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先週の分まとめて。どうも最近、テレビ垂れ流しながらでは仕事が出来ない体になってきたみたいなので、ようやくちょっとヒマができたような気がする土曜の午後にまとめて見てみる。ええと、「俗・さよなら絶望先生」、「灼眼のシャナⅡ」、「機動戦士ガンダムOO」、「ペルソナ トリニティソウル」、「炎戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5 GoGo!」、「俗・さよなら絶望先生」、「マクロスフロンティア」。たっぷりありすぎてあちこち真面目に見てないけどね。
「ガンダム」は第1期の最終回。いろんなところにこれまでのガンダムを引きずりつつ、持ってきたとりあえずの着地点は「沈黙の艦隊」みたいな。いろんなところですごいことになってたような。死んだと思った人たちがかなりの数生き残ってるように見えたあたり(特にソレスタル・ビーイングにケンカ売られた側)、何となくバランスの悪さはあるかも。あと、これだけ困った人間のオンパレードだと、良い人っぷりが際だつサジ君が、却って面白くねえなあ、ミッションを終えて帰ってきた刹那を出刃包丁で刺す、くらいやって欲しかったんだが。
土日は何やら低調。「ギアス」はもういいです。
さて、「マクロス」。お話は昨年末にやったやつをちょこっと手直ししての放映ってことで、新鮮さってところはやや稀薄。ただまあその時にも感じた、やたら手間暇のかかった絵のすごさはやっぱり見応えある。このクオリティで最後までやれるのかね、と見てるこっちが心配になるくらいだ。前科もあるしな(w。でもま、これはかなり楽しみなシリーズですわな。
エリザベス・ベア 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト 前嶋重機
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011657-6 \820(税別)
生態系の激変と世界各地で頻発する戦争の結果、2062年の地球で覇権を争うのは中国とカナダ。かつてカナダ軍の兵士として各地を転戦し、戦場での負傷がもとで半身をサイボーグ化していたジェニーは、今は軍を抜け、凋落したアメリカで機械の修理屋を営みながら老朽化していくサイボーグ化された部分の不調に悩まされる日々を送っていた。そんなジェニーのもとに旧知のギャング、レザーフェイスが瀕死の子分を連れて駆け込んできた。きっかけはそんな、この街では良くあるトラブルだった。だが、子分の少年の死因がかつてジェニーも使っていた、軍用麻薬であったことから事態は動き始める……。
エンタティンメント系であればなんでもアリだけど、それでも最近訳出されて出てくる海外SFは、ミリタリィ系とノワール系が多めだなあという印象があるが、こいつもそんなパターン。ご丁寧に全三部作、っていう妙な暗黙の了解も踏襲していてぬかりはない。ぬかりはないがさすがに新鮮味もないぞい、と思わなくもないけれど、今回はまあ、バイオニック・ジェミーがエアーウルフ役を演じる、ってあたりと、いかにも今様な、ネットワークにおける超AIの存在が良い感じのスパイスになり、一見最近流行りのミリタリィSFに見えて、実は案外ニーヴン&パーネル作品的なテイストを狙っているのかな、と思わせてくれるあたりに新しさがあると言えばあるかも知れない。まあ残念ながらそこに、目を剥くほどの斬新さがある、とも言えないのだけれども。
とはいえキャラ造りと構成がかなりうまくて、特にワキをかためるキャラたちが皆さんなかなか魅力的で、中にはどうしてもお話の流れ上、途中で退場してしまうキャラも何人かいるんだけれど、ここで(何せ三部作だからね)消えちゃうのは惜しいな、と思わせる登場人物も結構いるし、正直三部作の一巻目である本書、その終わりは「おいおい、ここで終わりかよー」と思わせてくれたんだからお楽しみの本としては上出来だろう。続きがちょっと楽しみです。
★★★
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