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正式にASAHI-NETの方の「Sぱらインターネット分室」は閉じる事にします。思えばサイト開いたのが1996年の2月。よくまあ続いたもんだ、と言うかまだ続くけど。とりあえずASAHI-NETに置いてたコンテンツはぜんぶGIGAの方に持ってきてますんで、再利用の方法もいろいろ考えてますが、とりあえずは日記メインで行くような方向で。
「基礎知識」に書いたネタとか、データベース化できたら面白いんだろうけどね。
オースン・スコット・カード 著/小尾芙紗 訳
カバーイラスト 影山徹
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011453-6 \780(税別)
ISBN4-15-011454-4 \820(税別)
気ままにゲームを作っていれば、それで充分暮らしていけると思っていた。しかしそれは甘い考えだった。気がつけばバブルは弾け、ステップにはまだ完了していない家のローンと妻、ディアンヌのお腹の中の、これから世に出てくる4人目の子供が残るだけ。ようやく探し当てた新しい仕事はノースカロライナ州ストゥベンのコンピュータ・ソフトハウス。ただし仕事の内容はゲームデザインではなくマニュアルの作成。釈然としない物もあるけれど、家族を守って行くためにはやむを得ない。そうしてステップと彼の家族は小さな南部の街にやってきた。勝手の違う南部人の流儀と、そして不可解な少年たちの連続失踪事件が澱のようによどむこの街に……。
「本の雑誌」、1990年代のベスト100冊で見事1位に輝いたカードの自伝的長編。敬虔なモルモン教徒であるステップ夫妻とその子供たちが、引っ越し先で出会う大小さまざまなエピソードを丹念に綴り、その中で区切り区切りにやってくるちょっとしたホラー風味と、少年失踪の謎がラストで一気にまとまり、衝撃的な事実が明らかにされる、と言うような話。自身が敬虔なモルモン教徒であるカードの作品には、しばしばこっちが読んでいて「そんなに神様っていいですか?」と聞きたい気分にさせられてしまう時があるのだけど、この作品にもそういうところがある。親が熱心に神様を信じるのは結構だけど、その教義を子供にも懇々と説くというのはどうかなあ、全ての物事を神様で説明つけてしまうっていうのはどうかなあ、と私などは思ってしまうわけ。それはそれで、拠り所になる強固な物が子供にも形成されるというメリットもあるのかも知れないけれど、そうやって小さなうちから特定の信仰を植え付けられて育つ、というのはどう考えてもマズい、というかだからアメリカってああいう国になるのか、なんて風にも思えてね。
本書ではその、一枚岩で、かつ慈悲に満ちたものであるべき信仰の中にも困った人間はいる、というような描写もあり、一方的なモルモン教マンセー小説になってはいないところは評価できるんだけど、やっぱりあれです、薄気味悪い世界です、これは、私にとっては。
その、信仰がこっちに伝えてくる薄気味悪さの部分を除けば、お話としては実に丁寧に作られた、哀しみを内に秘めたホラー風味のミステリとしてかなりいい。ただ、哀しみは充分だけどミステリとしては、案外簡単に底は見えてしまうかも。ついでにいうと、しつこいぐらいに繰り返し書き込まれる日常のいくつかのエピソードが、どれも微妙にツッコミが浅いようにも思う。たとえば(読んだ人じゃないと判らないと思うけど)グラスにまつわるエピソードはばっさり捨てて、その分リーに関する話を突っ込んで描いた方が良かったんじゃないか、とかそういう感じ。「長すぎる」と言う評価をあちこちで見ましたが、長すぎるんじゃなく、これだけ長くしても描ききってないエピソードが結構あるあたりで、読後感としては「長すぎる」、と感じられる物になってしまったんじゃないのかな、とは思った。
ラストのインパクトは充分なんだけどね。でもなんとなく、背筋にぞわっと来る、って所までは行かなかったかなあ、というところ。終盤に登場する刑事、ダグラスがなかなかいい味だしてました。彼にももう少し活躍して欲しかったな。
そうそう、どうでもいい事かも知れないけど、これ、ハヤカワSFでいいの? NVのほうがふさわしいんじゃないかしらね。まあ微妙にSFくさいところも無くはないんだけど。
(★★★☆)
もはや最初に検索始めた時の目的と理由がなんだったのかも忘れてしまったのだけど、たどり着いたのがこんなとこ。
1年目が紙、5年で木、25年で銀、50年で金、んで60年目でダイヤモンド婚式、ってのは知ってたけど、他にもいろいろあるんですな。11年目の鋼鉄婚式とか、なかなかパワフルな感じがして良いんだけど、やっぱり見逃せないのは結婚8年目だよな。電気器具婚式*1。すばらしい。結婚8年目のご夫婦、電気器具婚式おめでとうございます。
ちなみにウチは今年の12月で19年目。何婚式でもなくてよかった。
でもあと6年夫婦やったら銀婚式だ。すげー。
数日前、黒川恭子さんと名乗る方からメールをいただきましてな。Subjectは「あのお・・・」で、内容は、
黒川ですけど、 何も書いてないメールくださいましたよね? 念のために返信しますが、どちらさまでしょうか? 知人のいたずらですか?
や、これはかなり危なかった。思わず「私は貴女にメールを差し上げた憶えはないが、私のメールアドレスを記録しているアドレス帳をお持ちのどなたかが、ワームに感染している可能性は考えられる」ぐらい書いて返信しそうになったもの。ただ何となく怪しいかもー、とも思ったのでしばらく放置してたら、倉田わたるさんのとこにも同じ内容のメールが送りつけられてきてるのハケーン。うむ、SPAM決定。こいつの匂いも憶えるんだ、POPFile。ちなみに倉田さんのところにはその後、別の名前で同じ内容のメールが届いたらしいが、ウチには来てないなあ。残念(何が)。
飛浩隆 著
カバーイラスト L.O.S.164+WONDER WORKZ
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カバーデザイン 岩郷重力+Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030768-7 \740(税別)
2002年、「グラン・ヴァカンス」で10年ぶりにSF界に復帰した飛浩隆の初期中短編集。表題作他「デュオ」、「呪界のほとり」、「夜と泥の」の全4編を収録。
私、基本的に文庫読み、かつSFマガジン読まないSFファンなので、飛浩隆さんの名前は「グラン・ヴァカンス」が刊行された時にwebで話題になっていたことぐらいしか記憶になく、もとより彼の作品、これまで一作も読んでいなかった訳なんですが、いやこれはすばらしい。個人的には(まだ「復活の地」のオチがどう付くのか、と言う興味はあるけど)今年の日本軍SF最大の収穫。ロマンティック・ホラーの趣もある音楽SF「デュオ」、狂騒の中に「内」と「外」が入り乱れる「呪界のほとり」、闇に映える色彩感覚に酔う環境SF「夜と泥の」、そして「形が力を規定する」というワイドスクリーン・バロック的なテーマを通奏低音に語られる一つの「種」の物語「象られる力」。どれもが時に異様さを秘めつつもその根底は常に美しく、読む物を引きつけてやまない魅力に満ちている。
その、時系列を自由に行き来して語られる物語のスタイルとか、鮮やかな色彩感覚、時に異様とも思える異物の描写、ちょっと切り口の変わったディティルの描き込みなどに触れていると、なんていうかこう、テイストは全然違うんだけどタランティーノの映画でも見てるような、軽いめまい(違和感、と言っても良い)を常に読んでいるこちらに提供してくれる作家さんだなあと思わされる。その違和感は決して気持ちの悪いものではないのだけども。なんといいましょうか、「上品なタランティーノ」とか呼んだら飛さんはムッとされるだろうか、されるだろうな(^^;)。
私のお気に入りはやはり音楽SF、「デュオ」って事になるだろうか。門外漢のこちらにも有無を言わせぬ説得力でたたみかける、超絶的な演奏者による音楽の描写のすばらしさに感服。時系列と語り手を自由に入れ替えて語り進められるお話の最後は、良質のミステリの読後感も併せ持っていて美しい。
逆に大幅に加筆修正されたというトリの「象られた力」は、うーんどうだろう。オリジナルとレプリカ、描かれたものと描かれていないものが持つ意味、みたいなところへの切り込みに、特殊な出自の移民惑星で独自に発達した「エンブレム」という象徴を用意して、いつしか新しい種の発生まで話を進め、そこに最後の最後で現実と物語の境界はあるのかないのか、どこから先が物語の分野になるのか、と言う問題まで突きつけてきた、まことにもってワイドスクリーン・バロック的魅力に満ちた作品ではあるのだけれど、大幅な加筆修正がもしかして、(それこそ)オリジナルが持っていた荒削りの説得力を殺いでしまったのではないだろうか、と思えてしまって。なんというかな、あまりに上手にまとまってしまった、と言うような感じを持ってしまったのでした。
もちろん私、もとのSFマガジン誌に掲載されたバージョンを読んでいないので、このへんはっきりそうだとは言えないんですけども、あれですよ、書きかけのCGがマシンのトラブルで吹っ飛んじゃった時って、同じものでも描き直しにはいると前より効率よく描き進められるし、途中でいろいろとグレードを上げる処理とかも入ったりするんだけど、最終的に出来上がった物を見てみると、悪かぁないけど、最初に(マシン落ちる前に)描いてた時にやろうと思ってたことがちょっと薄まっちゃったかなあ、なんて思うことあるじゃないですか。あんな感じ。そんな風に思うのは私だけですかそうですか。
まあなんだ、近々この時期のSFマガジン、古本屋に入荷する予定なんで、そちらも読んでみようと思いました、はい。
(★★★★)
元雑誌編集長が、その奥様とバス会社との間で起きたトラブルに関して謝罪に訪れた人物の本名と写真をブログで晒してさあ大変、という騒動。大石blogで見かけてなんだなんだと思って2ちゃんにいってみたらば、すでに祭りの本拠地は更地になっちゃった模様(参考:ジャーナリスト及川政治 脅迫/2ch。あとtDiary.net方面にもまとめ記事が。ついでにひろゆきもなんかいってるようですね)。うーん、一番いいとこ見逃しちゃったなあ。
午前8時とか、そんな深夜に取りに来ないでくださいよう。寝てるって。で、夕方6時頃また来ます、って返事だったのですっかり忘れてデス様の最終回あきれながら見てた。気づくのがあと10分遅れてたら、回収員のおばさん待たせて書き込む羽目になってたな。危ないところだったぜ。
「ウルトラマンマックス」、「種デス」、「ツバサ・クロニクル」。さあまずは前野先生もあきれた「マックス」(#14「恋するキングジョー」侵略ロボット キングジョー登場)。なんつーか、前野先生のコメントが全てって感じもする。あえてツッコミを追加するなら、特務休暇は一日やったらええのんかカイトぉ、てのと「ゼットンなの遺伝子」にちょっと萌え(ぜんぜん違うぞそれ)、ってぐらいか。
ただなんだな、あえて変な方向に深読みしてみるならば、わざわざ二週連続でウエショーにここまでへたれたホン書かせて、「マン」と「セブン」の最強クラスの怪獣をこれまた連続でばっさりやっつけちゃった、てのはつまり、いわゆる「ファースト」ウルトラ世代に向けて投げられた、「コレハ、アナタタチガ、ミルヨウナ、バングミジャ、ナイノデスヨ」という、金子修介なりのメッセージなのかなあ、なんてことはちょっとだけ思った。あの方そういうこと割となさる人のような気もするし。ま、見るんだけどね、そういわれても(w。
しっちゃかめっちゃか具合ではデス様も「マックス」に一歩もひけをとってなかったなぁ。とりあえず派手ではあったがキャラ増やしすぎなんで、一人一人のエピソードが薄い薄い。三連星なんてドム見せるためだけに出てきたようなもんだし。
まあ何が何だか分からんけど、いまわの際のシャア議長の台詞あたりから考えても、一年インターバルを置いてもう一発ぐらい「種」は作れそうだね。シャア議長がいう「絶対的平和」が崩れた以上、荒れた世界で秩序を取り戻す努力を天然娘ご一行はやらなきゃいけないし、オーブ自体もまだ、宇宙的には悪役なワケだから。
次回はアレだな、キラ、アスラン、ルナ、イザーク、ディアッカ(いかんいかん、カガリ、ラクス、シン、にしないと種が発動せんがな)で「シード戦隊ガンダムフォース」だな。んで中盤からムウが6人目の戦士として登場、と。
□ でした [http://ohv.prettyblack.jp/other-sukajan.html なんかそういう呼び方がある..]
□ 加賀須野 旭 [「ゼットンなの遺伝子」は私の周囲でも盛り上がりましたやっぱそうですか(笑)。 ところで今週先週と、えらくあっさり怪獣..]
□ rover [よっ、横須賀ジャンパーとわ(^^;)……。 背中に竜しょったりすると、自動的にスタジャンからスカジャンにクラスチェン..]
□ rover [>加賀須野さん オレ、自分の倅にゴモラやキングジョーが、いかに子供ごころに「残る」存在であったかをうまく説明できない..]
□ nico [スカジャン、地元民ですが(^−^;) 材質とかありますんで、クラスチェンジは無しかと。 スタジャンの方がクラスが上だ..]
2、3日前に背もたれがミシッといって、ぐらぐらになってはいたんだけど、ぐらぐら感が増大して、放っとくと椅子の後ろの本棚(商売モノ詰まってます)に悪影響を与えかねないので、背もたれ撤去。椅子が逆さにしたUSSリライアント状態になってしまった。うーん、座りにくい(当たり前)。
さすがにこりゃ、新しい椅子を調達せんといかんだろうなあ。面倒じゃのう。
「ああっ女神さまっ それぞれの翼」、「RAY the Animation」、「xxxHOLIC」、「アストロ球団」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。「女神さま」は最終回、「RAY」がいきなりモーレツオトナ帝国のやすらぎの館、になってて口あんぐり。「アストロ球団」はバロン森登場。わはは、大沢樹生、ドンピシャやんか。人間ナイアガラもビンボ臭さがステキ(^^;)。さて「ボウケンジャー」(Task.31:亡国の炎)。
てきとー全開の高丘のときっちりかっつりのサクラ姐さん、でも根っこのところは案外似たもの同士で、ってなお話。充分水準作だと思うけど、高丘のが生身で戦って大けがするあたりに一言説明が欲しかったような気が。それともありました? ンでこれをきっかけにしてサクラ姐さん、高丘の、チーフでトレンディ三角関係ドラマが発生、なんて事には、ならないよね?
「カブト」(#35)は、相変わらず気が狂ったパートとそれなりにシリアスなパートがごたまぜな中、"ネイティブ"なる新たなネタが登場。つまりエエモンサイドのワームもいて、そっちは人間との共存も可能な存在で、ってあたりでひよりの救済策の落としどころを用意するってことかな。仮面ライダーキョーダイン(違)の行く末(これって合体して仮面ライダーバトルホッパーとかになったりしないかしら。ってそれじゃバイクか)にも注目しておきましょうかね(割と棒読みで)。
えーと。
もしかしてフェラーリ、今日もウエットの可能性が高いと見て、あえて昨日の予選、スタンダードウエットを封印してエキストリームウエットだけで走ったりしました? 今日のクビサのスタンダードウエットのズル剥け具合とか見るにつけ、もしかしてそこまで考えたんだろうか、などとふと思ってしまったが。
レースは最初のピットストップ以降から見どころ満載。タイヤを替えたアロンソのスピードが伸びず、換えないで走るミハエルに差を詰められる。二度目のピットでは右リヤがうまく締まらずに大きくタイムロスもあったりして、気がついたらミハエルがトップに出ちゃってた。結局ちょっとそりゃ話がうますぎませんか、な展開でミハエルが優勝、アロンソ二位。これでポイントはイーブン、優勝回数でミハエルがリード。こうなると今期で引退、つーオプションが効いてるミハエルが残り二戦、有利になったりするんでしょうかね。
さてそれとは別に最終ラップ、ニック、ジェンソン、ルーベンス、ペドロ、それからタクを絡めた混戦模様、タクにイエローカードで、これでイエロー2枚でタクの中国GP、14位の成績は剥奪されちゃったわけだけど、かなり微妙ですな。完全にコースを外して4位以降の集団をしっかり無事に通すべきだった、と言えば言えるけど、んじゃあそのために、スピンなどのアクシデントの危険性まで込みでコースをずらしておくべきだった、って単純に言えるのかな。ああまたやってしまったかタク、と思いつつも、そりゃちょっと酷なジャッジじゃないかなあ、とも思ったりはしますな。
□ TUX [●さんどー!(笑) ●ていうか、メチャメチャうざったいです、新模様(デザイン、と呼ぶことさえはばかられるらしい:笑..]
□ もんちぃ [ごめんなさい。Sぱらのmixi移行に推薦しといて申し訳ないんですが、 オレ、随分前からmixiについて行けてません。..]
□ でした [えーと、上に同じであります。さっぱり馴染めませんでした。]
□ rover [むっは、俺達を誰だと思ってやがる、って感じのノリが却って嬉しいぜ。 ちょっと考えます。スレッドフロートな掲示板、みた..]
□ は゜ん [さんどー(・∀・) mixiはなんか発言しにくいっす。]
□ rover [あいさー。基本的に新しい遊び場所を考える方向で進めてみます。]
街に出て買いたいものがあったのでふらふらと三宮。映画の日ってこともあるし、「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」なんぞ見てみる。そろそろ上映も終了って時期で、2回目のお客は数人。んでも1回目が終わった時には、結構な数の小さいお友達が出てきてたんで、それなりにお客を呼べた映画だったんでしょうかね。感想は別に書きますが、映画が始まる前に、少し前に座ってた親子連れのお母さんが男の子に「ウルトラマンなんて見るの何年ぶりかしらー」なんつってて、で、映画が終わって小屋が明るくなってさあ帰ろうかって段になって、そのお母さんと目があっちゃったときに、こっちに向けて妙に困ったような笑みを向けられたのが大変印象的でございました。すいません、力になって上げたいけど私にはどうすることも出来ません。
それにしてもずいぶん涼しくなってきましたなー。そろそろ立ち呑みのメニューも、おでんにぬる燗かねぇ。
スタッフ
監修:円谷一夫
チーフプロデューサー:鈴木 清
脚本:長谷川圭一
監督・特技監督:八木 毅
出演
長野博
つるの剛士・吉岡毅志
五十嵐隼士・高野八誠
黒部進・森次晃嗣・団時朗・高峰圭二
公式サイト:http://ultra2008.jp/
限りなく広がっていたはずの夢もいつかしぼみ、冴えない公務員として日々を送るダイゴ。夢を語り合ったかつての仲間、アスカと我夢もまた、かつて熱く語り合った夢とは別の世界で毎日の生活を送っていた。かつて夢を思い描く起爆剤になってくれた、軌跡のようなテレビ番組のこともいつしか忘れて…。そんなある日、ダイゴは突如現れた不思議な蜃気楼のなかに、かつて自分がテレビの中に見た銀色の巨人の姿を目にするのだった…。
壮大な同窓会映画。そういう意味ではワンカットたりとも油断できないシーンが連続するんで、スクリーンから目が離せない展開であることは確かだし、それはまあある意味楽しい。石坂浩二のナレーションでお話が始まり、最初に登場するオトナが二瓶正也さんって時点で、この映画がどこ向いて造られてるかはだいたいわかろうって物だ。で、その向いた先にいるお客さんには、まあまあ満足を伝えられたんじゃないかと思う。同窓会に出席できなかったお友達が、あとで記録映像見て「ああ、良い会だったんだな」と思えるぐらいにはね。
でもこれ、「映画」としてはダメダメなんじゃないのかね。「ヒッポリト星人が凶悪でしかも強い敵なんだってのはみんな知ってるよね? そのヒッポリト星人がやってきたからには地球はピンチなんだよ、だからやっつけなくちゃいけないんだよ。んじゃ映画を始めるよー」では困ります、って話だ(そもそもオレ、ヒッポリト星人なんて全然思い入れないもん)。敵の目的は何で、そのためにどういう作戦を立ててきていて、それがうまく行くとどうなるのか、それに対抗するにはどうしなくちゃいけないのか、が全く語られていないのでストーリーとしての起承転結が存在していない。個々のバトルの展開上のピンチと逆転はあるけど、それ以上の物はなーんにもない。小さなお友達はウルトラマンの活躍に目を輝かせるし、大きなお友達は懐かしいあの人やあの人との再会で胸がキュンとなってるんだからそれで良いでしょ? つーことなのかい? だとしたらオトナも舐められたもんだと思ってしまう訳なんだが。
随所に見せ場はあるし、何だかんだ言っても「おおっと、あんなところに」的な楽しみも(過剰なくらい)たっぷりあるので見てて飽きることはないけれども、終わって素直に「ああ、面白かった」とも思えない映画、だな。
あああと、あのラストはいろんな意味で無いだろーと思った。
(★★☆)
「金曜日中になんとか」とか言うておった仕事が二本とも、木曜深夜に仕上がったので今日はやることなくなった。なので近所では買えない文房具やら本やらを仕入れに元町方面に出動。高速神戸から高架下を東にふらふら、それから元町商店街を西向きにふらふら、本やら何や買物をして、元町6のカレー屋さんの隣のオープンスペース(こんなところです(さぼろう新聞 神戸発!))小一時間読書。ようやく屋外でぼんやりしてても汗だくにならない気候になったね。いい具合にのんびりさせていただきました。
立ち呑みで締めたんだけど、常連のおじさまがいつになく出来上がってて少々ウザかったです。日蓮上人の偉大さをやたら力説するあたり、あっち方面の人だったのかな、とは思ったけどそこは我慢してスルー(薄ら笑いつき)。
昨日の深夜0時ちょっと前くらいにお仕事オファーのメールが。送信元は厄介な相手No.2、DG君の同僚氏(メールもらうのは初めて)で、カスタマイズされたECサイトの構造を保持したまま、新しいサイトデザインを適応させたコーディングをやって欲しいってことで、まあ何とかなるだろうと思って「やりまっせ」って返事したんだけど、今日は一日続報なし……って
土曜日だもんねー。
なんだろなあ、この振り逃げみたいな仕事の振り方は。
主に土日の分。「境界線上のホライゾンⅡ」、「ソードアート・オンライン」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーウィザード」、「スマイルプリキュア!」、ニコ動で「織田信奈の野望」。
なんか判らんままに最終回まで突っ走った「ホライゾン」に相変わらず壁が少々心配な「SAO」、のみだった土曜深夜。来週からは「JoJo」始まるんすね。
日曜日、ギャバン編の後編だった「ゴーバスターズ」、うーんやっぱりこう、ギャバンのコレジャナイ感が…。「ウィザード」はうん、良い話になってたと思う。
信奈ちゃんも最終回。叡山焼き討ちは織田の評判を下げるための叡山側の謀略だったんだよ!! な、なんだってー!? みたいな。冗談とも本気ともつかない歴史観と、いい感じに萌え要素をぶち込んだ妙なアニメであった。面白かったけど。監督の熊澤祐嗣さんって方はまだ作品の数は少ない方なのかな。時折手持ちカメラみたいな、妙なブレブレの映像を挟んで来たり、ちょっと面白いことやる人ですな。
晩飯時に夕刊開いてぱらぱらと(自分はケツから読んでいくんだけど)紙面を繰っていって2面に来たら、連載小説が片岡義男さんの作品になってて「あれ?」と。慌てて前日の夕刊引っ張り出してみたらば、今野敏・作「精鋭」、確かに (完) ってなってた。
おいおいおいおいおい、これで終わりなのかよ、ふざけんなー。
んと、「精鋭」ってのは朝日新聞、夕刊に掲載されてる(た)小説。交番勤務の新米警察官、柿田が、とあるハプニングが元で警察官の仕事に疑問を持ち、もやもやしてるところを上司から機動隊に転属してみたらどうかと勧められる。元来体育系だった柿田も、細かいことは考えず、身体を使えば良い(と見えた)機動隊の方が向いているのかもしれないと思い、上司の勧めに乗ってみる。
そうして移ってきた機動隊で猛訓練をこなすある日、上司からの呼び出しを受けた柿田の元に、機動隊の最精鋭、SATへの転属試験訓練を受けてみないか、と言う提案が。
で、そこからはSATでの猛訓練が続き、最初はあらゆることに音を上げかけていた柿田たち新人もいつしか鍛え上げられ、陸自の精鋭である空挺部隊との共同訓練もこなすところまで成長する。そして1年、すっかり一人前の隊員となった柿田たちの前に、新人たちが……。
ってところで(完)なんだよ(w。
いやいやいやいや、話はこれからだろ、ようやく一人前のSAT隊員となった柿田たちが訓練ではなく実戦に放り込まれ、これまで経験したこともない困難と絶望を味わって挫折し、そこから立ち直ってさらに大きく成長する、と言うお話に、さらに警察という組織が抱える問題とか、何でもいいけど大きな陰謀とかが浮き彫りになって、それを痛快に叩きつぶす、というクライマックスがなかったら、小説とは言えんでしょうが。どうした、人気アンケート下位だったか?(w
「慎治」の今野敏さんだから期待したんだけどなあ。なんかすげー久しぶりに新聞小説を最初から最後まで読みきった(たぶん『こちらニッポン…』以来だと思うぞ、つーかあれもラストのほう、結構あやふやな記憶しかなかったし)のに、なんだこのがっかり感は(^^;。
こちらは大変良いですよ→マイ感想
基本的に買い取り依頼の本は午前中着でお願いしてるんだけど、完全に寝坊した(w。ていうか黒猫さんとか飛脚野郎だと、午前中指定でも大概12時直前に着くのが普通だったのでちょっと油断してたかも。日本郵便さすがだな、10時前に届けに来てくれたのか。オレはともかく家族全員寝てて気がつかないって……。
後刻配達してもらいましたが、ちょっとおもしろい本が入ってた。朝日新聞出版の「週刊マンガ日本史」。昔懐かし「週刊Aircraft」とかああいうジャンルの本で、基本的に日本史の重要人物にスポットを当て、それを簡単なコミックと解説記事でまとめた本。んで、その作家陣が和月伸宏さんやら池上遼一さんやら細野不二彦さんやら安彦良和さんやら、なかなか豪華なのね。基本は年少さん向けに噛み砕かれてるんで、薄味っちゃ薄味なんだけどこれはこれで結構楽しい。ついつい片っ端から読んじゃってたよ(w。
とはいえふくやまけいこにひめゆり部隊を描かせる、ってのは結構鬼畜だなあ、とも思ったんだけど、よく考えたらここにジョージ秋山とか持ってきたら、それこそ取り返しつかねえなあ、と思い直した事でした(^^;。
書類は数日前に届いてたんだけど、10月末までに出せばいいと勝てに思い込んでたら、7日までに出さなきゃいけなかったのね。ってことであわてて作成。今回はオンラインで申告したんで楽だったけど、主に英数字で全角/半角の指定が曖昧な感じだったのはちょっと気になったかも。あと、倅の仕事の具体的な内容とか言われてもなあ…。
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□ もんちぃ [移転お疲れ様でした。あ、基礎知識の復活きぼー。(無責任)]
□ YASU [こんばんわ、 基礎知識の大ファンでした。 基礎知識のデーターべース化、お願いします。 もちろん乱土さんの日記も大好..]
□ rover [うむ、ごっそり移転してますので今でも見るだけなら見れるんですけどね。できたらもうちょっと芸のあるところを見せたいなあ..]
□ rover [うわあ、なんかこっちがこっぱずかしくなるようなお褒めをいただき恐縮です>YASUさん なんとか前のコンテンツも再利用..]