ばむばんか惰隠洞

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2014-10-01 [長年日記]

[Day][Books] 久しぶりに新聞小説完走したのに…

晩飯時に夕刊開いてぱらぱらと(自分はケツから読んでいくんだけど)紙面を繰っていって2面に来たら、連載小説が片岡義男さんの作品になってて「あれ?」と。慌てて前日の夕刊引っ張り出してみたらば、今野敏・作「精鋭」、確かに (完) ってなってた。

おいおいおいおいおい、これで終わりなのかよ、ふざけんなー

んと、「精鋭」ってのは朝日新聞、夕刊に掲載されてる(た)小説。交番勤務の新米警察官、柿田が、とあるハプニングが元で警察官の仕事に疑問を持ち、もやもやしてるところを上司から機動隊に転属してみたらどうかと勧められる。元来体育系だった柿田も、細かいことは考えず、身体を使えば良い(と見えた)機動隊の方が向いているのかもしれないと思い、上司の勧めに乗ってみる。

そうして移ってきた機動隊で猛訓練をこなすある日、上司からの呼び出しを受けた柿田の元に、機動隊の最精鋭、SATへの転属試験訓練を受けてみないか、と言う提案が。

で、そこからはSATでの猛訓練が続き、最初はあらゆることに音を上げかけていた柿田たち新人もいつしか鍛え上げられ、陸自の精鋭である空挺部隊との共同訓練もこなすところまで成長する。そして1年、すっかり一人前の隊員となった柿田たちの前に、新人たちが……。

ってところで(完)なんだよ(w。

いやいやいやいや、話はこれからだろ、ようやく一人前のSAT隊員となった柿田たちが訓練ではなく実戦に放り込まれ、これまで経験したこともない困難と絶望を味わって挫折し、そこから立ち直ってさらに大きく成長する、と言うお話に、さらに警察という組織が抱える問題とか、何でもいいけど大きな陰謀とかが浮き彫りになって、それを痛快に叩きつぶす、というクライマックスがなかったら、小説とは言えんでしょうが。どうした、人気アンケート下位だったか?(w

「慎治」の今野敏さんだから期待したんだけどなあ。なんかすげー久しぶりに新聞小説を最初から最後まで読みきった(たぶん『こちらニッポン…』以来だと思うぞ、つーかあれもラストのほう、結構あやふやな記憶しかなかったし)のに、なんだこのがっかり感は(^^;。

9784122049000

こちらは大変良いですよ→マイ感想


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