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昨日から少々下痢気味だったカミさん、今日は透析の日なのでお医者様にお腹のことも話しなさいよ、って言って送り出したんだけど、帰ってきたらカミさん、「先生が中央(病院)に連絡してくれたんでこれから送って」と。中央病院はカミさんがずっと入院してた病院で、担当医の先生にお腹の件、看てもらえるように手配してくれたのかな、なんて思ってタクシー呼んで中央へ。
救急外来で「電話あったと思うんですけど」って声かけたんだけどなんか一向に要領を得ない。「聞いてないんですけど、念のため(透析受けてる)クリニックに確認してみます」って。待つことしばし、クリニック側の担当者の方からオレに「お腹の調子が悪い、と言うお話は聞いたので頓服は出しておきましたが、中央に連絡、というのはこちらからはしていないのですが…」ですって。
早い話、カミさんがそう思い込んでしまったと言うことのようね。
薬の影響なのか、入院中から記憶が飛んだり、ちょっと判断力があやふやな時はあったんだけど、今回はお話が結構リアルだったのでこっちもうっかり信じ込んでしまった。結果、2000円払って病院での休憩含む30分のドライブでおしまい、というね。クリニックの担当者さんからは、「これからは連絡ノート作って、今日何をやったかはお伝えしますので」なんて言われちゃった。妻よ、キミ保育園児並の扱いになっちゃったぞ(苦笑)。
銅大 著
カバーイラスト 浅田隆
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031369-2 \900(税別)
銀河系に広く播種を行った未来の人類。ある人びとは冷凍睡眠状態で辺境の惑星へと移民を行い、またある人びとは宇宙を巡る採掘船団を故郷として…。ある時、人類は<
で、プリルに住む移民団の少年マックスと、採掘船団の少年エランが出会い、仲間たちと共に<空食い>と戦う防疫団のメンバーになって、<空食い>との決戦に臨む第一部と、それから300年後、一応の平衡を保つことに成功した人類社会で、(いろんな事情で)冷凍睡眠から醒めたマックスたちがある意味硬直してしまった人類社会に風穴を開ける第二部、と言う構成。著者の
その上で本書、ジュヴナイルとしてとても良い出来に仕上がっている、と思う。少年が自らの資質を精一杯発揮して南極に立ち向かう、と言う図式とか、あまりナマな方面には行かない程度の恋バナとか、良い感じに抑制が効いたお話に仕上がっていて大変好感が持てる。良き
その上でケチを付けるなら、第一部と第二部にほぼ関連性がない、ってところだろうか。第一部の強大な敵である<空食い>が第二部ではまったく顔を出さない、って構成はどうしても物足りなさがある。ここはどうかして第二部にも繋ぎを残して欲しかったな、とは思います。
それでもジュヴナイルSFとして、とても良い作品だと思う。これはこれできれいに終わっていると思いますけど、続きがあるならそっちもぜひ読みたいと思います(w。
★★★☆
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