ばむばんか惰隠洞

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2004-08-13 [長年日記]

[web] 掲示板を廃止しました

もはやエロサイト宣伝掲示板に堕ちてしまったことでもあるし、さっぱり廃止しましたけど掲示板、要る? 最近は書き込みも減ってるし、まあいいか、ってとこなんだけど、やっぱり要るぞオルァ、ってことなら、考えます。

ま、鯖移転(するつもりですんで)してからって事になると思いますけど。

そんな事より…

[News] ナベツネ辞任

スポニチ。2ちゃんじゃお祭りだ(w。スカウトの不正活動の引責辞任、だそうだけどさてほんとのところはどういうんでしょうな。

[Books] 復活の地 II

本書カバー 小川一水 著
カバーイラスト 前嶋重機
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ.
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030766-0 \720(税別)

レンカ帝国の首都トレンカを襲った巨大地震の災禍は想像を絶するものだった。多くのものが住処を、愛する人を、肉親を失い、明日の暮らしも定かにならぬ状態で瓦礫と化した帝都に群れ集う。なき恩師の遺志を受け、帝都復興の指揮を執るセイオ、今彼は、王位継承のごたごたから帝都を離れて緩やかな軟禁状態にあったがために難を逃れ得た唯一の王族である王女スミルを仮の摂政として後ろ盾に置き、自らは復興院総裁の肩書きの元に連日激務をこなしている。だが内に帝国の覇権を望むサイテン首相と彼に結託する陸軍、外にレンカの統治下にあるジャルーダの不穏な動き、さらにもっと外、惑星レンカを遠く見る各惑星列強のレンカへの干渉の動きはあとを絶たない。同じ頃、この大地震の原因を探る科学者チームは、一つの見落とせない、だが不可解な現象を発見していた…

というわけでガテンSF系「復興の詩」(そうか?)第二弾。無理矢理阪神大震災になぞらえてみるならば、震災から半月ばかりが経過し、そろそろ街に人々が戻り始めようとするあたり。このあたりというのは、瓦礫と化した街をどう壊し、どう作り直すか、という問題が大きくクローズアップされてくる時期。それはつまり、例えば旧来からの住民感情がしこりを残したり、都市計画を立てるのならば立てるで、財源はどうするのか、計画の骨子はどうなのか、ってあたりをどう解決していくか、また、いまだに危険の残る街の治安を回復するにはどうすればいいか、といった問題で為政者たちが頭を悩ます、ような時期といえるか。ちなみにこの頃になると、呼ばれもしないのにあちこちから役にも立たない政治家たちがやってきてパフォーマンスを披露して被災者に呆れられる頃でもある。呆れられるぐらいならいいが、感受性の強い人間であればこういう体験をして、無性に人を殺してやりたい、という意識を深層心理に芽生えさせたりするので注意が必要な時期なわけですな。

前作が突如発生した大災害の、その直後の緊急対策に焦点を当てたお話だったとしたら、今回のお話は危急の問題はひとまず片づき、この先この被災地をどう復興させていくか、というプロジェクト立ち上げの時期のお話を背骨に、一国の首都が壊滅的な被害を受けたが故に起こる国政の危機、それまで劣等民族と蔑み圧迫してきた隣国の反攻、さらにはその自らが宇宙規模から見れば劣等民族でしかないことを思い知らされる外宇宙からの干渉と次々と問題が発生、必死で状況を改善させようとする主人公にも熱意故の空回りが目立ち始め、そんな彼を最初は憎んでいたのに、いつの間にか心の中から閉め出すことが出来なくなっていることに気がついたお姫様とのろーまんすまで、や、実に盛りだくさんな内容。一作目では単なる無能者でしかなかったシンルージ男爵までもがこの危急の時を経るにつれ、慣習に囚われない自らの行動規範を打ち立てていくあたりの描写、控えめながらも私好みで嬉しい。メインのろーまんすと、それと並行し、たぶん最終巻で小さなクライマックスの一つを担当するであろうもうひとつの(ちょいと愛らしい)ろーまんすが予告されるあたりの筆捌きもうまいなあ。

きっと小川一水という人は、根っ子に性善説を置いている作家なんだろうと思う。"憎むべき悪人"、というのが登場しないのだね。悪人、というか腹に一物あるキャラクタは当然いろいろと登場するのだが、どこかで彼らも、実はそれほど私欲に拘泥しているわけではない、という風に見える人物として設定されている。心底憎むべき悪党、がいない分主人公たちの危機の掘り下げが甘い、という恨みは毎回持つのだけれども、でもこういうノリも決して嫌いじゃあない。サイテン-グレイハンコンビには完結編での身の振り方、期待してますよ、ええ。

想像力の貧困な挿絵描き(なんだよそのドイツ駆逐戦車丸出しの戦車の絵は)には困ったものだが、や、総じて楽しませてもらってます。性善説SF、わりと好きなんですよ、ホーガン贔屓だし(^^;)。

(★★★★)

[tDiary] 実体を見れずに忍び去っちゃう?

んーと、&quote; とかはちゃんと解釈してくれるんだけど、ローマ数字(Ⅰ〜Ⅹ)の実体参照とか、うまく行ってない感じがするんだけど前からそうだったかしら? なにか解決する方法があるんだろうか。ちょっと調べてみる必要があるかな。©はどうだ? あ、これはうまく行く(少なくともOpera7.53ではちゃんと見れる)ね。&のあとに#が来るとマズかったりするんだろうか…。


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