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「八丁堀の七人」、「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」、「剣客商売」。「八丁堀」は次週で終了、後番は同じ村上博明主演で「銭形平次」だそうで。ふうむ、そらまたなんちゅうか、八頭身な平次親分でございますな。見てみないとわかんないけど、ちょっと違和感感じるかも知れない。平次親分って伝法すぎてもいかんと思うんだけどね。
CS 日本映画専門チャンネルで「ミカドロイド」、1991年東宝・東北新社・円谷映像、監督原口智生、出演洞口依子ほか。第二次大戦も終盤、敗色濃厚な日本軍が極秘裏に開発した驚異的防虫剤をめぐるお話…ではもちろんない。
基本的に低予算映画なわけで、そこは汲まなくちゃいけないのだけれども、それでも突っ込みたいところは結構あるなあ、脚本武上純希? ああそれで(^^;)。こいつは元気があったらなんか追記するかも。とりあえず今は風邪ひきかけっぽいのでここでパス。
とりあえずお話はこんな感じ。
戦時中、日本が極秘に開発していた強化兵、"ジンラ號"、それは強靱な肉体を持った若者をベースに各種の改造を施し、その肉体をさらに装甲で覆った無敵の兵士になるはずだった。だが戦局の悪化により"ジンラ號"の開発は中止、折しも時は1945年3月10日、東京大空襲によりその計画のすべては灰燼に帰した、かに見えた。だが、瀕死の開発者の手により実験体のうち完成前の二体は研究所を脱出、そして残る一体、すでに装甲を施され、ほぼ完成した状態の一体もまた、瓦礫と化した研究所の中で破壊を免れていたのだった。そして現代…
で、研究所の上に建てられた大型ビルの漏電事故がきっかけで、放置されていた"ジンラ號"に電力が供給され(たんだよな?)、狂戦士が現代社会に蘇ってさあ大変、というお話なわけですな。
0時になるとシャッターが自動的に閉まり、それは朝まで開かない地下の駐車場、という密室状態を作り、そこに取り残されたごく少数の人間が、いかにして"ジンラ號"から生き延びるか、というシチュエーションを作るあたり、低予算映画のお約束という感じで悪くない。いくらものすごい兵士といってもそこは40年以上前のそれ、使う武器は機関銃と日本刀ぐらい(これでも普通の人間から見たら危ないことこの上ない)、という制限もある。オープニングで"ジンラ號"のスペックを見せるのも、うまくすれば伏線として効いてくるだろう、うまくすればな。
そ、「うまくすれば」かなりうまくできたに違いないんだよね、これ。
いろいろ低予算映画なりの工夫ができる余地があるにもかかわらず、それをうまく利用できてないという感じですか。限定されたシチューション、はっきりしたルール、勝利条件、がある程度ちゃんとできてるのに、それをうまく活かしたお話ができていない、という。「トレマーズ」でも見てもっと勉強しなさい、と言いたくなりますわ。
いろいろやりたいことがあるのはわかるけど、全体にやりたいこととやれることのギャップが大きすぎて、何だかちゃちな映画になっちゃったなあというところで。ラストシーン、ズタズタのボロボロで地上に生還した二人、だが都会はそんな二人の姿など気にもとめず新しい一日を始めようとしていた…ふうなその絵自体は結構良いだけに、その絵に至るまでの展開がもうちょっとマシだったらなあ、と思っちゃった。
まああれですな、スタッフの名前がその名前分の働きをして出来た映画、ということで。特技監督樋口真嗣、繰演根岸泉、音楽川井憲次。ここらはおっけーなんですけどねぇ、脚本原口智生・武上純希、ここやなあ、問題は。
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それはミセスロイドでんがなー!<br>…と一応突っ込んでおく。乱土さん、風邪おだいじにー
ご無沙汰です。<br>もうご存じでしょうけど、こんなニュースが。<br>http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_03/g2004030214.html<br>シリーズの掉尾を飾れるといいんですが、ヘナヘナ映画になるような気がしてなりませんなあ……
誰もツッコんでくれんかったらどーしよー、とか思ってただけに(^^;)
浅野さん、どもです。そうですか、北村龍平氏ですか、ふうむ………