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用事があって朝と昼過ぎ、二回出かけたんだけど、昼過ぎはさすがに風が強い、というか、小学校の横とか通ると、グラウンドの砂を巻き上げて吹き付けてくるんで、もはや痛い、って感じだ。口の中はじゃしじゃしするし。
明日出かけても大丈夫なんかなあ、関西地方、明日は晴れだそうだけど、もしかしてオレ、台風の追っかけすることになるのかな(w?
んと、たおさんとりつこさんはどうなるか不明、たかはしさんは梅丘からのお越し、ですよね? あと、すみさん、ってとこですね。宿はね、一応森下(江東区)のビジネスホテルが安かったんで押さえときました。5600円で風呂付の部屋に泊まれるなら文句はねえぜ。
台風はスピード上げて北に向かってるみたいだし、次の台風はしょぼーんと熱帯低気圧になる公算が強いみたいだし、明日はなんとか、楽しい鈍行旅行ができるかな。でも今は関西に最接近の真っ最中なので、外は豪快に風吹いてます。
てことで。
飛び入り参加(して面白いのか? という問題については敢えて触れないでおきます)しようって方は、連絡先をメールでお知らせくださいましたら、何時頃東京に着くか、ぐらいはお伝えできるかと…。
朝の9時頃が関西に最接近ってことだったんだけど、明け方くらいから風が猛烈に吹いてた。外がごおごお言うもんだからCS用中華鍋が飛んで行っちゃわないか気になって、寝られなかったよ(かなり嘘)。
10時頃もまだ結構な風だったんだけど、逆にこの天気なら病院は空いてるだろうと、発送がてら薬をもらいに行ったんだが、結構じじばば集まってた。まあこれぐらいの元気が無くちゃ、病院通いも出来ねえか(ん?)。
あとはお仕事いろいろ。クライアントさんは明日から社員旅行だそうな。もちろんその間に私は仕事を片付けて皆様のお帰りをお待ちしますよ、ええ(つoT)。
お遊びマシン。ここしばらく使ってなかったんだけど、久々に立ち上げようと電源スイッチ入れたらぴぽ、ぴぽ、しーん……あれ?
もしかして死にました?
いや確かにこれ、たぶん6年ぐらいは使ってるような気がするんで、そろそろかなあという気もしないでもないが、うーん参ったな。どっちにしろデータの大半は少しづつお仕事マシンの方に移してたし、古本屋の顧客リストとかはまあ、DBから再構築する手もあるし、惰隠洞はどうせデータはwebだし、プリンタをお仕事マシンに直結し直してやればだいたい問題は解決……あ、スキャナも移してやらんといかんか。今時DC-390(SCSIカード)のドライバなんて入手できるのかしら(プリンタはhpのPSC-1310なので、これでもスキャンは出来るんだけど、何かこれ嫌い)。
一番マズいのはやよいちゃんのデータがあっちにしか残ってないってことかな。やはりジャンクかき集めて何とか動くマシンを一台でっち上げてやらないといけないかな。
あ、もっと最悪なことがあるか。こそこそとため込んだエロ画像(^^;)……
すみけんたろうさんのWeb2.0評論家、舐めんなよ(ネコとか唄とかそんなもの)。すみけんさんの本質は"用語に関する原理主義者"であると私は思ってるんだけど、そんなすみさんらしさが良く出た文章。とても面白い。役に立つ文章はみな面白い。
私はweb2.0って、"ハードディスクレコーダー"にさらに"RD STYLE"って名前を付けるようなもんかなあと思ってた。本質は変ってないけど、それで新たに儲けを手にする人がちょっと増える、そんなもの。
まあ私はすみさんの定義ではweb2.0を語る資格はないので、この辺にしておきます。
にざかな「4ジゲン」(1)。表紙が「ポセイドン」のパンフみたいな凝った作りになってる、って「ポセイドン」のパンフなんか買った人いませんかそうですか(つoT)。「B.B.joker」から、はや3年か。コンビは解消したと思ってたんだけど、どうやら復活したようで、このあたりは相変わらずクドい文体の(^^;)にざ氏のあとがきでちょっと触れられている。
肝心のマンガの方は、こりゃもうにざかな以外の何物でもないね(w。ちなみににざかなマンガってのはどういうもんかって言うと、んーとなかなか口では説明しづらいので、いけないこととは知りつつページキャプチャ。今回一番笑ったのはこれ、「罵倒教師」。今回は定時制高校を舞台に、いろんなキャラがおかしなことをやりまくる設定になってる。この先生もそんな中の一人なんだけどこの先生、果たしてシリーズで生き残れるかどうかはちょっと微妙かも。キャラが命のにざかなマンガなんで、だれが消えて、だれが生き延びるかは今後の展開一つなんだよね。
□ すみ [> 本質は"用語に関する原理主義者"であると そ、そうだったのかー! いやほんとそうなんですが。 実は最近本家サ..]
□ rover [<q>わたしだよ私。すみけんたろうさんだよ。</q>格好良いなあ(^o^)。]
□ キャプテン・シライ [全文読ませていただきました。 基本的にすみさんのご意見に何の反論もありませんが、一応ベーマガのプログラムを打ち込ん..]
□ rover [どってこと無いものを、何かとんでもなく価値があるように見せる、ってのが評論家の仕事なんでしょうけどね。 それにして..]
□ すみ [や、乱土さん、コメント欄お借りしますね。 To:キャプテン・シライさま >使う人間が変わるわけじゃ無いように思い..]
□ キャプテン・シライ [>はじめてイジるパソコンがコマンドラインじゃなくて コマンドラインなんて一生使わずに済めばそれに越したことはないと..]
ここ2、3日。あからさまに不調と言うんじゃないんだけれども、どうもこう、顔が終日火照ってる感じがあるというか、妙に頭痛が残ってるというか。
そりゃ一日中酔っ払ってるんだろうと言われると確かにそうかもな、とも思ったりもするんだが、この顔のぽやーんとした熱い感じはまたちょっと違うような気もしつつ、カミさんダウン中につきへろへろと臨時主婦やってたわけですが。
やっぱり顔熱いなあ。体温計的には平熱なんだけど、どっか調子悪いのかな。
夜の噂(F1.panasonic.com)。ここのところ少々賑やかなクラッシュゲートについて、現場でこんなことがあったよ、こんな噂を耳にしたよ、な記事でそれはそれでまあ興味深い。ただまあこういう話は、パドック雀やその囀りを聞きつけた情報誌の記者が明かす分には問題ないと思うんだけど、同じことを当該チームと同じ土俵で闘っているレーシングチームの、メインスポンサーであるところの企業の公式サイトが、今のところ調査中の案件に関して、「そういえばこんな噂があったよ」なんてノリで軽々しく持ち出して来ちゃうってのはどうなんだろう。
使えるネタはなんでも使え、もひとつの真理だし、限りなく黒に近いグレーについて、「それはおかしいんじゃないか?」と疑義を発するのも有りだろう。ただ、実際に勝負している相手に対してのお話となれば、何かアクションを起こすときには、それなりに覚悟と仁義を通す必要があると思うんだが、どうもこのアーティクルからはそこらの気構えが今ひとつ感じられないんだけどな。
んまあトヨタにパナソニックってことで、こっちが過剰に「またオマエらか」って反応をしてしまっているという可能性を否定するものでもないんですけどね(w。
「真マジンガー 衝撃! Z編」、「グイン・サーガ」。語りが本編に割り込んできた「マジンガー」、途中で出てきてあっさりやられる自衛隊の戦闘機がファントムもどきなデザインなあたりで妙に喜んじゃった歪んだ視聴者がここに一人。次回はぜひ、Ⅳ号戦車がボコボコにやられる絵を見せて下さい。
多分やらないだろうなあと思ってたけど、予想通りハンニバルのアルプス越えスカールのウィレン越えのエピソードはほぼばっさり切られちゃってた「グイン」。この手のディティール刈りが話をどんどん薄っぺらにしてしまっている感は否めないねえ。
とかケチつけてる程度にはオレ、最初の方の「グイン」、好きだったんだなあ(遠い目)。
今「量子回廊」の感想を書いてるんだけど、長くなりそうなのでその前にちょっと小ネタを。わたくしの鉄板信用銘柄、根岸泉さんのScript Sheetから、神は沈黙せず・去年はいい年になるだろう・MM9。
自分は「MM9」については根岸さんより少々甘い評価をする(ベイリーっぽいやけくその大振りっぷりが、それはそれで気持ちいいと思えるので)けど、それ以外はおおむね納得できる。「防禦が固い」ってのはシンプルかつドンピシャな山本弘評であると思えるな。
それにしても
こういうツッコミを山本さんの本来のフィールドであるSF方面で目にしないってのは、何か理由があるんだろうか。単にオレのアンテナがさび付いてるだけで、ちゃんと見るところを見てれば、適切な批評は目にするよ、って事なんだろうか。
大森望・日下三蔵 編
カバー 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-4-488-73403-9 \1300(税別)
2009年の日本SF短篇の傑作群に第1回創元SF短編賞受賞作を加えた、19編を収録。
前作の収録数が15編、今回は19編ということで何やら年々ボリュームアップが進んでいるような。今回も未読作が多かったのでお得感は充分。ということで数が多いので一言二言しか言えないものも出てくるかも知れませんがそこは御容赦いただくとして、まずはそれぞれの作品に一言コメント。がんばるぞ。
異形にして美しい何者かに浸食されていく人間世界。なんだろう、同じテーマを吾妻さんが描いたら「海から来た機械」になり、上田早夕里氏が描くとこうなる、みたいな。美しさに惑わされ、引き込まれていく人々の姿の静謐さと、最後に突然頭をもたげる狂気のようなものの描写を、女性ならではの感性、とまとめてしまっては雑に過ぎるだろうか。
乱暴に分類するならバイオ系SF、って事になるのかな。全体に漂う雰囲気はむしろファンタジーのそれ。ややダークな方向のね。こちらには「夢みる葦笛」とはまたちょっと違った女性の視点のようなものが、お話の結末部分からほの見えてきてそこも興味深い。
自分しか愛せない、という特殊な性への傾倒思考を持った人々が遭遇したものとは…。いかにもこの人らしい、セックスにまつわるちょっとした狂躁を描いた、ナンセンスかつ(男性側から見たら)ちょっと怖いお話。
「命は大切」という命題がエスカレートしすぎて、人間という全体ばかりかそれを構成する個々の器官それぞれについても、「殺してはいけない」というお題目が無理やり適応されてしまうようになってしまった社会で、パーツとしての人体を巡って描かれるホラー風味のショート・ショート。昏いながらも落ち着いた語り口故に、ラストのショックがなかなか効いている。
一時やたら目についてたような気もした「記述」にまつわるお話、今回のアンソロジーでは控えめになったかな、という印象は持ったけど、そんな数少ない、「記述」にまつわる不思議譚。技巧の冴える本編も良いのだが、著者のあとがきが相当ステキ。
今も箱はからっぽのまま。しかしからっぽを入れておくのに、これほどふさわしい箱はない。
なんてリリカルでSFなひと言なのかしら(w。
こちらもある意味「記述」をテーマにした作品、といえるか。ただ、そこにあるのは「記述」によって生み出される奇想でなく、なんかよく判らんふわふわ、もやもやとしたもの。で、ごめんなさい良く判らない。
本アンソロジーに2編収録されたマンガ作品の内の1本。ヘタな喩えなのは重々承知で、岡田史子+倉多江美にリリカルの素を振りかけたような作品、なんて。決して悪い意味で言うんじゃなく、これは本書の中でもトップ3に入る名作だと思う。乾きっぷりの末にやってくる、ちょっとしたお湿りがたいそう魅力的だ。
こちらは「異形コレクション」で既読。改めて読み返してみたら、あら、こんなに甘酸っぱい方面に上手に持って行ってたお話だったっけ? ってなもんで。時系列の行き来の自由自在っぷりに若干混乱するけど、悪くないね。
北野勇作氏の不思議ショート・ショートが2編。個人的にショート・ショートってのはラスト一行に込められた(Twistさせる)力が全てだと思ってるんだけど、この方のお話はそういうスタイルではないのだよなー。常に「あれ?」と思いながら読んでいき、ラストでは「ああ、」と(ほんとは納得してないんだけど何となく)腑に落ちる、ようなスタイル。がつんと来るんじゃなく、後を引くタイプのお話ですね。
ベテラン作家による良い意味でオーソドックスにまとまったホラー短編。なんか安心するわ、こういうの読むと。
先に(タイトルの)アイデアありき、みたいな。何かちゃんと落ちていないような気がする。
NOVA2でオジサンをはげしく困らせてくれた倉田タカシさん。あれに比べたらこちらはまだちゃんと読める。Twitterでつぶやかれた140文字の言葉の断片をつなぎ合わせて、物語のようなものを構成する、という構成は、web時代のカットアップって話なのかしら。自分の文章でやるって事はセルフカットアップ? そこの所の面白さはあると思う。ここに他人の呟きも良い感じに混ぜ込んだらフォールドインもさくっと出来上がり、って事なのかしらね。そこの所の斬新さは認めますが、わたしゃこんな「小説」は読みたくないですな。
バカだ。良い意味で(w
本書のもう一編のマンガ作品。数学SFには完膚ないところまで叩きのめされた自分でも、数学マンガなら何とかついて行けそう、って気になったり。意図的に不安定にしてきたふくやまけいこ的絵柄も案外好みではある。
ライツビジネスとwebコミュニケーションが少しばかり進化した世界でのボーイ・ミーツ・ガール。そういうの(ボーイ・ミーツ・ガールものって意味ね)が好きな自分的にはこのお話、相当点数高くなっちゃう。かなり好きです。
まず謝罪から。すいません、「瀬名秀明みたいな話だなあ」と思って読んでました。瀬名秀明やっちゅーねん。
理屈で攻めるSF的部分と、微妙に世界(「セカイ」に非ず)に攻め込むことを足踏みする、いかにも瀬名秀明的作品。良い話っぽいがどこか積んで無い感が残る。
アタシの苦手な円城塔さんなんだけど、今回は割にすんなりと読めた。なんというか(以下かなり簡単にまとめてますが)、深宇宙の探査に向かった探査機が定期的に「旗」を設置しておいて、それらの「旗」が1000年以上の時を経た後に設定された同時刻に信号を発信したら、それは超光速通信になる(まあパチモンなんだけど)、ってのはSFだと思い、そこでなにやら良いもの読んだなーって気になった、というところかなー。
きわめてオーソドックスな宇宙SFというか、最近のハヤカワがお気に入りのミリタリィSF風味もあったりして、こりゃ逆に長編で読みたいような気がするね。
創元SF短編賞、第1回受賞作。巻末にこの短編賞の選考経過と選評が掲載されているんだけど、一般から投稿された作品(600以上あったそうです)のレベルが主催者サイドの予想をかなり上回るものであったそうだけれど、本作を読むとその評にも合点が行く。確かに若干とっちらかった部分も無しとはしないが、普通に本書に混ぜ込んでも、この作品が最下位と評価されることは絶対無いのじゃないかな。瀬名秀明風味のスペシャリスト的描写を積み重ねてリアリティを補強しつつ、SF的アイデアの部分で思わず「それはありですか?」といぶかりつつもページを繰る手は止まらない、みたいな。もしかして今って、プロとアマの敷居が凄まじく低くなっているのかも知れないね。
ということで、いずれ劣らぬ力作ぞろい。ただ、頭では「コレハスゴイサクヒンゾロイナンダ」という意識は常にあるんだが、それとは別に、一読「なんて面白いお話なんだ」と脊髄が震え、涙腺がだだ緩むようなお話には残念ながら出会えなかったような気も同時にしてしまって。それが日本SFってもののSFに対するフォーカシングが(対象が多くなりすぎて)甘くなってしまっていると言うことなのか、読み手であるオレのSF読みとしての消費期限がそろそろ切れちゃうって事なのか、さてどっちなんだろう。
ま、普通に考えたら後者なんだろうけどね…。
★★★☆
一式陸攻とは関係ない。この場合のライターはWriterね。今請けてるお仕事のお相手、IT君。DG君の後輩らしくて、要領を得ない感じと伝えたいことが何も伝わってこないあたりは先輩ゆずり。で、彼の特徴は、一日に送るメールが必ず一通だけって事。
なのでいろいろ修正箇所や追加部分があっても、それについての情報が得られるのは一日に一回に限られる、というね。
もちろん向こうは外回りしててネットに繋げない、なんて事情もあるんだろうけど、それはそちらの都合ですからね、20時過ぎに要領を得ない修正要望を投げてきて、「明日の朝に欲しい」とか言われても、こちらとしては「この時間から仕事はしませんよ」ってお返事させて頂くしかありませんな(^^;。
マーク・ホダー 著/金子司 訳
創元海外SF叢書 上下合冊版(Kindle Unlimited)
アフリカ探検で名を挙げたサー・リチャード・バートン。その探検の最中に起きた諍いを解決するため、かつての盟友にして今は最大の論敵となってしまったジョン・スピークとの討論の場に臨んでいた彼の許に驚くべき知らせが。スピークが銃の事故で危篤状態に陥ったというのだ。手を尽くしてスピークの入院先を捜索するバートンだったが、ようやく探り当てた病院では彼の身体はすでに家族によって引き取られたという。割り切れぬ気持ちのまま、街をさまようバートンの前に人間とも怪物とも付かぬ奇怪な影が立ちふさがり、意味のわからぬ警告を発するのだった…。
わずかに異なる時間線の上にある19世紀の英国を舞台に、その時代の著名な人物たちが若干立ち位置を違えた設定で丁々発止を繰り広げる、という設定はまあ類似品もあると思うけど、ここにスチーム・パンクの世界観をかぶせてきて、かつここに、邦題でも触れられている(原題は直訳したら「バネ足ジャックの奇妙な事件」なんだけどね)のでネタバレとも言えんだろうから言うけど、時空に関する仕掛けも絡んでくる、という構成はちょっと新しいか。
序盤はどちらかというとゴシック・ホラー風味でお話は進み、読んで行くに従って徐々にこの作品世界が微妙な時間改変SFの風味やスチームパンクの要素も備えたお話なんだ、ということがわかっていく、という過程は比較的ゆったりしたペースで語られていて、ここのところの味はSF感というよりはどっちかというとホラー風味のファンタジー的なスタイルでお話が進んでいくのだが、これが後半戦に入ると一転、割にSFっぽさ、とりわけ「時空」にもまつわるSF的な味付けも強めな、乱暴に言っちゃえばスラプスティック風味が強い物に切り替わり、読んでるこちらは若干目を白黒させることになる。前半のやや重たいけれどもそれなりに読み応えがあると思えていたお話が、後半では一気に、やや軽いかな? って気もするノンストップ・アクションになだれ込む感じ。
そこを楽しめるかどうか、ってところになるんだと思うけど自分はそれなりに楽しめた。成功者と冒険者、どちらを選ぶかの岐路に立つことになったバートン卿、彼とコンビを組む、酒とSMプレイに耽溺する売れない詩人アルジーことスウィンヴァーン、敵方に配置されているのはダーウィン、ブルネルをはじめとする近世の産業・文化の大立者たち、というわけで「R・O・D」もかくやという偉人軍団相手の大立ち回りが楽しめる。キム・ニューマンの「ドラキュラほにゃらら」シリーズにも通ずる、あの人がこのお話ではこんな事やっている、でニヤニヤ出来る要素も満載で、かつその件についてちゃんと「補遺」でサポートしているあたりも狙っているんだろう。
書店で見かけたときに、その新書サイズの押し出しとタイトルで、これはかなりヘヴィー級な本なのでは? と思って敬遠したんだけど、で、正直そこで敬遠したのは正解だったと思うけど、この(Kindle Unlimitedで読める)スタイルでならばお買い得感は満点だし、実際読んでみても充分に楽しめた。続きもしっかり確保してますよ(w。
★★★☆
ぽつぽつ使用してみての雑感としては、そうだな、webブラウジングが大変快適になった、のが大きいかな。昨今のblogはアフィリエイトやら広告が満載で、ガッパ君だとここを解釈するのに時間がかかり、プログレスバーがしばらく止まってしまうんだけど、ギララ君はそこはほんの一瞬止まって、すぐにページが表示されるようになった。メモリはガッパ君の半分なのに表示が快適なのは、やっぱCPUパワーなんだろうな。とはいえそれ以外では、特に速くなった感はしないかも。そもそもそんな重たいツール、使わないからね。LightRoomとか使ったらどうなのか、はそのうち試してみる。
そんなことより文字がらみでちょっと困ったことが。いくつかのフォントがインストールされているのに日本語が表示されない現象が発生してる模様、なんだけどツールによってはちゃんとフォントが認識されたりしているのがさらに謎。なんか理由はあるんだろうと思うけど、今のところ解決策は見つかってない。後で調べてみよう。
もう一点、プリンタドライバがインストールできなくて困った。製品に同梱されてたCD-ROMからインストールしてみると、ファイルのコピー→機器の認識までは進むんだけどそこから先、黙り込んでしまうのね。試しに無線LAN経由だとちゃんとプリントできるんで、キカイが壊れたわけではなさそう。
んで、試しにキヤノンのサイトからドライバをダウンロードして実行してみたら、こっちはちゃんとインストールできるのね、どゆこと?
まあ動いたからいいか。あとはユティリティをインストールすればいいか。
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□ ks1234_1234 [水曜日はメンバーだいたい決まったんでしょうか。わたし、たーさん、りつこ(旧ねね子)さん。関西から たかはしさん。私は..]
□ taoy@笹塚 [えー、私、たぶんなんとかなると思います。再確認になりますが、とりあえず小田原過ぎ辺りで一度連絡を下さい。んで、森下で..]
□ rover [了解しますた>たおさん あ、森下には最悪24時までに滑り込めばいいので、それまではどこなと引き回していただいて結構で..]
□ ks1234_1234 [森下みのや本店もいいねえ。でもたしかにその後がないねえ。▼目黒ニイハオに行くなら、東京駅じゃなくて品川で降りていただ..]
□ たかはし@梅丘 [都内のたかはしです(笑)。 店ですが、東京駅近辺は私も不案内な中、先日行ってきたこのチェーンの有楽町店か新橋店とか..]