ばむばんか惰隠洞

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2017-11-20 [長年日記] この日を編集

[Books] 月の部屋で会いましょう

月の部屋で会いましょう (創元SF文庫)(レイ・ヴクサヴィッチ/庄野 ナホコ/渡邊 利道/岸本 佐知子/市田 泉) レイ・ヴクサヴィッチ 著/岸本佐和子・市田泉 訳
カバーイラスト 庄野ナホコ
カバーデザイン 波戸恵
創元SF文庫
ISBN978-4-488-76801-0 \1100(税別)

ECCENTRICS on SF

1967年、僕とルイーザは恋人同士で僕は宇宙関係の進路を模索し、ルイーザはタンジールで悟りを得ようと考えていた。当然ふたりは別れ、程なくルイーザの訃報が届く。ところがそれから30年後のクリスマス・イブ、死んだはずのルイーザからの電話が。彼女の言葉は「月の部屋で会いましょう」だった……。奇妙な味わいに満ちた短編集、表題作を含む34編を収録。

全く知らない作家なんだけど創元「SF」文庫に入っているんだから、と言う理由だけで買った本。なにせ34編も収録されている訳だから、ひとつひとつはほぼショート・ショートの分量。なんだけど通常のショート・ショートとはかなり趣が異なっている。

普通ショート・ショートってのはそのボリューム故にお話の鮮やかなどんでん返しに魅力がある訳で、そのためには「今どんでん返しが起きた」と言うのが間違いなく解るようになってなくちゃいけない。古くは星新一、90年代の草上仁、最近だと(ショート・ショートというよりはちょっと長いかも知れんけど)ジェフリー・ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」なんてのが代表格か。ディーヴァーの本なんかはそもそも原題が"TWISTED"。トゥイストこそがショート・ショートのキモ、と思ってたんだけど、そんな先入観で本書を読むと、相当困惑することになる(^^;。

全体にショート・ショートの端正な構造を維持することよりも、お話の流れの微妙な不可解さと、そこから導き出されるなんとも言えん居心地の悪さ、みたいな物が逆に魅力になっている、と言うことだろうか。全体に「不思議」を提示して、それを「不可解」でぶった切る造りと言えるのか。

物によってはそれでも、ああこれはこの作家なりのホラー表現なんだな、とかこれは何となく白人マチズモへの皮肉なのかな、と想像できるお話もあるにはあるんだけど、大半のお話はおかしな事をおかしなまま放り投げ、さてどうだい? と問いかけてくるような感じ。何というかな、正しい比喩かどうか自信はないけど吉野朔実さんが「異形コレクション」を描いたらこうなるんじゃないか、って気が少しした。「いたいけな瞳」とか「ECCENTRICS」に納められてる短編のニュアンスを感じたことでした。ワケ解らん話総進撃なんですが、意外と捨てがたい魅力のある短編集かと思います。奇想爆裂な「俺たちは自転車を殺す」、世代的にどうしてもEL&Pを想起してしまう「最終果実」あたりはかなり好きかも。

★★★☆


2017-11-19 [長年日記] この日を編集

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

週末分。いろいろ作業しながらだったのであんまりしっかり見ていない。とりあえず土曜深夜は「ボールルームへようこそ」と「魔法使いの嫁」が見れたらまあいいかな、的な。「宝石」も「血界」も別に嫌いな訳ではないですけど。

「ビルド」、バンジョー君がライダーの力を得る話。現状ベルトは一本しかないのに、ライダー候補はふたりって状態をどう解消するんだろ。あと、スパイとばれた人を怪人化して、って機密保持の上であまりにもザルなんじゃないかしら、ってのは言わない約束かな(^^;。「キュウレンジャー」はここのところ影が薄くなっていた司令のフィーチャリング回。ここは楽しく見て来週、チャンプとアントン博士のちょっと重いエピソードに繋ぐって感じですかね。

「直虎」、ついに築山殿事件に決着。徳川家最大の痛恨事を背景に、直虎と万千代の間のわだかまりが一つ溶ける、様なお話、ってことで。


2017-11-17 [長年日記] この日を編集

[Anime][SpFX][TV][Chinema] 定期視聴番組 まとめて

先週の分。忘れてるのもあるので思いだした分のみ抜粋。「ボールルーム…」、ぽっちゃり幼なじみ(違)の過去回想編。ええと、微百合、ということですかね。「血界戦線」、良く覚えてないけど、派手だった。「宝石の国」、良く覚えてないけど、宝石さんがぱりーん、て。「魔法使いの嫁」、エルフの王は山口勝平、女王は大原さやか。強いな(w。

「ボルト」、フルボトルほとんど取られちゃったセント君、んで次回、バンジョー君が新たなライダーになるって流れなのね。「キュウレンジャー」はラッキー王様になる、の回。王位を継承したのにそのままキュウレンジャーとして活動する、って流れに一悶着欲しかったような気が。あと、先王死んじゃってましたーで済ましちゃうのもちょっとどうかと思ったな。

「直虎」、ついにやってきた築山殿事件。信康様がすばらしく「いい人」だったが故に命を取られざるを得なかった、って流れは去年の大河の秀次さんに通じる物があるかも。

「シン・ゴジラ」も観ました。不祥事やらかした俳優さんのシークエンスがごっそりカットされた以外はおおむねオリジナルに近かったような気が。何となくだけど、折り紙のシークエンスとか若干端折ったか? って感もあったけど。あと、CFの入れ方は割と良い感じだったと思うけど、挟まるCFの数、多すぎませんかね。昔はこんなにCFで待たされたような事はなかったんじゃないかと思うんだけどな。

「クジラの…」、大決戦の前のお休み回。「つうかあ」は双子ちゃんのエピソード。「ノイタミナ」枠は見事に録り損ね。「このはな綺譚」、結構好きなんですけどね(^^;。

[News] 訃報

声優鶴ひろみさん (asahi.com)。代表作など挙げることすら困難なくらいたくさんのお仕事をなさってきた方だけど、個人的には幼児時代の倅につきあってさんざん見る羽目になった「アンパンマン」のドキンちゃんということになるでしょうか。ほぼオレと同い年なんだよな。なんか複雑な気もするよ。たくさんのキャラクタに命をふき込んで下さり、本当にありがとうございました。どうか安らかに。


2017-11-16 [長年日記] この日を編集

[Day] 何となく調子悪い

画像の説明床に伏せって呻吟するほどでは無いんだけど、何か身体重い感じ。一応テレビも見てますけど日にち経ちすぎだな。今日はかなり元気あったので、三宮まで出て映画観てきました。感想は改めて。家に戻ってきたらやっぱり身体が重たい感じでいやはやうーん(^^;。

[Chinema] ブレードランナー2049

スタッフ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハンプトン・ファンチャー/マイケル・グリーン
原案:ハンプトン・ファンチャー
音楽:ハンス・ジマー
原作・キャラクター創造:フィリップ・K・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
製作総指揮:リドリー・スコット
出演
ライアン・ゴズリング
ハリソン・フォード
アナ・デ・アルマス
シルヴィア・フークス
公式サイト:http://www.bladerunner2049.jp

高性能だがピーキーすぎるレプリカント、ネクサス・シリーズで世界を混乱させてしまったタイレル社は倒産、その資産を受け継いだ天才科学者、ウォレスによって無制限の寿命と極めて落ちついた性格を持つ新型レプリカント、ネクサス8型が登場していた。ウォレスによって開発された合成食料の量産も成功し、人類は2020年の「大停電」の危機も乗り切り、なんとか平和を享受している。この時代、旧型で人類にとって潜在的な危機となりうる旧型のレプリカントたちの捜索と排除にあたる警察官たちは、ブレードランナーと呼ばれていた。

そんなブレードランナーの一人、Kは与えられた任務を無事遂行するのだが、その過程ですでに死んでしまったレプリカントの遺骨を発見する。調査の結果そのレプリカントの遺骨には驚愕すべき傷跡が残っていた……。

そもそもソフトが様々なバリエーションが存在し、K・W・ジーターによる続編小説などという(厄介な)物が存在し、その上監督のリドリー・スコット本人が「デッカードもレプリカント」なんて発言をかましたりと、巨大なカルト作品故に様々な後付け情報が加味されて訳分からんことになってしまった巨編の続編、なんて物が造られる訳はなかろう、もしくはそんなことしたら大火傷だろう、と思っていた作品が本当に造られるとは。しかもそれが結構良い出来になっていようとは思いもしなかった。これはかなりの拾い物かと。

大ヒット、もしくはカルトになった作品の続編というのは、ともすれば前作の見栄えの良い部分をなんとかして、少しでも多く引き継いでそこを見せ場にしよう、なんて目論見が入り込むもので、それが続編の出来を逆に低い物にしてしまいがちなんだけど、今作はそこはかなり控えめで、むしろ前作で用意されてた様々な魅力的なパーツを意識的に排除し、それとは違う、新しい世界観を構築しようとしている感がある。あらすじでも触れた「大停電」という世界リセットがありましてね、でかなり豪快に旧作の世界観をさっぱり消し去って、その上で新たな物語を構成する、という形。その上で前作、というかそもそもの原作であるディックの世界観であるところの、「俺は本当に俺なのか?」ってテイストの部分は改めて、かつ新鮮に作り込まれている部分が本作の魅力なんだと思う。

非常に思わせぶりな描写が多く、前作同様カルト作品的に語りがいのある要素てんこ盛りなのも魅力と言えるか。アドバンスト・ミクとも言えそうなバディAIのジョイとか、ジョイの起動音が「ピーターと狼」なのは何か意味があるのか、とか、ロス警察の公式印刷物にだけはなぜ日本語の表記があるのか、とかね。ただ、そういうヒキは色々あるけど前作なみにカルトな巨塔としてそびえ立てるかと言えば、そこはどうなんだろう。前作も欠点が無かった訳では無いと思うけど、本作は前作以上にそういう部分が多かったと思う。結構気になるところもあるんだよね。たとえば、

  • 発掘されたレプリカントの遺骨(?)に刻印されたシリアルは N7……に見えたけど、彼女はネクサス6だったのでは? (前作の)最後の最後に彼女はまた別、みたいなモノローグがあったと言うことは彼女はネクサス7?
  • なんでデッカードはK相手に最初あんなに敵対的だったの?
  • デッカードとKの許を襲撃したチームはなぜKを放置して立ち去ったの?
  • ネクサス6には6年(4年だっけ?)という寿命が設定されてたのに、その後の時代に厄介なレプリカントが残っているというのはどういうこと?
  • Kにある意味特別な初期設定が施された(んだよな?)理由は?

とかなんとか。こういう、良く分からんことを含めつつ、お話はかなり凝った、だが華やかではない映像が続き、しかもそれが結構長めで、かつ見ている側の生理を気持ち良くしてくれるような展開をハナから捨てている感じがして、見ている間になんだかタルコフスキーのSF映画を見ている気がしてしまったんだった。深いことをやっているんだな、とは分かるが何でそんなにそこに時間を割くんだろう、って気になってしまって意外と映画本体にのめり込めない自分がいたのも確かなところで。悪くはないんだけど、諸手を上げて大絶賛、までは行かない感じだったかな。観る人を選ぶ映画なのかも知れない。

とはいえ随所で挟まれる前作への目配せとか、良いところもあったんですけどね。ガフ君に再会できたのは全然予想してなかったので、ちょっと嬉しい驚きでしたよ(^^;

★★★


2017-11-11 [長年日記] この日を編集

[PC][Oldbooks][Day] 文句いろいろ

Windows10のアップデート、アップデートしてくれるのはいいんですけど、その度にデスクトップに置いてるショートカットアイコンを画面左側に勝手に整列させてくれるのは何なんだ? 結構迷惑なんすけど。

しつこくネタにする、ゆうメールの価格問題。今日も頑張って厚さ3センチに抑えた荷物を持ってるんるんで郵便局に行くと、規格外判定。何でやと思ったら重量が1Kg越え。そっちの制限もあったんだ、とそこでようやく思い出す。出直してレターパックに詰め直そうかとも思ったけどそれも面倒なので、送料560円、ぐっと呑んで発送。 近所の焼き鳥屋でヤケ酒(まあヤケじゃなくても呑むんですけど)。

ついでに自分にも文句。肩が凝る→湿布薬を塗る→皮膚が弱いのであっという間に湿疹みたいな物が湧く→皮膚薬を塗る→滲みる→肩が凝る。うーむ……。

[Anime] 定期視聴番組

週のまんなか、「いぬやしき」、「このはな綺譚」、「機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争」、「少女終末旅行」、「キノの旅」、「結城結奈は勇者である 鷲尾須美の章」。警察が意外と優秀でした、ちう「いぬやしき」、この先に大カタストロフが待ってるんでしょうな。ジャパネスクARIA感満点の「このはな…」、安易といえばそうかも知れんけど、これはこれで好き。「ポケ戦」はまあ、時代が時代だから。

「少女終末旅行」、旅する二人が出会う人々が今のところ日本由来の姓、というのは何か訳があるんだろうかね。お話は「飛べ! フェニックス」でしたな。結末はちょっとビターだったけど(w。「キノの旅」、OPで顔出しててちょっと気になってた、モトコンポとそのオーナーのお話。今回はキノ君はお話へのコミット無し。「ゆゆゆ」は結城結奈の章へと繋がるお話、まあ、いろいろ辛うおますな(つoT)。


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