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ここ2、3日、晩飯後にちょっとずつ読んでましたよひゃくごえん。グの114「紅鶴城の幽霊」、115「水神の祭り」、116「闘鬼」、117「暁の脱出」、118「クリスタルの再会」。
前回ちょっと書いたけど、中原一厄介な女フロリーをフィーチャリングした114巻は、結局途中で読むのを放棄。あまりにもローテンション、グダグダの繰り言オンパレードで目が滑ることおびただしい。ごめんなさい勘弁して下さい。買った本を途中で投げ出したのは何時ぶりだろう。シリーズ屈指のダメ本。
続く115もかなり目が滑る。とにかくこのタイス編、行き着くところは読者がみんな分っているのに、そこに至るまでの状況説明が狂ったように過剰に描き込まれるので、読んでるこっちはいい加減辟易してるんだが、作者だけはなんか気の利いた描写を描き込んで、興味を盛り上げていると錯覚しているとしか思えない。
次の116でようやくグイン対ガンダルの決戦とあいなりますが、そこに至るまでにはやはり、結構な艱難辛苦を乗り越えていかなければなりませぬ。ここまで名前だけが知れ渡り、その正体がいかなるものであるのかまったく分らない存在であった中原最強の戦士、ガンダル。数多の想像を良い方向に裏切ってくれたところは評価いたします。
やっとこのタイス編の、ぐたぐだぐだぐだとした展開に変化が訪れて、読んでるこっちがなんだかちょっとホッとするのが117。ちょっと既視感のある宮廷法廷サスペンス(とは言えかなり劣化した感じはあるが)で前半を引っぱり、後半は100巻以降において最強の狂言回しであるヴァレさん登場でそこそこ読ませてくれる。タイスのキイ・パースン、「青のドーカス」に「白のマーロール」のお二人さんはなかなか魅力的なんであるが、この先また物語にかかわってくることはあるのかね。
んでもってやっとパロにたどり着いてはーやれやれ、なのが118。一言で言えば「立った、立った、フラグが立った、ナリス様〜!」みたいな(w。もはや繰り言担当に落ちぶれたマリウス、もとからダウナー発言しかできないフロリーが相変わらずウザいけど、まあマシな方でしょう。リンダとの再会が記憶を失ったグインに何か劇的な効果を与えるのではないか、ってなところに一工夫持ってきたあたり、うむ、さすが温帯、腐っても作家だな、と(なにげに失礼)。
これでとうとう2007年分まで消化。次の水やりは少し先のことになりそうですな。
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●先日、NHK-BSの新作アニメ案内番組で「グインサーガ」の紹介もやってたんですが、そのなかで温帯が喜色満面で「わたしのグインサーガを…」と語るのがあって、あまりの痛さに、マジ泣きしそうになりました(苦笑)
惰性の怖さ、ってのをしみじみ感じていますよ。青二才の頃につけられた慣性ってのは結構強力なんですね(^^;)。<br>アニメはパロ奪回戦争まで(17巻あたりかな)をやるみたいなんで、そこまでならそこそこ楽しめるかなあ、と思わないでもないんですが。<br>とりあえずBIGLOBEでも見れるらしいんで、ちょっと見てみようかな、とは思ってます。