ばむばんか惰隠洞

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2011-05-02 [長年日記]

[web][Anime] 朝アニメ

月曜日は家庭ゴミ出さなくちゃいけないからね。ちょっと早起きしたのでニコ動で「花咲くいろは」、「日常」、「そふてにっ」。「いろは」、ライバル旅館の孫娘に戸松遙、戸松(暗黒)神話と豊崎(ウハウハ)伝説、どっちが強力なんでしょうな。あ、わたしゃ戸松遙さん、別に嫌いじゃないですよ(^^;)。「日常」と「そふてにっ」は、相沢舞と菊池こころ、おっちゃんかなり好きなんだけどいまいちブレイクしない声優さんがなんか楽しそうにお仕事してる感じで、それはとっても嬉しいなって。

[Books] 彷徨える艦隊6 巡航戦艦ヴィクトリアス

彷徨える艦隊〈6〉巡航戦艦ヴィクトリアス (ハヤカワ文庫SF)(ジャック キャンベル/Jack Campbell/月岡 小穂) ジャック・キャンベル 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011804-4 \880(税別)

まだまだ続くよ

シンディック、さらには謎の異星人のしかけた罠と追撃を振り切って、なんとかアライアンスの勢力範囲への帰還を果たしたギアリーと彼の艦隊。彼らが持ち帰った情報は、アライアンスのみならず、敵対してはいるが同じ人類であるシンディックにとっても極めて危機的な兆候を秘めていた。いかなる理由があるのかは判らないが、シンディックに接触してきた異星人達は、人類世界に対して壊滅的な打撃を与えるべく、慎重に画策を張り巡らせてきていたのだ。ギアリーの艦隊の活躍によってシンディック側の勢力が大きく削がれた今、異星人達の行動も次の段階に進むことが予想される。シンディックとの戦いを一刻も早く収束させ、人類を超えるテクノロジーを持つと予想される異星人達に対する行動こそが急務なのだが…。

前作から一年以上のご無沙汰だったのか。まあこの間、なんだかんだでこのジャンルの作品が結構な数出てたせいで、とりあえず待ちくたびれた感はなかったのは良かったかも。シリーズ的には最終刊となる本書では、仇敵シンディックとの戦争の決着と、シリーズ中でもちょくちょくその存在が示唆されてきた謎の異星人達への対応をどうするのか、ってあたりがお話のキモ。もちろんそう簡単にカタがつくような話ではないんだけれど、それでも何だろ、全体としてはギアリーに敵対することになるもろもろのサイドのキャラクタたちは総じて物わかりが良く、ギアリー側は優秀すぎ(ボライソーで言う、『我ら幸いなる少数』ってやつですな)。基本的に勝ち戦の物語で、戦いの部分ではギアリーたちは徹底的に追い詰められれるところまでは行かず、意外にサクサクと問題を片付けて行ってる感じはある。かわりにシリーズ後半になってクローズアップされてきた、ギアリーさん個人の義務感とか目的意識とかの折り合いの付け方ってあたりの問題(ま、いうてみたら色恋沙汰なわけですが)を通じた、一人の人間の成長の物語って所に多めに筆を割いたような構成と言えるかな。

そこの所の描写も決して悪くはない、というか、ラストはそれなりににんまりできる物になっているとは思うけど、それでもやっぱり、乗り越えるべき障害って部分が少々手薄に過ぎないか? って恨みは残る。「シーフォート」までの鬱展開も、あれはあれでどうかとは思うが、それでもあの容赦のなさは一つの魅力だったと思うけれど、本シリーズはそこまで主人公を追い込んではいない感じはあるかもしれないな。先にも書いたけど、敵対する側が案外物わかりがいいので、割と肩すかしを食ったような気分になってしまうのだね。

著者のキャンベルさん、スプルーアンス級の駆逐艦での乗務経験もあるれっきとした元軍人さんだったと言うことで、あまりにあからさまなコントロールするシビリアン批判、みたいなことはやりづらかった(軍人さんの本分、ってのもあるだろうしね)という事情もあったのかもしれないけど、そこはSFですよ、ってことで、もうちょっと突っ込んでくれても良かったんじゃないかって気もしなくもない。そこはちょっと惜しかったけど、近年ぼこぼこ訳出されてるミリタリ系SF作品の中ではかなり面白いシリーズなんじゃないだろか。お話はまだ終わってなくて、続編シリーズもあるって事なので続きも楽しみにしてます。

おまけ。本書の解説は岡部いさくさん。なんだかとっても楽しそう(w。で、岡部さんもちょっと言及してるけど、アライアンスの補給艦のネーミングセンス、どうも妖怪とか魑魅魍魎の類から名前を取ってきているようなんだけども、本書で大活躍する補給艦の名前は「タヌキ」。そりゃちょっとねえよなあ(^^;)。

★★★☆


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