ばむばんか惰隠洞

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2004-03-26 この日を編集

[TV] 紅い眼鏡

というわけで古本ごしごし磨きながら「紅い眼鏡」も鑑賞。ううむいかん、これを「あ、良い映画じゃん」と思ってしまうほどに私の精神は病んでおるのか…。

で、気分転換に「はみだしっ子」の10〜13(『つれて行って』編ですな)なんぞを読むからさらにダウナー加速。これはまずい、もっとこう、気分が高揚するような物を読むべきではないか。「ふたり鷹」全19巻…このあたりかな。


2005-03-26 この日を編集

[Day] 今日はミニオフ (26:40)

TUXさんと二人で「鉄人28号」鑑賞。えーと、見る価値のない映画です。ダメダメな映画です。でもね、オレ、この映画をかばうよ、かなり本気で。今酒(かなり)入ってるんで詳しくは後日なんだけど、正直この映画、他人様に勧められませせん。奨められませんがわたしゃ好きです。たぶん「ロード・オブ・ザ・リング」見に行くヒマがあったらこっちを見に行きます、私は。でも他人様にはお奨めできないです。こまったなあ、こういう映画は。

[Day] これが…ジオンの…ちゃうちゃう (翌日補足)

ざくちょっとだけ飲み足りない気分だったし、時間もまだ22時過ぎだったので三宮で途中下車して「たちきや」へ。あの、唐沢俊一先生もずいぶん前に日記でネタにしてた「作」(ざく)ハケーン。わあい、しっかり瓶の色は緑だよ、うんうん、ザクはこうじゃなくっちゃ。と言うわけでいただいてみる。今回呑んだのは「作 穂乃智」。ふむふむ、すっきり系なれど、やや水っぽい感じもあるようで。このへんが量産型の辛いところか(おいおい)。ちなみにこの蔵本さんは、後に調子に乗って(^^;)"zaku"でドメイン取ってるのであった。やっぱり「悦乃智」を呑んでみたいよなあ。タカシ君、お願いね。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

TUX [●いや、ホンマ困りました「鉄人28号」(笑)  好きだっ、って口にするのもはばかられるような出来の映画なんですが…好..]

すみけん [鉄人、トレイラーを見たら、苦笑しつつも見たい気分になりました。映像クオリティのことを一切考えてないのがトレイラーから..]

rover [次の映画の日まで、小屋にかかっているだろうか……]

たちきや [気長に待ってもらえるならがんばってみますね^^;]

rover [うわあい、楽しみに待ってるですー。]


2006-03-26 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (20:21)

まとめてどかどか行きますど。「ウルトラマンマックス」、「BLOOD+」、「地獄少女」、「びんちょうタン」、「灼眼のシャナ」、「交響詩編エウレカセブン」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。

マックス(最終回:「つかみとれ!未来」 機械人形オートマトン 機械獣サテライトバーサーク 機械獣ギガバーサーク 登場)

ふむふむ、いろいろ詰め込んだ割には手際よくまとまっていたと思う。カイトの人口呼吸&心臓マッサージは、どう見ても口を吸って、胸を揉んでるようにしか見えんかったし、ミズキっちーは結局重傷だったのか軽傷だったのか分からずじまいだったし、ケーブル引きずって街の上飛んだら危ないでしょーとか思ったし、えーとえーと、色々あるけど明るく終わったのはよろしいのじゃないですか。人類が宇宙に乗り出していく、ってところで話を〆るあたり、オールドSFファンとしてはちょっと嬉しくなっちゃったぜ。シリーズを通じて、まあまあ楽しめたよね、マックスは。

ところで、予想通りゼノンさんは来てくれたけど、リアクション無しだったのがさみしいな。「せっかく命を持ってきたのにー」とか言って、場をぶちこわしにして欲しかったような気もするな(ぉぃ)。

BLOOD+ (第24話「軽やかなる歌声」)

ずーと見てて思うんですけど、小夜って吸血鬼の力を発動しても、闇雲に刀振り回すだけで、何かがものすごく強くなった、とか言うふうに見えんのですけどねー。あと、やたら「赤い盾」って言葉が出てくるけど、ロスチャイルド家になんか関連づけでもしようという計画があるんでしょか。そういえばワインネタも結構引っ張っておったような気がするなあ。

びんちょうタン(第5話「着物のおもひでびん」・第6話「夜のおつとめびん」)

えーなんと申しますか、毎回一生懸命お仕事をするびんちょうタンを見るたびに、自らを恥じるばかりでございます(^^;)。

灼眼のシャナ(最終回:「紅蓮の想い」)

うお、ぱんちゅ見せまくり(殴/蹴)。結構面白かったっすね。小説の方はまだ続いてるんだっけ? まあ続編作ろうと思えば、いくらでも作れそうではあるけど。悠二のおっかさん、最後まで最強キャラだったですな。

で、劇場版も作るんですかい。……ちょっと見てみたい気もする(w。

エウレカ (Ep48:メカニック・バレエ)

んと、青二才ドミニクとツンデレアネモネのパートは、それなりに盛り上がりもし、良い話になってたと思うけど、普段はきっつい当りでも実は相手が好きなればこそ、ってのはツンデレの基本なんだろうけど、それにしてももうちょっと前もって、それと思わせる描写があっても良かったんではないかいな、とは思た。それ以外は相変わらずぐだぐだと、話が進むような進まぬような、で次回は最終回。大丈夫なんかね。

ボウケンジャー(Task.6 呪いの霧)

そうそう、それぞれの持ってる武器の特性を生かした(短剣をこじ入れ、木槌でぶっ叩く)戦い方、そういうのやってくれっとオジサンとても嬉しい。それにしてもパワーアップメカ大乱発ですな。来週はミキサー車? 宝探しになぜミキサー車が必要なのだろう。型取りでもするんだろか。

カブト(#9)

少し前に冬樹蛉さんが、選ばれし者って 文章を書いてらっしゃって、ふむふむなるほどと読ませていただいたんですが、やははは、選ばれしヒーロー、なんに選ばれるのかと思ったらゼクターに、だったのね。いっぺん選んだからと言って、いつまでも選ばれた存在のままでいられるって訳でもないのね。そこはちょっと面白い、かも。

これはつまり、ゼクトもライダーシステムって、本当はどういうものなのか分からないままそれを改良して使ってる、みたいな設定なのかな? 全部隕石と一緒に降ってきました? マクロス?

プリキュア(#8:大好き! みのりと二人のお姉ちゃん)

全然普通にいい話。こういうの、前にもあったなーと思うけど、って普通のお友達は2年も3年も続けて見たりしないから、これでいいのだ。

なぜか全部に感想つけてしまった。あー疲れた。

[Anime] またやる…んですか? (20:25)

「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」2006 4.10 OFFICIAL WEB OPENだそうで……。

[web] 「仮面ライダーSPIRITS」も読んでないんですが (23:39)

時々ツッコミを入れてくださる(いつもありがとうございます)nokiさんのblogで知ったサイト、ナデガタサーカス。清水 栄一、下口 智裕というお二人のマンガ家ユニット(で、よいのかな?)のサイトなのだが浅学にして寡聞なわたくしゆえ、その作品について語る資格はない。ただ、このサイトに掲載されてるマンガ、"Hybrid Insector"がなかなか渋い。邪悪な安彦良和(^^;)が「仮面ライダー」描いたらこうなるかなあって感じで。ライダーマンテラカッコヨス。「仮面ライダー」にそれほど思い入れのない私は、結構素直に燃えて読めたけど、ライダー大好きな人たちはどうなのかな。

続きが楽しみっす。


2007-03-26 この日を編集

[Books] ダーティペアの大復活 ダーティペア・シリーズ 5

ダーティペアの大復活(高千穂遥/著 高千穂遙/著) 高千穂遙 著
カバーイラスト 安彦良和
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030876-6 \700(税別)

ユリが壊れたー(w

惑星オフィーリアを揺るがし、ひいては全銀河系の存亡に関わる陰謀を首尾良くたたきつぶし、そのついでに連合宇宙軍にも膨大な損害を与え、愛機"ラブリーエンゼル"も失い、自らは人工冬眠カプセルで辛くも脱出に成功し、宇宙空間で長い眠りにつくことになったケイ、ユリ、そしてクァールのムギ。ふたたび彼女たちが目ざめたとき、目の前には人工生物、バイオボーグのフローラと名乗る美少女が。彼女の口から告げられた事実は驚くべき物だった。ふたりと一頭が眠っている間に全銀河規模の戦争が起こり、人類はほぼ滅亡してしまったというのだ…。

前作、「ダーティペアの大脱走」は1995年7月刊。この時点でこのシリーズ、一段落という話だったような覚えもあるが、突然大復活。単行本は2004年だから9年ぶりに帰ってきたダーティペアの文庫版。読み始まったらいつものノリ、オチがどのようなものであろうかはあらかじめ予想がつくもんだが、何せノリの良さでは天下一品。楽しく読める本になっている、というか小一時間もあれば読めちゃうってのは、楽しいけれどもコストパフォーマンス的にどうなのよって気もしないでもない。

さて本作品、まあ知ってる人は知っている例のノリで仕上がっているので、安心して読み進めるようになっているんだが、いつものシリーズにしてはいい男をめぐるケイとユリの暗闘部分が少々(いやかなり)控えめになって、その代わりにどういう訳だかユリが大暴走。そう言うキャラでしたかあんた、ってなノリが中盤以降猛烈な勢いで暴走し、げらげら笑いながら読んでいける。9年のギャップで、文体に少々webっぽいノリ(あるいは、よりライトノベル風味が増したってことなのかな)が加わったかもな、って部分もあるけど、全体的に見ればいつもの「ダーティペア」だわな。軽いノリで楽しめる、いい暇つぶし本に出来上がってると思ったです。

それにしてもユリに何が起きたんだろう。(w

4150305196

前作はこちら。前の話ぐらいは押さえておいた方が吉、でしょうな。

(★★★)

[TV] 定期視聴番組 (だだ遅れ)

そろそろやっとかなくちゃ。ってもう翌週も半ばなんだけど。えーとどこからだ、困ったときはリストアイテムだ。

コードギアス 反逆のルルーシュ
ギアスの力がコントロール不能になりつつあるルルーシュ、それが悲劇を引き起こす、というお話。黒いですな、これはまた。プロデューサーさんの趣味なんでしょうか。もう少しで第1部は終了だけど、第2部の終盤、救われない死に様の皆様がぞくぞく出てきそうだわねえ。
ウルトラマンメビウス
ザムシャー、カコちゃんといった、過去キャラが続々やって来て窮地のメビウスとGUYSクルーに助力するお話。ストレートに燃え展開なお話になってて良かったと思う。最後の最後で変な風に取り繕って、なんじゃこりゃと思うようなオチだけはつけないでくださいね、とは思うんだけどやっぱりヒカリやザムシャーは復活するのかなあ。
天保異聞 妖奇士
こっちもラス前。んー、ちょっと盛り上がらん。
地獄少女 二籠
静かな湖畔シリーズ継続中。地獄通信大繁盛、一ちゃんとツグミも出てきて、ラストに向けていろいろネタまぶしてきてますな。
ひだまりスケッチ
これおもしろいなあ。鼻につく直前の技巧の寸止めが結構上手いような気がする。その上うまいことエロ要素なんかも盛り込んできたりして嬉しいじゃん。全然期待してなかったんだけど、今期の土曜深夜の一等賞はこいつかもな。
銀河鉄道物語
引きこもりたい王位継承者に活を入れる、なんてのは手垢のついたお話のパターンで、なおかつそのお話の展開も存分に手垢のついた物ではあるんだが、ちゃんと作ってると思う。時々作画がしょぼくなるけど気になるほどでもない(ちょっとなる)。
劇獣戦隊ゲキレンジャー
ちょっと様子見です。
仮面ライダー電王
テッペイ君がライダーシリーズにもやって来た。お芝居上手だよね、この人は。「メビウス」の方で見せた気弱っぽいイメージとはうって変わった強(目の)気キャラが良いですな。
Yes! プリキュア5
うん、面白いと思うよ。

2008-03-26 この日を編集

[Oldbooks] 今日の古本を見て一言 (23:15)

画像の説明'90年代終盤から2000年代初めの方の「ぱふ」を何冊か送っていただいたのでチラ見してたんだけど、いやあ、完全にBL系プッシュプッシュな雑誌になってたんだな。んまあ大判になって"まんが評論誌"が"まんが情報誌"と微妙に名乗りを換えたあたりから、基本的に女性向けの雑誌に方針転換してるなーとは思ったんだけど、今回送っていただいた「ぱふ」は、さらに名乗りが、"まんが・アニメ・同人誌のお役立ち情報がいっぱい"みたいなノリになり、ある意味さらにエッジなところを狙った本づくりを目指してるようにも見受けられる(そうか?)。

そうは言ってもそこはそれ、エッジと言い切っちゃうには本文と広告の比率もホビージャパン並な感じで、実際のところは全体にヌルくなっちゃっただけなんじゃねーの? 感なしとは言えないところもありますが、そもそもこっち方面の情報を元から欲していないオッサンだから、そう思うってだけの話かも知れないわけだし。

とはいえそんなオジサンであるからこそ、吾妻ひでおじゃないけど「柴門ふみがケン吉で描いてる頃の『だっくす』あるかい」とか言ってみたい気がしたりもしますな。軽石庵には2冊くらい残ってたっけかなぁ。


2009-03-26 この日を編集

[web][Chinema] 日野ちゃまウサギ

CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-トレイラー(今日のようつべ | honeykicker.com)。むん、げんぶん劇画にはこれっぽっちも惹かれるものを感じないんだが、このアニメはちょっと観てみたいかも。HK-DMZ PLUS.COM経由ネタでした。


2010-03-26 この日を編集

[TV] 定期視聴番組

「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」、「デュラララ!!」、「ひだまりスケッチ☆☆☆」。妙にやらしい、妙に青春、妙にほんわか、と割に粒揃ってる感じで結構ですな。「ひだまり」で宮ちゃんが発したアルファベット3文字が極めて限定された方面で話題になっておりましたが、なに、パソコン前にしてSGIと言えば、そりゃシリコングラフィックスに決まってまさあね(w。

[Baseball] セ・リーグ開幕。

昨日買物すまして、スーパーのエントランスに設置された喫煙コーナーでぷかーっと一服してたら、横のベンチに座ってたおっちゃん、「野球始まらんから面白いことなんもあらへんわ」なんてぼやいてた。や、岡田はんパ・リーグでがんばってるやん(^^;)。そうは言ってもやっぱ関西、阪神が出てこないことには野球は始まらんわね。

と言うことで本日めでたくセ・リーグも開幕。開幕戦のお相手は横浜と言うことで、まあ勝たせてもらった感じではあるか。幸先良いことに変りはないわいな。

幸先いいと言えば岡田はん、なんか今日もえらい勝ち方やらかしたようで。到底最初の勢いがしっかり持続するとは思えない両チームなんですが、幸多いシーズンであることを祈りますよ。


2012-03-26 この日を編集

[Day] 新聞屋再襲撃

最近インターフォンの調子が悪くて、昨日も来てくれたのに気付いていませんでした。で、今日の午前中、朝日新聞の急襲を受けて新聞代を持って行かれてしまった。ううう、そ、それは今週、シネマ神戸にいって「カウボーイ&エイリアン」と「キャプテン・アメリカ」の二本立見たあと、立ち呑みに行ってぷはーするためのお金だったんですけど(つoT)……。


2013-03-26 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

土曜からの分、「ジョジョの奇妙な冒険」、「リトルバスターズ!」、「八犬伝」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」、「仮面ライダーウィザード」、「ドキドキ! プリキュア」、「マギ」、「ささみさん@がんばらない」、「まおゆう」、「さくら荘のペットな彼女」、「みなみけ ただいま」。

ちょっとこまごました作業込みのながら見だったんで、全体に印象薄いです。「ジョジョ」、スピードワゴンさんそんなにがならんでも。「リトバス」、また良くわからん話にまってきた。一応シリーズを通しての謎みたいなものもあるにはあるんだろうけどね。「八犬伝」は斬新なものとかは何もないけど、まとまりはあるんじゃないかな。

日曜日。全体にあんまり印象に残ってないのは、たぶんこのタイミングでうぜーメールが来て、そいつの返事に気が取られてたからだと思う。突然意味通じないメール投げてこないでよ。誰とは言わんけど。「ささみさん」はちょっと迷走気味かもなあ。

月曜深夜。若干地味目ながらもいよいよ山場の「まおゆう」、どかんとくるインパクト、って部分はやや弱いんだけど、それなりに気に入って見てます。女魔法使い、ミサトゥスだったのな。いい感じに荒ぶってたぜ(またそれか)。「さくら荘…」は最終回。まあそれなりに落ち着くところに落ち着いたか。「みなみけ」は保阪(さんはつけないのがデフォルトらしい)出てなかったからイマイチだった。


2015-03-26 この日を編集

[Chinema] <2015年宇宙の旅> 2本立(主催者側発表)

Cinema KOBEで「ラスト・デイズ・オン・マーズ」と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を鑑賞。

B00R2O6UG0まずは一本目「ラスト・デイズ・オン・マーズ」、2013年のアイルランド映画。火星で6ヶ月間のミッションをこなしてきた国際共同チームも、あと19時間と少しで任務は完了しようとしている。画期的な成果を求めながら、何の成果も上げることのできなかったミッションで、隊員たちの間にはぎくしゃくした空気も溜まってきていた。そんなさなか、隊員の一人が整備と称して基地を離れる許可を強引に求めてきた。実は彼は、密かに火星に生存する細菌の痕跡を発見していたのだ…

という。キム・スタンリー・ロビンスンばりの環境SF的なものなのかと思って観ていたんだけど、お話は急転直下、隊員が発見した細菌は、人体に侵入すると相手をゾンビ化してしまうという途方もないものだったのだー!! で、ここからお話は一気にゾンビ映画に変貌を遂げるんだった。で、このゾンビ映画の部分のルール設定がいい加減なので、緊張感とか緊迫感が全く伝わってこなくて、割とどうでも良くなってしまうのね。

役者さんのお芝居は悪くなかったんで、お話をもっとハードSF寄りにしてみたりしたら良かったんじゃないかな。絵の方は、セットはかなり良い感じだったと思うけど、何というのかなあ、空気感が地球、なんだよね。なので映画的な臨場感みたいなものはかなり残念方面だったかも。振り切ってないダメ映画、ですかね(^^;。

B00PFOH29I続いては「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。母の死のショックで家を飛び出したピーター少年は、通りかかった謎の宇宙海賊に拉致られる(w。それから26年、成長したピーターは"スター・ロード"の二つ名を持ついっぱしのならず者に成長していた。今日も依頼を受けて惑星モルグを訪れたピーターは、遺跡に納められた"オーブ"なる遺物を一騒動の末、入手に成功する。"オーブ"を依頼された故買屋に売り払うべく惑星ザンダーにやってきたピーターだったが…

いきなり10ccの「I'm not in love」から始まる映画ってどんだけおっさんホイホイなんだよ(^^;。とにかく選曲が神がかっておるね。そこでルパート・ホルムズ来ますか、そこで「Cherry Bomb」っすか、そこでマーヴィン・ゲイとか勘弁してくださいよ、ってな勢いで。

お話はシンプルだけど隙がなく、絵もとても美しい。メカのお魚風味とか極彩色の塗り分けとか、クリス・フォスっぽいなあと思ったらほんとに彼、参加してたんですね(宇多丸さんが『ムービーウォッチメン』で言ってた)。こっちは文句なし。存分に楽しみました。

ただ今日のCinema KOBE、若干室温低めに設定されてたのか、なぜか上映中に席を立つ人が結構いて(トイレに行きたくなったのかね)、そのたびにちょっと後方から光が入ってくる(そんなに大きな小屋じゃないからね)のが少々気になったかな。かくいう自分もエンドクレジットのあたりでかなりトイレに行きたくなってはいたんだけどね(そこは頑張りましたが)。

とはいえダメ映画と傑作のカップリング、大変楽しかったです。

[Anime] 定期視聴番組

「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」、「暁のヨナ」、「クロスアンジュ」、「艦隊これくしょん」、「アルドノア・ゼロ」、「ガンダムビルドファイターズ トライ」。「ヨナ」と「艦これ」が最終回。「ヨナ」はまあ、針の振り切れん状態を最期まで維持しきったという点でそれなりに評価できるのでは。デタラメにおもしろい、とか言うものではないんだけどそれなりに見れないことはない、という何とも言えん作品でした。2期はまあ、無理だろうけどね(w。

「艦これ」はもう、ゲームを知らない自分が悪いんだろうと思う。自分らが知ってる時間線にあった艦船ちゃんたちの運命を、強引に変えて見せた、ってところを評価すれば良いのかな? 全くパッとしなかったビッグセブン(のうちの2)に見せ場を提供したから良かったよね、みたいな? 自分としては敵の存在が(ストパンの)ネウロイなみに動機が不明で、放っといたらどうなって、それはどんだけ怖いことなのかってあたりが判らんので、いろいろ共感しづらいなあと思いながら見てました。


2016-03-26 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

「昭和元禄落語心中」。タイトルの「心中」の部分が何だったのかがわかる回。その前の山ちゃんの「芝浜」ダイジェスト版がすばらしかったです。「声優の本気」ってヤツかね。

[Baseball] カッタデー!

うむ、やはりオレは観察者をやってはいけなかったのか。観戦してなかったんだけどT7-3D。金本阪神初勝利。ノーミサンにも1勝ついてまずはめでたい。明日に続くともっとよいね。

[News] 訃報

一日遅れですが小山田いく氏 (asahi.com) 。59歳とはあまりに若すぎる。どうかやすらかに。


2017-03-26 この日を編集

[Anime][SpFX][TV] 定期視聴番組

週末分。「昭和元禄…」最終回。んー、「受け継ぐ」という点においてはこれが正解なんだろうけれども、正直先週のお話で終わってしまっても良かったのでは。山寺、石田両氏の芝居(あんど落語)がやっぱ群を抜いていたよなあと思った。

「鬼平」は奥方様の過去話。どーでも良いけど昨今のwebにおいて「さすおに」つったらそのときの「おに」はお兄様じゃなくて鬼平様なんすね(w。

「キュウレンジャー」と「エグゼイド」は劇場版公開にあわせたサービス回。戦隊ワールドにライダーが、またその逆のパターンにおいてもその出現に特に理由はない。単に顔出してちょっと戦って引っ込むだけ。「キュウレンジャー」はそこに絡めて金銀コンビのキャラ掘り下げ、「エグゼイド」の方はおまけコミで第2部のイントロダクション的な。

「オルフェンズ」、オルガに続いてマクギリスさんも退場。仮面被ってみたりロリ属性披露してみたり、トリックスターぶり全開だった割にはしょぼいオチの付き方だった、というか最初から無理筋な動機で動き始め、鉄華団を巻き込んでがっかり自爆モード、ってどうなんだ(^^;。

「おんな城主直虎」、直虎さん爆誕回、政次を見下ろす直虎の顔つきがなんかフラゼッタ風味があって格好良かったですな。なれど前途は多難すぎ。そうならざるを得なかった、ってところもあるんだけど鶴は不憫ですな。とはいえ彼の余命もあと5年くらいなんだよねえ…。


2018-03-26 この日を編集

[Day] 週明けとるやん

週末にユキちゃんからちょっとショッキングなメールをもらってやや錯乱してた。大きくはないけど定期の収入が期待できるお仕事が無くなっちゃうかも、ってことでね。ここはユキちゃんに頑張ってもらうしかないんですが、それはそれとしてなんか別の収入源を確保しとかんといかんかしら。そろそろシルバー人材のカテゴリに入っちゃうワタクシですが、拾ってくれるところ、あるかなあ(^^;

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

週後半。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「グランクレスト戦記」「ゆるキャン△」「恋は雨上がりのように」「デスマ」「魔法使いの嫁」「HUGっと!プリキュア」「仮面ライダービルド」「ルパパト」。「ハクメイ」と「刀自ノ巫女」を録り損ね。

「ヴァイオレット…」、今回はちょっと展開が無理筋すぎなのでは。降りたところに依頼主がいる? どうやって撤収する? 無理矢理良い話にしようとした感じだな。「グランクレスト…」、圧倒的な負け戦状態で主人公チームはどう反撃するか、がこの先の興味の中心になると思うんだけど、そこにどんなアイデアがあるんでしょうね。

「ゆるキャン」は最終回。何がどうと言うことはないんだけど、良いものを観た感は確かにありましたな。豊崎愛生さんの関西弁のネイティブ感がよろしおした。「恋は…」、あの雨の中、お客が忘れたスマホを持って走ったのだろうか、ってところをぼかした演出は何を狙ってるんだろう。あきらは最終的に陸上に戻る、ってことの仄めかし?

「デスマ」、マイペースで良いっすね(^^;。「魔法使いの嫁」、エリアスは うれしい を おぼえた!!で最終回。とても良いシリーズでした。ダーク・ファンタジーとしてのヒキも残していて、続編が見たいですね。

「プリキュア」、やって来た天才フィギュア男子がモロに羽生君なのね(w。単に応援するだけって良きことなのか、ってところに問題意識を持ってきて、かついわくありげなキャラ(ハグちゃんの関係者なんですかね)も登場。早い段階でいろいろヒキを作ってきてますな。

「ビルド」、ラビット・ラビットがあるならタンク・タンクもアリだよね、って話。サワさん、今回は裏切ったワケじゃなかったのね、良かった良かった(w。「ルパパト」、フィーチャリング、ルパンイエロー。楽しいっすね(^o^)

[Books] 星を墜とすボクに降る、ましろの雨

星を墜とすボクに降る、ましろの雨(藍内友紀/著) 藍内友紀 著
カバーイラスト パルプピロシ
カバーデザイン 越阪部ワタル
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031315-9 \740(税別)

地球がある時から、頻繁に流星群に見舞われることになった時代。人類の防衛戦の最前線は地球と月の中間に存在する、軌道庭園(アレナ)と呼ばれる施設だった。そこに配置された巨砲、<トニトゥルス>を操るのは<星の眼>と呼ばれる人工の眼球を移植された少年少女達。<星の眼>によって精密無比の照準能力、状況判断力などを得た反面、遅くとも20代で尽きてしまう寿命を持つことになった<スナイパー>と呼ばれる彼ら。自分自身に性別の意識もなく、自らを「ボク」と呼ぶ少女、霧原もまた、そんな<スナイパー>のひとりだった…。

2017年ハヤカワSFコンテストで最終候補に残った作品。お話はそうだな、素晴らしくリリカルな「ストラトス4」というか愛以外は知りたくもないヴァイオレットちゃん(しかもボクっ娘)ていうか…。ちょっと乱暴な喩えかも知らんけど(^^;。

地球を滅ぼしかねない流星群を阻止できるのは、慎重にデザインされ、育てられ、改造されて巨大兵器を操る少年少女。彼らは星を狙撃するることのみに自らの存在意義を見出し地球に向かってくる星たちを愛してすらいる。そしてそれ以外のことには全く気持ちを動かさない、というのはまあアニメにおける戦闘美少女の系統のひとつと言えるかも知れない。綾波的、と言えますか。

そんな霧原レイ(^^;が唯一信頼を寄せる整備士、神条との関係性、さらには神条を介した他者との出会いなどを経て、愛する、と言うことについて微妙な揺らぎを感じていって……、と言うお話。全体的にライトノベルがまだライトノベルと呼ばれる前に登場したヤングアダルト向け小説の趣がある。だから、なんというかね、読んでるあいだずっと、「何か知らんが懐かしいなあ」という気持ちがいちばん強かったかも知れない。

もちろん今様なSF的アイデアやストーリー、シチュエーションのアレンジなんかはされているんだけど、それでも最初に感じるのはなんとも言えん懐かしさ、と言えるかも。この懐かしさというのは、人間の一生において感受性とか、過ぎた自尊心とか、自分はなにものにもなれない、つまらん存在なのではないか、という根拠のない焦りみたいなものに意味もなくもやもやしている時に触れるメディアが、その完成度とは別に何か心に浸みてしまうものになっちゃった感、だと思う。もはや本単体が持っている精度とかとは別のところで、なんか気になってしかたがない本になっちゃってしまった、と言うね。

もちろんこの歳になってそれと同じ気持ちになれるワケはないのだけれど、それでも本を読んでそんな気持ちになったなあ、なんてことをうっすらと思い出させてくれた本。うっすらなのはごめんなさい、著者の技量、かと思います。もう少し隙の無いお話造りもできたんじゃないかな、って気はするのだね。ちょっとストーリーに意外性がたりなかったかも。

とはいえ好きか嫌いかで言えば、オレはこのお話、かなり好きですよ。なんというか、今時この衒いの無さは貴重なんでは。ボクっ娘押しはちょっと、オジサンには辛いけどねえ(^^;

★★★


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傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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