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朝起きて鏡を見ると、自分の頭が小泉純一郎になってる今日この頃、さすがにこれはないだろうってことで床屋さんへ。いつもの850円理容。
髪当ってもらってる間に聞こえてきた理容師さんたちの会話、「長田の鉄人、出来たみたいやで」、「今朝のニュースでやってたな、五日後にお披露目らしいで」ですと。理容師のおっちゃんたちも鉄人には興味津々なのか。とりあえず今のところの建造状況はこんな感じ(KOBE鉄人Project)。なかなか大きな物なんだね。
さて、わたしはアトムよりも鉄人を愛するものですが、このモニュメントの製作状況のルポと、TUXさんがmixiでレポートしてくださったお台場のガンダム(奇しくも大きさはほぼ同じなんですな)の製作状況を比べてみると、アニメーションのアイテムを立体化するというイベントへの取り組みというか運営のセンスに置いて、長田の衆は肝心なところを忘れちゃってる感じだなあと思ってしまう。
ファンが見たいのは「鉄人28号」なんであって、断じて「巨大な鉄人のモニュメント」などではないと思うんだけどね。
お台場ガンダムが実際にはどういう作り方をされていたのか、わたしゃよく知らないんだけど、前にも引いたTUX さんのレポートなんかを見ると、それなりに出来上がったモジュールを持ってきて、それをアッセンブルしていくような工程で組上げられていたように見受けられるんだが、鉄人の方は最初から、「モニュメントを造る」って目的で組上げられてるような感じがして、なんかこう、そうじゃないんだよなーって気になってしまうんだよな。
あとね、ロボットのキモはやっぱり顔で、さらにキモの中のキモになるのは「目」。ロボットに命を吹き込む、でもないんだけど「目」は最後の最後にアクティベート(なのかな)すべきポイントじゃないのかね。
お台場のガンダムがその話題性と作っていく上でのプロセスを重視した作り方の巧さで注目を集めたのと同じような意味合いで、長田の鉄人は近隣の皆さんしか集まってくれないモニュメントで終わってしまうような気がするよ。
金とヒマで折り合いが付けばお台場のガンダムは見にいきたかったんだけど、金もヒマも割と折り合いは付きそうなのに、長田の鉄人にはたいして見にいきたいと思わせてくれるもんがないね。
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●個人的にはポージングと塗装がすべてを台無しにしていると思います。鉄板のままのほうが断然カッコいいのに(趣味笑)
確かに、あの色はちょっと鮮やか過ぎる感じしますねえ。<br>でも、屋外展示だったら、時間が経つにつれ、いい感じに退色していくのかも。
個人的に思うのはあの地域全体がほぼゴーストタウン<br>(表向きは地震復興とはいえ、事前にきちんとした<br>リサーチがあったとは思えない無数のテナントビルが、<br>林立しててそれらのほとんどが半分埋まらないうちに<br>廃墟化して店舗がどんどん撤退してる)していて、<br>第3セクターだかが何百億円だかの<br>負債を抱えてる実情があるので、建設イベントそのもの<br>に手放しで喜べなかったり。<br>(でも近隣を運搬されるパーツは壮観でありました。<br>と同時に身長18mのロボットなんか絶対、市街地で<br>運用できないって痛感しました。)
まあねえ、横山光輝先生は確かに神戸の生まれかも知らんけど、鉄人と長田にはなんの関連性もねえだろう、と思ってしまうのは、真摯に街興しを企画実行している人たちに対して、あまりに失礼な物言いなんだろうと思うんですが、でもやっぱり、関係ねえだろ、それ、って思ってしまうんだよなあ…。