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キャメロンさんにはちょっと休んでいただいて、こちらも買い取らせていただいた本から晩飯あとのお楽しみ、皆川ゆか 著「評伝シャア・アズナブル」(講談社文庫 書影はamazon)。
あのクソ重たい大著、「GUNDAM OFFICIALS」著者、皆川ゆか氏による、シャアという人は居たんだ、という前提の評論。「OFFICIALS」でもちょいと語られていた、「人物としては一流、ニュータイプとしては二流」であるシャアという人物の極めて巧妙にして恣意的な分析。喩えとして適切かどうかわからんけど、戦隊シリーズに「すごい科学で守ります」があるように、ガンダム世界には本書がある、という位置づけは乱暴すぎますかね。
基本的にアニメーションで発せられた台詞を元に組み上げられていくシャア(キャスバルではなくシャア、ってところがミソなんだとは思う)、というキャラクターへの愛ゆえの深読みを楽しむ、という面白さは確かにある。自分はキャスバルでもエドワウでもシャアでもない、クワトロさん時代の彼が、なぜにああもああだったのか、ってところの記述になんというか、著者の愛、のようなものを感じてしまった(^^;。
そこらのある意味企画的な何かを別にしても一点、「ああそれはそうかも知れんな」って記述があったんですが、それ書くのはネタバレ気味になりそうなので自粛します。ただ、シャアって確かにそういう人かもね、というパートがあったことだけは言っとこう。うん、シャアが愛するのはそういう人かもわからんね。そこはかなり納得できました。クワトロさん関連の掘り具合と込みで、かなり結構な一冊ではなかったか、と。
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