カテゴリ一覧
Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士
綾辻行人・原作、佐々木倫子・漫画「月館の殺人」(上)(下)。ずいぶん前に上巻が出てるのは見かけてたんだけど、ミステリで上下分冊なら、まとまったときに買った方がいいなと思って様子見てたもの。カミさんも同じこと考えてたみたいで、本日めでたくまとめて入荷。えらいぞ妻。
さてこれ、あまぞん書店の読者レビューでは結構点数低い。なんで低いかというと、みんなマジメに読み過ぎてるからだと思う。こいつは鉄道ミステリを装ってはいるけどその正体は実はごーせいなギャグマンガなんだが、そこにピンと来れない人にはしんどいのかな、なんて。
こいつをギャグマンガとして成立させてるのが鉄ちゃん(本作中では『テツ』と表現してますが)の存在なんだけど、鉄ちゃんってどういう人種か、何となくわかってる人と、本書で初めて、世の中には鉄ちゃんという人種がいるって事を知った人では、受け取り方に温度差があるような気はする。鉄ちゃんとは端的に言ってこういう人たちである。少なくとも外野から見たら。
そこを何となくわかってると、こいつは鉄ちゃん生態観察マンガとして徹頭徹尾大笑いできるような仕掛けになってる。作画に佐々木倫子を持ってきてるのも狙いはそこだよね。
なお、わたしゃモケイの人で、モケイの人ってのは皆、少なからず鉄ちゃんという人種を尊敬していると思うんだが、そういう人は楽しさもひとしおかも知れん。てことで楽しませていただきました、はい。
あーあと私、綾辻行人って人になんの興味もないので、そこでヘンな期待しないで読めたのもラッキーだったかも知れんですね。前 | 2006年 9月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |