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何かと不具合もあるんですが新しいシステムでスタートします。これからは読んだ本、観た映画などの感想も全部まとめて日記にぶち込む形にします。当面は手探り状態になると思いますけど、今後とも、一つよろしく。
予選一日目…ってしっかりトリスケで飲んで帰ってきてF1のことなんか忘れてた。うう。
暫定ポールはトゥルーリ、以下バリチェロ、ウェバー、の順だそうで。後半雨が降ってきてしっちゃかめっちゃかになっちゃったような。今日は(放送は明日だけど)ちゃんとビデオ仕掛けておかないと。
最終回のタイトルは"終わらない明日へ"。前にもどこかで書いたと思うんだけど、この手のエンタティンメント系のお話って物は"終了条件"がはっきりしてて、それを達成しようとする主人公に立ちはだかる物が何で、それを克服するのがどんなに困難かがこちらにびんびん伝わってきて、その困難を鮮やかに、あるいは悲劇的な犠牲を出して、または痛快な裏切りなどのどんでん返しの助けを借りて乗り越えていく、ような作りになっているべきだと思うんだけど、なんかその辺のドラマの作り方ってところが全く、これっぽっちもできてないシリーズだったなあ。
せめてキラは死ぬよな、と思ったんだけど、それもなし。自爆したら自動的に発射されるというジェネシスをどうやって止めたのかもさっぱり判らない*1、仮面の人は何しゃべってんだかさっぱり判らない、ラストはギレン総帥殺害にパプティマス様戦死にアムロ帰還って………、おーい、結局何やりたかったんですか?
*1 まあ好意的に見れば仮面の人のガンダムの核で動くエンジンが爆発したんでジェネシスも壊れちゃった、てことになるのかもしれないけど
最初に用意した背景画像は128×128のPNG24。22Kb。さすがにこれではあんまりかと思って、64×64、7Kbの画像に変更してみたんですけど、やっぱり重いところでは重いだろうなあ。むかーし、2×2ドットで塗りと透明の市松模様の画像使って半透明を実現しようとした事もあるんですが、このときも確かIEで激重になっちゃった(小さい画像を敷き詰める、てのがIEは苦手らしい)んですよね。まだまだ透過処理を入れるのは時期尚早なのかのう。
一応ごく簡単に、代替スタイルシートを書いてみた。Operaとmozillaならスタイルの切り替えは可能。ただしトップページだけ。tdiaryはユーザーが勝手にHEAD区間いじれないんですね。と言う事で現在情報収集中。
たださんの日記を参考に、alternate-stylesheet.rbをちょこっといじって導入。これで多分切り替えられるようになったはず、です。
あかん、deepblueがおかしい。どうした事だ、おろおろ、おろおろ。
………はいはい、そうでしたね、@charset の前に記述があっちゃダメですね、忘れてた。今度こそ解決!
朝起きて、マシンの電源入れる。ディスプレイの電源も入れる。ぼよん、と音がしてWindowsの画面が………青い。ありゃっと思ってディスプレイの電源切ってみる。通常青白い光が画面中央に向かってフェイドアウトしていくんだけど、今日は………赤い。
マズー。
再度電源入れてみる。やっぱり青い。しばらく様子を見る。15分ほどで通常の色調に戻る。一安心。
暖気が必要なディスプレイだったのかこれ。確かに今朝は随分ひんやりとはしていたけど、うーむ、今ディスプレイ買い直す甲斐性はないぞ。つか将来的にも見込み無いんだけど。お願い、死なないでT962。
自民新3役、幹事長に武部元農相 政調会長は与謝野氏(asahi.com)。この人事が今後の日本の行く末にどういう影響を与えるのかは知らず。で、この政調会長に就くことになった与謝野馨氏なんですが、この方与謝野鉄幹と晶子の孫なんですな。いやあれですよ。晶子が歌で嘆いてたから、鉄幹先生は本当に道を説くことに終始してたのかと思ってたんですけど、ちゃんとやることはやってらしたんだなあと安心したわけで。ええ、そんだけの話です。
と言っても今は私、「モデルアート」誌しか買ってないんで、特にガンプラ関連とかはさっぱり判りませんが。なんつってもちょっと興味深いのは、タミヤの1/48ミリタリーミニチュアビークルシリーズ(間に"ビークル"が入るのだね)だろうなあ。航空機モデルとの親和性も考えたキューベルワーゲン、ケッテンクラートに続く第三弾は大物中の大物、ティーガーI 初期型。履帯もプラ整形になる物のようで、完全なディスプレイモデルとしてのリリースのようだ。お値段2000円(予価)が高いか安いか、微妙なところではあるけれど、このシリーズが順調にバリエーションを増やしていくのなら、一つや二つ、欲しいアイテムも登場するかも知れない。個人的にいわゆるMBTじゃない、各国のトラックとかがぞろぞろ出てきたら嬉しそうな気がするんだけどそこまでは無理かな?
以前古書店、「珊瑚海」の店長さんで、当時はまだアクセルワークの店長さんだったY田さんとダベってた時に、「景気の良さとスケールモデルの標準的スケールの大きさというのは比例するのかも知れない」なんて話で「まさかなー」なんて笑ってた憶えがあるんだけど、案外そうなのかも知れないな。一時、特に海外では1/72のミリタリーモデルが好調だったし、日本じゃあ食玩1/144が無敵の強さを誇ってたわけだけど、あれってやっぱり世の中が不景気な分、モデラーが受容できるスケールのサイズが小さい物にとどまっていた、って事なのかも知れないね。
さて世の中は1/35とまでは行かないけれど1/48で激しく期待できそうな新シリーズが声を上げ、海の向こうでは1/72のUボートとか1/16のT-34、なんて化け物がリリースされている今日この頃。これは世の中の景気が上向いてきたって証拠なんでしょうか。そうであって欲しいと切に願う者なんですが。
でもあれだよなあ、1/48のミリタリーちゅうと、オジサンなんかやっぱりバンダイの例のシリーズを思い出しちゃうわけなんだけど。確かにスケール感とかではトホホなキットが多かったのは確かなんだけど、んでも内部構造まで再現、と言う差別化は嬉しかったわけで、そういう、シンプルな訴求力を新しいタミヤのシリーズは持っていてくれるのだろうか。そこはちょっとだけ気になる。精密、って事だけならそこはタミヤ・スタンダード。精密であたりまえなんだものね。
今月はもーからん仕事に忙殺されて、なかなか古本を追加できなかったのを深く反省。今一生懸命データ作ってます。で、多少の抜けはあるんだけど一応創刊から最終号(88年まで続いてたんだね。オレ、最初の2年ぐらいしか読んでなかった)までの「メカニックマガジン」誌が入ってきてるんで、こいつのデータ打ちの作業中。
古い雑誌は記事もそうなんだけど、掲載されてる広告を見るのが大変楽しいんでありますが、こちらはメカマガ、1983年9月号の表3を飾っているヤング・エグゼクティブ。ASCIIの雑誌、「ASPECT」の広告なんですけどね。危なく商品にコーヒー吹き付けるところでした。そーだよなー、昔はマイクロソフトとアスキーは仲良しだったんだよなー。それにしても味のある写真だなこれ。
で、隣の美人さんはだれでしたっけ? 見覚えあるんだけど名前が出てこない。すげー気になる。
夏目房之介の「で?」で知った伝説のあなた。お名前を入力するだけでワタシの伝説ができちゃう。姓名を半角スペースで区切ったバージョンが結構好きなので、これをわたくしの伝説として正式採用したい。
乱土労馬バージョン
- 乱土労馬は、世界で1881例目のクローン人間として生まれるが、この事実は軍の最高機密として隠蔽される。
- 8歳の誕生日、月に帰る。
- 一回休み。
- 13歳ながらも、20代前半の若さを維持。どうやら波紋呼吸法をマスターしていたらしい。
- 「ワシが男熟塾長、乱土労馬であーーーるっっ!!!!!」が口癖であったという。
- 22歳でコミケに初参加。ショタ道をばく進する。
- 良かれと思って適用したサービスパックにより、2度と起動しなくなる。
乱土 労馬バージョン
- 乱土 労馬は乱世の時代、平和をもたらす救世主として切望され、生を受けた。
- 7の時、魔法使いに転職。しかし、メラを唱えたら米良美一が出てきてしまい、「向いてないのかなぁ」としみじみへこむ乱土 労馬だった。
- 宇宙船外活動の際、「生きてるって素晴らしい」の交信を最後に消息を絶った。
乱土 労馬バージョン
- 太元2520年2月朔日蓬山は捨身木に泰果として実る。
- 乱土 労馬は「男には負けるとわかっていても、やらねばならない時もある。」と、ことあるごとに言っていた。
- 間違って、新一の左手に寄生した為に「ヒダリー」と呼ばれてしまう。
- 「ショッカー軍団ばんざーい!」
生きてるって素晴らしい
ええと、「ストライクウィッチーズ」、「RD」、「ゼロの使い魔」、「マクロスF」、「鉄腕バーディーDECODE」。いろいろ終わりましたな。
先週「愛・おぼえていますか」でオッサンを釣り上げて、今週は劇場版「マクロス」のプロットと絵的なレイアウトの流用(といっては失礼か、オマージュ、ちうの? セルフパロディ? ……おっとっとw)をぼっこんぼっこん盛り込んできたのが「マクロスF」の最終回。何はともあれ全編通してムービークオリティのメカ関係の動画を見せつけられて口あんぐり、な30分。終盤の人物の作画がええ具合にヘタレてて、逆に「ああ、これTVアニメだったんだ」ってちょっと安心した。
「鉄腕バーディー」も、まあこういうところに落ち着くんだろうな。そして第二期でゴメスさんがいよいよ暗躍、っつー流れになるんでしょうかね。
タイミングモニタで見るともなく見ていたので、キモが全く分からない。初のナイトレースと言うこともあり、ここは録画したヤツを観戦してみないと何とも言えないな。とりあえずフリーでも見づらい箇所があって、そこに捕まってしまうマシンもあったようで、完全にアンダー・ザ・サンでのレースとイークォル・コンディションでの実施、ってのは難しいのだろうな、とは何となく思える。予選でもマクラーレンがフカシこいてるのかホントに答えが掴めないのかわからないまま、かなり予選の序盤で苦労しているように見えた。
最終的に残ったのは、おおむねいつものメンバーだったけど、アロンソがQ2で落ち、中嶋と、今ノってるヴェッテルがQ3に残ったのがちょいと新鮮か。何かとアクシデントが心配な決勝になりそうな気はするな。
先の話になるんだけど、バーニー的には日本GPもゆくゆくはナイトレースで(F1通信)、なんて野望も密かに抱いてるようだけど、どうなんだろうなあ。夜のレースが一番映えるのって、モンテカルロ市街地コースだと思うんですけど、そこは絶対考慮の埒外なんですよね? バーニーさん(w。
昨日KDDIからケータイに電話があって、ひかりoneへの切り替え、最短で9/30の午後を予定ってことだったんだけど(なんで通常電話にかけてこないんだ、って思ったんだけど、よく考えたらKDDIのサービスに切り替えるんだからそりゃauケータイに連絡来るわな)、今日になってそれ用の機材が宅急便で送られてきた。VDSLモデムとホームゲートウェイという名のこれはなんだ、ルータか? とりあえず結線の要領なんかはざっと見たけど、実際には切り替えが完了した後にドタバタと試行錯誤することになりそうだ。現状、ADSLモデムからHUBに繋いでいたところにホームゲートウェイを挟むことになりつつ、さらにHUBを挟むことも可能なようなのでどんな感じで繋ぐか、ちょっと考えておこうかね。なるべく線を引き回したくないもんでね。
「化物語」(×2)、「亡念のザムド」、「NEEDLESS」、「戦場のヴァルキュリア」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーダブル」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。なんか無理くりいい最終回を演出してきた「化物語」。新房監督インタビュー(アニメ公式)によると、「まよいマイマイ」で一話膨らみ、「つばさキャット」でも二話では収まらなくなっちゃったので一話追加する羽目になってしまった、ってことで「つばさ…」はツカミのエピソードを紹介した後で真の最終回を無理やり次に放映し、「つばさ…」の方の正しい続編はwebで見てくださいね、って事になったようで。いろいろ言いたいことはあるけど、そこそこ面白い作品ではあると思うので、まあwebで見れるんなら見てみますよ、憶えてたら。
「ザムド」はラス前、「ヴァルキュリア」は最終回。いろいろ思わせぶりな作りがある意味鼻につくところも無しとはしないけど、「ザムド」はなかなか、質の高い作品という感じはする。「ヴァルキュリア」の方はかなり雑な印象。徹頭徹尾「戦争ってそんなもんじゃないだろ」感がつきまとう作品だったな。最後の最後でちらっとイェーガーさんがご存命らしい描写があったあたりはまあ、ファンサービスなんでしょうな。
日曜朝。「シンケンジャー」はこれ、夏の劇場版のネタをいい具合に引っぱってきたってことなんでしょうか? 勢いがいいんで、ちょっとワケ分らんところもあるけど楽しめました。
「ダブル」も快調。家族、ってのがフィリップの弱点としてこの後も引きずられるのかな、と思ったんだけどそういうものでもなく、「フィリップが知らないこと」、ってのがダブルの弱点ってことになるのかな? ケチのつけようもなくはないけど、二人で一人、の設定を上手く使った逆転ヒットへのつなぎはなかなかよろしおした。
「ハガレン」は、オレ、単行本で持ってるのが11巻あたりまでなのでそれ以降の話に移ってる最近のエピソードはそれなりに見てて楽しい。
なんでも今回の「ハガレン」、全63話になるってな話もある(ULTIMO SPALPEEN)ようで、ある程度長尺でやることはあらかじめ決まっていたけれど、それでも尺的に収まりきらない危険性があるので、序盤をかなり端折り気味に進め、東の国の人たちが出てきたあたりから、本腰を入れてお話づくりをしてきた、のかも知れない。だとしたら序盤のがっかり感とは裏腹に、この先ちょっと楽しみにしていける作品になるかも知れないってことになるけど、さてどうなるんでしょうな。ちょっとだけ期待してますよ。
地上波で観戦。塩原アナに右京とマッチの解説なら結構我慢できるな。CMの入り具合はどうしようもないけれども。
フェラーリに凄みがないと、レース全体にいまいちスパイスが足りてない感じがしてしまうのはオレだけだろうかね。ヴェッテルとニコの勇み足っぷりにちょっと好感は持ちましたが。
予選でぱっとしなかったバトンが、決勝では自分の立ち位置から期待できる最良の結果をちゃんと設定して、それを得たレースだった、って事になるんだろうか。何となく見えないところでのチームオーダーの存在も感じてしまうけれど。
フジテレビのスタッフさんたちにはお気の毒だけど、鈴鹿でチャンプ決定、はちょっと難しいだろうね。
朝起きたらまたご注文。そんなに深いところに入れたつもりはなかったのに、なぜか一冊出てこなくて朝の8時から延々倉庫番。前に本を詰めていた段ボール箱がボロボロになっちゃったので、別な箱に詰め替えて、置き場を変えていたことに気付いたのは昼飯喰ってコーヒーすすってる最中。
ようやく目当ての本を見つけて梱包してるとさらにご注文。これは間違いなく深いところにある本なので、少々苦労しながら本を引っぱり出してはあやれやれ、と思ったところにさらにご注文。これはいかん、ということで今日は最初の一件だけ発送して、残りは翌日発送することに。なんだかんだで夕方だよ。他の仕事が一つもできてねえや。
このタイミングでDG君から訳の判らんメールが来るんで、テンションだだ下がりなんだぜ。
ジャイアンツ、リーグ優勝おめでとうございます。なんも文句はございません。
つけいる隙はしばしばあったような気はするんだけど、つけいる根性のあるチームがなかったというか、主に阪神がだらしなかったというか。広島はたぶんいっぱいいっぱいだったと思うんだよね。阪神はもうちょっと戦い方を考えたら、もう少し何とかなったんではないかという気はするな。中途半端に戦力があるもんだから、何とはなしに強めに優勝を望まれたばかりに、序盤からそこそこ飛ばし、交流戦でボロが出て、夏の終わりに息切れする、と。
だったら巨人戦だけ全力出して、他は適当に流すとかしてたら、却ってシーズン終盤まで良い感じで戦えてたりしたんじゃないかしらね。ま、来年はもうちょっとどうにかしてくれや、あんま期待できんけど(^^;。
それにしても巨人がリーグ優勝した翌日の朝刊の一面、カラー写真は巨人の優勝じゃなく逸ノ城が鶴竜を倒したところ。プロ野球は新聞の一面を飾れないコンテンツになってしまったんでしょうかね。
訃報が一つ。ドカベンこと香川伸行氏(asahi.com)。成績や実績以上にキャラクタが愛されたキャラだったと思う。プロ野球を明るくしていただきました。感謝とともに、合掌。
「アルドノア・ゼロ」(一期・終)、「白銀の意思 アルジェヴォルン」(総集編)、「残響のテロル」(終)。
「アルドノア…」は、ものすごいクリフハンガーぶち込んできたな、と言うところ。姫もイナホ君もザーツブルグ卿も、これで生きてたら(生きてるだろうけど、それについての)説得が大変だろうな。「アルジェヴォルン」は二期に向けての総集編、と言うには「総集」してなかった感も無くはないけど、キャストの座談会はちょっとおもしろかった。
「残響のテロル」も最終回。絵的にはきわめて上質ながら、お話的にはいろいろ飲み込み辛いところがあったような気がする。たぶん権力中枢の力は、こんなに簡単に丸め込まれるようなもんじゃないとは思うけど。そこにもう一声、ナインが仕掛けを用意しておいて欲しかったかな。米軍の介入なども込みで。最終的に芝崎さんが全部仕切った(まあアメリカ側からしたらそうなるように仕向けたし、たぶん根回しとかもしたんだろうけど)ように見えちゃったな。実は最後にツエルブが大ネタ持ってた、とかだったらさらに面白かったんだけどね。
週後半戦、「Classroom☆Crisis」、「食戟のソーマ」、「戦姫絶唱シンフォギアGX」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、「仮面ライダードライブ」、「アルスラーン戦記」。
えーと、前から「SFはどこに行った」と言ってたけど、んでそれは最終回まで来てもやっぱりそうだったんだけど、少なくとも自分に限って言うなら今期のお客様満足度指数ナンバーワンだったのは「Classroom…」だな。いくつか回収し切れてない部分もあるにはあるけど、ちゃんとお話を作って、それを盛り上げて、きれいに落とす、という、当たり前のことをちゃんとやってくれてたなあと言う気がした。ちゃんと仕事をしている小林ゆう嬢も堪能できたし楽しかったです、2期はなさそうだけど(w。「ソーマ」もかっちり作られてて良かったですね。こっちは2期あるのかな。
「シンフォギア」は勢いで乗り切った感じ。つまらないって訳ではないんだけど、いろいろちぐはぐだったなあという気はする。「奇跡こそ忌むべきもの」と言う(アンチ方向の)テーマは面白いと思ったんだけど。あと個人的趣味かもわからんけどアルカ・ノイズ(だっけ?)のザコキャラのデザインが、あまりにやっつけというか雑というか、ってあたりもなんだかなあと。
「ニンニンジャー」はフィーチャリング・イエローなお話に九衛門の企みの正体がわかるお話が被さってくる。九衛門クン、結構魅力的なキャラなんだけど早めの退場もあるのかしら。
「ドライブ」は次の作品「ゴースト」へのブリッジ兼ベルトさんと別れたシンノスケのちょっとした成長が描かれる。次作へのヒキ的総花スペシャルみたいなモンかと思ったら、意外にちゃんとしてて驚いた。変身(できたかもしれないのに)しないで生身で事件を納めたところに、シンノスケの成長を感じましたよ。
「アルスラーン戦記」は続きがどうなるか知りたいね。「ガンダム」やって「七つの大罪」やって、その次に続きが来るんでしょうか。
久しぶりにやってきました、買い取り依頼物件。ここのところは買い取りはお断りさせて頂いてたんだけど、亡くなったお母様の蔵書をお父様と娘さんが梱包して発送、という事情でなんかほだされちゃって(^^;。
ただ亡くなられたお母様、なかなかの読み手でらして、SFとミステリでかなり良い本が集まった感じなので、ぼつぼつご紹介していけたら、と思ってます。700冊くらいあるんでね(w。
いくつか。「デカダンス」、うんまあこんなもんか。SF的な味付けとかは面白かったけど、アニメとしては盛り上がらないグレンラガン、って感じだったかな。「富豪刑事」、面白かったです。筒井康隆に過分に忖度しなかったのが勝因ではないかと。「天晴爛漫」、レースが主体じゃなく、一種のマッドサイエンティストものと見れば楽しめた…かというとそういうものでもなく。天晴号に何の追加ギミックもなかったあたりが残念かも。アニメ自体は普通に楽しめましたけど。「とある…」、こちらもまあ結構でした。ラストのカタルシスはちょっと控えめだったかも判らんけど。「SAO」、BDレコーダーが録画してくれなかった(^^;。
伴名練 編
カバーイラスト れおえん
カバーデザイン BALCONY
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031441-5 \1000(税別)
「恋愛編」に続く伴名練氏編纂の「今まであまりアンソロジーなどに入っていない」隠れた傑作を集めた短編集。[怪奇編]と題されたこちらには11編を収録。
です。それでは行きますど。
サブカル誌の編集者である「僕」は最近の若者たちの間で流行するインプラントによる肉体改造の取材のため、とあるライブハウスにいた。美容整形の範疇をはるかに超え、ほとんど肉体欠損、あり得ない肉体移植まで踏み込んだインプラント化。それでも最初はライブハウスでのパフォーマンスに物足りなさを感じていた「僕」だったが、サプライズ的に登場したラストのバンドのステージを見たとき…
「異形コレクション」に収録されていたと言うことなんだけど、チェックしてみたら感想残ってない。2004年なら読んでたと思うんだけどなあ…、という話は措いといて、フリークスものとしてとても良く出来ている。初出が「異形…」って事もあってSF感も持つと同時にホラーものとしての出来も素晴らしいんじゃないだろうか。演劇や音楽にも造詣が深かったであろう中島らもさんの資質が、とても良い方向に反映されていると思った。アンソロジーの開幕編としては文句なし。
かつての教え子にして今は暴力団の2代目となることとなった祐一から突然の知らせが。数学者である私にいったい何の用があるのかと訝しみながらも出向いてみると…
タイトルからも予想出来るとおり、ある意味数学SFとも言える造りに怪奇風味も振りかけられたショート・ショート。「ウルトラQ」の1エピソードとしても通用しそうな気がする。
今やただのアメリカ村になってしまった大阪。狭い土地に溢れる人は、歩いていても他人とぶつかり合い、そこからトラブルが頻発する世界だった。この状況を解決するかも知れない新薬が神戸で開発されたのだが…
関西の「田中」姓のSF作家にろくなヤツはいない(褒め言葉です)と思ってるんだけど、その面目躍如なデタラメSF。落語的な面白さがあると思う。古典じゃなく、上方の若手の創作落語系、って言えるかな。
文字通り「立錐の余地もない」状態になってしまった世界。ぎゅう詰めの状態で日々の暮らしを送るなか、僕の周りで大きな事件が…
二作続けて「密SF」w。そこはかとないユーモアにくるまれているけれど、これも一種のディストピアSFと言えるかな。その上でディストピア感を上書きするかのように、なにがしかの希望も感じられるラストに持って行くってあたり、これは悪い意味で言うのではないのですが、古き良き時代のSF短編、という感じ。
日々をぼんやり過ごしていた無職の俺の許にやってきたシュッとした弁護士。彼は父の友人で最近亡くなった実相寺老人の遺産の一部を俺に譲渡する手続きを遂行するためにやってきたのだという。年に一、二度様子を見に行っていた程度の関係だったのだが、どういうわけか爺さんは俺を少しは気にかけてくれていたらしい。弁護士の案内で実相寺宅の蔵で俺が目にした物は…
そこで見つけて無意識に作動させてしまった装置は、実は一種の時空跳躍装置で、俺はこの装置を利用してダメダメな自分の半生をリスタートしようとするのだが、ってなお話で、そういう見方をするなら時間SF、というかむしろこれは人生のリセマラといえるのか。ただそこからお話はちょっと予想を裏切る方向へ進んでいく。着地がとても暖かくて好き。ちなみに著者はとても名の知れた別のペンネームがあるのですね。
ケイ酸ナトリウム溶液、"水ガラス"とも呼ばれる液体に金属塩の結晶を沈めてできる不思議な形の生成物、ケミカルガーデン。とある高校の授業のテーマとして実験されていたケミカルガーデンで不思議な物体が生まれている、という話を聞いて、政府の治安維持局勤めだった私が派遣されたのだが…
こちらも古き良き香りのする作品だけれど、それもそのはず、作者の光波さんは老舗のSF同人誌「宇宙塵」のごく初期の段階から活動していたが、程なく作家活動から離れてしまった方。この辺の事情は伴名さんの解説に詳しいのでそちらを。お話はそうだな、「人形つかい」的なお話なんだが、そのブツのイメージが美しい。
めったやたらに出血しやすい体質を持った家族のドタバタ編。解説で引かれている津原さんの文章によると、田中啓文氏に軽く揶揄されて発憤して書いたんだそうだ。で、ご本人も言ってるけどなんで発憤した?w。ま、著者名を伏せてたらそれこそ田中啓文さんや牧野修さんあたり? って思うかもね(^^;。
一家4人を乗せて惑星ティコを目指す宇宙船。だがぼくを除く家族3人はどうも本当の家族とは言えないように思える。<父>も<母>も<妹>も、あたかも普通の家族のように振る舞ってはいるが、彼らがその通りの存在ではないことをぼくだけは知っているのだ。
こちらも今はその多くが出版されることのないまま逝去された作家の作品。「怪奇編」という大きなくくりの中で言うなら、これは非常にキリキリ来る感じのサイコ・サスペンス。タイトルにある「笑う」がどういうものなのかが判るラストは、かなり怖い。
自らの翼に恒星風を受け、宇宙をさすらう少年。孤独な旅の中、同胞の姿を求める彼が遭遇したものとは…
「怪奇」と言えるかどうかは判らんタイプのお話で、スティーヴン・バクスターがラノベレーベルで小説書いたらこんな感じになるかも知れないな、なんて思った。かなり希有壮大なハードSF感の作品で、ほうほうと思って読んでいくと後半、ちょっとした驚きが待っている。
知性化され、能力を強化された動物たちが覇権を競う未来の地球。ここでは人類は衰退し、動物たちの奴隷として生きながらえている。そして今、貂の女伯爵に率いる軍勢は、億年生きる要塞のような亀を抜き、その後方の敵方の拠点、万年城を攻略しようとしていた。
フリークス風味満点のアドベンチャー。何となく「タルカス伝」ぽいなー、なんて思いながら読んでた。これは既読のはずなんですが、ううむ、そのときはどう思ったんだろう…。
1920年代、北海道で発見された「低体温症」の女性。体温は24度、呼吸は毎分3回という状態でありながら生きている彼女に興味を惹かれた陸軍の軍医だったが…
ほとんどノンフィクション風味で語られる一種のバイオ・ホラーと言えるのかも知れない。さらにここにミステリ要素が加わって、静謐な緊張感が持続する。これは素晴らしい。これをラストに持ってきたのは多分に編者の気持ちもコミってところもあるのだろうけど、それも宜なるかな、と思わせる説得力は存分にあると思う。
ということで。「怪奇編」と銘打たれてはいますけど、そこを取っ払って普通に「ね、SFって面白いお話たくさんあるでしょ」っていうプロパー的な役割、って方向でも充分その必要条件を満たしているアンソロジーと言えるんじゃないだろうか。大変楽しみました。
★★★★
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Before...
□ Rダニけん [operaなわたしはCSSオフってしまいますた。もしお暇があったら、透過処理をオフにしているCSSをAltanati..]
□ オレ [おおっ、そりゃそうだ>Altanative。了解です。準備するでし。]
□ ありみかさとみ [代替スタイルにはtitle属性をつけてくださいなー。]
□ オレ [うひい、みんながいぢめるー。]
□ Rダニけん [お手間おかけしましたー。おかげでラクチンになりました。▼Rダニけんって省略形、元を知らないと意味が分からない名前で、..]
□ もんちぃ [代替スタイルシートまんせー]
□ rover [そ、そんなに重いの? みなさんのところ。ウチ、これならガマンできるレベルだよなあって思ってるんですけど(Celero..]
□ Rダニけん [会社のW2k(PenIII800MHz、512mb)だとガマンできる範囲。ちなみにCRT。自宅ノートの液晶描画速度が..]