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前日深夜の分、「ゾンビランド・サガ」。このサガは物語のサガじゃなく佐賀。佐賀を舞台にいろんな理由でゾンビになっちゃった女の子達がアイドルを目指すようなお話。1話目は偶然見れたんで、ある程度事情はわかってたんだけど、ゾンビの見かけでデスメタルかますような話かと思ったらそうじゃなく、ちゃんと普通の人間に見えるように特殊メイクしてロコドルやる話なのね。まあ適当に無責任で、良いんじゃないっすか。
金曜深夜、「宇宙戦艦ヤマト2202」。コスモリバースシステムが作動したことで産まれた一種の鬼子、時間断層。そこは通常の空間の10分の1で時間が進む空間。地球とガミラスはここを利用して3年間で30年分の技術革新を遂げていたのだった、という。これもまあ、「2199」の時にも感じた答え合わせの一環と言えるのかな。わずか3年であのぼろぼろだった地球にこれほどの宇宙艦隊ができたのか、と言うね。あとはなんだ、空間機甲団(だっけ?)お披露目回でしたね。
林譲治 著
カバーイラスト Rei-Hori
カバーデザイン 岩郷重力+Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031342-5 \860(税別)
準惑星天涯での死闘を制し、かろうじてガイナスを押し戻すことに成功した人類コンソーシアム。だが出雲星系の辺境、壱岐は出雲その他から進出してきた人類艦隊と、壱岐の既得権益の代表者達との間には微妙な軋轢も生まれつつあった。さらには人類艦隊内部にも、初戦で赫々たる戦果を上げたはぐれ者舞台に対するやっかみなども発生していた。そんな時、正体不明の小惑星が壱岐星系に接近しつつあった…。
えーと、他にも未読本は積んであるんですけどね、何せほら、昨日「ウルトラマンF」を新開地の立ち飲みで読み切っちゃって、そこから家までの時間、読めるのは当日購入した本書だけだったという…。しかもこれがめっぽう面白くって、途中で別の本に移るのも何かなあと思って、そのまま読み切っちゃったんでした。
んで前作が、プロジェクトの立ち上げにまつわるあれやこれやと、やや規格外ではあるけれども実は「正しい」戦闘規範に則って行動する軍隊の迫力の戦闘シーンが描かれていたとするなら、本作はプロジェクトの実行、特に「情報」がテーマのお話ということになるだろうか。情報を収集し、分類・分析し、その情報に対する対策を講じ、そしてそれらの成果物を滞りなく伝達する、というのがいかに重要か、ってのが今回のキモってことになるんじゃないだろうか。
それをベースに軍事方面では、まるでかつての旧日本軍が嵌まっていた情報軽視、兵站無視が現場に取り返しのつかない損害を与えるような描写があり、ここに壱岐星系限定での権力闘争、こちらは閉塞しつつある社会状況を、この機会に刷新しようとする勢力と、頑なに旧来の体制を護ろうとする勢力の衝突が織り込まれる。この辺の匙加減は流石に上手い。んでここにスマートなのかベタなのかわからんくすぐりが挟まる感じは、前作の感想でも書いたけど、ちょっとモヤッとするところかな。まさかそんなベタなことをやるとは思わなかった上に、こっちのコンラートは歌っちゃダメだろ、と思ってたらいきなり歌うし(w。
そこらのちょっとした引っかかりはあるにはあるけど、全体としては大変楽しめる一作。面白かったです。
★★★☆
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