ばむばんか惰隠洞

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2016-12-08 [長年日記] この日を編集

[Day] そしてまた寝違えた

…のか、別の原因なのか。前は左の首筋だったんだけど今回は右肩周辺が痛いこと痛いこと。こんなときに限って古本のご注文を多めにいただいたので、泣きながら古本掘ってました。

明け方痛くて目が覚めたので、やっぱ酔っ払って寝ておかしな寝相になっちゃったのかなあ。


2016-12-07 [長年日記] この日を編集

[Day] 映画見てきた

前日深夜に座席を予約したときは数席しか埋まっていなくて、一応ピークは過ぎたかな、と思ったんだけどそんな事はなかったよ。最前の2列ぐらいに空きがある程度で、それ以外はほぼ席埋まってた。客層もアニメ作品にしては年配の方も多かったですね。ということで「この世界の片隅に」見てきました。感想は改めて。あ、パンフは次回待ちのお客さんでロビーがかなり混雑してたんであきらめました。なので原作マンガの書影のっけときますね。

[Chinema] この世界の片隅に

この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス)(こうの史代) この世界の片隅に : 中 (アクションコミックス)(こうの史代) この世界の片隅に : 下 (アクションコミックス)(こうの史代) スタッフ
原作 : こうの史代
監督・脚本 : 片渕須直
監督補・画面構成 : 浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督 : 松原秀典
音楽 : コトリンゴ
声の出演
のん
細谷佳正
稲葉菜月・尾身美詞・小野大輔
潘めぐみ・牛山茂・新谷真弓・岩井七世
公式サイト:http://konosekai.jp/

昭和初期、すずの一家は広島で平穏に暮らしている。世界は戦争に向かい、すずのもとには縁談が舞い込んでちょっとした波紋はあるけれど、人びとの暮らしはそれほど大きく変わらない、ように見えて戦局の推移は人びとの生活に徐々に昏い影を落としていく。それでも世界は続いていく…のだけれど。

最初に。自分はこうの史代さんの絵が割と苦手です。何というのかな、どこかこう怪奇マンガのテイストを感じてしまって、積極的に手が出ないタイプの漫画家さん、というか。なので今回の映画も絵的に取っつきにくかったらどうしよう、なんて思いながら劇場に向かったんですが、そこは良い感じにアニメ映画向けに調整されていて、ちゃんと気に入って見れる絵になっていた。何となくだけど、原作の絵よりも若干ネオテニー化を進め、愛らしさが増したような印象を受けた。まずはここが良かったです。

精緻を極めた昭和前期の広島を舞台に、ちょっとおっとり(ぼんやり?)した娘、すずの日常を丁寧に描きながら、その背景では大きな歴史のうねりが起きているらしい、けれどもすずの周りで生きる人々は、何よりもまず毎日毎日をちゃんと生きていかなければならない、だから生きていく、というお話を淡々と描いていく。いろんなところで大絶賛されていて、自分が何かを足すようなこともないんだけど、この、生きていかなければならないから生きていくんだ、というところが無駄な気負い無しに表現されているところがとても素晴らしいと思った。

おそらく細部に踏み込んでいけばそれはそれで掘り出しがいのあるネタは満載なんだろう。たとえばすずさんと晴美ちゃんがしばしば眺める呉軍港の遠景、そこに舫っている軍艦の艦種を考察するだけでも調べ甲斐はたっぷりありそうだ。なんだけどそういう深いところまで掘りまくるような映画の楽しみ方をしなくても、表層的に観ているだけでも意外にちょいちょい観ているこちらに「ん?」と思わせる何かがちりばめられているのが凄い。

見始めてすぐに、自分が感じたのは「百日紅」っぽいなあ、というところかな。特に大きな起伏もなく、日々の暮らしが淡々と描写される裏で、実は避けられない「死」の匂いが近づいてくる、というあたり。そういえばあちらの主人公も絵を描く女性でしたね。ただ、あちらと違うのは、時代をより近代に寄せてきて、かつそこには現在只今の我々にとっては周知の事実であるのに、当時の登場人物たちは誰一人この先に何が待っているかは判らないという二重構造が、ほのぼのとして、随所で笑いも取れるように出来ているこのお話に、なんとも言えん不穏な緊張感もまた同時に仕込むことに成功している、というところだろうか。もちろんそうはいってもそこに押しつけがましさなんかは全くなく、あくまでも銃後にあっては何より優先するのは日々の生活なのだ、というスタンスは崩さない。このあたりも誠実だと思う。

あと、これは間違っているかも知れないけどこの映画、精緻な考証、作画などで作り上げられたすずさんのお話を我々は観ている訳だけど、その我々が観ているすずさんの物語自体も、実はすずさんの主観視点によるもう一つの映像作品なのかも知れんな、なんて事も思った。花街での会話になると花街の女たちの言葉や仕草にしれっと小さな花がつきまとったり、シームレスにはいってくる「バケモン」のエピソード(彼が再登場したときは真剣に「やられた」と思ったことでした)とか。すずさんの物語を追う、というよりはすずさんが見た世界や出来事を、いったんすずさんの脳内というかすずさんの絵心で再構成された「絵」をワシらは見ているのかも判らんなあ、なんて事を思ったりした。だからすずさんが表現方法を喪失したときに、スクリーンに乱舞するのはあの「絵」とも言えん、何か判らん禍々しいものになっている、ということなのかな、などと。

原作を知らない初見の感想はこんな感じでしょうかね。ただ、これは二度三度と見なおすことで新しい情報が入ってくる類いの映画なのかも知れない。それを確かめるために劇場に足を運ぶも良し、一度見ての感想をあれこれひねくり回すも良し。大変良い映画でした。

★★★★


2016-12-06 [長年日記] この日を編集

[Books] 星群艦隊

星群艦隊 〈叛逆航路三部作〉 (創元SF文庫)(アン・レッキー/赤尾 秀子) アン・レッキー 著/赤尾秀子 訳
カバーイラスト 鈴木康士
カバーデザイン 岩郷重力+W.I
創元SF文庫
ISBN978-4-488-75803-5 \1200(税別)

どんどん地味になっていく

アソエク星系にせまる内乱の影。そんな中、属する艦を持たない属躰となったブレクは孤独な戦いを続けている。対立構造にある艦隊の阻止、謎の異星種族との交渉、そして最大の敵である皇帝、アナーンダとの決着…。次々と難題が降りかかる中ブレクは……。

いつのまにか「叛逆航路」三部作、なんて呼び方がついていたヤツの完結編。すでに前作がどんな話だったかも良く覚えていない。たぶんあんまり面白くなかったんだろうと思う。で、序破急の急に当たる本作ではその辺が改善されているんじゃないか、という淡い期待を胸に本書を買って読み始めた訳だけど、いやあ読むのに時間かかった。なんというか、読んでるこちらの興味を惹く展開、というのがあまりに少なくて。

お話自体は前作から切れ目なく続いていて、物語自体は緊迫の度合いを高めているはずで、で、もちろん状況はそれなりにのっぴきならないことになっては来ているんだけど、それに向き合うブレクさんの側の対応ぶりが前にも増して内向的というか思索的になっていて、正直派手な見せ場がどんどん無くなってしまっている。んでそれに代わる読ませどころがあるのか、といわれるとそちらも少々微妙か。そもそも一作目である程度ウリになっていたジェンダーの呼称のスタイルのミスリード、かぁらぁのぉ~、みたいな面白さも摩耗してしまっている上に、前述したようにお話はどんどん内向的な方向に向いて行くのだもの、おもしろくなる要素がハナからない状態の読書、ということになってしまったんだった。

というわけで正直読むのに苦労し、苦労の割に得るものがあんまり無いという少々残念な物件。確かに会話の端々や異星人たちのコミカルな描写(全体にユーモラスな描写がちょっと増えたような気がする。そこはまあ、よかったかな)など、悪くない、と思える部分も無くは無かったけれど、んーどうでしょう、結論としてはおもしろくないに収束してしまうのが申し訳ないけど正直なところかな。会話劇がキモであるのなら、訳者の力量が問われる本だったということになるのかもわからんけど、そこらを判断出来るほど、こちらの本読み力は高くないので。

あまぞんのカスタマーレビューで一昔前のSFファンには向いてないかもよ(大意)みたいなコメントを見かけたけど、そういう事もあるかもなあ、とはちょっと思った。ただこれはロートルのSF読みの意見だけど、若い人にもこれを素直に楽しめる層ってそんなに多くはないんじゃないかしら、って気はしてるんですけどね(^^;。

★★★

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [うむぅ。私はこの「属体」三部作とても面白く読みましたよ。まぁたぶん欧米読者にとってはジェンダーだけじゃなくて宗教的な..]

ROVER [自分はちょっと辛かったですねえ。なんというか、いつまで経っても話が動いてくれない感、みたいなのがあって。各巻のカバー..]


2016-12-04 [長年日記] この日を編集

[Day] 首かぶれた

湿布貼って寝て起きて、今日発送する古本掘り。意外に深いところにあったもんだから冬だっちゅうのに汗だくに。おかげで湿布はぺろりと剥がれ、剥がれた跡は水がぐちゅぐちゅ。まいったねどうもこりゃ。おかげさまで首の痛いのはだいぶ収まったけど、今度はかぶれに悩まされる一日。やれやれ。

[Anime][SpFX][TV] 定期視聴番組

週後半戦とNHKスペシャル。「ユーフォニアム」、アスカ先輩のお父さんもユーフォ奏者だったのね。オレ、中学時代ブラスバンドだったんだけどその時のイメージでユーフォやる人ってちょっと変人(ただし腕はめっちゃある)、って先入観があるわけで、そう思ってみると久美子もアスカ先輩もちょっと変人方向に向いてるなあとは思うんですが、アスカ先輩の元父さんもそういう人で、それが離婚の原因になっちゃったのかなあ、なんて。「ブレイブウィッチーズ」はたらしの伯爵、実は出来る人でした、というお話。

「ハイキュー!」、相変わらず盛り上がってますな。亡くなられた鵜飼コーチ役、田中一成さんの後継は江川央生さん。悪くないと思います、というか色々言われるかもしれんですけどよろしくお願いします。

「Vivid Strike!」はなんつーか、スポ根方向に全振り。ただ前作が割に消化不良なまま途切れちゃったので、お話を終わらせる方向に持ってきているのはまあ、良いんじゃないでしょうか。

日曜日、今時いるのか? なヤンキー話だった「ジュウオウジャー」にエム君の過去にちょっと踏み込むのかな? な「エグゼイド」、モビルアーマーがこの世界ではとても怖い存在だった、ってな「オルフェンズ」、どれもおもしろかったです。

「真田丸」、かつて治部殿が呟いた台詞を幸村も言ってしまう、ってあたりになんとも言えん終了感が。あと二回かぁ…

NHKスペシャル「戦艦武蔵の最期」、ポール・アレンによって発見された戦艦「武蔵」の残骸の膨大な映像から、武蔵に何が起きていたのかを検証する番組。理屈では完全無比なはずだったモノが「地力」のちょっとした不足がカタストロフを引き起こす、ということか。ドイツではかなり大規模な電気溶接の技術がこの時期にすでにあったんでしたっけか? それが使えればあるいは、なんてのは仮想戦記の範疇ってことになってしまうんだろうけどね。


2016-12-03 [長年日記] この日を編集

[Day] 寝違えた

めっちゃ首痛い。交差点で左右の安全確認するのも困難なぐらい。しょーがないので古本発送した帰りに薬屋で湿布買って帰ってきた。ちょっとでも首回すと強烈に痛いので、ひたすら前しか見ないポジティブな一日でしたとさ(そうか?)。

とにかくモニタ見るぐらいしかできないんで、あまぞんで「スター・ウォーズ フォースの覚醒(吹替版)」レンタルして酒飲みながら鑑賞してました。まああれやね、パソコンモニタで見るような映画ではないね。とてつもない引きの絵とか、大スクリーンで鑑賞しないと。


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ここ1週間分の話題

どこかに悲鳴が潜んでる

空から何か降るSFは名作

脚注弾だけは勘弁な

円城塔氏の帯の文が挑発的(w

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