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はふう。
って、たかだか8冊の本を引っ張り出して梱包して発送するのに、ほとんど二日かかってしまったというのはいかがなものか。いやまあちょうど次の本の追加と重なっちゃったってところもあるんだけど。もちっと効率よくしてやらんといかんなあ。
F1キンダーガーテン 佐藤琢磨スペシャルインタビュー。なかなかいい話。特に終盤の、去年ミハエルにメットごっつんされたあとのエピソードが興味深い。やっぱりトイレってのは、オトコが一番わだかまりなく話のできる場所なのかも。
ただ、なんだな、"ジャンプの前にはちぢこまなければならない"のは確かだし、今年のタクは良い具合に力を抜いた走りをしているとも思うけど、彼の場合年齢を考えたら、いつまでも縮まってちゃいかんのだよなあ。ホントだったらとっくに一回目のジャンプに成功してなきゃいけない年齢。残り時間が少なくなってきてると思うんだが、タクの大ブレイク、はあるのかなあ。
昨日古本屋に追加した本の中に、そこそこまとまった数の航空事故を扱った本が含まれてて。ちょっと興味を引かれたので何冊か読んでみた。
日航123便の事故って私が社会人になって初めて経験した、全然知らない人のお葬式の手伝いをすることになった、その原因だったりする。当時勤めてた会社の大口クライアントさんの一社であった、日本最大の広告代理店につとめてらっしゃった方がこの便に乗っておられまして。たしか宝塚のご自宅でのお通夜、告別式、お葬式の間、わたしゃ喪章を巻いて交通整理のようなことをしていた憶えがある。そんな縁もあるしもともと飛行機には興味があるので、こういう切り口でいくつかの本が並んでると、読んでみようかって気にもなろうってもので。
速読気味なので大事なところを読み飛ばしちゃってるかも知れないし、それ以前に正直マジメに読むのがアホらしくなっちゃう本もあったのだけど、とりあえず読んだのは4タイトル。
藤田日出男「隠された証言 日航123便墜落事故」(2003年)。著者は元日航の乗務員で、同時に社内の事故調査員の役職に就いていた人。かなり早い時点で事故現場に乗り込み、すさまじいその現場を目の当たりにしている。本書序盤で語られるこのあたりの描写は非常に強烈。ただ、その酸鼻を極めた事故現場に到着するまでに、二転、三転する墜落現場の情報や、実は早い時点で自衛隊や米軍が123便の墜落場所をかなり正確に特定できていたにもかかわらず、救助活動への着手に致命的なタイムラグがあったことなど、徐々にこの事故に関する不可解な事柄が浮き上がってくる。独自の調査を続ける内に浮かび上がってきたものとは…。
4人の生存者がおり、しかもその人達の証言から、墜落からしばらくの間、他にも生存者がいたらしいことが分かっているだけに、なぜ自衛隊も警察も、積極的に救助活動を行えなかったのか? という疑問から導き出されるのは、日本政府にはこの事故で、生存者がいて欲しくはなかったのではないのか? という仮説。ではそれは何のために? ってあたりを追っていく。取材をはじめ、いくつかの事実を明らかにしていく前半はそこそこ読ませるが、後半やや失速気味な印象。
この手の大規模事故ではいつも言われることではあるけれど、運輸省の事故調査委員会が出した結論があまりに雑なものであったことも含め、その裏に事故の原因をボーイング社の整備ミス、とすることで747自体の欠陥の可能性を包み隠すことが日米の"国益"に繋がる、という高度に政治的な判断があったのではないか、という説自体は説得力があると思うが、その説を展開していく上で重要な役割を果たす内通者の登場あたりから、展開に少々嘘くささというか、嘘じゃないにしてもその表現方法にどうも上手くないなあと思わせるところが目立ってしまって、却って説得力が失速していく感じ。中盤以降が、ノビー落合の出来の悪いレプリカみたいな展開になっちゃうのが惜しいね。てことで次。
池田昌昭「JAL123便 空白の14時間 -御巣鷹山ファイル 3-」(1999年)。どこに出しても恥ずかしくないトンデモ本。著者によればあの事故は、自衛隊による、ファイヤビー改造型のミサイルの実験台になったものであって、救助作業の初動の遅れも意図されたものであり、123便は最初のミサイルでコントロールを失ったあと、御巣鷹山付近に配置された特殊部隊が放った"撃墜ミサイル"(だってそう書いてあるんだもん)でとどめを刺されたものであるんだそうな。
著者がどういう人間なのか良くわからんけど、とにかくこの人は自分で何も取材してない。何かにつけて妙に宗教的方向に走ったセンテンスを盛り込みたがる。そもそも文章があまりにヘタ。途中でマジメに読む気が失せちゃった。
ただ、ラストに著者が勝手に妄想して書き上げた、真のボイスレコーダー、みたいなものの内容はあんまり。これは亡くなった人たちに失礼であろう。気分悪くなる。次ッ。
山本善明「墜落の背景―日航機はなぜ落ちたか」(1999年)。こちらは長く日航の事故処理担当者にあった人の本。主に語られるのは1982年の逆噴射機長の事故……といって分かる人の数はもしかして今や少ないですか。「逆噴射」も「機長、やめてください」も当時の流行語だったんだが。
123便の事故についてはご本人は直接関わっておられないので、事故調の、やや拙速に過ぎ、矛盾の多い結論に疑問を投げかけるに留まってるが、メインになる逆噴射機長による事故関連の記事はなかなか興味深かった。センセーションよりも記録を重視した、押さえた筆致も好感が持てる。じっくり読む価値があるかも知れない。が、今回はすっ飛ばし気味に読んで次いこう。
米田憲司「御巣鷹の謎を追う -日航123便事故20年-」(2005年)。著者は「赤旗」の記者。事故現場近くの民家を取材基地として使わせていただく際に、そのおうちの方と、
喜三郎さんやみよいさんは「生まれて初めて共産党の人を見た」といった。同僚記者が「別に変わってないでしょう」というと、二人は大笑いしていた。
なぁんて会話があった様子がインサートされるのは狙ってるのかそうでもないのか(^^;)。
ま、それはともかくこれはかなりの労作。もともとは前述の藤田日出男氏との共著の形を予定していたのが、藤田氏の健康が優れないために単独での出版と言うことになったらしい。そのせいか、随所で藤田氏の著作から引いたとおぼしき部分がある。ただ、それ以外にも丹念な取材がされていて大変結構。付録のDVDには著者が独自に入手したボイスレコーダーの音声と、123便の飛行経路を再現したCGが収録されている。いままで新聞やネットなどで公表されていたボイスレコーダーの内容を改めて検証するって意味でも貴重な資料になってると言えるだろう。著者の米田氏も、やはり初動の遅れと事故調のあまりに性急な結論づけにはかなり批判的な立場を取っている。反面でミサイル撃墜説などについても、可能性はゼロではないにしてもやはり数字としてはずいぶん低いものになるのではないか、ということをちゃんと述べていたりする。そのうえで展開される事故の本当の原因、の説のいくつかにはかなり頷けるものがあるような気がする。一冊押さえておくならこれかな、というところ。
それにしても(昔から言われていることだが)、日本における事故調査ってのが、いつまでたっても"誰が悪いのか"を決める(探しているとすら言えないことが多いように思う)ことに終始して、"なぜ事故が起きたのか"、"同じことが起きない"ようにするためにはどうしたらいいのか、への突っ込んだ考察が見られないのは困ったものだと思う。
古本稼業の先輩、珊瑚海さんから、事故直後の救助作業の遅れについて、1986年のジャンボ機事故と放射性物質というサイトを教えていただいた(いつもありがとうございます)。ううむ、実に興味深いねえこれは。最近は8時頃にぱしっと目が覚めるんで。
普通に堅気な皆様であれば、そこから朝ご飯食べて、歯磨きして顔洗って着替えて家を出て職場に移動して、そこからが仕事になるんだけど、ワタシの場合は目ざめたら即仕事始められる(コーヒーぐらいは入れさせてくれ)んで、午前中にしこしこ仕事してると、おやつどきには自分的に「今日はこの辺でいいかな」って事になってそこから一気に気持ちが緩み、それは晩飯時まで持続し、メシ食った満腹感も手伝って、どよーんと眠くなる、と。
そのタイミングで修整要望が舞い込むと、すごーく憂鬱になるんだよね。妙に返信が遅いときは、あたし居眠りしてる可能性高いのでよろしくお願いします>関係者各位。
数十のファイルの名前の一部分だけ一気にリネームしちゃいたいとき。ぶっちゃけた話、古本屋業務的に書影をスキャンしたときに、ACDSeeが自動で付けてくれる連番のファイル名がダブっちゃって困ったな、というわけですな。
探せば便利なモノは必ず見つかる。と言うわけでFlexible Renamer(Vector)。最初から何文字分かを削除して、その代わりに特定の書式の日付を追加、とか、複数の条件でのファイルのリネームができ、しかも確定するまでいろいろ試せる。あら便利。
秀丸のマクロでやろうかなあ、等と考えていたワタシが馬鹿だった。
今週は「らき☆すた」、「ロミ×ジュリ」、「アイドルマスターXENOGLOSSIA」、「ウェルベールの物語」、「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」、「ひとひら」が録れてましたよ。「らき☆すた」は本編よりも「らっきーちゃんねる」のほうが面白く、「ロミ×ジュリ」と「ウェルベール」は本編よりもwebラジオの方が面白いってのはどうしたことかいなあ、と。
「アイマス」はまあ、手堅いって感じかな。
んで「ひとひら」。今週は原作の3巻のラストあたり。ちょっと手を加えられていたけれど、それは必要だったのかな? ってところ。原作で感じた不安定な感じが払拭された分、なんか「普通だな」感の方が先に立ってしまったようなイメージはあるかも知れない。つか、なぜ初詣にオリナルも混ぜたんですか? 理由が知りたい。
のかどうか。<a href="http://commonpost.boo.jp/?p=34216">なかなか恐くて興味深い!!顔写真を選ぶだけで自分の性格が分かる性格検査「ソンディ・テスト」(コモンポスト)。顔写真の好き嫌いから自分の性格が見えてくる、様なテスト。やってみました。結果は、
総じてわたくし、外道な人間みたいです(^^;
26時スタートなんて、とても追い切れません。ってことで録画してたヤツを観戦。フリーP3も併せて見たんだけど、とにかく路面がかなりヤバい感じで、コンクリートが剥がれて路面に残り、そいつを踏んでクルマがスピンしまくり。フリー走行でヴェッテルがスピンしてクラッシュ、赤旗が出るってのはかなり異常な状態なんではないだろうか。その状況を引きずっての予選は、BSが持ち込んだ二種類のソフトタイヤにあまり大きな差が出ず、しかも路面がそういう状態(セッションごとにマーシャルが掃除してましたな)で、かなり荒れた予選。全然走れないバトンは、もしかしたら決勝で雨が来ることを期待してまともに走ってないんじゃないか、なんてコメントまで付いていた。
結局荒れた路面で速かったのはハミルトン、続いてクビサ。今期は圧倒的に速いと言われてるフェラーリは、ライコネンが3位につけるのがやっと、な感じ?
なんにしてもセイフティカー導入率が7割超なのがカナダGP。いろいろ荒れそうではありますな。
「マクロスF」、「クリスタルブレイズ」、「ペルソナ トリニティソウル」、「ToLoveる」、「炎戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5GoGo!」。「マクロス」のお話の中で作られてる映画ってのは「マクロス ゼロ」のお話ってことなのかな。そちらは見てないのでなんとも言えませんが。とりあえず作中の映画にあわせてスタッフロールを流してみたり、やたら凝った構成とは裏腹に、オリジナル部分であるところの現住生物とのバトル・アクションのパートが、いまいち力入ってないのがちょっと笑えた。これもお家の事情でございましょうか。
「ペルソナ」はちょっと泣ける話になっておりましたな。「人が死ぬ」って表現を寒い空気と雪に絡めた絵造りがなかなか。
「ToLoveる」は、あーこれがネットラジオで矢作紗友里嬢がいってた、新井里美風にニセのフランス語みたいな映画のセリフを当てるのが難しかった、って話だったか。残念ながら全くフランス語には聞こえませんでしたな、みっこの分も併せて(w。ああそうだ、件のwebラジオではゲストに原作者のお二人さんが来てたんだけど、ここでの話がホントなら、新連載を始めるにあたって、原作者を要望したのは作画の矢吹氏だったってことになるんだけど、ふむ、それなりにご本人、自分の限界はわかってるってことなんだろうかね。
日曜朝。「ゴーオンジャー」は新キャラの本格的なお披露目。ゴーオンウイングスのお二人さんのマスクの目の部分がXとWに見えるのは、何か意味があるのかしらね。シルバーの人がコケティッシュなのかダイコンなのか、判断に苦しみますなー。
「キバ」は、御先祖様の憑依は単に、恵が戦士としての立ち位置を再確認するためだけの目的でのフィーチャーだったのかな? だったらもったいないね。チェックメイト・フォーのクイーンのおねいさん、見た憶えがあるなあと思ったら、「ULTRASEVEN X」のエレアさんの人でしたな。
カップリングのさじ加減がちょっと面白い「プリキュア」。かなりタカビーなキャラになったくるみも、ミルクとしては以前の通り、かれんにはデレちゃうあたりはちょっと興味深いかも。
完璧にタイミングを逃し、モニター観戦は出来ず、地上波の方も見逃した感じで。バトンが勝ったんですな。
ということでレースの話はできないのでここ最近気になってる話を。こないだブラバムって名前が復活するかも知れない、なんてニュースが出たと思ったら今度はチーム・ロータスの復活(F1通信)ですってさ。確かロータスのネーミングライツ自体は、ジェームズ・ハントの弟さんだったか息子さんだったかが持っていると言う話だったと思うけど、どれくらい確かな話なんだろうね。
マシンはマイク・ガスコインの設計、マネージャーにジョニー・ハーバートの名前があったりして、何となくしっかりした感じもあるけれど、どうなるかな。
プロドライブやらローラやらマーチやら、エイドリアン・カンポスなんつー懐かしい名前やら、いろいろ聞いたような名前が2010年のF1のグリッドを目指しているらしいけど、予算の問題とも併せて、来年のF1はどういう姿になっておるのだろうね。多少予算が削られても、クルマがたくさん参加したらそれはそれで面白いレースが見れるのかも知れないな。
軽石庵さんの管理画面からオンラインユーザの一覧を開いたら、常に200近い接続があって、いきなりどうしたんだと思った訳だが、繋いできているユーザのIPアドレスの大部分が119.63.198.xx。これはなんじゃいなと思ってちょっと調べてみたらこのアドレス、中国のサーチエンジン、百度(baidu)からのクロウラらしい。なんだ、生身のお客じゃないのか、残念。
それはともかくこいつは弾くなりなんなりの対策をしておいた方が良いものなんだろうかね。ある程度対策を施している方もいらっしゃる(ぼくんちのバックステージ)ようだけど、実際のところどうなんだろう。過敏に反応した方がいいのか、そこそこ放置の立ち位置でも案外問題ないものなのか、さて。
中国語の本ってほとんど扱ってないんで、ウチをぐりぐり覗いてもあんまり楽しいことはないと思いますけどね。
なにせ椅子の真後ろの棚に揃っちゃってるんで、手を伸ばすとすぐ取れちゃうんだよね。ってことでクランシー&ピチェニック「欧米掃滅」。「トム・クランシーのオプ・センター」、シリーズ第3作。
オプ・センターの海外支局を作ろうという狙いと、ドイツのハイテク産業が開発中の技術を、自分達が製作中の新装備に適用しようという商談目的でドイツを訪れたフッド長官一行。一方本国に残った副長官、マイクは議会による予算削減の動きへの対応と、前作でのミッションで命を落した実戦チームの新指揮官の選出で頭が痛い。そんなとき、ドイツで撮影が進められていた大作戦争映画のロケ・チームが、過激なネオナチの一派の襲撃によってクルーは殺害され、ただ一人難を逃れたアメリカ人女性スタッフごと、ロケバスがジャックされてしまう。その動きの影には、ネオナチに加え、フランスの極右勢力の姿もあった…。
ヨーロッパにおける極右勢力の伸長は結構前から話題になっていたと思うけど、そういう意味じゃあ時流をちゃんと掬うクランシーらしい作品と言えるか(刊行は1996年)。
なんだけどそもそものお話のきっかけが、アメリカの平和を守るためには、世界各国にオプ・センターの出張所を作って、世界がアメリカに何をしようとしているか、なるべく早く察知しよう、って流れだってあたりですでに結構うさんくさい(w。さらに米独共同開発しようとしている新機材ってのが、超絶ハイテク出歯亀マシンというのがまた(^^;…。
という、お話の基礎の部分がうさんくさい上に、お話の展開があちこち無理があるあたりもどうしたモノかいな、と。
今回メインを張るのはオプ・センターの腕利き情報官のボブ・ハーバートなんだけど、彼は過去のテロ事件の巻き添えで、車椅子生活を余儀なくされているんだけど、この車椅子のおっちゃんが、ドイツを舞台にかなりの肉体労働ぶり。これが少々無理があるんじゃないか的な活躍だったりする上に、後半彼と行動を共にする事になる映画スタッフの女性(序盤にさらわれちゃう人ね)も、どうにも動機に納得が行かないままいろんな事をやらかしてくれるんだった。
その上にフッド長官の過去のコイバナなんかも絡んでくるんだけど、こっちも捌き方がちょっとなあ、と。
つまらない訳じゃないけど、いろいろうさんくさいところもあるんだよなー。このシーズ、後ろの棚にはあと3作ぐらいあるんだけど、続きはどうしたもんじゃろか。
昨日ちょっと仕事でやらかしてしまい、あたふたと修復作業大会。OperaとGoogle Docs(特に表計算)って相性良くないんだよね。こっちの不注意で共有データを根こそぎ吹っ飛ばすところだった。危ねえ危ねえ。
年喰ったせいで作業ペースが落ちてたのが、却って傷口を拡げる前にミスに気がつく、という好結果に繋がったという…。
ダメ人間にもそれなりの取柄はある、ってお話でした(^^;。
昨夜酔っぱらった勢いで席取っちゃったので、観に行ってきました。「ゴジラ デジタルリマスター版」。んまあいったい何回観たんだよって映画であって、今更何か付け足すこともないんだけど、なんだな、いくら絵や音がクリアになっても、それで何かが劇的に違って見える、ということはないんだな。とはいえしょぼいテレビで見てたのに比べればスクリーンで見る(多分スクリーンで見たのは’83年のゴジラ復活フェスティバル以来だと思うし)楽しさは格別。唯一発見があったとするなら、芹澤博士は左目の下の頬の部分にもちょっとした火傷のような跡がついているんだな、ってとこぐらいでしょうか。あと、芹澤博士って意外に汗かきさんね(^^;。
上映前に7月公開のUSA版「ゴジラ」のちょっと長めのトレイラーも見れて、こっちはなかなか興味深いもんがあった。今回のゴジラは水爆実験がどうこうという設定はいったん無しにして、太古の地球は現代よりも放射性物質の濃度が濃い時代があり、その時期にまさに放射能を食って生きる巨大生物があり、その生物が恐竜をはじめとする古代生物たちの中で王座に君臨する存在であったらしい、みたいな話になっているみたい。それがどういう経緯で現代に復活するのかはわからんけど、いったん「核の恐怖」みたいなものに引きずられるのはナシにする、というやり方も、それはそれでありだろうな、という気はする。前述の説明に続いて「まさに神(GOD)のような存在」というセリフを女性科学者に語らせ、それに続けて渡辺謙さん(役名は芹澤博士なんですな)が、「この生物をゴジラ(GODZILLA)と呼称する」的なセリフを繋いでくるあたりはなかなかうまいと思ったよ。
ちょっとUSA版、楽しみかもね。
「キャプテン・アース」、「魔法科高校の劣等生」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ハピネスチャージプリキュア」、「ハイキュー!」。
ノリとしては間違ったことはやってないんだけど、なんで面白くならないんだろう、な「キャプテン・アース」、多分作ってる人が狙ってるのとは違う方向で面白い…か、もしかしたらこれを狙ってるの? で面白い「魔法科…」は「流石はお兄様です」で速攻半笑い。
日曜日、「鎧武」、ライダー軍団的なものが結成されました、的な。そしてミッチとタカトラさんがここにどう関わってくるのか、ってあたりが今後の興味の対象ってことになるのかな。「ハイキュー」、根っこは「おお振り」っぽい味なのね。
…てのはちょっと語弊があるか、正しくは(オレが)OpenOfficeを吹っ飛ばしちゃった、ってことなんだろう。どうやって、ってところは未だにちょっとわからんのだけど。とにかく別のアプリが反応しなくなり、Windows自体の動作が妙に重くなってしまったのでマシンをリセットしてみたら、リセットする前にセーブしておいたはずの軽石庵、2012年からの古書データが吹っ飛んじゃった(w。たとえばヘッダのあたりにおかしなデータが書き込まれてる、とかじゃなく、バイナリエディタで見て見ると、データが0で埋められてる状態でこりゃあかんな、と。
もちろん古書のデータ的にはリモートサーバ側にもデータはあるし、アップロード用のファイルも残っているのでそこはそんなにダメージじゃないんだけど、厄介なのは文庫データ(の見た目)が吹っ飛んじゃった事。.odsファイル側では書名のセルに背景色をつける事で、どの本がどの棚のどの段に格納したか、がわかるようにしてあったんだけど、それが全滅してしまったのがかなり痛い。2012年からの3年間に登録した文庫本がどこにあるのか、解らん状態になっちゃったんですね(^^;。
何とか復旧できないか、色々やってみたんだけど打つ手なし。その上バックアップを取る、ってチェックボックスのチェックが外れてた(外した覚えはないんだけどなあ…)こともあり、ここは諦めるしかないみたい。
しばらく倉庫番に余分な時間がかかる事になりそうですなー。
アニメが始まったあたりで軽石庵さんに角川文庫版で第1巻だけあったんで読んでみた「アルスラーン戦記」。そのときは「結構面白いな」ぐらいだったんだけど続きがなかなか手に入れられなくて、しばらく放ったらかしだったんだけど、「そういや続き読んでないな」と思って軽く捜索してみたんだけど、意外に古本屋さんに並ばないアイテムなんだね。んまあちょうどアニメ化されてた時期ってこともあったんだろうけど。
とりあえず続きはどういうことになってるんだろう、と思ってKindleストアを覗いてみたら、「らいとすたっふ文庫」なるアイテムがあるんですね。らいとすたっふ、ってのは田中芳樹さんのマネジメントなどをやってる会社だそうですが、梶尾真治さんや浅野真澄さんも所属されてるんですな。ここからweb版の本が現状7巻まで出ているんで、こっちで追いかけてみる事にした。一応web版書籍の方は、あとがき的なものや挿絵が無い、テキストオンリーの本になっていて、確かに挿絵がないのはちょっと残念だけどその分ちょっとお安くなってるからまあいいか。あと、書店売りでは現在18巻まで出ているものが7巻までの刊行で止まってしまっているのは、続きは本編が完結したら、と言う方針があるって事らしい。
7巻というのはアルスラーンがパルスの王になるところまでなんで、アニメ二期の守備範囲って事なら充分なんじゃないかと思ってKindle版で2巻をダウンロードしてみたらこれが思いのほか面白くて、結局7巻までまとめてダウンして読んじゃった。それぐらいの面白さはある作品だと思う。
どこかで書いたかも知れんけど、「グイン」が念入りな世界の描写に力を注ぐタイプの物語であるとするなら、「アルスラーン」は物語の機微に力を入れるタイプなのかな、って気はした。「グイン」が一つの王国を奪還するのに十数冊を費やすのに、こちらは七冊。たぶんそこに著者の違いみたいなものがあるって事なのかも知れない。自分でもびっくりしてるんだけど、オレ、かなり「グイン」好きだったんだなー、なんて思った。
や、もちろん「アルスラーン」にも魅力はたっぷりあるんですけどね。一週間で6冊買い求めちゃった訳ですから(^^;。
衣奈多喜男 著
カバーイラスト 生頼範義
朝日ソノラマ 新戦史シリーズ
ISBN4-257-17205-3 \560(税別)
太平洋戦争の開戦直前、朝日新聞のヨーロッパ特派員としてアメリカを経由してイタリアに渡った著者が見た欧州戦線の終焉まで。
商売ものに手をつけるシリーズ。同じサイドにいる側から見た一方の交戦国の退潮が見て取れる、という意味においてとても貴重な記録であると思う。著者の衣奈さんがヨーロッパに渡った時期は、一見枢軸側優勢に見えるけれど、ダンケルクで英軍の追い落としに失敗し、アフリカではイタリアが馬脚をあらわしかけていた頃。実は枢軸側にとってはこのあたりで名誉ある講和があった方がよかった時期。なんだけどなし崩し的に日本が参戦し、戦争は世界規模で拡散していく時期。
そんな時期にあっても著者は「報道」の本分を貫くべく奮闘する。このあたりが本書の魅力なんだと思う。どんな状況下でもとにかく自分の目で戦況を検分しようとし、そのために貴重なガソリンを得るために奔走する。取材の過程で知り合った人には敵味方を問わず一定の敬意を払って接する。その中でおそらく日本国内にいたらわかりようもない国際情勢の「匂い」のような物を感じとり、その中での権力闘争に明け暮れるドイツとイタリア、そしてその周辺諸国の政治家たちの丁々発止を読んでいく過程で、「外交」というものの深謀遠慮の有り様のようなものが見えてくる。このあたり、終戦工作においてどう見ても後手を取ったとしか思えない、ソ連頼りの工作にしか頼れなかった日本の外交交渉の未熟さまで俯瞰できてしまう作りになっているのは皮肉というかなんというか。
もちろん著者の衣奈さんはそこまで踏み込んだ考察をいちいち加えるようなことはしていなくて、ただひたすら日々の取材活動をこなしていく過程を淡々と綴っているだけなんだけど、それだからこそ逆に、定見のない国策で駆動される外交政策が国家に与えるダメージの大きさ、みたいな物が見えてくる。そしてそれは単に過去の叙事詩として役割を終えるのではなく、今、そして未來の我々にとっても極めて示唆に富んだエピソードとして、その存在価値を減する事なく存在していると言えるのではないかな。
その上でとても小さなエピソードではあるけれど、報道に在るものにとってはいわゆる「やらせ」も場合によっては武器なのだ、という意識がある、ということがわかるような記述もあってそこもちょっと興味深かった。実際にあったことであるならそれを再現し、こうであったのだということをビジュアル的に、もしくは音声などで再現してみせるのはありだよね、はジャーナリスト的には当然、なスタンスなのだな(^^;。そこは受け手側がある程度、今風に言うなら忖度して受け取らなければいけない類いの情報なんだろう。なんであれ、やって来たものをそのまま受け取って反応するのは拙いよ、ってことでしょうか。一応そこは自戒しておこう、なんて事も同時に感じました(苦笑)。
★★★☆
昨日買ってきたBDレコーダ、周りの様子を見てたらテレビの方もLAN接続した方が幸せそうなのでケーブル接続。いろいろ設定してたら突然BDR側の映像が映らなくなってしまって焦る。本体の表示ウィンドウにはリモコン操作に応じてちゃんと表示は切り替わる。でもテレビは真っ黒画面のまま。
一体どうしたことかと訳が解らなくなって、ちょっと混乱してしまったところでちょうどクリニックから電話があって、カミさんの透析が終わったんで帰ります、って連絡もらったんで一旦こっちの作業は措いといて、カミさんのお出迎え(なんせクルマなら5分かからない距離なので)。
カミさん出迎えて「レコーダが映らなくなっちゃったよー」なんて話しながら家に帰ったところで気がついた。テレビ側でリモコンの「入力切替」ボタンを押すと、表示されるのは1.テレビ、2.DVD(ピンジャック)になってた。違うんだ。2.で表示されるべきはHDMIじゃなきゃいけないんだよ。カミさん連れて家に帰ってさっそくテレビ側の設定弄ったら、見事に映りました(w。
設定弄ってる時に、関係ないところまで弄っちゃったみたいね。直ってくれて良かったよ(^^;。
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□ 匿名 [絵の具を水にとかして煙と言い張る特撮(SFXにあらず)は 20世紀で絶滅したと思っていました・・・・]
□ ROVER [それはよい「トリック撮影」ですねー(^o^)]
□ bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]