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「ミカグラ学園組曲」、「トリアージX」、「放課後のプレアデス」。ここはどれも切ってもいいけどなんとなく切れずに見てる感、はあるのかも。「ミカグラ…」、ウザい系の主人公がちょっとアレだがまだ多少は引っ張り力はあるか。あとこれ、なぜかアクションシーンの描画スタイルが妙にガイナックスっぽくなるのはなんか理由があるのかな。「トリアージ」は案外オーソドックスに面白いんじゃ無いでしょうか。「プレアデス」も、BGV的に流しておく分には結構心地よい絵を作ってくれてはいるんだよなあ。
T5-1S。正しい勝ち方だったと思う、が、それに隠れて結構首を捻る和田はんの采配もあったと思うぞ。点が取れたから良かったけど7回、左対左ってだけで打撃好調の隼太に代打を出します? 確率の問題より先に、選手を信じてないんじゃ、って気がしてしまうんだけど。打撃不振だからって大和を外すってあたりも含めて、勝利のための自転車操業感満点なんだよなあ。それで選手が育つものなのかねえ。
ジャスパー・T・スコット 著/幹遙子 訳
カバーイラスト EVILVIT
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011998-0 \840(税別)
人類が別の銀河に向けて開いたスペース・ゲート。だが、ゲートの向こうにはサイジアンと呼ばれる異星人が潜んでいた。自らの宇宙船を隠匿する技術を使い、奇襲に次ぐ奇襲を繰り返すサイジアンによって人類はわずか9ヶ月で数兆の人命を失い、ごくわずかの生き残りと数隻の宇宙艦が暗黒星域に逃げ込んでようやく生きながらえている。そんな状況下でも人間の営みは続いていた。明るい面でも、暗い面でも。
イーサン・オルティンは最高レベルの技量を持つパイロット。だがその腕を見込まれて密輸に協力し、妻子と引き離され流刑星に収監されてしまう。折悪しくそのタイミングでサイジアンの侵攻が始まり、家族とは離ればなれ。家族に再会するためにもと生計を立てべく偶然であった若い女性、アレイラと共に始めた運び屋もトラブル続き。闇社会の顔役、ブロンディからの借金が返済できず、場末のステーションに潜む二人は状況を好転させるため、わずかに残った帝国軍に入隊しようとするのだが……。
滅亡寸前の人類、ただ一隻残った宇宙空母、謎の異星人、生き残りをかけた大航海(が始まるかもよ、ってところでこの巻は終わってるんだけど)、主人公は凄腕パイロットのアウトローと、何となく「ギャラクティカ」っぽい要素が詰め込まれてる。その上で最近のやたら分厚いミリタリSF大流行りの中、割に軽めのヴォリュームにかなりスピーディーな展開、ちょっとしたどんでん返しなどもぬかりなく用意されていて、そこの所はかなり好ましい、と言えるかもしれない。
ただしその好ましさはさくさく読めて良いね、ってところで止まってしまっていて、それ以上先に進んでくれないのがなんとも。軽いヴォリューム、ってのはしばしばご都合主義を招き、スピーディーな展開、ってのは言い換えれば説明不足、ってことになる。どんでん返しの部分だけはちょっと「お」って思ったけど、だったらそこに至る150ページほど前の描写には、もう一つネタを仕込んでおかんといかんのじゃないの? って気もするし。
ほら、設定上はいろいろ壮大な背景をぶち上げておいて、実際にはそこそこ作り込んだセットの中だけでお話を進めていくタイプの映像作品ってあるじゃないですか、ああいう低予算感がじわじわ伝わってくるんだよな(w。
いろいろ盛り込まれてるけど総じてどれもこれも寸足らず。最後のどんでん返しから来る次巻以降へのヒキは辛うじてあるにはあるけど、この本ってシリーズ物の第1話なんだね。訳者あとがきによると本国ではすでに5巻まで刊行されてるそうで、だったらなんかシリーズタイトル的な物をつければ良さそうな物を、なんでこいつではそれ、やってないんだろう。もしかしてハナから続きを出せるほどの自信は無い、とかですか?
★★☆
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