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別な本を探してたんですが、出てきたんでついつい読んじゃった。第二次世界大戦ブックス(23)「マッカーサー 東京への長いながい道」 シドニー・メイヤー著/芳地昌三 訳 1971年 →amazon(ユーズドのみ)。このシリーズで個人がテーマになってる本はそんなに多くないんだけど、そんな中からチョイスされたってことは、まあ多分に日本の読者向けのセレクトってことなんだろう。さまざまなエピソードを持つ人物なんだけど、本書では主にその軍人としての側面に多く筆を割いた本。
まあこのシリーズは基本的に一つのテーマを大づかみに説明する本で、あまり深いところまで突っ込んで書かれていないのと、日本人的にはむしろそっちの方が興味深いであろう、日本占領時代のエピソードがない(まあのちに『日本占領』って本も出るんだけど)あたりがちょっと物足りないか。
とはいえ軍人としての優秀さと、政治的な見通しの乏しさが共存し、フィリピンに深い思い入れがありながら、東洋人に対する軽い蔑視も併せ持つ複雑な人物であったらしい、ってことは見えてくる。
ま、それ以上に「へえ」と思ったのは、1943年の段階で、アメリカは太平洋戦線に全兵力の30%しか振り向けていなかったと言うこと。7割引の戦力相手にあれほど苦労させられていたとはね。ホンマ、アメリカとだけは戦争したらいかんなと思わされたことですよ。
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