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週に一度は背取り旅しよう、と思いながらなかなかタイミング取れないんだけど、今日は仕事も一段落してるし、いっちょ行ってみるべえ、と。で、木曜日はあちこちの古本屋さんがお休みだぞ、と。古本よりも新刊物の本にお金を使ってしまった(つoT)。
というわけでいつもよりずいぶん速く新開地にたどり着いてしまったので、何の気なしにパチンコなどしてみる。京楽の「お竜さん」ちう羽根モノ。あっちゅう間に2000円持ってかれて、退却かのうと思ったあたりから地味ーに入り始めて、結局3時間ぐらい遊ぶ羽目に。気がついたら終了してますた。16000円ゲットだぜ。それにしても最近のパチンコ屋の店員って、応対が丁寧になっとるねえ。「お客様、そこで終了とさせて頂きます」とか言われたら、なんか背筋がぞわっとしますわ。やっぱオレは「にーちゃん、終了やでぇ、手ぇ離してやー」の方がしっくり来るなあ。
それはともかく。
小泉くん三宮に来てたのか。一目見とけば良かったな。
小川一水 著
カバーイラスト 前嶋重機
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030761-X \720(税別)
人類が故郷である地球を捨て、さまざまな惑星に移住し、独自の文明を発展させた時代。移民とそれに続く各星系ごとの軋轢などから、各星系の文明はいったんやや後退し、各星系がそれぞれ、ごく細い通商路のみで繋がれた緩やかな孤立状態にあった。そんな星系でも辺境に位置する惑星レンカ。強大な陸軍の力で複数の種族を併呑し、表向きはレンカ帝国の元、ようやく統一なったかに思えたこの惑星を突然の惨劇が見舞う。首都直下の超巨大地震。国を挙げての祭事の最中、しかも夕刻に発生した巨大地震は、王宮、議事堂を廃墟と化し、そこに集う王族と議員たちの大半の命を奪い取り、国家はその中枢を一瞬にして失ってしまう。危うく難を逃れた殖民地総督付き文官セイオは、亡き総督の遺志を継ぎ、崩壊した帝国の復興に立ち向かうが…
ガテン系SFの第一人者、小川一水最新作。「第六大陸」(1、2)では民間企業がなにもないところにとんでもない建造物を建てる、という「プロジェクトX」もかくや、という大ネタをかましてくれた著者が、今度は一度あったモノをむちゃくちゃに壊してしまって、そこからの再建プロジェクトに挑む人々を描いていく。全3巻の1冊目は、突然の災害の引き起こした惨劇と、そこからの復興を目指してバラバラに動き始める人々が、少しづつながらも共通の目的のために「組織」として集結しつつあるところまでを、人類が地球を離れたあとの経緯の説明なども織り交ぜて語る。
私「第六大陸」しか読んでないんであれですが、少なくともその限りに置いてはいかにもこの著者らしく、基本的に悪人が出てこなかったり、お話のテーマをひとつのプロジェクトに据えたときに必要なモノは何なのか、目的の達成に何が必要なのか、障害となるのは何なのか、あたりを明確にしてきてるあたりは好感が持てる。早い話が、東京で大地震が発生して皇居も議事堂も完全に破壊されてしまった、さあどうする、ってお話なワケだ。で、この困難極まるプロジェクトに、やや謎を秘めてはいるが実行力抜群の若い文官、王族としては継承権の関係で閑地に飛ばされていた王女、新設故に冷や飯ぐらいに甘んじている天軍(宇宙軍ですな)の軍人たち、強大だがその裏にさまざまな権謀術数うごめく陸軍の軍人たち、かろうじて難を逃れた野心に燃える政治家、そしてさまざまな姿勢の人々が入り乱れることになる、んでしょう、この先。「銀河帝国の興亡」で言うところの「風雲編」って感じですか。まずは期待を裏切らない面白さ。でも「第六大陸」ほどにはのめり込めないところもある。
個人的にディザスターSFといえば、なんと言ってもニーヴン&パーネルの「悪魔のハンマー」がこのジャンルじゃあ白眉だと思う(いやまあラストの原発マンセーはさすがにちょっと引くけどさ)わけなんだけど、小川一水の作品は残念ながら、あるいは続く巻でここらにもさらにそうしただけの説明が追加されるのかも知れないのだけれど、そこまでのレベルには達していないように思う。ディザスターSFのキモとは、それまで平穏に、あるいは人間関係や何やかやでそれなりの問題は抱えているのだけれど、まあ一応生きてはいる連中が、ある日突然、同じタイミングですさまじい規模の災害に襲われる、その落差の面白さにあるわけだけど、残念ながらこの作品ではそこは甘い。もちろん書きたいテーマが違うのだし、そもそも「悪魔のハンマー」の隕石直撃メカニズムの説明に匹敵する隠し球を、地震の発生原因としてあとの巻で説明してきそうな気もするんで、ここはある程度保留しますけど。
もう一点、異世界を描くSFとしてこれはどうかなあ、という違和感もあってそこもちょっと引っかかりあり。一ヶ月が30日より多い世界で、夕方が地球と同じ5時台、ってのはどうか。度量衡としてあっさりメートル法が使われてるのはどうなんだろう、とか、そこらの些細なところが、妙に「SF読んでる感」を阻害されたような気がしちゃって。異世界を構築するってのは大変な作業だと思うんだけど、それだけに細部がこういう風におろそかになっちゃうと少々残念な思いを持ったりもする。
ついでに文体も。なんか妙に司馬亮とか、あっち系の、時代小説のノリを感じてしまって、そこも違和感感じてしまった。よく知らないんですけどもともとこういう文体の作家さんなんですか、小川一水さんって。
とまあいまのところ、「第六大陸」ほどには気分は高揚しない(神戸市民なんでね、やっぱり地震の描写は辛いよ)作品、なんですが、それでもやっぱり面白いね。続きが楽しみではあります。「第六大陸」同様、(なぜ突然地震が発生したのか、あたりで)「んあ?」といいたくなるようなおまけのオチが用意されてるんだろうなあ(^^;)。
(★★★☆)
今日は三宮に出たのでワークさんでF1 MODELING購入。パソコン雑誌ならいざ知らず、模型雑誌でDVD付きってのはすごいなあ。今年のマシンのうち、マクラーレン、ジョーダン、ミナルディを除く7チームの新車発表セレモニー(など)を収録したもの。パレルモ市街でデモ走行を見せるルノー(去年のマシンだけどね)とかやたらド派手なザウバーのお披露目会とか、それなりに見るところのある50分の大盤振る舞い。メルセデスのセイフティ・カーとメディカル・カーのディティル・フォトなんてのもあってなかなかタイムリー。そういえばラルフ、ケガの予後がよろしくないようで、少し心配ですな。去年のケガの後遺症とかもあったりするのかなぁ。
さて食玩がらみネタも。「武 MONONOFU」シリーズのPleasant Angelsさんの新シリーズ、「帆 HAN」と銘打った帆船モノらしくって。メイフラワーとサンタマリアはちょっと良い感じだよなあと思ったり。さすがにリギングはかなり簡略版みたいですけど。ちなみにこの8種プラスシークレットアイテムが1種、だそうですが、シークレットアイテムってなんなんだろうね。デルプラドにのっかってバウンティ、とか? ゴールデン・ハインド、なんてのは無い話だろうなあ。ティー・クリッパーから一隻、はありそうな気もするけどね。
個人的にはワサが欲しいぞ、熱烈に。
スカパー!のパーフェクトチョイスで「おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ」が始まってるんだけど、1話420円のPPVなんだけど、それでも良いから見ておきたいな、と思う作品なんだけど…、これ、コピーガードつき放送なんですな。うーむそれはちょっと…。
最新作だし、このあとDVD販売も控えているだろうし、という思惑は判るんだけど、すんげー見たいんだけど、DVD買うほどじゃないし、PPVで金払うのは良いけど、録画できないんじゃなあ、と思う中途半端な人間は少数派なんでありましょうか。微妙に儲け損なってるような気がしないでもないんだけどなあ。そのうちアニマックスあたりで再放送されたりするんですかね。どっちにしろ、ワシ、アニマックス契約してないから見れないけど。1年ぐらいじーっとして、地上波に落ちてくるのを待つしかないのかのう。しくしく。
E・E・スミス 著/小隅黎 訳
カバーイラスト 生頼範義
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ.
創元SF文庫
ISBN4-488-60322-X \780(税別)
原子力エネルギーの普及が社会にもたらした一種の公害、"渦動"。それは原子爆発によって飛び出し、惑星上をさまよう桁外れのエネルギー。それを完全に取り除くことは極めて困難と考えられていた。そんな危険きわまる渦動のひとつが度重なる偶然の結果直撃してしまった一軒の家。皮肉にもそこは、渦動制御の研究機関の中心人物、ニール・クラウド博士の、愛する家族の住む家だったのだ。悲嘆に暮れるクラウド。だが彼はまさにその時、渦動に対するひとつの大きなインスピレーションを得る。自らの超人的な計算能力と、上司であり友人のレンズマン、フィルの助けを借りて、クラウドは渦動に立ち向かい、重傷を負いつつもその除去に見事成功した。それが銀河文明にただ一人の、"渦動破壊者"誕生の瞬間だったのだ…。
鈴蘭台の田舎では入手できなくて、三宮まで出かけてようやく確保。「三惑星連合」と同じくこいつも恥ずかしながら未読だったもの。ただ、このタイトルのインパクトは大きくて、厨房の頃の私は「渦動破壊者ってのは、一体どんな巨大な悪党なんだろう」と勝手に想像を逞しくしていたのでした。だってワルモノっぽいじゃん、ねえ。まさか善玉の称号だったとは(^^;)。
お話は「第二段階レンズマン」の物語が完結した時代。宇宙海賊ボスコーンの脅威は取り除かれたけれどそれで宇宙から悪党がいなくなったわけではなく、また、原子力の広範な利用が"渦動"という恐るべき公害を産み出している時代。今はまだその被害は小さなもので済んでいるが、放っておけば惑星を飲み込みかねないこの脅威に、銀河文明の知的生物たちは等しく漠然とした不安を抱いている。愛する家族を失うのと引き替えに、渦動の除去方法を確立し、"ストーム"の渾名を頂戴してしまったクラウドだが、彼の卓越した計算と推理の能力を代替わりできるコンピュータもない状態で、彼は一人、孤独に"渦動"の除去作業を進めていく。そんな彼が、ひょんなきっかけで自分の「チーム」といえる仲間たちと巡り会う一方、宇宙には恐るべき"渦動"を自分たちの悪事の隠れ蓑に利用とする輩も現れて…みたいなお話。
いくつかの読み切り短編の集まりに、しばらく時間を空けて追加された最終章が追加された、という体裁や、同じ時期に銀河文明最大のヒーローであるキムボール・キニスンがまだ健在である、ということもあってお話はかなりコンパクト。まあ言ってみればあちこちの原発に出かけていって、職人のカンで「ここだー!」と放射能漏れの箇所を指摘してそこを修復していく主人公なワケで、そこら辺はしかたのないところ。その小ぶりさ故に、実は「レンズマン」シリーズのエッセンスみたいなものが良くわかる作品になってるんじゃないかなあ、と思った。あられもなく言ってしまえば、それは強いアメリカの、アメリカンウェイマンセー、なところ。「レンズマン」正史がFBIのお話だとすれば、こちらはそうだな、「グリーン・ホーネット」とか、ああいう(半)民間の正義の味方が活躍する話。でも、根っ子の部分の「アメリカの正義を推し進める」という部分は共通しているし、時代を反映して、あくまで事を仕切るのは男性で、女性はどんなに逸材であっても絶対に男性を引き立てる役に回る、ってあたりも同様。戦中戦後の、実は一番自信に充ち満ちているアメリカの気負い、みたいなのが随所から読み取れるわけですね。それをふふんと鼻で笑うのも勝手だけれど、ここには(のちにそのお節介ぶりが逆にあちこちでやり玉に挙げられてしまうことになる)無垢な善意(とはつまり浅い純情、なんだけど)が感じ取れてちょっとほほえましい。本当はこれを「ほほえましい」で片づけたらいかん(その純情で、アメリカは20世紀後半からこっちの世界をややこしくしてしまったわけだから)のだろうけどね。
正史にアリシアとエッドール(すんません、「エッドア」ってやっぱりしっくり来ないんですよ)という二つの"宇宙意志"みたいなものの相克、という大層魅力的なSF的テーマを仕込んでくれた"ドク"・スミス、本作でもそれがこの作家のパターンといえば言える(し、正直予想もできちゃう)のではあるけれど、やはり宇宙規模のSF的アイデアをひとつ入れてくれてたりするんでそこは楽しかった。
何せ基本的に、一番新しい部分でも40年以上前のお話なワケで、そこを考慮して読んでみると楽しめるのじゃないかな? 量としての40年というだけじゃなく、1950年代、という時代の質も考慮して、ね。
(★★★)
実は最近更新が一番待ち遠しいサイトって、腰原さんのサイトだったりするんだけど、今回のドキュメント(2004/7/2)も良い感じだなあ。オチの付き方の鮮やかさがすばらしすぎます。
少し前にカミさんが買ってきてた「ラスト サムライ」。2003年ワーナー、監督エドワード・ズゥイック、出演福本清三他(^^;)。
あーつまりこれは、トム・クルーズが「オレも『ダンス・ウィズ・ウルヴズ』みてーな映画作りたいよなー」で作った映画な訳だ。武士道がどうとかそういうことが言いたい訳じゃなく、アメリカンウェイは一度ネイティヴなモノたちから何かを学ぼうよ、と。ネイティヴ・アメリカンはケヴィン・コスナーに先越されちゃったし、中東の戦士は「オーレンス」あるしそもそもこのご時世でそれやったらマズいし、あとは日本のサムライだなあ、と。あくまでネイティヴな者の誇り、がテーマなんで、ここで描写される日本はそこそこファンタジー入ってても問題ないわけだ。吉野の里から富士山が見えても、明治政府がニンジャを飼ってても、明確に反乱者と位置づけられていながら、それでも渡辺謙は明治政府の要職にある一人であっても、全然問題なし。気にしたらいかん映画な訳だね。そう思って観とく分にはまあまあ楽しめた。明治政府を騎兵隊、勝元(渡辺)の里がネイティブ・アメリカンの一部族、と思って観ればいいわけですな。
ハリウッド映画の常で、敵は刀の一閃で即死するのに味方側は弾何発食らってもしぶとく生き延びたり、そもそも敵の弾は渡辺とトムにはなかなか当たらなかったり(私は「スター・ウォーズ」を思い出して少しくすくす笑ってしまいましたよ)するあたりで、おいおいいくらなんでも見た目優先しすぎじゃろ、とも思ったけどまあいいでしょ、福本さん格好良かったから。
昨日あたりからリンク元表示に、なんかすげーURIが並んでるのはどうしたことじゃろか。 http://beastiality.animal-sex.name だの http://www.free-hentai-cartoon-porn.com だの http://pokemon-hentai.anime-porn-sex-xxx.com だの。
わたしゃ自分に少々変態の気があることを決して否定するものではないのだが、でも animal-sex だの hentai-cartoon だのを期待してウチに来られても困るんだけどなあ(^^;)。
あ、もしかしてウチのURI、http://www.sfxparadise を sexparadiseだと思い込んでたりします? 来た人はがっかりしてるだろうなあ。ごめんね(ってなんでオレが謝らなあかんねん)。
「頭文字D Second Stage」、「光と水のダフネ」、「機巧戦記ヒヲウ」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。ついでに「火の鳥」のあとを受ける形のNHK、「名探偵ポアロとマープル」も。その「ポアロ」、なんかもうセンスが20年前って感じで、どもならんなあこれは。里見さん、それ黄門様の喋りマンマですぅ。「ヒヲウ」は、楽しいなあこれ。
さて「デカレンジャー」(#20 「ランニング・ヒーロー」)。新米刑事はとにかく走る、というわけで全編バンバン君が走りまくるお話。シンプルで痛快。よいね、今週のお話は。赤の彼もだいぶお芝居が良い感じになってきた…のかこっちが慣れたのかは判らないけど。宇宙警察のユニフォームを着てない(か、今週みたいに崩して着てる)時のバンバン君、なかなかかっこいいですな。
ブレイドの方も今週(#23 「お前は誰だ?」)はかなり良い感じだったんではないですか。はやくライダーとしていっちょ前になりたくて焦る睦月くん、そこにつけ込むアンデッド、始を追い回す美人カメラマン、その始=カリスにはまだ謎が秘められているらしい、その秘密を共有していると思われるアンデッドからの挑戦、と、盛りだくさんな内容に剣崎くんとダディヤナさんを上手く絡めてお話をまとめてる。しかも(ようやく)カードシステムの基本の解説まで挟んでくれちゃって、今週はうまいこと出来てるなあ、と思ったら脚本會川昇。なるほど(w。
ただ、いわくありげなキャラが出てきては2、3週いわくありげに芝居をしてぽろぽろと死んでいく、という今回のシリーズ構成、なんか芸がないなあと、これは毎週思うこと。
CS 日本映画専門チャンネルで「まかせてイルか!」監督大地丙太郎、声の出演齋藤彩夏、東野佑美、名塚佳織。先月だったか朝日新聞が、「初の手話アニメ」などという素っ頓狂にも程がある紹介かますもんだから、いったい何だそりゃ、と思ってしまったんだけど手話はあくまでネタのひとつ。湘南で何でも屋をやってる3人の少女が主人公の、最初っから最後まで元気いっぱいのアニメーション。すばらしく楽しい。キャスト見てたら江口寿史と田村信が声優やってたりするし(^o^)。
いやーこれは良いっすね、基本的に自主製作アニメって事だそうだけど、ぜひ2話も作ってください。
マシンのインプルーヴに力を入れてきたマクラーレンとウィリアムズ、マクラーレンにはやや明るく、ウィリアムズには辛い結果となったか。こうなってくるとチームの地力で不安のあるBAR、この先苦労しそうだなあと言うような感じ。
レースは結果だけ見るといつものパターンかよ、なんだけどその内容は猛烈に濃い。驚天動地の4ストップ作戦を仕掛けてきたミハエルには脱帽。最後の最後で3位に入り込むルーベンスも恐るべし。
やっぱりトータルのチーム力、って部分でフェラーリにルノーはやや劣り、BARはまだまだ距離があるなあという感じ。ここに潜在能力でバカにならない力を持ったマクラーレンに復活の兆しが見えてくると、後半戦、BARは今までみたいな快進撃は難しいだろうね。こうなってくると今まで以上に、二人のドライバーのダブル入賞、ってのが重要になってくるわけだが、うーんタク………。
タクがクルマを壊している訳じゃあない、とするならば、これまで以上にBARは、二人のドライバーに等しく壊れないマシンを供給する能力を持たないといかんと思うわけで、そこにはまだまだ、超えなくちゃいけないハードルがあるよなあと思ってしまうね。
来週は高速サーキットのシルバーストーン。タク、ジェンソンが2列目あたりに並んでくれると楽しみなんだがなあ。
□ TUX [●「朝日新聞の素っ頓狂にも程がある紹介」を真に受けて、全編登場人物が手話で語る作品だと思ってました(大馬鹿) ●胡..]
□ hisamura75 [もうアレは帝王、っていうか、鬼神の類ですよねぇ。 個人的には「してやったり」のルビーニョでなんとか溜飲を下げました。]
□ ROVER [普通あれ読んだらそう思うよなあ(^^;)>朝日新聞]
□ ROVER [体力のないことでは定評のある(^^;)ヤルノですから、ゴール前はもう、バテバテのへろへろだったのかも知れませんねー。]
□ hisamura75 [読み飛ばしました……「江口寿史と田村信が声優」て!!(^o^;;)]
□ ふふ [「公開を断念した撮影」を表すのにフィルムを引っこ抜いて露光させてしまう、というのがぎりぎり通じますが、将来はどうでし..]
□ ROVER [そりゃもう、高価そうなデジカメをすぽーんと海に向かって投げ捨てるんでさあ(^^;)]
どうもtDiary系にわらわらと飛んできているようですな(いしなおさんの日記参照)。ふうむ、とりあえず -sex とか -porn とか言う文字列を含んでるリンク元は刎ねるようにしてみたつもりなんだけど、これでどうかな。正規表現とか、実はちゃんとわかってる訳じゃないのだよなあ。
「子連れ狼」と「水戸黄門」。いや今週はなんか、特オタ的に妙に濃ゆいな。「子連れ狼」にはサトエリ出演。セミレギュラー的な役どころらしいですな。「キューティーハニー」の時にも感じたんだけど、この娘は叫びっぷりがとても良いですなあ。そこは良いんだけど、大五郎役の小林翼くんがちょっと芝居をするようになってしまってそっちは少々興醒めかも。
さて黄門様のほうはゲストに森次晃嗣と芳賀優里亜。まあ森次さんは時代劇じゃあ常連だけど、いつの間にか彼の役柄、"腕は良いけどちょっと気弱なもんで、悪党に利用されてしまう飾り職人"とかじゃなくなってるんだなあ、と妙なところで感心したりして。さて真理タンこと芳賀優里亜、とっさの機転で助さんと夫婦だ、という成り行きが発生するんだけど、助さんも真理タンもあくまで方便で最後まで通しちゃう、つー展開にはオジサン少し文句言いますよ。この展開だったら娘の方か助さんの方、あるいは双方共に、相手にそこはかとなく恋心をいだきつつ別れていく、を見てる方は期待するじゃないですかー。そのあたり、もうちょっとこの、「お約束」ってヤツをおろそかにして欲しくないと思いますよ。
それはともかく次回のゲストは久美様だそうで。来週も楽しみじゃの。
倅のガッコは期末試験中で、昼飯は自宅に戻ってから食うわけだが、さすがにこう暑いと(しかも汗だくで家に帰り着いたあとでは)食欲も出ないし、食後の熱々コーヒーも辞退してくる。んじゃあと冗談で「ビール冷えてんでー」というと、なんのためらいもなく、こくこくと頷き返してきくさる。おーい(^^;)。
むう、最後の一本、倅に飲まれてしまったではないか。
高三の倅、なんてのが家にいると、ほとんど週刊ペースで受験関係のDMがやってきてジャマくさくってしょうがないんだけど、たまには面白い物もある。本日舞い込んできたのは「学研 マッチングブック」。特集(っていうのかな?)が「テレビドラマ&映画に見る憧れの仕事」。お仕事をいくつかのジャンルにわけ、そのジャンルの職業に就くには、どういう方面の勉強をしていくべきか、ガッコ出たあとどういう流れで目標に到達できるかを漠然と紹介した形になってる。ここに「動物のお医者さん」とか「GOOD LUCK」とか「ナースのお仕事」とかを引き合いに出して、そういう方面に進むには? ってのを一見具体的に見せかけて実はやっぱり曖昧な解説で紹介してる冊子な訳ね。全然興味を示さない(それはそれで困ったものだが)倅をほったらかして、カミさんと二人で大ウケしてしまった。
ちっちゃいサムネールをクリックして頂くと内容をぼよーんと表示しますけど、おおむねこういう内容なんですな。まあなんだ、17、8の小僧が「冬のソナタ」を見てインテリア・デザイナーになりたいッ!って思うかどうか、オレには判らんのだけど、受験産業も手を買え品を変え、お客の興味を惹くのに必死なのだねえ。
それはともかく、この年代の子供たちにとってはまだ、シンガーだったり芸人だったりマンガ家だったり、ってのは漠然となりたい職種として人気は衰えてない分野だと思うんだけど、そっち方面の紹介がなかったのは残念だなあ…、って、キムタクが漫画の持ち込みやっては編集者に突っ返され続ける月9、なんて絵にならないからなあ。そりゃしかたがないかぁ。
CS 日本映画専門チャンネルで「BLOOD THE LAST VAMPIRE」。2000年ソニー・ピクチャーズ・エンタティンメント、監督北久保弘之、声の出演工藤夕貴、中村佐恵美。1966年日本、米軍の特務機関と共同で異形の存在「翼種」を追う少女、小夜。今、彼女は新たな翼種が潜伏していると思われる横田基地内のアメリカン・スクールに潜入するが…。
尺が48分と短めなので、ストレートなヴァンパイア・ハンターのアクション物となっててそこは悪くない。フルデジタルを謳ってはいるけれどキャラクターのお芝居なんかは3D-CG ツールでこさえたオブジェクトをセルシェードでレンダリングした、という感じではなく、デジタル2Dペインティングを使った、ように見える。ま、このへんはまず使いどころありきなので、それが悪いと言うものでもない。まずいのはむしろ、この尺では説明できない、お話のバックグラウンドを用意してしまったところにありそうな気はするな。なぜ駐日米軍に関係のあるところで翼種(とはつまり吸血鬼の一族なわけで、小夜はおそらく、この一族でただ一人のこる純血種、みたいな設定なんだろうと思う)の事件が発生するのか、とか、エンディングのバックグラウンドで流されるインドシナ駐留の兵士たちの実写画像が何を意味するのか、といった部分。吸血鬼の跳梁に恐れおののく米軍が、インドシナに出向けば吸血鬼さながらの恐怖を現地で振りまいているのだよ、という、多分に(何せ企画協力で押井守の名前があったりする)政治的なメッセージを込めたかったのだとすれば、その目論見は残念ながら空回りしちゃってる、としか言いようがないよね。
個人的には60年代後半の、おもにメカ関連のガジェットの表現がしっかりしててちょっと嬉しかった(一瞬だけど、F-105らしいシルエットが見れたりするとちょっと嬉しいんだよなあ)のだけれど、なぜその時代、ってとこに得心のいく説明が映画の中であるわけでもなく、押井守がマツダ・キャロルをシーンのどこかに入れたかっただけちゃうんかい、などといらん邪推をかましてしまったりしてね。
さすがにIGの作画レベルは高くて、見てる間はそれなりに退屈しない(時間も短いし)のだけど、終ってみたら(?)今のはなんだったのかいな、と、そんな感じ。
悪くはないと思うんだけどなあ。しばしば私、「もっと切れ」、って映画にケチ付けるんだけど、今回だけは「もっと描け」と文句付けたい気分。
ま、それはそれとして公式サイトを見てたら使ってるツール、LightWaveのバージョンが5.0ってあたりに、たった4年前だってのに時代の流れはずいぶんなものだなあと感じ入ってしまうことしきりだったりする。
寝苦しい→酒多めに呑む→朝、暑くて早い時間に目が醒める→酒残っててしんどい…の悪循環な日々。この状態で神戸背取り旅なんぞに出かけると、いつもの立ち呑みにたどり着く頃には、暑さと本の重さでちょっとした酸欠状態だよ。んでそこでぷはーっとやって家に帰るとさすがに疲れが出て椅子に座ってうたた寝状態。そして一日が過ぎていく。ああ。
エアコンなしの夏も3年目なんですが、今年は例年になく蒸し暑くてかなわんなあ。
ジェフ・ヌーン 著/風間賢二 訳
カバーイラスト 福田さかえ
カバーデザイン 守先正+桐畑恭子
ハヤカワ文庫FT
ISBN4-15-020366-0 \660(税別)
なぞなぞしか喋らないヘンなオウム、ホッパーウィルの口車に乗って、つい鳥かごの扉を開けてしまったアリス。たちまちかごを飛び出すホッパーウィル。あわてて追いかけるアリスが、ホッパーウィルを追いかけてもぐり込んだ大時計、気がついたら周りの風景は時計の中とは思えない物に様変わりして……… そしてアリスは1998年のマンチェスターにやってきていたのでした。しかもこのマンチェスター、やっぱりなんだか様子が違う世界で………。
有効成分配合で、お口に深く突っ込むとえもいわれぬトリップ感に浸って頂ける驚異のドラッグ、"ヴァート"をめぐる2編の小説、「ヴァート」、「花粉戦争」以来久々のジェフ・ヌーン作品。'93年の「ヴァート」、'95年の「花粉戦争」、んで本作は'96年の作品。「ヴァート」なんかで感じた悪趣味ぶりを引きずりつつ、モノが「アリス」だけにさまざまな言葉遊び(訳者さんは大変だったろうなあ、これ)と不条理な展開を詰め込んだ作品、になっている。ついでにしゃあしゃあと"ヴァート"も登場させちゃってるし。まあなんですな、賑やかしくてでたらめなところはそこそこ楽しめるけど、やっぱこれを心底オモシロがるには、原語で読みこなす力ないと難しいのかも判らんなぁ、と。
で、書くこと無くなっちゃったよ。しょうがないから昔JPHにあげた「ヴァート」と「花粉戦争」の感想など転載してお茶を濁しちゃおう。
「ヴァート」 ジェフ・ヌーン 著/田中一江 訳 ハヤカワSF文庫 ISBN4-15-011126-X \700 全く新しいドラッグ、ヴァート。色とりどりの羽を喉に深く差し入れて 幻想世界へとトリップする。色ごとに効能が違うこの麻薬のうち、もっと もスリリングなものが黄色い羽。 かつて最愛の妹と黄羽によるバッドトリップで別れ別れになってしまっ たスクリブルは、ヴァート仲間とともに妹、デズデモナを探し求めるのだ が・・・・。 初出は1993年。近親相姦、ドラッグによるトリップ、狂暴なストリート キッズたちと過度の整形の結果、亜種人間のようになってしまったフリー クたち・・・・。どっちかというと70年代から80年代にかけて流行した、サイ ケ、パンク、ニューウエーブのムーブメントをいっしょくたにしたような 作品、てのは乱暴すぎるかしらん。僕は斬新、っていうよりなんだかちょ っと懐かしいような気恥ずかしさを感じながら読んだのでした。 刊行されたときに「90年代の『時計仕掛けのオレンジ』」って絶賛され た、ってことだけど、オレもそう思う。でもここでやってる事は「時計仕 掛けのオレンジ」でも大概は経験できるわけで、唯一主人公のお兄ちゃん がもひとつぱっとしないあたりがイマふうといえば言えるか(^^;)。 どうもこの傾向の作品って、刊行されてから2年もすると現実的な予想 の方が先にいっちゃって、結果古臭いものに感じられちゃう、って傾向が あるのかもしれない。SF作家にとってもしんどい時代なのかも知れないな (苦笑)。
「花粉戦争」 ジェフ・ヌーン 著/田中一江 訳 ハヤカワSF文庫 ISBN4-15-011199-5 \860 ディープスロートすることでトリップする全く新しい羽型のドラッ グ、 「ヴァート」を題材にした「ヴァート」に続くジェフ・ヌーンの本 邦第二作目。 今回も前作同様、トリップする羽、ヴァートが重要な位置 を占める、サイケでキッチュでエロティック、ことば悪いけど、 言って 見れば壮大な悪趣味小説(^^;)。 著者のジェフ・ヌーンさんは英国の方。 そう言われるとこう、なんと いうかパンクだのモッズだのといった、 ひっじょーにアナーキーな若者 文化に近いところにいる作家らしい作品で、 破壊的である、ということ ば一つをとって見てもアメリカとイギリスじゃあ違うんだなあ、 と感じ させてくれる作品。 いってみればアメリカの破壊的、 ってのはスペクタクルな破壊である のに対して、英国的な破壊というのはもっとこう内面に向かう、 じわー っとしたもののようです。 あまりネタばらしになるような事は避けたいのでアレですが、 今回の 作品のテーマの一つは新たなセックスに関すること。最初に悪趣味、 っ て言ったのはこの辺に絡んでくるんですが、 これはかなりキてますね (^^;)。 とにかく強烈なイメージの中で進んでいくちょっとセンチなお話、 っ て感じですか。強烈な一作。かなり読む価値あるかもしれない(^o^)
"エッジ"なモノにぶち当たると、なんと感想書いたらいいのか判らなくなっておろおろするのは昔からなんだなあ>オレ(^^;)
(★★☆)
あすなひろし「青い空を、白い雲がかけてった」、「いつも春のよう」。エンターブレインからの復刻集でモノ自体はおおむね読んだ憶えがある作品なれど、古本屋的にあすなさんの本は売れるので、手元から去っていった作品たちにまた会えて嬉しいな、懐かしいな、さみしいな、と。
それにしても。
みなもと太郎氏も驚愕した、糸井重里のあすな作品に対するコピー、「真っ昼間の悲しさ」には私も唸らされた。何気ない会話の中でこんなコピーがさらりと出るのか。恐ろしい人種だなコピーライターってのは。
「真っ昼間の悲しさ」…脳内で反芻中です。
倅の期末テスト無事(かどうかは不明)終了記念に西鈴蘭台の居酒屋で宴会。最近ちびちびと酒を飲むようになった倅なんだが、今日はとてもちびちびなどという量ではなく。店のオヤジから一本サービスしてもらった分も含めて、三人で冷酒一升ぐらい開けたんではなかろうか。んでまあへろへろと呑んでる間は割と普通だったんだけど、お開きにして家に帰るあたりから酔いが回ってきた倅、笑いが止まらなくなりやがんの。しかもまだ呑む気失せてないし。家に帰ってさらに缶ビに手ぇ出してるし。まあどっちの親に似ても飲み助になるのは予想できたし、明るい酒飲みなのは結構なことだが。
でもキミが酔っ払うから、父は風呂掃除せなあかんことになってしまったじゃないか。ったく。しかもカミさんも倅も酔っ払って、せっかく入れたお風呂に入らずに寝くさるし。ぷんぷん。
□ TrackBack [http://godzillu.daa.jp/blog/?itemid=87 かげろう(!日記) ラメのスウちゃん ..]
「話をしたい」という古田に、渡辺オーナーが「無礼な」(asahi.com)。上から下まで煮え切らねえ話ばっかりで、見ててうんざりするばかりの球団再編問題なんだけど、それはそれとして古田さん、ここは怒るところでしょう普通。たかが選手が。
とまで言われてなお、ぐじぐじとやってる必要はありませんぜ。ここで暴れんかったら男やないで。
今日の乱土家、昼はお好み焼き、夜はシーフード入りホワイトソースのスパゲティと、アルコールがなくてはどもならん献立だったわけだが、で、カミさんもしっかり晩飯用に白ワインを一本買ってきてたわけだが倅は辞退。いろいろ聞いてみると、今日は一日(って試験も終って夏休み前だから半ドンなんだけどね)、学校で頭を押さえていたんだそうで。わはは、なんだな、酒を飲む息子を見る父の図、ってのはなんかウソくさいモノがあるけど、二日酔いで苦しむ倅を冷やかす父の図、ってのはナイスだわ。父になって良かった(^^;)。
しかしなんですね、二日酔いでも、「汗だくになって帰ってきて、ビールを飲まんというの言うのはなんか間違っとる」という父の売り言葉を受けて缶ビ開けて昼飯に向かう息子、つーのはこれはこれで大物なのかしらん。
CS スター・チャンネル クラシックで「グラン・プリ」、1966年米、監督ジョン・フランケンハイマー、出演ジェームズ・ガーナー、イヴ・モンタン、三船敏郎、エヴァ・マリー・セイント。1966年のF1シーズン、速さはあるがマシンを壊すことも多くフェラーリからBRMに移籍したアメリカ人ドライバー、アロン。だがシーズン序盤のモナコGP、チームオーダーを無視したあげくアクシデントを引き起こし、自らのマシンを大破させた上、チームメイトのストダートに重傷を負わせてしまった彼はBRMチームをクビになってしまう。そんな彼に救いの手をさしのべたのは日本からF1に挑戦しているヤムラのオーナー、矢村だった。ヤムラに移ったアロンは順調にポイントを重ね、グランプリはいよいよ終盤へと向かう。ポイントランキングを争うのは名門フェラーリですでに2度のチャンピオンに輝く当代きっての名レーサー、フランス人のサルティ、彼のチームメイトで野心に燃える若いイタリア人バリーニ、そしてアロンとストダート。四者の思惑を、そして男たちの戦いを見つめる女達の心の揺れに気付かないかのように、最終戦、イタリアGPの幕が切って落とされようとしていた………。
人間ドラマはへろへろだが、レースシーンの迫力は圧倒的、という評価に偽りなし。空撮と車載カメラの映像を効果的に使用したレースシーンは、たとえばジャンルがちょっと違うけど「ブリット」あたりのカーチェイス・シーンの迫力に一歩もひけを取っていない。出てくるマシンはみんな葉巻型で、しかも前にも後ろにも一切の空力デバイスは付いてなく、タイヤだってほっそいモノなのだけれど、それでもレースシーンの迫力という点では屈指。「栄光のル・マン」のそれに勝るとも劣らないんではないだろか。
モナコ、シルバーストーン、スパ、それからモンツァといった、今でもおなじみのサーキットが次々と登場するのも嬉しい。この映画見てるとレースを見る、って行為にもなんていうのか、「自己責任」みたいな言葉がつきまとってくる感じがあってそこのところもいろいろと考えさせられる。全てがオーガナイザによって仕切られ、安全性を高めたレースに、参加者と観戦者の気持ちの高ぶりを共有する余地はあるのか? ってあたりね。超一流のプロたちの戦いを見る、というときにはオーディエンスにもまた、観衆のプロとしての資質が問われるのではないか、と、この映画ではそんなこと一言も主張してないのだけど、見てるこちらは勝手にそんなことを考えて、昔のレースはやっぱり良かったよなあ、などと嘆息してしまう映画なのでした。
人間ドラマを描くのはあまり上手くない(だって『D.N.A』の監督なんだもの)ジョン・フランケンハイマーながら、マルチ画像などを上手く駆使したレースシーンの見せ方、時代を感じさせるマシンとサーキット、そして無意味にかっこいいミフネ、とそれなりに楽しい2時間50分ではありました。
あまり表には出てこないけど、ブルース・マクラーレン、ボブ・ポンデュラント、フィル・ヒル、ジム・クラークといったそうそうたるメンバーがレーシングドライバーとしてクレジットされておりまする。彼らがどこにいるかを探すのも、ひとつの楽しみになるかもね。
ところでクレジットにはフランソワーズ・アルディ、という名前があるのだがこれはあのフランソワーズ・アルディなのかね、「もう森へなんか行かない」の。確かに途中、バリーニに絡む美女がすばらしく存在感あるんだけど、彼女がアルディだったのかな?
CS 日本映画専門チャンネルで「幻魔大戦」。1983年角川、監督りんたろう、声の出演古谷徹、小山茉美、池田昌子、原田知世、江守徹。これ、公開時にちゃんと劇場で観たはずなのに、工事中のビルの中で揺れる電球が落とす影のシーンと、ねーちゃんの残留思念だー! ネタ以外、まったく憶えてなかったんだけど、再見してその理由がわかった。あまりにもつまらなくて記憶に残らない映画だったんだ、これ(^^;)。
見てて薄気味悪くなってくるシスコン小僧の東丈、キャラクターデザインが大友克洋なので、出てくる女性キャラはみんな性格悪そう、一体どこを監督したんだキース・エマーソン、な腑抜けまくった音楽、本来スタッフがしゃかりきになって描かなければならないはずのディザスターシーンになると、なぜか止め絵の連続、そして何よりも、冗長なカットとその積み重ねから来るうんざりするような尺の長さ。
りんたろう氏って東映で「999」撮ってたときはそんな事無かったのに、なぜか角川でアニメを作ると、やたらとダルく、長い映画を造っちゃうのはどうしたことなんだろうね。この次の「カムイの剣」も、途中で「もういいから終ってくれやー」といいたくなるような出来だったよなあ。こりゃ憶えてなくてもしかたがない映画だよな。猛烈に豪華なスタッフが集まってるんだけど、それだけで良い映画が出来るちゅうもんでもない、という至極あたりまえなことを再確認してしまった。
つかなんつーか。
そもそもですね、「月が…!」がない「幻魔大戦」なんて、そりゃ見てるこっちが納得しませんぜ。
うーん、第2ヒートの雨を怖れて第1ヒートは各車とも様子をつかんだところでどかんとペースを落とし、とにかく第2ヒートを早く出ようと言う、まことに消極的な作戦に出る6番手出走のマクラーレン以下の各チーム。それも作戦ではあるんだけど、どういうんだろうなあ、これは。全てはタラレバー定食な話なんであれだけど、結局雨は降らなかったものね。やっぱりレースの神様みたいなのはいてはるんだと思うなあ。
それはともかくもしかしたらかなり復活したのかも知れないマクラーレンに興味津々な英国GP決勝ではありますな。キミのポール、ジェンソンのセカンドロー、がやっぱり見所になるのかな。タクにもポジション上げて欲しいとは思うけど、間にマクラーレンにルノーにウィリアムズがいるんじゃあ苦労しそうではありますが。
私、ドライバーはともかくチームとしてのウィリアムズとか、(プロジェクト4が入ってからこっちの)マクラーレンとか大嫌いなので、連中をぶちのめしてくれるレーサーなりチームが出てきてくれるのは大歓迎なんですけどもね。
「頭文字D」、「光と水のダフネ」、「機巧奇傅ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。もう、「ヒヲウ」がステキすぎて困ってしまいますわぁ。BSの人たちからは4年遅れでハマってるわけですが。
さて「デカレンジャー」(#21「マッド・ブラザーズ」)。折り返し点を前に、最強の敵が登場し、それから新戦士登場、に繋ぐ前後編の前編。うーん、「何があっても正義は勝つ!」というスローガン自体に文句はない。んが、エスパーとしてヘルズ三兄妹の悪行をさんざん見せられて、これは堪らんと思ったジャスミンが、バンバン君の熱気であっさり「正義は勝つのよー」となっちゃうのはどうしたものかと。挫折と立ち直りの間の落差は、大きいほどお話が感動的になると思うんだけどなー。突っ込み甘いなー、と。
「ブレイド」は、またなんや良くわからん人たちが大挙して登場して、大挙してあぼーんされるお話(#24「謎のハンター」)。まあなんだな、アンデッド・ハンターのリーダーの新名くんが実はオルフェノクアンデッドで、剣崎くんとダディヤナさんのマシンのデータをぶち込んだ、最強のマシンを作ろうと画策したんでしょうな。なんでアンデッドを狩る側にいたのかは、きっと説明されないんでしょうなー、などとな。
んまあ投票はしてきたです。いま選挙速報を眺めてるんですが、結果としては私の票は死に票になっちゃったな。まあ私、「二大政党」とか言うスローガンが胡散臭く思えちゃってしょうがないので、ここしばらくは「日本人がみんな二大政党制がいいと思ってる訳じゃないんだよ」の意思表明をしに投票に行ってるようなモノなので、この結果はまあ予想した上でのことなんだけど。
それにしてもなんだなあ、衆議院ならともかく、参議院でムネオが当選したとして、そこからどういう利益誘導が北海道にもたらされるというんだろう。よくわからん。
ふうむ、マクラーレン完全復活なんだろうか。タク以上にブチ壊れやすかったキミのマシンがミハエルと堂々とトップを争うとこまでくるとは。さすがの底力だなあと思わせるレース。相対的に後位に落ちてしまうBAR、まだまだやらなくちゃいけないことがたくさんあるのでしょうな。レースで勝つためにはチームの力とドライバーの力、どっちも軽く見ることはできないのだとすると、やっぱりBARは中団グループであくせくするのが、今のところお似合いな実力のチームなんだ、ってのが妥当なところなんだろう。今年のレースも残り少ないけど、さてBARは、そしてタクはもう一枚、壁を破ってくれるのかな。そこに期待して、続きも見ていきたいのだけれどもね。
6月の頭に、国民健康保険の平成16年度分の保険料の通達があって、文字通りわたしゃぶっ飛びまして。月6万円払えと。 ろく、まん、いぇん? まままま待てい、毎月6万も払っとったらわしゃ死ぬがな。去年までは確か1万5千円に足りんような金額だったではないか。なんでいきなりそんなに取るねん。
まあ言うまでもなくこれは、仕事を辞めたカミさんが、新たに私の扶養家族になったからですな。なまじカミさんの稼ぎが良かったもんだから、こいつからは今年もこんぐらい取ったれー、ちゅうことになったわけで。でもカミさん、当分仕事する気ないもんねー。プーだもんねー。
というわけでこのままでは堪らんので区役所に電話。聞いてみるとカミさんの方が仕事を辞めたことの証明になるものと、あと、私の直近の3ヶ月分の給与明細もって区役所に出頭してくれれば、減免できるかどうか見てみましょう、と。たぶん出来るでしょう、と。
ということでヤマちゃん社長におねだりして(我が社に給与明細などと言う物はない。そもそもときどき給与自体のない月もある(つoT)給与明細でっち上げてもらって区役所に(むちゃくちゃ混んでた。やっぱこのままでは堪らん人たちが大勢いるのだな)。どうやら年間60万の国保プラス介護保険料、32万減免してもらえることになって一安心。すでに6月分の6万は持って行かれてるので、残りを9で割って、おおむね月2万3千円程度のお支払いと言うことに。これならまあなんとかなるかなあ、きっついけど。
ところで。
「正しく10等分して支払うことにして、前に収めた6万からも取りすぎの分を現金で返してもらえると、私とても気持ちの上で豊かになれるんですけど」と区役所のおじさんに聞いてみたんだけど、「それはできませんねー」と笑顔で一蹴されてしまった。ちぇっ。朝三暮四な話ではあるんだけど、お金が戻ってくると人間、とても嬉しい気分になれるのになあ。
朝日新聞的には「自民敗北」なんて見出しが踊っておりますが。社説から論説委員の解説から、こぞって「小泉の驕りに国民がノー」てな論調で嬉しそうに記事書いてますが。
自民党は一議席しか落としてないんだよなあ。相対的に見たら民主が伸びたので、伸び率的に自民の負け、ではあるんだけど、公明が善戦してる以上与党としては「死守」した結果だよね、これは。国民がこぞって自民党に「ノー」といった結果がこれだ、と思ってるのは朝日だけだと思うぞ。そもそも国民はとっくに小泉には愛想つかしてるべさ。小泉に「ノー」といいたい人ってのは、実は今回の選挙に棄権した人たちなのではないのかね。
まあ朝日新聞だからこう書くのはわかる(だてに長年読んでませんよ)けど、政党以上にマスコミも、国民が何考えてるのか、ちゃんと掴めてない気がするよねえ。
ちなみに次の大きい選挙があったときに、また民主が伸びるかと言えばたぶんそんなことはない(よほどの失策がない限り)と思えるわけで、日本人のバランス感覚、これはこれで立派なもんだといつも思うわけですが。
硫黄島の戦いが映画に イーストウッド氏に監督打診(asahi.com)。「硫黄島の星条旗」………、あ、もしかしてこれが原作? だとすると結構重たい映画になりそうだなあ。監督がイーストウッドだと多少は枯れた感じになってくれるのかも知れないけど、ご時世を考えるとやっぱり、過酷な戦場で勝手に自由の戦士だって思いこんで任務を全うするアメリカの若者、の映画になっちゃいそうな気もしてちょっと心配。原作(ちなみに著者はあの有名な写真に写っている兵士の一人を父に持つ人)は決してそういう話じゃないんだけどなあ。
わたくし胃薬(なんでもいい)と目薬(最近はマイティア フレッシュ40)と、あとバファリンが常備されてないとどうも不安な方でして。いつもは薬屋さんで病院納入用の袋入り(大量に入ってて割安)を買うんだけど、今日はそれ置いてる薬屋とは別のところでの買い物だったので通常の箱入り。んで帰ってみてみたら、「オリジナルミラープレゼント」とかで、携帯ミラーが付いてた。「インテリアデザインブランド IDEE」だって。
「いでー」? 頭痛薬のおまけに「いでー」? どうにかならんかったのかそのネーミング。
ついでに、鏡としても小さすぎて、通信用ぐらいにしか役に立たないような気もするんだけどなあ。ラッシュ時の電車とか、上りのエスカレーターとかでそれなりに活躍してくれるのかなあ。
webのはやり物。Map of Japan Ver1.3による個人の足跡塗り分け大会。遅ればせながらぺたぺたと。会津で生まれ、富山で育ち、大阪でセーシュンして神戸で中年男になっているわたくし。徐々に西に流れているのだな。萩あたりで老境を過ごす、つーのも悪くないかも知れないな。それにしても一泊以上した憶えのある場所、というのがおおむね仕事か修学旅行か社員旅行、てのがなんだか情けないです。
ところでこれ、飛行機で大阪から北海道に飛んだ場合、青森は通過したことになるのかなあ。
なんかごちゃごちゃした展開になっておるなあ。ここに来て阪神の久万オーナーがいきなりちゃぶ台ひっくり返すような発言したり、福岡県知事やら民主党の国対委員長やらがこの問題にコミットしてるようで。
とりあえず阪神ラインの話は、いつものようにとにかく自分とこさえよければそんでええわ、的ニュアンスたっぷりで、まあ関西人としては「まぁたやっとるわ」でおしまいなんですけど、県知事だの特定の政党の要職にある人間が、何用あってたかが野球に口挟みますか。ヒマなんか? まあ県知事レベルだと、地域の振興も考えて一言言いたいと思う気持ちはわかるけど、それにしてはダイエーに対しては「一貫して球団を手放すつもりがないと聞いており、心配はしていない」と述べ
ちゃったりするあたり、認識が甘いにも程があるぞオッサン、とか思ったりして。
個人的には1リーグでも2リーグでも良いし、極論すれば日本からプロ野球がなくなってしまっても別にどうってことはないんだけど、とりあえずなぜに12球団のオーナーたちは、あそこまで他人様の話を聞こうとしないのか、話し合いを持とうとしないのか、そこのところは理由が知りたいなあと思いますな。
朝からどびっくり。adramineさんの日記を経由して、Monkeyfarm なんでも作るよ。いやすごい。1/1スコタコ…もといブルーティッシュドッグの製作記が今のメインらしいですけど、やっぱチンクタンクだよなあ、すげえなあ、動いてるよ。ドーザーブレードも可動だよ。なんか楽しそうでいいなあ。大雪の日にこんなのがコンビニにやってきたら、店員もお客も卒倒するだろうな(^o^)。
真面目な(?)チンクェチェントのレストア記事、デスク型(文字通り、デスクなの)Macもええ感じ。面白いこと考えて、かつそれを実際に形にしちゃうってのは凄いことだよなあ。
地上波でも見ることができるようになったのは大変にありがたいことで。内容はいろいろ聞いてたので、いきなりタナベが登場しても大丈夫でしたよ。原作が後半、ややもすると思索的な方向に捕らわれてしまったあたり、アニメ版ではどういう料理をしてくるのか、ちょっと興味深いかも。あとはあれだ、ナイスなプロジェクトリーダー、ロックスミスさんがどんな風に描かれるか、ってあたりも併せてね。
CS 日本映画専門チャンネルで「日本海大海戦」。1969年東宝、監督丸山誠治、出演三船敏郎、加山雄三、仲代達矢他東宝オールスター。円谷英二の最後の特技監督作品。
序盤は軍神広瀬少佐の旅順港閉塞戦、中盤は乃木将軍による旅順要塞の攻略戦、ここにヨーロッパで活躍する明石大佐の活躍を交えつつ、映画はクライマックスへと向かっていく。
私、子供の時に一度観ただけで、それからほぼ30年ぐらいにわたって(その間見てなかったので)、この映画こそ国産戦争映画の最高峰である、と信じて疑わなかったのだけど、長らくのブランクののちに改めて見直してみると、うーん、その信念ちょっとだけ揺らぎそうだわ(w。
もちろんキャストは豪華、当時の軍艦たちのミニチュア繰演のすばらしさには惚れ惚れするんだけど、ううむ、微妙な間延び感が実に惜しいなあ、と。広瀬少佐のエピソード(なんと彼は明石大佐と友人だったらしいぜ)も、乃木(笠智衆が、凄くいい人なのはわかるけど、あんたの指揮の下では闘いとうはないで、と思わせる乃木将軍を好演してる)の旅順攻略のエピソードも単体としては悪くないんだけど、全部繋ぐとどうだろう、ちょっと冗長かなあ、とね。あと20分、クライマックスの海戦シーンが見たかったなあ。
キャスティングがハマりまくってて、そこをみるのも東宝大作映画の楽しみなんだけど、そこらは充分魅力的。先代の幸四郎が明治大帝、三船の東郷長官、藤田進の上村中将はいいとして、田崎潤が珍しくも宮古島の村長という民間人役で出演してるあたりがこっちの予想を裏切ってくれて嬉しいなあ(ほんとは田島義文が演じた三笠の艦長あたりがハマりどこなんだろうけどね。ってそれやったら『太平洋の嵐』か)。
でもこの映画、改めてみてみると明石大佐を演じた仲代達矢の怪演が最高の見所かも知れんなあと思ったり。最初「あんたはデルス・ウザーラかいっ」と突っ込みたくなるような格好で登場し(マジでロシア人役かと思た)、次に登場したらこんどは「あんたはリー・ヴァン・クリーフかいっ」といいたくなるようなポマードてかてか、口ひげがイヤラシい、見るからに怪しいオジサンになっている。意味もなく黒猫抱えてヨーロッパ移動してるし。前に見た時に印象に残らなかったのは何でだったんだろう………って小学生だったもんね、前はひたすら戦闘シーンしか見てなかったか。
「あれっ」と思いつつ、それでもやっぱりこの映画、楽しませて頂きました。いいわあ。
でも最後にひとつツッコんでおく。中盤、ストックホルムで栗野公使(小泉博。この人は戦争映画では常に文科系の役どころですな)と話し合う明石大佐。「昔、広瀬が清水の次郎長とあった話をしてくれましたよ」………。待てやコラ。確かに次郎長に会ったのは広瀬か知れんが、次郎長の逸話を開陳したのは明石、お前じゃー(^^;)。
□ でした [ スコタコに感動。鉄で作ると、こんなにかっこいいのか。]
□ ROVER [ATのサイズの設定とかが良い方向に向いたってところはありそうですね。デザインの無骨さも同様。 それにしてもあれ見てる..]
□ TUX [●チンクタンク萌えー!(馬鹿) もちろんスコタコも激燃え。]
□ でした [ そう、ATの装甲は、たぶんもっと薄っぺら。(笑 最大の問題は動力と駆動系。なんとかシリンダーが実用化されてないし。..]
□ でした [ あ、よく読んでみると板厚3.2mmって書いてある。 やっぱりそんなもんか。]
□ ROVER [IV号戦車の側面装甲と同レベルだなあ。それはちょっと怖いな(^^;)]
□ ROVER [うあ、32mmじゃなく3.2mmだった。そんなん小銃弾も防げへんがな(w。]
□ でした [でかいスコタコというと、こんなんもありましたなあ。 http://f3.aaacafe.ne.jp/~lowlev..]
うああ、「夏子の酒」のモデル蔵、出荷絶望か 豪雨で2棟全半壊(asahi.com)。うーんワシ、「夏子の酒」をモデルにしたそのものズバリ「夏子の酒」は呑んだことあるんだけど、「亀の翁」は呑んだことないなあ。なんとか復活して欲しいっす。
テレビのニュースで見てても「凄いことになっているなあ」と思ったんだけど、実際にそこにいらっしゃる方の苦労ってのは並大抵じゃないだろうし、この先水が引いたあとの復旧も大変だろうな、あふれかえったゴミの始末とか。お見舞い申し上げます。無理無い程度に、頑張ってください。
週に一度の背取り旅のついでに、ワークさんにタミヤの1/100 コンバットプレーンシリーズが入荷してたので、取っておいてもらったBACライトニング×2を受領。 言うまでもなくこれはかつてのミニジェット・シリーズ。中でもライトニングとフィアットG.91は今まで再販されたことがなかったので、久々の登場。おかげで半世紀以上前のキットのはずなのにモールドの繊細なことといったらありません。現代のキットといっても通用しますぜ。なんでもあまりに久しぶりなんで、オリジナルの時の箱絵の原版が見つからないので、新しくボックスアートを描き直したそうですが(^^;)。
このシリーズ、おもに若いモデラーさんたちに手軽に飛行機の魅力に触れてもらおうという狙いでスタートしたシリーズってことらしく、続いては新金型による新製品も予定されてるらしいけど、旧作からも復活させて欲しいアイテムが結構あるよな。特にヘリコ系。サイズが手頃なんで集るのも楽しいと思うんだけど。スカイクレーン、もう一度作りたいな。確かタコ糸みたいなのが入ってて、カーゴ部分を動かして遊べたりしなかったっけ。
古本の注文も来ないし(つoT)、久しぶりに模型でも作るか、ということで先日購入してきたOKUNO製三菱CJ3B-J4Aをしげしげと眺めてみる。足回りはタミヤのウイリスに差し替えるとして、やっぱりこの、ライトもライトガードも一発モールドっちゅうのはなんかイヤだよなあ、ってあたりで引っかかる。ここに目をつぶっちゃえばたぶん、ぱこぱこ組んではい完成! ってことになるんだろうけど、やっぱちょっとそれでは面白くないなあ、ライトガードは真鍮か洋白で作っちゃえば良さそうだけど、ライトなあ…。
で、ここで逡巡してるとたぶん先に進まないような気がするんで、えいやっと穴開けちゃった。太めのピンバイスで真ん中に穴開けて、あとはプラカンナでぐりぐりと。一番楽なのは合いそうな径の透明ブラ棒はめ込んで整形、ですかね。ヒートプレストか言う面倒なことはしたくないしな。さてどうなるか。
ちなみに足回りの方はタミヤのウイリスをそのままぱこぱこ組んでいくだけ…ではちょっとまずい。リヤサスのダンパーがそのままではつき出しちゃってボディーと干渉しちゃうので、2mmほど縮めてやらんとあかんみたい。この辺、webで少し調べてみたら、東京の四谷仙波堂さんという模型屋さんで何枚か資料写真を拝見することができた。これ見ると、うーん、もしかしたらダンパーの長さが一緒で、三菱製の方がやや斜めにセットされてるのかも知れないなあ、とも思えたりもするんだが、もちろん気にしない。さすがはタミヤであっという間に精密感あふれる足回りは完成。合わせてみたら笑っちゃうぐらいぴったんこ。ホントはエンジン違うんだけど、もちろん気にしない。
さて、ライトに使えそうなブツを物色しないといけないな。とりあえず今日はここまで。今回のお写真、デジカメが見つからないのでケータイで撮ってます。ちょっと質悪げでスマソ。
「頭文字D Second Stage」、「光と水のダフネ」、「機巧奇傳ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。
「デカレンジャー」は先週に引き続いて最強悪党との闘いに新戦士登場編(#22「フルスロットル・エリート」)。先週に引き続いて、理由もなく「正義は必ず勝つんだー」を連呼するだけ、というのではエリートさんに「ナンセンス」と切られてしまっても返す言葉がないよなあという感じ。「正義は必ず勝つ」のは良いんですけどね、なにかしらその裏付けになる物が必要なんじゃないのかなー、と。単純にスローガンをがなられてもあかんのではないかいな、と思うわけで。デカブレイクのデザインとかギミックは面白いと思うんだけど。
ブレイドの方も相変わらずちぐはぐなお話(#25「裏切りの疾走」)で困ったものだなあ。せっかく苦労して手に入れたマシンなら、もうちょっと隠せよーとか、コタロー君が急にアンデッドを助けようとするのって、なんかきっかけになること説明あったかしら? とか。狙いはわからんでもないんだが、どうもこう、全てが拙速に片づけられすぎているような気がしますな。
ということでぶいーっと上をオリーブドラブ、シャーシ部分を黒で塗ってみる。今回もケータイで撮影してるんですが、うん、気分気分。妙に頭でっかちな感じはまさしく三菱ジープって感じではないですか。こりゃ早めにヘッドライトをどうにかして*1完成にこぎ着けたい気分にさせてくれるな。
透明パーツのランナー削り出し、とかでどうにかできないかな、とも思ったんだけど、最近のキットってランナー細いのな。微妙に径が足りないな。ライトガード用の金属線も調達しないといけないな。しばらく模型作ってなかったせいか、小物類が枯渇しかかってるぜ。
*1 ううむ、エアフィックス1/32 モンティーズ・ハンバー(モントゴメリー将軍のフィギュア付きハンバー・スタッフカー)のヘッドライトのクリアパーツが、ふくらみは足りんけど径はドンピシャだなあ、うーむ、うーむ………
朝、さわやかな気分で新聞拡げて「うへぇ」と思った人も多かったんじゃないかなあ。「宇宙戦艦ヤマト」20年ぶり復活 06年夏新作公開へ(asahi.com)。ヤマトの復活ネタは前にもあったはずだったけどあっちの方はどうなったのかね*1。「ヤマト車検」とか、バカなネタで盛り上がってなかったっけ?
さて今回の「ヤマト」はついに西崎御大ご自身が出馬されるようですなあ。で、asahi.com で画像と共に名前が紹介されてる制作会社、エナジオのサイトを覗きに行ってみますと、代表取締役 : 西崎 彰司
などとな。同族会社っすかねこれは。松本零士とのごたごたも一段落したし、これで晴れて「ヤマト」で儲けられるぞー、と思ってるんなら、見通し甘いにも程があると思うんだけど、さてどうなるかな? 途中でへろへろと失速する、に50宇宙円。
*1 うわあびっくりした、ベンチャーソフトのサイト、まだ生きてるよ、つかOVA出てたのか。知らなかったなあ…。
デイヴィッド・リス 著/松下祥子 訳
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫HM
ISBN4-15-172853-8 \1000(税別)
17世紀のオランダ、アムステルダム。"チューリップ熱"の喧噪もまださめやらぬこの国際金融の中心地に、一人のポルトガル系ユダヤ教徒の相場師の姿があった。かつては砂糖相場で華々しく財をなし、今は同じその砂糖相場で辛い負債を抱えるミゲル。一度ついたケチはなかなかぬぐい去ることができず、今のミゲルは今日の窮状を先延ばしにするためにさらなる借金を作らざるを得ない始末。そんな彼に一人の女性が声をかけてくる。この界隈ではそれなりに有名な美貌の未亡人、ダムホイス夫人。彼女はミゲルをパートナーに、一世一代の仕手戦を仕掛けようとしていたのだ。材料は、ようやくヨーロッパでも愛好家が増えつつある珈琲相場。借金で身動きが取れなくなる寸前のミゲルにとって、それは危険であると同時に甘い誘惑でもあったのだが………。
前作、「紙の迷宮」がかなり面白かったデイヴィッド・リスの本邦第二作。前作同様舞台となる時代、場所に対する丹念なリサーチが光る。同じく前作同様に、実体を持たない「相場」と言う物に踊らされ、時としてそれが元で破滅まで落ちてしまう人間の弱さ、哀れさも存分に描かれていて読み応えはあり。前作が"史上初の私立探偵"の活躍を軸に、とはつまり実体を持たないマネーゲームの外側にいる人物から見た相場の世界を描かれていた物語であったとしたら、今回はその相場の世界に首まで浸かった一人の男を主人公に、ヨーロッパでユダヤ教徒が生きていく、とはどういうことなのか、も交えて描かれる中世経済サスペンス、といえるか。舞台は中世なんだけど、すでにこの時期に先物取引なんて物も登場しているあたりに人間の業の深さみたいな物を感じてしまう。
というわけでいろんな意味で興味深い小説ではあるのだが、残念ながら小説としての、もっというなら物語としての求心力って点で前作を超えていない感じがしてそこは大変残念。明確な敵の姿が、そして明確でないが故に明確なそれ以上に不気味な敵の姿、の怖さみたいな物が今ひとつ伝わってこないのと、主人公、ミゲルに今ひとつ主人公としての魅力がないところが欠点かな。「紙の迷宮」の主人公、ベンジャミンにはもう少し、主人公らしさがあったように思うのだけれどもなあ。別に主人公にはハッピーエンドを用意しろとか、そういう意味じゃなく、悲劇にしてもハッピーエンドにしても、600ページ近い物語の結末がこれでええのか、という気が少々するのだね。
それなりに大部な作品であるにもかかわらず、ちゃんと最後まで読もうと思わせてもらったのだからそこで元は取ったとも言えるのだけれど、最近私、本には(とりわけSF以外の本には)物語性を大きく期待して読むことが多いので、残念ながらそこらを満足させてもらうには至らなかったなあという感じ。複雑な人間関係、ユダヤ教徒という生き方、いろいろ興味深いところはあるのではあるけれども、ううむ、残念ながらもう一歩、詰めが甘かったかなあ。
デイヴィッド・リスの次回作は「紙の迷宮」の主人公、ベンジャミン(ネタバレになりますが、実は彼は本作のミゲルの子孫でもあるのですね)再び登場って言うことらしいんで、とりあえず次の作品に期待しておくことにしましょうかね。
(★★★)
明日から倅は夏休みかあ。また昼飯の算段で苦労する日々が始まるなあ。今年苦労するのはカミさんだからまあいいんだけどさ。
それにしても一学期の通知票。お前、英語が平均点取れてたらどこに出しても恥ずかしくない(いやそれは誇大広告。倅が通ってる高校の同級生近辺)秀才じゃんか。なんで英語だけそんなに情けない点数取ってくるかなあ。
つか倅に、「お前これ、英語が平均より上行ってたら、クラス一の秀才ちゃうの?」って聞いたら、「いやウチのクラスの一番は学年トップだから」と返されてしまった。ええい、父が言いたいのはそういうことではないわっ(^^;)。
うーむ、この諦観ぶりは一体誰の血なのであろうか。オレか?
昭和のガメラシリーズの監督、湯浅憲明氏。氏の人となりみたいな物は、唐沢日記の7/19分に詳しい。個人的には何かの本に載っていた湯浅氏の発言、「海外では敵と味方の怪獣の区別が付かないので、できるだけ善玉を右、悪玉を左に固定するように気を使わないといけなかった」(かなりうろ覚え)ってのがあって、そんなものかと思ったことを思い出す。
私は必ずしもガメラの熱心なファンじゃあなかったけれども、それはそれ。ご冥福をお祈りします。
お昼に三宮のカレーハウス、コフタでドライカレー*1をパクついてたら、隣の若者二人の会話が漏れ聞こえてきて。最初はありがちな職場の愚痴話だったんだけど、途中から、
「知ってます? ××(某Jリーグのチーム)の○○(そこの選手)の移籍料聞いたら、3億って言ってきてるんですよ。」 「何ぃ? ○○で3億?」 「そうですよー。あれに3億払うんやったら、僕なら芝替えますよー」 「そやなー、それやったら芝替えるなー」
………何モンだ君たち?
最初はゲームの話でもしてるのかなあとも思ったんだけど、それにしては「芝替えますよ」ってセリフが妙にリアルで…。その後も「移籍料3億やったら年俸は2億近くなるよなー」なんて会話が続いてたし。もしかしてヴィッセル神戸の関係者さんだったりするのかな。まだ20代の若者風だったけど。とりあえず他人に聞こえるようなところでそんな話して、良いのか?
*1 ちなみに私、三宮界隈で「ドライカレー」と注文してカレーチャーハンが出てこない店をここしか知らない。震災前はもう一軒あったんだけどな。ちゃんとしたドライカレーが食える店を知ってる方、情報お願いします
古本屋の次の追加に、と思って積み上げてた本の山が崩れちゃいまして。崩れた本の上の方に結構重めの本がありまして。本が崩れた先にカバンに入れっぱなしだっためびうす君がいてまして………。
液晶がぁ………。
大きめの濡れ落ち葉が数枚、液晶部分に貼り付いたかのように、真っ黒に表示されないエリアができてしまった。うう、液晶の交換っていくらかかるんやろ………(泣)
本日は高校で三者面談があるっちゅうので暑い中、カミさんは学校にお出かけ。で、帰ってきたカミさんと倅の話を聞いてみるに、とりあえず本人に明確に「どこそこに行きたい」と言う意志がない以上、教師としてもアドバイスのしようがないぞ、と。
そんな状態から、それでもまあ今の成績ならこのあたりの大学、っちうのを出してもらってきた(先生って商売も大変だよ)らしいんだけど、えーと、半分以上は聞いたことない学校だなあ………。
いやまあ、あれだけ勉強してなくても入れるかも知れない大学がある、という方にむしろ驚くべきなのかもしれないけど、どうしたもんかのこれは。なんにせよ自分が「ここ」ってのを決めてくれんことには話が先に進まんのだけどどうなのよ、その辺>倅
ちなみに父はまずあこがれてた大学があって、全国模試の結果ワシの頭ではそこはちょい無理、ちうのがわかってきて、それなら、といくつか候補を絞りつつ、できたら最初に行きたいと思った学校に行きたいなー、で受験して、やっぱり第一志望はアウトだったので(まああきらめはついた)、二番目に行きたかったとこは受かってたのでそこに行こうかな、と思ったら学費が一番安い、という理由で父の父の強権発動があって関西にやってくることになったわけだが。少なくとも本人がまず行きたいところを物色して、そこから話は始まるのよ。ぼーっとしてねえでそこは考えておくれ。あと半年もしたら本番だよ、って、あと半年しかないとこまでのんびり構えてる親も親だがな。
CornerValley経由、あなたのサイトはこう終わる!(改訂版)。設問が100もあるので、答えていくのがなかなか大変ではありますが、わたくしの性格のタイプはDタイプで、このタイプの特徴はというと、
あなたは非常に矛盾した性格の持ち主です。変なところにはこだわる癖に、細かいことにはこだわらない性格のようです。あなたが閉鎖する理由はなにかわかりません、ただあなたがサイトに閉鎖する理由としてあげるのは諸事情によりかも知れません。あなたにとって閉鎖の理由はこだわりの外、どうでもいい事なのですから。
まあ、当たり障りがなくて良い理由かも知れんね、諸事情により。
CS 日本映画専門チャンネルで「トラ・トラ・トラ!」。1970年二十世紀フォックス、監督リチャード・フライシャー、レイ・ケロッグ、舛田利雄、深作欣二、出演マーチン・バルサム、E・G・マーシャル、山村聡、田村高広、ジェースン・ロバーズ、ジョセフ・コットン、三橋達也。「トラトラトラやぁぁっ!」のアレ。言うまでもなく戦争映画の大傑作の一つ。久しぶりに観たんだけど、あれやね、日本式のミニチュア特撮とアメリカ式実機ばりばり撮影が、これぐらい幸福に融合しておる戦争映画はそうはないね。「赤城」が「赤城」らしい、ってだけで人間は、こんなにも安心して映画を楽しめるものなのか(大袈裟)。ちなみにこっちの映画では日本側の飛行機はおおむね定番のテキサン改造なんだけど、で、例の「パールハーバー」の方はここでわざわざプレーンズ・オヴ・フェイムで保管されてる本物の零戦を持ち出したりしてきてるんだけど、いくら点描にこだわっても、全体像が抜け作だと映画のリアリティは格段に落ちちゃう、という良い証明になってますな。空襲を受ける真珠湾に、巧妙に現代風な艦船を配置しないという気配り一発で、34年前の映画の圧勝でございますよ。いやあ、やっぱ見応えあるわあ。
ただなんだな、トリミングされるのは仕方ないとしても、トリミングしたあとも妙に画像の縦横比がヘンで、山村聡が妙にスマートな感じだったりしたのは、ちょっと残念だったかな。
こいつを忘れるところだった。ウルトラマン:14作目は「ネクサス」 10月2日スタート(MSN-Mainichi)。土曜の朝7:30、ってのはせらむんの後番組ってこと? ちょっと堪らん時間帯だなあ。
それはともかく「ネクサス」ちうワードはそこはかとなくSFっぽい匂いがしてきて、そこはちょっと興味深いんだけど、どういうお話になるんでしょうね。私は「ネクサス」という言葉にSF臭さを感じてちょっと興味を惹かれてるんだけど、
「ネクサス」はウルトラワールドが進化。ウルトラマンが戦うのは時空のゆがみに出現した異次元ワールド「メタ・フィールド」。その空間ではウルトラマン自体も銀色の「アンファス」から赤の「ジュネッス」に変身するなど、よりSF色の強い設定になっている。
という紹介からは、ぜーーーーーーーーんぜん"SF色"は感じられないんだけどなあ、つかウルトラマンが戦うのは時空のゆがみに出現した異次元ワールド「メタ・フィールド」。
って、それって「グリッドマン」?
たまらん。夕方になってごそごそと仕事が舞い込んできたのは、クライアントの衆も昼間は暑さでバテバテだったってことなのかな。エアコンのない我が家では、多少時間がずれても暑いことには代わりはないんですけど、まあ助かったと言うことにしておこう。
それにしても今年は暑いね。去年はまだ、我慢できたような憶えがあるのだけどな。今年は真剣に、暑くて酸欠気分になっちゃう時が結構あるものなあ。
渡辺オーナー仰天構想 巨人がパ・リーグ移籍へ(スポニチアネックス)。ふうむ、それ意外と面白いんじゃないの? 試しにやってみたらどやろ。ワシ、関西に住んでる阪神ファンなので巨人が向こうに行ってくれたらサンテレビの甲子園での阪神戦中継が増えて、却っておいしいんちゃうやろか、などと思ったりする訳なんだが。
そりゃ巨人をぶっ叩く阪神を見るのは楽しみなんだけど、それ以上に、せめて甲子園の試合ぐらいは、まったりしたサンテレビの中継で楽しませて欲しいんだけどなぁ。地上波大手の中継は、どこもやかましくって嫌いなの。
ってことでCS パーフェクトチョイス(PPV)で「キル・ビル Vol.1」。やははは、やっぱりおバカでええわあ。でもでも、PPVの料金が500円(税別)、これでDVD焼いちゃえばセルDVD買わなくても良いよな、お得ー、とか思ったんだけど、見てたら逆に(やっぱりトリミングされちゃってるのが痛いよなあ)、「あーやっぱこれはDVD買うべきかもなー」と思わせられてしまっちゃった、てことでまことに逆効果な結果になってしまった感じ。うーむ。
今週は木曜日に「モーニング」買いに行った時には見あたらなくて、あきらめていたんだけど、今日になって倅が「『ジョジョ』(文庫の方ね)買ってくる」、と出かけようとするのを呼び止めて、1000円札渡して「モーニングと『吼えろペン』も買ってきてくれ」と頼んだわけだが。
倅は「もうちょっと金ちょうだい」という。なんでや? 「吼えろペン」、2冊同時発売? ほんとかそれ? とりあえず疑いつつもさらに500円追加しておいたんだが、帰ってきた倅、「モーニングも『吼えろペン』もなかった。でもこれが出てた」ってことで安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」(7)を確保………って待てや倅。ガンダムは560円なのになぜ俺にはお釣りが返ってこないのだ? なんか騙されたような気がするぞ(騙されてるがな)。
それはともかく安彦ガンダム。いよいよあの「マチルダさぁぁぁぁぁぁぁん」のエピソード。アニメをはるかに凌ぐドムの躍動感がすばらしい。ハモンさんのおしりの形もすばらしい。さすが安彦良和。
ランバ・ラルの戦死からジャブローの戦いあたりまでって、アニメシリーズの方でもやや弛みのあった時期ではあるんだけど、その中で語られなかった(語ってる余裕がなかった)ホワイトベースの航跡のいくつかのエピソードが追加されてるあたりが興味深いと申せましょう。カバー折り返しの安彦さんのコママンガで、「やっと まんなかあたり…」って書き込みがあったのがちょっと複雑。まだ半分なのか、もう半分まで来ちゃったのか………。
ムートロンエネルギーとはあまり関係はない。ドイツGP予選を見ての感想。やはりトップチームといわれるところの地力みたいな物の凄さは侮れないなあという感じ。わたしゃプロジェクト4が入ってきてからのマクラーレンって必ずしも好きになれないチームではあるのだけれど、ここぞと言うところで見せるこの底力、さすがだなあと思わざるを得ませんわ。予選の結果はまあ、落ち着くところに落ち着きつつあるのかな、と思うことも多いが故に、ここで中段チームにもう一がんばりして欲しい気はしないでもないな。
それはともかく、私この(ドイツGP)予選、CSで見たのだけれども、予備予選と本番の間の時間に挟まったおまけ映像で見た、今は使われていないホッケンの森のストレートの画像が涙ものだったよなあ。ああ、あそこでプロストはガス欠になってピケに乗せてもらって帰ってきたっけなあ、てなもんで。昔のホッケンハイムはすばらしかったのになあ、あれが復活して欲しいなあ、と思う方が気持ち的には大きかったりしてね。
ま、あまりにヘタレな反応で済ましていると、あのつまらんホッケンでフェラーリのコンストラクターズ・カップが決まっちゃう可能性もあるらしいので、そこは下部チームにもなんとか頑張って欲しいと思ってはいるのですが。
□ TUX [●ドイツGP予選、タイトルを見て、ミニ四駆みたいなトゲトゲ原色ボディの車が走ってたのかと思ってしまいました(笑) ..]
□ ROVER [わーははは。そういえば意外に、日本アニメのヒーローカラーで塗られたF1マシンって見かけませんなあ。キヤノン時代のウィ..]
□ 寸゛ [私の認識ではまさに「ガンダムカラー」でした>キヤノンウィリアムズ スピリットホンダとか、意外にコンバトラー系っぽいで..]
□ noki [ そうするとさしづめ、フェラーリは真っ赤だから、、イデオンとか(w おおー無限力だなぁ。。他チームがかなわないわけだ..]
□ ROVER [するてえとマクラーレンはブラックゲッター………(^^;)]
ヤマト"ブラックホール"突入?映画復活の波紋(Yahoo!ニュース/夕刊フジ)。おほほほほ、どうしてこう期待通りの展開になっちゃってくれちゃうのかしらねー。
「頭文字D(ikry)」、「光と水のダフネ」、「機巧奇傳ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。あ、あと「ポワロとマープル」も見たけど、むはー、「めしゃがってくださいな」… とっても江戸っ子なミス・マープルですこと。八千草薫は上品で結構なんだけど、ゲスト声優がのりぴーに及川ミッチー、って何考えてますかNHK。
さて、いきなり仲良くなっちゃった特凶のエリート、デカブレイク。その正体は意外に軽いノリの年増趣味小僧だったことがわかった「デカレンジャー」(#23「ブレイブ・エモーション」)。その展開は予想してなかったなあ。エリートなんだけど純粋培養でしかも子供、って設定なのだね。ま、毎度クールで鼻持ちならない(けど強いことは強い)エリートが、だんだん心を開いていく、様な展開では毎年見ているファン(^^;)も飽きるだろうからね。明るい方向に話が行きそうだし、良いんじゃないですか、こういうのも。
「ブレイド」はパワーアップ版のジャックフォーム初お披露目のエピソード(#26「俺を動かす力」)。またわからん人間が登場し、前に出ていたわからん人間(じゃないけど)は例によって一ヶ月と持たずにあぼーん。チベットの奥地で修行してきたアンデッドの人も、老い先は短いんでしょうな。それはともかく、剣崎君は以前から、「目の前にいる人たちを守りたい」と思って戦って来てたんじゃなかったっけ? いつから義務とか使命とかで戦うことになったの?
改修されてクソつまらんレイアウトになっちゃったホッケンハイムを舞台に、なぜか久々に見応えのあるレースになったドイツGP。今回の主役はタクとジェンソン。中盤のヤルノ対タクのバトル、後半のフェルナンド対ジェンソンのバトル(クリーンでかつ迫力満点。すばらしい!)はお見事。私、何となくジェンソンって言う人は前にクルマがいない(前方がクリアだと速いがバトルは嫌い)と速い人、ってイメージを持っていたんだけど大変失礼しました、やる時はやるんだねジェンソン。途中でメット(デザイン戻したの?)のバイザーがおかしく(ストラップがゆるんじゃって、スピードが上がるとメットが浮き上がって首を絞めちゃう状態だったらしいね)なって、バイザーの基部を押さえながら走る姿には少々惚れたですよ。タクもよく頑張った。見せ場もあったしタクらしいスカポンな反応もあって満腹感はかなりの物。何よりBAR的には、ちゃんとダブルでポイント取れたのは大きかったよ。これを続けていけば、きっと結果はやってきますって。くさらず頑張れ。
それはそうとマクラーレン。スタートの時にオリビエがスタートできない、となった時のマクラーレンのピットクルーの反応の速さには「さすがだなあ」と思ったのだけど、反面単に走ってるだけのキミのマシンのリアウイングがぺらっと剥がれて、せっかくのキミの走りを台無しにしちゃったのは今後に心配のタネを残してしまったなあという感じですな。
何はともあれ赤いクルマはいないことにすれば、後半がちょっと楽しみになってまいりましたなあ。
「モデルアート」9月号の特集は「飛行機モデルの塗装術 2」。20年ぐらい前の模型専門誌の特集だと、たとえば銀塗装なんてのは下地を黒だの赤だの、いろんな色で塗っておいて、その上から薄目の(このとき、瓶入り塗料はしばらく放置しておいて塗料と溶剤を分離させ、溶剤の方は捨てて薄め液で希釈し直す、てのが定番だったよねえ)銀を吹いていく、なんてのが一般的だったけど、最近じゃあMr.カラースーパーメタリックなんぞという便利な物があるんですな。ついでに、コピックに模型用のバリエーションがあるなんてのもはじめて知りましたよ。
いわゆるレベルカラーの時代から歴史が止まっちゃってるオジサン、最近のいろんな模型グッズの充実ぶりには驚かされますわ。
ガンプラが売れるようになった頃と前後して、模型づくりに瞬間接着剤が多用されるようになった時にも時代を感じたもんだが、ガンプラとそれに続く食玩ブームが、この手のマーカー系の塗装用具を発達させたんだろうなあと思いますわ。んで、その手の道具がそれなりに売れることが、模型用の工具やら特殊な塗料やらを市場に押し出す原動力になってくれたんだなあとは思いますな。私もどっちかというとスケールモデル派なんで、ガンプラがあまりにのさばるのもつまらんなあと思ってる方ではあるんだけど、それでもガンプラのおかげで模型づくりの裾野がずいぶん拡がって、それにつられてスケールモデルの方にも便利なアイテムがどんどん追加されてきてるわけで、あまりガンプラを目の敵にしたもんでもねえよなあ、と思ったですよ。いや、別に目の敵にしてる訳じゃないけどさ。
おー、イモ欽トリオの西山君が、ちゃんとお芝居できる役者になってるやん、などと妙にしみじみしちゃった「水戸黄門」。なんだけど実は今日はその後の月曜ミステリー劇場(『女タクシードライバーの事件日記2 作られた目撃者』…ってこのサブタイ見たら話モロバレじゃん)にちょっときゅんとなったりして。いやこれが、問題を抱えた家族の中でけなげに頑張る男の子、さらにはその男の子が、辛い経験と心を通わせた大人との別れを経て、ちょっぴり大人になって旅立つ様子がいい具合に描かれていて、オジサン少し涙目になってしまったですよ。や、これもまた一種、良質のジュヴナイルの必要条件を押さえてるよなあと言うことで。子役の菅原隆一君、ナイス演技。
とりあえず重い腰を上げて、古本屋のサイト、ギガからWADAXへのネームサーバ書き換え儀式を挙行。しばらく様子見中。一応旧鯖からも買い物はできますが、できれば一日二日、様子を見ておいてくださるととても嬉しいかも。
中島らも氏(asahi.com)。カミさんと思わず、「この死に方しかないわな、らもさんは」で意見が一致してしまったというのは、故人に対して少々酷な反応かなあと思いつつ。アル中前後のエッセイは面白いと思った。お芝居は良くわからない。小説はあんまり面白くなかった。朝日新聞の人生相談は、あれはあれで面白かったけど、朝日に妙な自信を持たせて、その後箸にも棒にもかからん人生相談が紙面にしぶとく生き残る結果になっちゃってるのはなんだかな、と。まあなんだ、これ以上死ぬことはないんで、思う存分あの世で酒呑んでくださいってことで。
ジェイムズ・P・ホーガン 著/内田昌之 訳
カバーイラスト 加藤直之
カバーデザイン 矢島高光
創元SF文庫
ISBN4-488-66323-0 \720
ISBN4-488-66324-9 \840
地球を離れ、土星の衛星に自給自足のコロニー群を建設し、地球とは違う価値体系の許で生活するクロニア人たち。彼らが進んだ科学技術と一種の理想郷のような文化を築き上げ、苦しいながらも充実した世界を作りつつある一方で、地球は宇宙への情熱を失い、ひたすら目先の安寧のみを求める怠惰な日々に浸っていた。そんなとき、クロニアの科学者たちから驚くべき知らせがもたらされる。数億年の間にわたって安定した状態を保っていると考えられてきた太陽系が、実はそれほど安定した存在ではなかった、というもの。彼らがその証拠として上げたのは、さまざまなデータから推測される、金星の異常な「若さ」だった。いったんは騒然とする地球の科学陣だが、あまりに大胆なその仮説と、科学者たちの間に染みついた既得権益への保身の態度は、クロニア人たちのメッセージに煮え切らない反応しか返さない。そんな折、木星に一大異変が起こる。木星の一部が小惑星となって分離し、地球とすれ違う起動に乗っているというのだ。地球側の科学者の大部分は、それもまたたいしたことではないと、クロニアからの警告を重く見ない態度をとり続けるのだが…
なんですな、「重力に魂を引かれた人々」のすむ地球と、性善説の塊みたいな人々の集まりになったコロニー連合にわかれた未来社会を襲う大天文パニック小説、つー感じで、微妙にガンダムっぽい社会での「悪魔のハンマー」みたいなお話になっている。私、初期作品限定とはいえある程度ホーガン贔屓なところはあって、彼のたたみかけていくSFガジェットの面白さとハッタリ、それから脳天気とも言える人類の未来への明るいヴィジョンみたいな物は大好きなんで、ついついそういうのを期待して彼のお話を読むのだけれど、残念ながらそっち方面の快感を、思う存分味あわせてはいただけなかった恨みは残るかな。
ホーガンは一時非SFな、ポリティカル・サスペンスぽい作品も書いていて(でもSF文庫に収まるんだけど。『ミラー・メイズ』のどこがSFやっちゅーねん)、その修行の成果があったのかどうか知らないが、ハードSF系の作家にしては「物語」を上手く造れる方の人だよなあと思う。本作の後半は、なんだかんだあって(この辺はネタバレになってもいかんのでぼかしときますが)地球全土に大パニックが発生し、その中で生き残りを賭けて戦う主人公以下一握りの苦闘が延々続くわけだけど、この辺の描写は上手い。私、思わず地図帳片手に読みましたよ(w。お話として面白いのは確かで、ちょっと途中でページを措くのがもったいなくなってしまう。実際一気読みになってしまった。でもね。
これはニーヴンとパーネルがもっと凄いスケールでやってるんだよなあ。話の作りだけなら連中(というか主にパーネル)の方に軍配が上がるよなあ、という感じも同時に持ってしまった。ホーガンが気合入れるべきところはそこじゃなく、嘘だろうがハッタリだろうが、読んでるこっちを「うはは、そう来たか」とニヤニヤさせ、最後には嘘でも良いから「な、なんだってー」と仰天させる、SF的ハッタリかましにあると思うんだけど。そこが上手かったから、「星を継ぐもの」は私の中で、オールタイムベストSFの上位をキープしている訳なんですけれども。
本作で言うなら序盤から中盤にかけて、クロニア人たちがもたらした情報を追試していく(地球側の)主人公たち、ここにまるで「妖星ゴラス」における速男君発言(ええ、無茶なたとえなのはわかってますとも)のごとき、外部からのコペルニクス的思考の転回の一押しが加えられて、やがては「地球は(以下自粛)だー!」という流れに至る、なんてあたりはいかにもホーガンで、読んでるこっちは思わず口元がほころんじゃったりするのに、その楽しみを最後に用意してくれてないってのはなあ。何? これも三部作? しかも第三作はまだ書かれてもいない? あうう(^^;)。
というわけでこれ一作で判断しちゃあいかんのかなあ、というところではあるのだけど、んでもやっぱりホーガンらしさを味わうには、ちょいとパワー不足だったかなあという感じ。抜群に面白い。でもホーガンが書かなくても、というかホーガンが書くならこの落とし前の付け方はいかんでしょー、と、ね。
最後に一言付け加えますが。
オビやカバー裏の惹句でも書かれてるとおり、この作品のベースをなしているのは「ヴェリコフスキー正しい!」というものだ。ホーガンが真剣にヴェリコフスキーが正しいと思っているのかどうかは知らんが、一世を風靡した「衝突する宇宙」、あれがやっぱり正しかったとしたら宇宙ってのはどういうんだろう、ってのをホーガンが全力を挙げて考え抜いて書いているわけ。だからといってホーガンの働きでいきなりヴェリコフスキーが実は正しかった、なんてことにはならないわけで、そこを鵜呑みにしないように。って理屈で物を考えるのが大の苦手の私だって、あちこちで「おいそれはないやろー」と思ってしまうところもあるので、まあ大丈夫だろうとは思うんだけど。SF苦手な人は、念のため巻末の金子隆一さんの解説を先に読んでおく方がよいかも知れませぬ。
あー、クロニア人、という妙にガニメアン臭い人々のうさんくささについても書きたかったんだけど、長くなりすぎた。続編も出るんだろうからこっちはその時にでも。でもまあ私の予想してるような展開になるんじゃないかな、と密かに思ってますけど。ええ。
(★★★☆)
梅田でTUX導師と呑もうというのでお出かけ。ちょこまかと古本などあさって待ち合わせ場所のディスクピアへ向かうと、隣の富国ビルに「屋上ビアガーデン」の看板が。屋上! そういえば長いこと屋上で呑んでねえなあ、と思い、落ち合ったTUXさんに提案してみると、一も二もなく賛同を得ることができたのでさっそくゴー。2時間3300円で飲み放題、食い放題。ビールはサーバーから自分で注ぐ。食い物はバイキング形式で適当に取ってくる。味は、まあ屋上だしこんなもんでしょ。平日だしこの暑さだし、と思ってたけど、やっぱり19時くらいから客もぽつぽつ増えてきて賑やかさもいい感じ。
なによりあれだ、適当に風に当たり、ビルの向こうをかすめて飛んでいく飛行機を眺めたり、ちょこまか寄ってくるハトに枝豆くれたりしながら、馬鹿話しつつ呑むビールのなんとうまいことよ。2時間で生中6杯空け、思う存分食ってご機嫌。楽しゅうございました。やっぱ屋上はいいなあ。
さてビヤガーデンでご機嫌になったはいいが、あまりに腹に物を詰め込みすぎたせいか二次会もちょっとなあ、てことで旭屋書店など冷やかしにいく。やっぱ都会の本屋さんはいいなあ、いろいろ揃ってるよ、ということで島本和彦「ゲキトウ」(1)、「吼えろペン」(11)、(12)、吉田秋生「イブの眠り」(2)、森雅之「追伸」、星野之宣「ムーン・ロスト」(1)、(2)購入。飲み代よりコミック購入費用の方が高額とは(つoT)。
島本センセは今回も無駄にアツく、久々の森雅之さんはやっぱりステキで、吉田秋生はなんだか線が荒れてるなあ、と。
で、星野さんの「ムーン・ロスト」。アフタヌーンで掲載されてたらしいんだけどそっちは読んでなかったので初見なんだけど、もう、圧倒的にすばらしい。なんなんだろうね、ハードSF読んでて涙腺がじわじわ刺激されちゃうってのは。ええもん読ましてもろたわあ。
□ TrackBack [http://d.hatena.ne.jp/hisamura75/20040729#1091118652 Feel ..]
奈々子姐さんおとめちっく奈々子様の日記経由でホラー映画占い。
あなたは、
生き残っても不幸なタイプ
の人です。
あなたは、不屈の精神で生き残るのですが、家族も恋人も殺されてしまい、助からなかったほうが良かったのでは?というタイプの人です。努力する方向性は間違っていないのですが、周りがついていけません。交友関係に注意しましょう。時には肩の力を抜くことも大切です。また、殺人鬼は木っ端微塵に打ち倒し、周りの人はみんな殺されてしまい、普通に考えると犯人はあなた・・・というあらぬ誤解を受けることも。危うきには近寄らずで、自分の置かれている状況にあわせて振舞いましょう。また、殺人鬼と戦ってるときが一番活き活きして見える気がします。「案外幸せなのかも」って思ってる時は実はかなり危険な時なのかもしれませんよ。
恋愛関係は相手を不幸にしてしまうこともしばしば。理由はあなたの詰めの甘さにあるようです。私生活の安定が幸せの鍵です。危うきには近寄らずで。
しょぼーん。
フガフガ・ラボというサイト内のコンテンツ、ブッシュ妄言録。同名の書籍も出てますね。ネタに事欠かないブッシュJr.のユカイ発言を集めたサイトなんだけど、いやあ面白い。is と are の使い分けもできない人間でも大統領になれるんだ。すばらしい。これぞアメリカンウェイ(違)。
まあね、喋るのが苦手な人ってのはいるわけだし、てにおはが変な日本人もいるわけだから、それだけでジョージ君が救いようもない阿呆、ってことにはならないし、どんなことでも悪意を持って書けば悪い冗談になるわけなんで、そこらは多少考慮してあげんといかんとも思うんだけど、
やっぱアホだ、こいつ(w。
いやー、あまりの面白さに隅から隅まで読んでしまった。おまけのチョーさん迷言集もハゲワラ。それでもこっちは「いい人だなあ」と思えてしまうのは、チョーさんがどんなこと言っても、それで人が余分に死んじゃったりはしないからだよね。
あちこちで話題の増井俊之さんの本棚.org。試みとしての面白さは認めるが、人の本棚を見て、あるいは人に本棚見せて何が面白いねん、と思う私は古い人間。ま、個人的にはさらに、どうしても恣意的になってしまうであろう、ここでの"本棚を見せる"行為にどういう意味があるのかな、と、そこは真剣にわからない。どういう意味があるんですか?
ついでに。
ここでも書影はamazonのそれを利用。常々思うんですけど(ここからは増井さんの試みを云々する話ではありません。別な話です)、あちこちのサイトで本を紹介する時にさんざっぱらamazonなりBK1なりのリンクを利用しておいて、どこぞの本屋が潰れた、残念だー、などと、どの口で言えるんだろう。リアル書店を苦しめてるものに、webサイトにおける書籍紹介と、それに連動したweb書店へのリンクがないとは言えないと思うのだけれど。あたしゃ本を紹介する時、意地でもamazonやらどこやらへのリンクは張りません。主に自分が使わない、からなんだけどそれに加えて、本なんてのは自分の目で見て、最後の決断を下すべきだと、どうしても目で見れない時にweb書店を使えばいい、と思ってる部分も少々あるのでね。
まあなんだ、そんなことを偉そうに言う私が、webで古書店をやってる、なんてのは突っ込まれどころ満載なのも承知の上ではあるんですけどね。んでもやっぱりこの、猫も杓子もamazonにBK1、って流れ、大嫌いなの。
東の方からやってきた台風ってのは、そのまま東北地方にのぼっていっていつの間にか熱帯低気圧になるものだと思ってたので、2、3日前の天気図を見て、ああ、これは山形あたりの方面に抜けるのかな、と思ったらとんでもなく、ふらふらと西の方にやってきてるんですな。おかげで今日は終日凄い風。玄関のドアを半開きにしておくと風であっという間に全開になっちゃう。
そんな凄い風なのに、家の中はやっぱりじめじめしてるんだよなあ。過ごしづらい毎日だぜ、まったく。
古本屋の方はどうやらサーバ移転も済んだのだけど、こうなると早晩Sぱらもギガには置いておけなくなるわけで。というかこっちもここに長居する気はないので、Sぱらの移転先もそろそろ考えておかなくちゃいけないのだけど、さてどうしよう。こっちはそんな凝ったことをする気はないので、そこそこ安価で安定しているサービスがあれば、そこに居着いてしまって良いのだけど。そうなるとValueDomain+XREA、あたりになるんでしょうか。せっかくだから安価で済むならSぱらの方もドメイン取っちゃっても良いかな、とも思ってるんだけど。
ギガの契約は10月末で切れるし、それ以上契約する気はないので、そろそろこちらの引っ越し先も考えておかないといけませんですな。また引っ越しかぁ、やれやれ。
増井さんのPitecan.com Wiki内に本棚.orgの掲示板ができてる。ウチへの増井さんからのコメントがあったりして少々うろたえる。相変わらず自分が垂れ流した文章に反応があると、おろおろしてしまうワタシ(^^;)。
酔狂の上の方にカテゴリリストを表示するようにしてみたんだけど、なぜかtDiaryのカテゴリが二つできてる。なんでやー、って片っぽは最初の t が全角だったというオチ。あら情けなや。直しておこう。
そういえば今のRDC-5300(リコー製)って、もうかれこれ4年使ってる勘定だな。今ちょっとオレノヘヤ・トライアングルのどこかに埋もれてて見あたらないこともあって、急にデジカメの新しいのが欲しい気分になってきた。私の場合デジカメの選択基準は、「マクロに強い」だけ。それ以外はなーんもいらん。とにかく思い切り寄れて、キレイに、かつ簡単に写真が撮れて、あとは値段が安ければそれで結構。ということでどんなもんかいなと少し探してみたら、ちょっと良さげなのを発見。これまたリコーのCaplio G4 wide。やっぱマクロはリコーなのかな。定価は50000円だけど1年落ちの商品なので、大手量販店じゃ20000円にちょっと届かない位のお値段で手に入るみたい。「マクロが良ければいい」とか言っておきながらあれなんですが、28mm相当の広角レンズが使えるってのもちょっと良いかも。うーん、コストパフォーマンス的にこいつはかなり理想的だなあ、これ買っちゃおうかなあとかなり心が動いたんだけど………
ちょっと待て。その前に、めび君の修理せんとあかんやん、あうう。
目的は違うけど、ソフマップに出かける用事はできたってことだな(つoT)。
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□ TUX [●なんですとー(大泣) ってコトはあれですか、ウチみたいに団地が勝手に繋いだNHKBS以外見れないような環境では、..]
□ ROVER [あっしもびしばしライブラリこさえて、「え? CS入ってないのー?」などとやらかして皆様の顰蹙を買うのを楽しみにしてた..]
□ TUX [●地上波の深夜枠に期待するしかないんですかねぇ。1年後かなあ。 ●どうでもいいような新作は結構やってるんだけどなあ..]
□ ROVER [深夜ならまだしも、夏休みや冬休みの午前中、とかにやられるとかなわんよなあ。]