた『ギアリー』の名前に振り回される一族のお話が結構フィーチャーされている)だったり、いったん講和がなったシンディックとの関係性にも新たな波風が立ったりと、いろいろサービスは満点だ。そのいう意味じゃあ全く退屈しない。
一方でギアリー自身のヒーロー性みたいな部分に「弱さ」が結構持ち込まれて来てるあたりも、長くなったお話ゆえにしかたがないと言えるのか(まあ、もともとちょいちょい弱みは見せてた人ではあるんですが)。そこはまあ受け入れられなくもない部分ではあるんだけど、前巻同様、これはこういうお話で、自分の頭が悪いから理解できない部分なのか、訳なりなんなりに何らかの問題があるからなのかはわからないんだけど、特に戦闘シーンなんかで、何が起こっているのかがすんなり入ってこない恨みは相変わらず結構あるような気はする。そこはちょっと、引っかかるかも知れないな。
★★★☆
まあこの歳になって、なんぞイベントなど期待しやしませんよ(w。一人で王将行ってビールと棒々鶏でプチお祝い会。あと2年頑張れば、いつでも映画が1100円で見れるようになるので、そこまでは頑張って生き延びたいです。
俳優の土屋嘉男さん死去 黒澤映画の脇役として活躍 (asahi.com)。昭和の東宝特撮の得難い役者さんの一人。2月に亡くなっていたのですね。胡散臭い天才としての平田昭彦、熱血バカ(褒め言葉)の久保明、体育会系の科学者としての池部良、そして壊れやすいインテリとしての土屋さん、昭和の東宝特撮は役者さんがスクリーンに映った瞬間に観てるこっちが「むふ」と笑みが浮かんでしまう魅力に満ちておりました。たくさんの名作をありがとうございました。安らかに。
向こうじゃ沙魚川さんがウキウキだろうなあ(^^;
宮内悠介 著
カバーデザイン 岩郷重力+S.K
Photo ©G.Iwago
創元SF文庫
ISBN978-4-488-74702-2 \820 (税別)
地球の大学病院で勤務していたカズキ。だが、とある事故がもとで地球でのこれ以上のキャリアアップは望めなくなってしまった。新しい環境で心機一転するため、生まれ故郷の火星に戻った彼が勤務することになったのは、かつて彼の父も勤務していたゾネンシュタイン病院。そこは火星で唯一の精神病院だった。地球に比べれば設備もスタッフも不足気味ではあるが、それなりの働き甲斐も感じ始めていた矢先…。
これまでキレ味鋭い短編を発表してきた著者の初めての長編作品。テーマは精神疾患。これまでの短編作品の傾向などから、どこかでぽん、とイメージを跳ねさせるような展開があるのかな、なんて漠然と思いながら読み進めていくと、これがびっくりするぐらい丁寧かつ地味に、精神疾患について解説し、展開し、そこからSF的な展開に繋いでいく、という非常にオーソドックスな作りになっている。最近次々と登場する日本SF期待の新星達の作品がどれもこれもオジサンには少々ハードル高く、「かなわんなあ」感の方が強いものが多くなってきてるように思ってたんだけど、本作はそういう難しさ(オレにとっての、ね)がなく、とても読みやすく、お話自体もちゃんと理解できる作りになっていて、そこがとてもありがたい(^^;。
自分が精神的に愚鈍な人間である、という自覚はあるので精神的に問題を抱えて暮らしている人の気持ちというのがわからない人間で、それ故精神疾患を抱えた人の日常、みたいなものに神経が行かない方なんだけど、そのせいなのか本書で語られる精神疾患との向き合い方、みたいなところの描写は逆に勉強になった。精神疾患と向き合ってきた医療の歴史みたいなものの概観も教えてもらってなんだか得した気分。
その一方で最新型のSF作品としてはどうなんだ? という方面から見たら結構つらいかも知れない。前述したとおり、既知の知識を踏まえて語られる「精神」へのアプローチは手堅くはあるが飛翔感は薄い。「物語」としての構成も、いろいろ足りてない所はあると思う。魅力的なキャラクタは登場するのだが、それぞれのキャラクタへの描き込み、というところは全体に浅いかな、というところ。登場人物へのウエイトのかけ方が少しばかり平均的になりすぎてはいないかな、って気はした。
んだけど、そういう足りてない部分も含めて、なんというかな、自分がSFを読み始めた頃の日本SFの「かおり」、みたいなものを久しぶりに感じたような気がする。未熟さ(もちろん読んでる方はそれを未熟、とかには取らないんですが)もコミの「SFを読むわくわく感」をなんだかしばらくぶりに味わったような気がする。感覚的な話になっちゃうけど、わくわく感、新しいものに触れる驚き、それから物語としてのリーダビリティ、それがいい案配に収まった佳品、という気はしました。最後に一発、何か大ネタかましてくれたら大絶賛だったんだけどなあ(^^;。
★★★☆
朝、電話で叩き起こされる。北海道で大きな地震があった(お見舞い申し上げます。雑ですいません)関係で、王将グループが安否確認の自動電話をかけてきた(M5以上の地震があると、自動的に作動するものらしい。それはいいけど『無事ならダイヤル0』つーから0押しても、『番号を確認できませんでした』って応答するのは何でや? KDDI電話でワイヤレスの子機からの信号なんぞ知らんわ、ってことか?)のでした(^^;。
そんなこんなでなにやらイリーガルな誕生日当日スタートですけどそれ以外に変わった事は何もなく、プレゼントくれたのはJT(Jミニッツ500コイン)のみと言うね(w。
ま、あと一年生き延びたらいつでも1100円で映画が見れるようになるんで、それを楽しみに細々と生き延びたいと思ってます。
いちお、今回のマシン名はGIRARA、ってことに。パイセンはGAPPA、だったんですけどね。いよいよ怪獣名も使い果たした感があるな。次のマシンはどうなるか。ウルトラ怪獣なら当分名前には困らんけど(w。
さて、ギララ君に共有フォルダを一つ作って、そこにパイセンからどんどこファイルを送り込み、展開していく作業開始。今回のマシンはショップ側で1TbのHDDをフォーマット済みで、かつWin10もインストール済みのもの。これまでの自分のスタイルだと、CドライブをWindows関連、Dドライブにそれ以外のアプリケーション、Eドライブをデータ用と分けてきた(まあDOS時代のクセを引きずってるだけなんですけど)んだけど、今回はドライブは一つきり。なのでWindows本来のお仕着せ環境に併せて自分の環境を作っていくことに。
前のマシンでユーザー名は(本名の)Osamu Katoが登録されていて、そっちのマシンには\Users\osamuというディレクトリが作られてる。で、同じ名前は使えないってことなのか、ギララ君には\Users\l-rovってディレクトリが作られてた。名前使っちゃったので次はメールアドレス、ってことですかね。5文字の制限とか、あるのかしら。どこかで変更できるんだろうけどある程度ファイル送っちゃったのでここは弄らないことにして、ATOK、Adobe CC、秀シリーズなどをごんごん送り込んでみる。せっかくだからATOK(2014)は新しいの買おうかと思ったんだけど、最新版のダウンロード販売は終了してるのな、なんだい(w。これはまあ、また来年新しいのが出るだろうから、そのとき考える。Adobeは問題なくインストールできた。秀シリーズは前の環境を展開してそこに最新版を上書きインストール。これでほぼ前の環境を保持したまま使用可能に。
あとはOpenOficce.orgやらDropboxやらACDSeeやらを展開してやればおおむね作業完了。
何せ前のマシンは2000→XP→Win8→Win10と乗り継いできてたので、まあ要らんもんが大量に残ってたわけで、相当すっきりした、といえるかな。あとはこの1ドライブ環境に自分を馴れさせていく作業やね(^^;
前 | 2003年 9月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
□ hisamura75 [ところで、お誕生日、おめでとうございます♪ ぱんぱかぱーん♪(こ、ここに書いていいのかな……)]
□ rover [それを言うなぁぁぁぁ(つoT)]
□ もんちぃ [お〜3倍ですか。そいつぁ素晴らしい。たまにはLWも使ってあげて下さい。(ぬるば〜もよろ) それはともかくお誕生日おめ..]
□ asano [サイト移転後初ツッコミでございます。毎日楽しく読ませていただいておりますが、新サイト名の由来が分からなくて夜も寝られ..]
□ rover [むう、アイリーアはロボットちゃんなのだろうか…、ああ、途中からアイリーア・プローブになったんだ。 ということであさの..]
□ たかはし@梅丘 [また発見。こっちの方がらしいなあ(笑)。 http://qrl.jp/?u=115324 しかし極端な親子、兄弟..]
□ rover [これで真鍋かおりも実は…とか言われてもそれなりに納得できたりして(^^;)。まあ大歌人の父とヒコーキ好きな精神科医と..]
□ taoy [えー、水曜日の夜の予定は未定なので、私の方もどうなることやら判らんです。とりあえず、小田原過ぎた辺りで一度、電話を戴..]