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んーと(^^;。「天晴」、ようやく小雨の強さが判ったお話、こういうの、好きですよ。
いろいろすっ飛ばして「ゼロワン」。んまあ良い最終回でした。いくつか気になるところもあるにはあるけど、平成以降の「ライダー」の中ではかなり上出来だったんではないかと。何よりデザインが素晴らしかった。個人的にはゼロツーにもう一幕、見せ場を作って欲しかったけどね。
麒麟も来てた。音のオーバーアクトっぷりが「麒麟」っすね(w。
横田順彌 著/日下三蔵 編
カバーイラスト 榊原一樹
カバーデザイン 板野公一(welle design)
竹書房文庫
ISBN978-4-8019-2285-3 \1200(税別)
その男、中村春吉。単身自転車を駆って世界一周無銭旅行に挑む快男児。今彼はスマトラ島を訪れていた。今回の旅の目的はシンガポールに住む女性へ、友人であるその夫からの送金を届けるところ。だがここスマトラはパレンバンでちょっとしたトラブルに巻き込まれ…
実在した明治の快男児の冒険譚6編と初出時に掲載されたバロン吉元氏のイラストも収録。
「異形コレクション」だったかな、あちらのアンソロジーで何作か発表されていた押川春浪シリーズと何となく共通するテイストの秘境冒険譚。同じ著者には「人外魔境の秘密」なんてのもあるわけだし、まあ著者お得意のジャンルと言えるだろう。中村春吉という人は実在の人物で、実際に無銭旅行を行った人なのだそうだが、もちろんこれはノンフィクションでもルポルタージュでもなくれっきとしたフィクション。だから史実に良い案配にハッタリがまぶされる。かと思うととあるエピソード(コーヤドーフ焼夷弾ね)は現実にもあった話だった、なんて記録もあるようで軽くクラクラできること請け合いです(w。
なので言い方は悪いかも知れないけど、半笑いで読み飛ばしていくのが楽しい一作と言えるかな。これは馬鹿にしてるわけじゃあなくて褒め言葉。何というのかな、SF的なリテラシーがそんなになくても、基本的には秘境冒険もので、そこに軽めのSF的なアイデアがまぶされた作品群なわけで、あまり深く考えなくても楽しめる作品になっていると思う。その上でSF読み込んでる人だったら毎回まぶされているSF的な要素に深読みしてみる楽しみもあったりするあたりが、作家の「腕」って事なんでしょうかね。
凝った装幀が話題になっていたような気がするけど、もちろんそれだけじゃなく、内容が素晴らしいからそのガワの方も凝ってあげたいと思ってのことだったのだと思う。いろんな意味で「良い造り」の本であったと思います。まだ本になっていないお話もあるのですよね? そちらも是非。
★★★
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