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サービスしなくちゃいけない年齢のファミリーもいないので、連休は引きこもり。なぜかモノクロのSF映画が観たくなったので、まずはこちら。ずいぶん前にCSで録画しておいた「放射能X」。どこに出しても恥ずかしくない冷戦下の突然変異系モンスター・パニックの傑作で、特にクライマックスに至るまでのサスペンスがすばらしい。逆にいわゆるラスタチにはもうひと声、工夫が欲しかったような気もしないでもないんだけど、アメリカ映画において、アメリカ軍の所有する兵器はどんな状況でも有効、って暗黙の了解がある(ここが東宝自衛隊とのいちばんの差異だよね)ので、これはこれでしかたないか。
改めて見てみたら、死の直前までモールスを打ち続ける商船の信号手とか、「ラジオ・テレビのスイッチは切らないで下さい」とか、のちの特撮映画に引き継がれるネタがたくさんあったんだな。あと、前に見た時はてっきり殉職した、と思ってたカーク・ダグラス似のおまわりさん、死んだと決めつけたもんでもないような表現がされていたんだな。好きなキャラなので生き延びてる事を陰ながらお祈りします。
勢いに乗ってもう一本。こっちはずいぶん前に買ってたんだけどシュリンクも取ってなかったヤツ。アーコフ・ライブラリーの中の一作。B級映画の帝王、ロジャー・コーマン監督作品、「原子怪獣と裸女」。凄いタイトルだがもちろんこれは(AIPだからね)腰砕け。だけどある意味低予算映画はこうあるべき、と言うお手本のような作品で、実に良くできている。タイトルから想起されるイメージよりは、むしろ「マタンゴ」あたりに近いテイストの、かなり閉じた舞台でくり広げられる人間模様。金がなくてもできる事はいろいろあるよ、ってのを教えてくれる一作で、自主映画とか撮りたいと思っている方は、このあたりの作品をざっと見ておくと良いんじゃないかと思えてしまうな。「粗にして野だが卑ではない」を地で行ってると思うんだ。
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