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「読む」というほど読むところはないのだけれども、根本圭助・編「小松崎茂 昭和の東京」(ちくま文庫 ISBN4-480-42099-1 \1000)。特撮モノやパッケージイラストの画家としての小松崎の魅力は、不思議に突き抜けてバタ臭い、その色づかいにもあると思うんだけど、こういう、ふつうの町並みをスケッチしたイラストたちの場合は圧倒的にモノクロのそれが魅力的だな。なんというか、小津の映画のコンテを見てるみたいだ。いや、なかなかステキな本でございます。ちくま文庫の常で高いのだけが困りもの、というかこういうのは、文庫も良いけどやっぱりもう少し大きな版で見てみたい気もするね。ってそうなると値段はさらに高くなっちゃうわけだけども…。
どうにも判断できないネタがあって、夜中にも関わらず「珊瑚海」のY田店長に電話で相談。いろいろアドバイスとかオマケの業界情報などいただく。どうもありがとうございました。こだわりを取るのか、ビジネスを忘れないのか、ここら辺はちょっと難しいところ。もちろん私はこだわりサイドの人間でいたいのだが、こだわった結果がひからびたミイラ、ではシャレにならんわけで、ううむ。
「こだわり」ってのはどうでも良いことに拘泥する様、なんだよね。その辺を考えると「こだわりの古本屋」にはそもそもなりたいとは思わないのだけれど、"ちょっと違う古本屋"のスタンスは保持し続けていきたいものだが、何かとむずかしいものではあるなあ。
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