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朝日系列では新番組「世直し順庵!人情剣」、あとは「水戸黄門」。「順庵」はまあ、「必殺」だわね。この先どういう独自性が出てくるのかってあたりですか。
そんなことより黄門様。第二話は阿波踊りの里を舞台にしたお話だったんだけど、こりゃちょっとあかんね。そもそも黄門様の旅は世を忍ぶものな訳で、それが180人のエキストラさんたち全員をへへーっと平伏させたらいかんでしょ。しかもエキストラさんたちがどう見てもエキストラにしか見えないし。
かつて根岸泉さんはエキストラのお芝居についてこんなこと(マカロニアンモナイト)を書いてらっしゃったけど、で、ここで根岸さんは、練達の大部屋俳優さんたちが醸し出す手慣れた雰囲気というものは、時として安心できるマンネリズムのぬくぬくした浴槽につかった状態であって、そこからは新しいものはそうそう出てきはしない、という警鐘を鳴らしておられる(のだと思う)んだが、一方でそういうマンネリズムを心地よいと感じる視聴者もここに一人いたりするわけで、んでもってそのマンネリズムを完璧に「マンネリだなあ」と思わせるにもそれなりの経験が必要であると思うわけで、ファンサービスとしてのエキストラ出演はけっこうだけど、それでマンネリが醸し出す安心できる快感、が損なわれちゃったらそれはそれでおもしろくなかろう、という気はするわけで、すかすかな若手女優のお芝居には目をつぶるけど、素人さんが大挙してやってきて、こっちが楽しみにしている週に一度のマンネリズムを台無しにされてしまうのはちょっとかなわんなあ、というところです。
マンネリやるならマンネリに徹してくださいよう。いろんな意味で黄門様35部は先行き不安ですわ。
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