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やっている、というのは聞いてたんだけどいつやってるのかさっぱり判らなかった。先日ワークのムラさんに教えていただいてようやく判りました。月曜深夜だったんですな。そらあかんわ、月曜の朝なんてまともに新聞読んでねえよ。ということでようやく録画成功、本日鑑賞。
ふうむ、良くも悪くも「普通に上質」なアニメかなあという感じ。あたりまえだけど士郎正宗作品の、過剰なまでの欄外の蘊蓄が醸し出す毒気みたいな物はさっぱり抜け落ちてて、その分何とはなしに肩すかしを食らったような気にはなってしまうね。菅野よう子の音楽は、なかなかにええ仕事しとるなあ、と思いますが。
へろへろと段ボールあけの毎日なんですが、ごそっと温帯小説が詰まった段ボールに遭遇。グイソの前半とか、まかすこがたっぷり詰まっておるなあ。で、何の気なしに30巻、「サイロンの豹頭将軍」なんてのを読んでたら、グラチウスがこんなことを言ってるんですな。
少なくともその間に、その心の卵をかえしておくがよい、もしできるものならな。そうして、たんと人間くさく、弱く、たよりなくなるがいいさ。わしはじっとそれを待つことにしよう。
むはは、温帯的には最近の陛下の体たらく、予定通りの展開だったんだ、凄いなあ、って、グラチー以下、その他の登場人物までへろへろと頼りなくなっちゃっては、どないもしようがありませんがな。
それにしてもリアルタイムで読んでたときはそれほど気にならなかったんだけど、改めて読み返してみると、このころ既に温帯文体、ヘタレぶりが顔を出し始めているんだなあ、天野さんの絵も荒れ始めてるしさ。
最新三日分から押し出されちゃってるけど、22日のツッコミでいろいろと情報仕入れることができました。どうもありがとうございます>でしたさん、まなたけさん。
善悪の価値観を解体して再構築することで、それまで見えてこなかった「悪」にスポットを当てる、ちうのは永井豪終生のテーマのようにも思うんですが、なるほど、「凄ノ王」もその路線の、おそらくは最大級のスケールを持った作品になるはずだった作品なんですな。実際、「手天童子」がすばらしく鮮やかにお話をまとめたあとだっただけに、おそらくこのころの永井豪は、力量のピークにいてたんだろうなあという感じ。それなりに続くこの作品には期待したし、実際面白かったんだけど、あまりにも前振りが長すぎた恨みはありましたなあ。これも「009」の「天使編」同様、続きが読みたいなあ、と思うにとどめておく方が良さそうな作品なのかも知れないね。
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