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CS スターチャンネル・クラシックで「空軍大戦略」。1969年英、監督ガイ・ハミルトン、出演ローレンス・オリヴィエ、マイケル・ケイン、ロバート・ショウ、トレヴァー・ハワード、クリストファー・プラマー、スザンナ・ヨーク、クルト・ユルゲンス。英独スター総出演で描くバトル・オヴ・ブリテン。実はLD持ってたりするんですがなんせ3面に渡るんで、一気に見たい時のために改めて録画。
で、やっぱいいわあ、これ。ぶいぶいと空を飛び回るスピットファイア、ハリケーン、イスパノ・メッサー、He111。もうこれだけで満腹。ドラマはやや薄っぺらいが、有名な、ゲーリングに「必要なものがあったらなんでも言ってくれ」といわれたガーランドが「スピットファイアをくれ」といったエピソードとか、キース・パーク(トレヴァー・ハワードが実に本人に似ている)とリー・マロリーの作戦面での論争とか、それなりに史実に忠実な作りになっているので、随所でニヤリとできるようになっている。なんせ大物スターがぞろぞろ出てるんでそこらを見る楽しみもありましょう。序盤でちょっと顔を見せるだけのクルト・ユルゲンスは渋いし、私の好きなロバート・ショウも相変わらず苦虫かみつぶしたようなお芝居やってくれている。ま、それでもとにかく本物の飛行機の飛ぶ姿の美しさの前には、ちっとやそっとのお芝居は太刀打ちできないわけだけど。
私、日本が戦争に負けて良かったなあと思うことの一つに、手持ちの軍艦を片っ端から沈められちゃったので、映画作る時に実物を使う、という手が使えず、これが日本特撮のミニチュアの完成度と繰演技術を高める結果になった、と思ってるわけで、例えば「パール・ハーバー」なんかでの、「そんな船が1941年にあるかーい!」などというツッコミは、日本製戦争映画では、まず不要なのだよね。
その一方で日本が戦争に負けて残念だなあ、と思うのは、手持ちの飛行機も片っ端から壊されちゃったこと。ここばかりは、いかに特撮の神様がさまざまな技術をつくしてイリュージョンを繰り出して見せても、やはり本物にはかなわない。「パール・ハーバー」に無理矢理話を戻すなら、あの映画ではプレーンズ・オヴ・フェイムに保管されてる零戦を実際に飛ばしているシーンがあって、そこだけはやっぱ、見てて「感じ」が違うよなあと思ってしまう訳なんですわ。
そこ行くと本物はやっぱ違うよねえ。いいよねえ。そのうえ飛行機が美しく見える絵、てのを英国人は良くわかってるよなあと思いますわ。こういう連中が作ったから、ITCのメカたちはすばらしいのよね。アメリカ人はここがイマイチわかってないんだろうなあ。特にあのサンダーなんとかいうヘタレ映画のスタッフ共は、この(また凶暴になるから以下略)。
というわけで飛行機大好き、しかも蛇の目ラヴなわたくしにとっては至福の2時間14分。鉤十字スキーがどう思うかはわからんが、少なくともドイツ人を一方的な悪役として描くことはしてないので、そこらはまあ、穏やかに見れるんじゃないですか。ヒトラーの描き方だけは、ちょっとパターンに過ぎるかなあとも思ったけどね。
とりあえずHTMLメールの是非をここでは問わない。そうしたいというのであればやればよろしい。お仕事ですもの、なんでもやらせていただきますよ。それは良いとして、HTMLメールのひな形をちゃんと作ってあげたのに、わざわざそれをIEで表示してそこから「ファイルに保存」してできたファイルをメールに使用して、「画像が表示されません」とかオレにクレームつけるんじゃねえ馬鹿野郎。
なかなか見れるもんじゃありませんな。や、オリンピックの野球、日本対オーストラリア。ウィリアムズお前、今年はオリンピックのために力セーブしとったんかーといいたくなるようなナイスピッチング、日本チームはまるで阪神のように、出てくるピッチャーが片っ端から打ち込まれておりましたなー。
えー、オリンピックはちらちらとしか見てないんだけど、あれですね、マスコミがちやほや持ち上げる種目から順に消えていく感じですね。男子サッカー、女子バレーときて、次は野球がこてんぱんな目になってしょぼーんと帰国する羽目になったらいいのになーと思ってるんだけど。逆に普段、マスコミが全然報道しないような種目でどかーんとメダル取っちゃう選手が出てきたら楽しいんだけどな。近代五種、とかさ………って日本からは近代五種にだれも参加してないのか、残念。
日本一わかりやすい「プロ野球1リーグ案がダメな理由」。理屈はおおむね同意できる。でも「根本的な解決法」は果たして本当に根本的なものだろうか? サッカーが「キャプテン翼」で底辺を大きく拡げ、バスケットが「スラムダンク」で市民権を得た今ですよ、プロ野球関係者がやらなきゃいけないのは、「コロコロコミック」もしくは「ジャンプ」で大ヒット野球マンガを産むことしかないような気がするんだけど。子供がその世界でヒーローになりたい、と思えるメディアが身近にないような状態で、選手もファンも増えるわけないじゃん。オレらだってみんなで草野球しょうって原動力になったその元には、「巨人の星」があったからだと思えるもの。物事はなんであれ、ピラミッド型になってるものだと思うので、頂点を高めるためには底辺を大きくしていかなくちゃ、どうにもならんと思うんだけどね。
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