ばむばんか惰隠洞

«前の日記(2004-04-17) 最新 次の日記(2004-04-19)» 編集

カテゴリ一覧

Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士


2004-04-18 [長年日記]

[TV] 定期視聴番組

「頭文字D」、「光と水のダフネ」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。「頭文字D」、終わりかあ、と思ったら来週から「Second Stage」だって。

で、「デカレンジャー」はイケイケバンバン君、惚れた女の信頼を取り戻すんだー、編の解決編。惜しい出来。信頼の証しとしてマイラさんからもらったブレスレットは、嘘をつくと明るく輝き、それをつけた相手に激痛をもたらす、というもの。バンバン君土壇場のピンチに悪党にすり寄って「私はずーっとあんたの事だけ好きやったんえー」とシナ作るマイラさん、驚くバンバン君、しかしマイラの手のブレスレットは明るく輝き、マイラは必死に痛みをこらえている… いいシーンですね。この後の展開に期待しちゃいますね。でもバンバン君はバカだから、「嘘なんかつかなくてもいいんだー!」で力押ししちゃう。あーあ。

せっかく美人が痛みをこらえて嘘ついてるんですぜ、その嘘に乗ってあげて、その上で一発逆転して見せるのが正しいヒーローだと思うんだけどなあ。丁寧に伏線を張って、一見がんじがらめな状態を作っておいて、その上で鮮やかな逆転劇を見せてこその脚本家でしょうに。ん? ああ脚本家がJT君なのか、んじゃしょうがないかー(^^;)。

「ブレイド」の方は、まあなんだ、相変わらずやる事はやってるけど面白くならない、と。これはあれね、「お話が収束するところ」がないってことなのね、このシリーズ(「555」もそうだったけど)。たとえば「龍騎」だと、優衣タンという存在がお話の中で重要なキーポイントになっていて、お話がぶれそうになっても神崎兄妹のネタを持ち込む事で、軌道修正が出来て、見てる方の興味をそこで繋ぎ止めておく事が出来たんだけど、「ブレイド」には今のところ、そういう要素がないんですな。天音(天音ちゃんってプロポーションいい、っちゅーか足長いんですなー)を絡めた、始のお話あたりにもうちょっと力入れてやると、面白くなるかも知れない。主人公置いてきぼりだけどね。今週バスケやってた男の子が、どうも4人目のライダーになるみたいだけど、これはあれですか、「仮面ライダー」の記念すべき第一話の登場怪人、怪奇蜘蛛男の能力を持ったライダーが登場する、ちゅーことなんですかね(それってすでにスパイダーマンちゃうんかい)?

どうでもいいけどボードってOpenOffice.orgユーザーなのね。

「プリキュア」は、ほのかのおばあちゃんがもしかしたらこのシリーズ最強のキャラかも知れない、という仄めかしのあったようなエピソード。ってワシ、この番組、オープニングとエンディングのお歌聴いてるだけで幸せな気分になれちゃうもんで、本編はあまり真面目に見ていなかったりして。

[News] PTSDなんだって

「3人はPTSD」 ドバイの医師が診断(asahi.com)。これはあれですね、現地に赴いた親族にボロカスに言われてPTSD発症したって事ですよね。ついでに連日のマスコミ報道のおかげで、親族連中もPTSDになってるんでしょうね。私、ボランティアのお二人さんには同情しないけど、たまたま同行する事になったカメラマンさんにはちょっと同情しますわ。プロ市民も取材の対象、ってところもあったかも知れないけど、そのおかげで必要以上のとばっちりを食らっちゃったような気もして。

自己責任も結構、国益云々の議論も結構だと思うけど、ジャーナリストの倫理観で、国益やらの前に「真相」が前に来る事を批判すべきではないし、そういった独自の倫理観で動くジャーナリストには、好き嫌いは置いといて一定の敬意を払うべき*1だと思うんだけどなあ。

とりあえずこの先、日本からは第二の沢田教一や一ノ瀬泰造(共に人間的には少々問題のあった人かも知れない。が、彼らが撮った写真のいくつかはどんなに偉い人間が述べ立てる美辞麗句よりも遙かにヴィヴィッドに真実を伝えている)は出てこないんでしょうな。自己責任と国益の錦の御旗ばかりがふりかざされ、ちょっとしくじるとたちまちマスコミの餌食になってしまい、それを怖れてちっちゃく縮こまったジャーナリストばかりが、訳知り顔で原則論をまくし立てる世の中になってしまう、と。あーやだやだ。

*1 ただしこのカメラマンさんにしても、直後に拉致されたお二人さんにしても、通訳や運転手を伴った取材、なんてのは自分の仕事を甘く見てるよなあとも思うわけですが。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
KK (2004-04-20 13:25)

>嘘に乗ってあげての上で一発逆転<br> 小さなお子様には厳しい(難しすぎる)か…も。

ROVER (2004-04-20 14:54)

そんな複雑なスジを期待してるわけじゃないんですけどねー。たとえば「じゃーふたりとも逮捕だー」みたいなノリで行動して、ぎりぎりでマイラさんも協力して…みたいなんでも充分なんです。要は伏線張ったんならそれをばっさり切るようなやり方はしないでくれぇー、と。たとえお子ちゃま相手の番組であっても。


Google search
www.bumbunker.com
Web
2004年
4月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ここ1週間分の話題

傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

バナーが必要ならこちらを
バナー素材

古本屋やってます
特殊古本屋 軽石庵

2003年9月までのサイト

巡回先
ROVER's HATENA

あすなひろし追悼サイト
あすなひろし追悼サイト

twitter / karuishian
«前の日記(2004-04-17) 最新 次の日記(2004-04-19)» 編集
©1996-2020 乱土 労馬:l-rover@kobe.email.ne.jp