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CS スター・チャンネル クラシックで「翼よ! あれが巴里の灯だ」1957年米、監督ビリー・ワイルダー、主演ジェームス・スチュアート。史上初の大西洋横断飛行を成し遂げた(や、まあ蛇の目的には史上初はオルコック&ブラウン組だろうがこらつ、というツッコミは当然許可ですよ(w)チャールズ・リンドバーグの自伝を元にした航空映画。
まずはフライアブルな"スピリット・オブ・セントルイス"レプリカに萌え、だなあ。これも実際に飛ばしてたのはポール・マンツなのかしら。
主演のジェームズ・スチュアートは確か、予備役とはいえ空軍の将星をいただくところまで出世した人であったっけか。そのせいかこの人の主演作品には、「飛べ! フェニックス」とか「戦略空軍命令」(どっちかというと退屈な映画なんだが、かなりスキ)とか、空モノで名作が多いような気がする。
基本的にコクピットの中が主な舞台という超密室ドラマなワケだけど、非常に上手に回想シーンなどがインサートされてて退屈しない。何より本物の飛行機が飛んでる画、てのはそれだけで見とれてしまいますわ。それだけにミニチュアワークスとの落差は少々気になっちゃったりもするんですが。
そこはまあ措いといても、やはり世の中に怖いモンがほとんどない黄金時代のアメリカ人にとって、こいつは気分の良くなる映画ではあるだろうな。もちろんそこは巨匠ビリー・ワイルダー、アメリカンウェイマンセーより先に、功名心に燃えた若者が冒険の中で、一つ大人になっていく過程を上手に表現しているあたりがこの映画の魅力になっているのだろうけど。
それにしてもこの映画、「戦略空軍命令」よりあとに作られてたんだな。40代のジミー・スチュアートが24歳の若造を演じるわけだが、これが全然違和感ないあたりは恐れ入りました。
完全に人様の土俵でうろうろしてただけの私(^^;)。元はMint Julep、12/23のエントリにただただしさんが反応されて、そこに無責任なツッコミ入れたら、なんと山岸真さんご本人からツッコミが返ってきて、思わず夜中にぎゃっと叫んでしまった、ような展開。ううむ、背筋も凍るとはこういう時の気分であるか。
確かに"「SFをずっと読んできてこれからもSFの人」ではない人"
に読ませるということを考えるならば、日本版オリジナルの「祈りの海」、「しあわせの理由」の二つの短編集は優れたテキストになるのかもなあ、とは思いました。ただ、山岸さんご自身がおっしゃるようにこれ、「安全パイ」ですよね? これからもSFでない人
の横っ面はり倒すには、私はやっぱり「宇宙消失」のパワーも欲しいよな、とか思ったり。ダメな人には見向きもされないでしょうけど、これ読んでSFに転んでくれる人って、先行き楽しみなような気がしますし。
ま、それはともかく私も「祈りの海」は大好きなので、確かに短編から入ってもらうってのもありなのかもなあ、とは思ったりもするわけですが。
そんなことより山岸さんがうちを覗いてくださってたって事の方が大問題であろう。ああ恥ずかしい。
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