ばむばんか惰隠洞

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2005-11-16 [長年日記]

[web] どびっくり (18:00)

あすなサイトのたかはしさんからお電話を頂く。業務関連(謎)の話に続いて明かされた驚愕の事実。えー、そうだったのー? ひえー。

驚きました。世の中狭いっちゅうか広いっちゅうか。へええぇぇぇとしか言えませんわ。

[Day] どげんなり (18:04)

それはそれとして、細々した仕事がちびちび舞い込んできてうんざりしている今日この頃。オレたちゃ便利屋じゃないんだけどねえ、とヤマちゃんと二人ため息をついたのは先週の話なんだが、相変わらずそっち系のネタが多いわ。

思いついたらすぐメール、も良いですけど、ある程度ネタがたまったところでまとめて連絡してくれませんかね。効率悪いッスよ。まとめてくれたら半日かからん仕事に、丸一日拘束されてる気分ですわん。

仕事の愚痴なんて、書いても面白くないから自粛してたんだけど、さすがに辛抱たまらんわ。

[Books] 啓示空間 (23:38)

4150115338 アレステア・レナルズ 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト 鷲尾直広
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ.
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011533-8 \1400(税別)

重厚長大(物理的に)

99万年前、"イベント"と呼ばれる謎の宇宙規模の災害によって滅亡したと言われるアマランティン族。彼らの母星、リサーガムの遺跡の発掘調査にあたる考古学者、ダニエル・シルベステの前にはいくつかの難問が立ちはだかっていた。近づく嵐とそれに恐れをなす発掘チーム・メンバーたちとの不和、さらには自らの社会的地位を脅かそうとする物たちの暗躍。そんな中、発掘を強行していたシルベステたち。すさまじい嵐を乗り切ったあとにやってきたのは、めまぐるしい状況の変化と、長く驚異に満ちた旅路の第一歩だった…。

1000ページを超える、笑っちゃうほどクソ分厚い本。こんな分厚いSFは「異星の客」(amazon)以来かも分からん。ここまで分厚いと、なんかクソ難しいことをくだくだごねる頭でっかちで難解なSFかもなあ、などと心配してしまうんだけどとりあえずそういう心配は杞憂であった。やってることはつまり、どこぞの遺跡でなぞめいた物が出てきたんでそれを追っかけていくウチに、気がついたら宇宙規模の巨大な秘密に行き当たっちゃってな、なんだってー!? って事になる、というような展開。ここに頭の回転の速い委員長タイプ(眼鏡なし)の美人さんと、メカ使いのうまい美人さんと、武器使いの達人の美人さんが絡んで、煮えきれないくせに我だけは強い主人公の男とその執事を振り回して大活躍する、ようなお話で、早い話がライトノベルで全6巻ぐらいになりそうなシリーズを無理から一冊にまとめてみました、な本であると言えるだろう。で、無理から一冊にしたもんだから、序盤のダレ具合が半端じゃないのよねこれ。

頭の悪い私にはこの本、とにかく「何が問題なのか?」がなかなか見えてこないのがどうにももどかしいのだった。お話は3人の美人さんたちそれぞれ(いやちょっと違うぞ)の、異なる立ち位置からのお話としてスタートし、それがいろんな紆余曲折の果てに一本のストーリーに収束していく。収束していくんだが、その収束の仕方がどうにもじれったい。読み終わって思い出してみると、確かに「切ってしまうよりはあった方がいいかもな」というパートばかりでできあがってる本なんだけど、それでも心を鬼にして、あっちゃこっちゃで300ページぐらいはばさばさと切っちゃっても良かったのではないかねえ。

終盤そこそこ面白くなるんで、がんばって読んできて良かったー、とは思えるのだけれども、最後まで来て「うわこんなに面白かったのか」と思わせるための序盤の冗長だとしたらちょっとかなわんな、という気はする。無意味に長い、とは思わないけど、やや芸がないんじゃないかこの長さは、って気はしないでもない。

SF的には、おーすげーとまでは行かないけれど、ほほうなるほど級なアイデアがそこここにちりばめられてて楽しいんだけど、全体の長さに埋もれちゃって損してるんじゃないだろうか。あと、いろんなところで日本製アニメの影響がちらりほらりと感じられるのは、最近のSFじゃあ仕方がないところか。熟練した訳者であるはずの中原さんの訳からも、なんかあっちゃこっちゃでアニメ風な軽さを感じてしまった。地の文はともかく、会話がちょっと好みじゃないなあ。全体的に濃縮還元ライトノベル(なんだそりゃ)を読んだ、ような感じ。この長さにかかわらず、途中で放り出そうって気にはならなかったんだからたいした物だとは思うんだけど。

(★★★)


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