ばむばんか惰隠洞

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2004-02-08 この日を編集

[web] ほのぼの

大石英司の代替空港経由で、G-STYLE。いやあ、いいなあ。「げんこつやまのたぬきさん?」が好き。

3歳ぐらいの子供って面白いよね。ウチの倅もクルマ大好きで、異様に特殊車両に詳しかったです。電車に乗ってても窓から見えるクルマを指しては「もーたーぐれーだー!」とか「まるちぷるたいたんぱー!」とか、オレも知らんような車種を次々と教えてくれましたわ。中でもお気に入りは「ごみしゅーしゅーしゃ」で、あれのオモチャをあてがっとくと、半日ぐらいは静かに一人で遊んでるので助かったような記憶が。

ちなみにそれから14年経った今、彼は特殊車両の名前なんかひとつも言えなくなってます。

[Books] その人選はどうかと………

ええと、おとといのツッコミを参照していただいた上で。ほうほう、と思って覗いてみたら確かにそういうニュースがありますね。エドモンド・ハミルトン〈キャプテン・フューチャー・シリーズ〉創元SF文庫から蘇る!なるほどそれはめでたい。めでたいがしかし、そして今回新たなフューチャーメンを描くイラストレーターは、永年キャプテン・フューチャーのファンだった鶴田謙二氏というのはうーんどうなんだろう…。達者な人だし、大きく外すようなことはないんだろうけど、それでもなあ、うーん…。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

IIJJ [どうもです。紅白歌合戦で、そのリバイバル曲をあなたが歌うのですか?というのがありましたが。そんな感じでしょうか?いや..]

ROVER [ふむふむ、そういう感じ、なのですかねえ。最近はハヤカワも創元も、「えー?」って言いたくなるカバー多いんで年寄りには辛..]


2005-02-08 この日を編集

[PC] アンケート第二弾 (23:11)

画像の説明ナナオの190eWモニター、二回目のアンケートが到着。つらつらと眺めてるところ。締め切りは21日なのでゆっくり考えますが、ずーっと読んでたら、ナナオのサイトで紹介したいので使ってる環境をデジカメで撮影して送ってくれないか、だって。

それだけは勘弁して下さい。

だって絶対、他所様に比べて無茶でやけくそな運用状況になってるような気がするもの。高級をもって任ずるナナオのイメージダウンに繋がりかねないですよ。つかまあ、おおむねこういう状態です。フレキシブルアームのおかげで本の一時退避スペースが増えた(ディスプレイ直下のブロック状の物は未読の文庫本です。ちなみに赤いワンポイントはマラサイ用に買ってきたMr.カラーなのよ)のはうれしいぜ(ぉぃ)。

真面目な話。

このディスプレイ自体にはなんの不満もない。明るいし、シャープだし、フレキシブルアームは便利だ。でも、私の好みは今のところまだCRT側にあるような気がする。なんというか、液晶ディスプレイってくっきりしすぎてる気がするんだな。web用のコンテンツとか作ってて、画像ファイルをGIFなりPNGなりで減色処理したときに、CRTでは気にならなかった微妙な色パカとかジャギーの汚さが、液晶ではかなり目につくのよね。JPG圧縮でもそう。あと、テキストの微妙なギザギザ感とかも。ずーっとCRTを使ってきてて、そのボケ味に慣れてしまったのかも知れないけど、今はまだ、この液晶の表示具合ってのに馴染まない感じもあるんだよな。モニター期間が終ったら買い取るつもりでいた(CRTの方も調子よくないのですよ)んですが、今はちょっと微妙。壊れかけのCRTに戻して、液晶は返却、って選択肢もありだよなあ、と。

あと、やや後ろ向きな解決策として一つ考えられるのは、ビデオカードを換えること、かな。今このディスプレイ、CPUチェンジャーを介してお遊びマシンとお仕事マシンが繋がってるんだけど、お遊びの方はG550、お仕事の方はG450。で、(CRTではそんなに気にならなかったんだけど)G450の方が、液晶ディスプレイ的にはややマイルドな画面になるのだよね。さすがMGA、はっきりくっきり感はダンチだぜ、って思うんだけど、液晶ディスプレイに関しては少しヘタレたビデオカード(って今やG550だって充分ヘタレてるんだけど)をあてがってやると良いのかも知れない。中古のG450、確保しておこうかしら。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

でした [ 液晶にフィルターをかぶせてみるという手もありますね。]

rover [ちょっと調べたらいろいろありました。19インチ用のも。なるほど、こういうのかまして見る手もあるかも。派手なクシャミし..]

でした [あ、でもペラペラのフィルムを貼り付けるタイプのはやめた方がいいかも。 画面とフィルムの間に気泡が入って、使えない粗悪..]


2006-02-08 この日を編集

[Day] 寒い… (24:04)

吹き付ける風がお肌に痛い今日この頃。この寒いのに注文いただいた本が一冊、どうしても見つからなくて激しくイラつく。つかまだ見つかってません。おっかしいなあ、軽石庵のカートは注文があった時点でデータを移動する→注文できると言うことはまだ売れていない、という仕掛けになってるんで、お客様が注文できたと言うことは、商品は確実に6畳間のどこかにあるはずなんだけど。見落としがあるのかのう。

そういえば老眼鏡もまだ見つかってないのよね。んー、真剣に私の部屋には次元断層があるんじゃないかって気がしてきた。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

Unplugged [うはー、はじめまして。注文主でございますw もし見つからなくてもかまわんですよ、残りの分で送ってくだされば。 >真剣..]

rover [ううう、申し訳ございません。もう一回根性いれて探してみます。ないはずはない……と思うんですが。]

Unplugged [↑リラックじゃなくディラックですね。はずかしー]

rover [見つかったー!! 何とか根性いれて、今日中にまとめて発送できるように頑張りまっす。]


2009-02-08 この日を編集

[F1] おお、カッコいい!! (15:17)

正式な発表は明日だそうですが、先行でCGアニメーション版が公開されてて、これがやたらと格好良い。レッドブルRB5、アニメで先行公開(F1通信)。

どのくらい実車のイメージを再現しているのかはわからんが、新車のイメージを説明しながら、今年のレギュレーションや新機軸のKERSがどう働くのかも手際よく説明してくれてて大変結構。レッドブルはこの手のパブリシティ、毎度力入っとるね。

[web] ご好評につき絶賛不調延期中 (21:33)

ま、好評なわけはないが、相変わらずXREAの不調は継続中、というかこの鯖屋、土日はきっちり休む疑惑(?)もあるんで、休みの明ける明日以降にどうにかなってくれたらいいと思っているんだがさてどうなるものやら。

というところで話は変わって、XREAの掲示板とか眺めててちょっと気づいたのが、去年の秋頃のトラブル時に比べて、掲示板に書き込まれる内容に「仕事で使ってるんで困ってる」つーメッセージが格段に増えてる事。そんなコトする必要はないのに自分のサイトのドメインまで明記してる人もいるみたい。

で、そちらを見学に行ってみるとああなるほど、こう言うところでチンピラコーディングが量産されているわけなんだな(w。

つまりこういうことか。

バリュードメインとXREAを使って安価なweb環境を用意→個人、または小規模な企業向けに「webサイト作りませんか? シンプルですが低価格で請け負いますよ」とセールス→大量のチンピラコーディングサイトが低価格のレンタルサーバに湧き出る、と。

自分もある意味商用でXREAを利用しているけれど、それは自分の商売だったりwebサイトづくりのテスト環境としてであって、さすがにここを使って人様からお金を頂くってのは怖くてようやらんのだが、ある意味そういうところだからこそビジネスチャンスもあるって事なのか。

んまあ確かに3GbのディスクスペースにCGIの制限はほぼなし、MySQLもPgSQLも使えて月200円ってのは破格ではあるよな。こう言うところを利用して、10ページ前後のシンプルなサイトなら、初期費用3万ぐらいで請け負いまっせ、って話を持っていくわけだ。で、この手の仕事がどんどこ増えてくれたおかげでコーディング単価は下落の一途をたどる、と(つoT)。

んでもってこの、ニッチなところにビジネスチャンスを見いだしたチャレンジャーな皆さんは、どうも自分が使ってるレンタル鯖がどういうところなのか、良くわからず(わかろうとせず)、闇雲に掲示板に文句を垂れるだけでそれ以上の対策をしようとしてないように見えるんだが、大丈夫なのかねこの人たち。XREAのヘタレっぷりが元凶なのは間違いないんだが、それはそれとしてここはこういう所なんだから、あらかじめ手を打っておく事も出来たと思うんだけどね。

ま、これで格安サイト作成サービスにちょっと歯止めがかかって、コーディング単価が良い方向で安定してくれたらオレとしては嬉しかったりするんだけど、時代の流れに逆行するような話だし、それは無理なんだろうなあ。

ま、とにかく頑張って復旧させてくださいよXREAさん。いくら何でも一週間放置はマズいんじゃないの?

[TV] 定期視聴番組 (23:02)

休日分。「テイルズ・オブikry」、「地獄少女 三鼎」、「とある魔術の禁書目録」、「夜桜四重奏」、「炎神戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーディケイド」、「フレッシュプリキュア」、「機動戦士ガンダムOO」。一瞬あいもハガキ職人やってるのかと期待してしまった「地獄少女」。ある意味皮肉たっぷりな造りになっとるね。作家のツッコミが入るラジオって、ネットラジオ以外でもあるものなのかしら、などと本編とあまり関係のない事も考えてしまった。ここんとこ、食い物かとーま君にかぶりついてばかりだったインデックスの出番が増えるんだろうか、つーのが「禁書」、「夜桜」も面白いね。ミサトスいいっすな(w。

日曜。「ゴーオンジャー」が大団円。ついに最後まで、役者さんの演技に満足できないままだったなあ。顔出しでのラストバトルとか声優さんたちのカメオ出演とか、そこそこ見どころもあるにはあったんだけど、全体に盛り上がらないまま終わってしまった感じだわ。

今期の仮面ライダーって30回程度で終わる予定なんでしたっけ? そこで10人ライダー登場という事になると、お一人様に割ける回数は3話程度、当然お話の展開はギャロップギャロップ。クウガ編は一段落して、次からはキバ編って事になるのかな? とりあえずクウガを乗り物扱いしてしまうってのはどうなのかなーとは思った。

「ガンダム」。あと数話でお話畳まなくちゃいけないのに、いまだに要素満載でどういう事になるのやら。戦闘に赴くプトレマイオスの皆さんが、それぞれ自分の想い人の名前をつぶやく中でただ一人、刹那君だけが「ガンダム」とのたもうたあたりは、なんか切ないものを感じてしまうね(^^;)。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ソノヤマ [●刹那だけに「せつない」と、そういうコトですね(爆) ●最近になってようやく「キャシャーンShins」の「Shin..]

rover [そっ、そうか、FがフィーメイルのF、セイエイが精鋭であるとするなら、刹那・F・セイエイってのは恐ろしく尖ったせつない..]


2010-02-08 この日を編集

[Oldbooks] 今日の軽石庵 (23:05)

青背だー久々の惨状威容。ハヤカワSF文庫、約200冊。今回は比較的新しめの本が多いかも。ルーディー・ラッカーとかカート・ヴォネガット、あとアシモフ博士とかがちょっぴり多めかな。個人的には「世界の果てまで何マイル」とか「ヴァート」とか、何となく「おかえり!」って気分になるのは何でなんだろう。

というかそもそも、

青背の大群に囲まれるとそれだけで、妙に口元がへらへらと歪んでしまうってのはどういう業なんだろうなと思う。こういうのこそ真の青血病と言うんじゃなかろうか(言わねえよ)。

[Day] お仕事降ってきた (23:20)

前に自分の担当っぽい仕事してくれた方が退社してしまったので、こことの縁も切れたかなあと思ってたweb制作会社の方からメールで、40ページばかりのコーディングがあるんだけどやってくんね? だって。ここは基本的にとても仕事のやりやすいお相手なので、そりゃもう喜んでお請けさせて頂きますが、今回はどうもクライアントさんの意向で、トップページ以下、かなりいろいろ動かして欲しいと言うことらしく、あれですな、Ajax的な何かをがっつんがっつん使っていこうってことで。

ちゃんとできるかなー。軽めなものならやったことはあるんだけど…。


2011-02-08 この日を編集

[Day] 意外な事に出来るやつだった

この日記では再三馬鹿者扱いしてたお仕事相手が、意外に柔軟な思考が出来る人物であることを知って、自分の未熟を深く恥じる。すいませんでした。私の頭が固かったです。

だからって一転、好きになれる人物になった、とは到底言えないんだけどさ。

[Books] 地球戦線 4 ポスリーン・ウォー 2

地球戦線〈4〉―ポスリーン・ウォー〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)(ジョン リンゴー/John Ringo/月岡 小穂) ジョン・リンゴー 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト ひろき真冬
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011793-1 \740(税別)

最後はチートで総ざらえ

リッチモンドでは一矢報いることに成功したものの、フレデリックスバーグを失い、さらに急造の軍故のトラブルも追い打ちとなって人類側の敗走状態は続く。もはやポスリーンと首都ワシントンの間に立ちはだかるものはほとんど無い。人類側の最後の切り札、コンバット・スーツ運用の第一人者であるマイクはワシントンへ急ぐのだが、敗走によるパニックと渋滞から、なかなか先へ進むことができないでいるまま、着々と最後の時が近づいていた…。

てことで。んまあ前巻がダレ場の始まり的巻であった以上、本書でも割とダウナー傾向なところからお話が始まり、そこから人類側の乾坤一擲の大反攻が開始され、悪いヤツらは一網打尽、って展開を期待する訳なんだけど、で、確かにお話の展開上はそういう流れにはなっているんだけれど、うーん、総じて散漫な印象しかないな。

この手のお話でSFでお手本になりそうなのは、ニーヴン&パーネルとかのヘビー級作品群あたりって事になるんだと思う。突如起こった地球規模の災害(でも、異星人の侵略、でも)に対して、世界の各地に散らばった、様々な立場の登場人物達が、それぞれが自分なりに苦闘をくり広げ、最終的には落ち着くところに落ち着く、って流れ。お話の中でそれらの登場人物達は、直接的にではなくてもお互いに影響を与えて行って、ってなあたりが面白いんだと思うんだけど、そこらあたりの捌き具合が割といい加減なので、A地点にいる人たちはあくまでそこでのすったもんだだけが描写されるに留まってしまうので、全体としては散漫で、盛り上がりに欠けたままラストまで行ってしまっている、ということだろうな。

相変わらずのチート感満載の「ぼくのかんがえたすごいへいき」的描写もなんだかなーだし、敵の間抜けっぷりもお話の興味をかなり削いでしまっているかも。ようやく終盤になって、次作以降へのヒキみたいなものは生まれてきてはおりますが。

本作品、アメリカでは結構な売れ行きだったそうだけど、それは多分、お話の舞台になっているあちこちの場所が、独立戦争以来のアメリカ国内でくり広げられた戦史を、何となく彷彿とさせ、そこから読んでる側の想像力に独特の加速が付けられるって効能があるんだろうと思う。あれですよ、壱岐・対馬に落下した異星人が鵯越要塞を抜き、関ヶ原で自衛隊の主力を潰滅させ、あとは桶狭間の最終防衛ラインを抜かれたら東京は焼け野原、ってお話だったら、多分日本人限定でもうちょっとは燃えるモンがあったかも知れないって話だね(w。

回収されてないヒキなどもあるので、ま、多分続きも読みますけど、ハヤカワさん、あんまり変な出し方はせず、まとまった話は一度にまとめて刊行してくださいよね。

★★☆


2012-02-08 この日を編集

[Books] グアルディア

グアルディア (SFシリーズ・Jコレクション)(仁木 稔) 仁木稔 著
カバーイラスト 佐伯経多&新間大悟
カバーデザイン 岩郷重力
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
ISBN978-4-15-208588-7 \1900(税別)

暑さが足りない…のかなあ

22世紀に発生したキルケー・ウイルスに端を発する大戦争を経て、ほとんどの科学技術が伝説となってしまい、20世紀初頭の文明レベルまで後退した27世紀の世界。ラテンアメリカは科学技術を継承する独立都市、かつてのアングロサクソン世界からの移民達、細菌戦争の影響で変異体となってしまった人々によって混沌としていた。そんな世界を平定すべく、独立都市エスペランサの統治者、アンヘルはレコンキスタ軍総統を名乗り、かつて世界を守護していた12の知性機械の一つ、サンティアゴの助けを借りて南米方面に侵攻を開始する。かたわらに不老長生のメトセラの少年、ホアキンを守護者(グアルディア)として従えて…

著者、仁木稔氏のこれが最初の小説作品、にしてこのボリューム。デビュー作には作家の全てが込められている、とは良く言われるけれど、その伝で行くと本作から伝わってくるのは異形とならざるを得ない存在となってしまったものたちへの限りない共感、といえるだろうか。著者による「あとがき」で本作が完成するに至るまでの過程が語られていて、そちらもなかなか楽しかった。それでこのお話が作れちゃう、ってのはすげえことだよなあ、と思ったことです。とはいえ…

ラテンアメリカ世界を舞台にした血と硝煙、さらにはSF的なフリークス的な者どもの匂いに満ちあふれた、言ってみれば「山猫の夏」とか「神の最後の土地」的な、むせかえるような暴力の世界を予想して読みはじめたんだけど、そう言うものとはちょっと違っていた。んまあ舞台は中南米なのだけれど、ここにはSF的に一度大きな力がふるわれている、と言う事情もあるせいか、汗ばむような世界観はあまり伝わって来ず、スペイン語が醸し出す語感や同じ意味合いを英語で発音したときのニュアンスの違い、みたいな物を武器にして語られるのは、なんだろなー、やってるのはすんげーアグレッシブで暴力的な「メトセラの子ら」、みたいな?

非常に魅力的な世界観、その中で登場するキャラクタたちの「立ち」具合、共に文句はないんだけど、どういう訳だか読後感にもう一つ残るものがない、と言う感じ。なんというか、「世界」を描きたかったのか、「人々」を描きたかったのか、どっちなの? と言う思いが最後まで拭えないまま、この長大なお話はラストまで行ってしまった感じがある。で、最終的に落ち着いたのは「愛」だ、ではちょっと納得できないんだよな、そう言うのは「ヤマト」で散々イヤな思いをしたのでね(^^;。

それなりのボリュームのある作品だけど、引っ張る力はあると思う。ただ自分の好みからしたらセンチメンタル要素の描写がしばしばややくどくて、そこで瞬間的に(読み進める)引っぱり力が切れかかっちゃう時があったように感じた。読み終えるまでに3日かかったんですけど、それはつまり読み始まったら離さない、までの力は無かった、って事なのかも知れないな。力作だとは思うのですが…。

山猫の夏 【新装版】 (講談社文庫)(船戸 与一) 神の最後の土地 (ハヤカワ文庫NV)(ジャック ヒギンズ/沢川 進)

南米のお話、つーとこれが来ちゃうんだよなあ。SFじゃなくて冒険小説なんだけど、自分的にはオールタイムベスト級。

★★★


2013-02-08 この日を編集

[Oldbooks] 消耗から麻痺へ…移行したか?

軍事革命(RMA)―“情報”が戦争を変える (中公新書)(中村 好寿) 今日も今日とて晩飯後に商売モノに手を付ける。中村好寿「軍事革命(RMA) <情報>が戦争を変える」(中公新書 2001年 書影はamazon)。クラウゼヴィッツが唱えた外交の延長にして大規模な消耗を伴う近代戦の様相は、ハイテク兵器と情報ネットワークの飛躍的な進歩により、今や全く別の様相を呈してきている、という論。

2001年の刊行と言うことで、文字通り一昔前の「将来の戦争はどうなるか」というテーマについて書かれた物を今読むことになるわけで、読んでるこっちには後出しじゃんけん的な上から目線も可能になる訳だけど、それ込みで読んでも、かなりいい線を突いた未来予測が展開されているんじゃないだろうか。戦争における主たる目標が「消耗」から「麻痺」に移るであろうこと、戦争の根本にあるのがIDAサイクル(Information:情報の獲得、Decision:戦略の決定、Action:その実行)であり、そのサイクルの回転スピードがIT革命に代表されるさまざまな技術革新によって飛躍的に高速化したことにより、戦争の形に大きな変革が起こるであろう、という予想は、多分半分ぐらい当っていた、って事になるんじゃないか。

高度な情報戦が大規模な消耗戦から、敵の中枢部分(それも同時に、多方面にわたる)の機能を奪う戦い(これが麻痺戦)に移行していき、その戦略の中には戦わずして敵の戦意を奪う戦略も含まれる、という部分は、本書が上梓された時から10年以上たった今もあまり上手く機能していない気はするんだった。世界は憎悪に満ちておるよね。

これが単に、今はまだ著者が予想する未来の戦争、の形が形成されきっていないと言うことなのかどうかは判断できないけど、戦争ってのは巨大なシステムであるが故に多くの部分でシステマティックになりきれない部分を引きずったまま行われるイベントである、ってのは言えるんじゃないだろうか。

本書では高度に発達した情報テクノロジが戦場にもたらすであろう影響を、わかりやすく噛み砕いて解説してくれている。ここで重要なのは、これまでの戦争指導が基本的にトップダウンであった物が、上級指揮官から一兵卒に至るまで、基本的にタイムラグなしに情報が共有が可能になったことで、ボトムアップを基本とする戦争形態が発生するであろうという予想。

それはそうなのかも知れないんだけど、だとしたら実は、一番重要なのは新しい形態の戦争において最重要なのは、そのボトムのポジションにいる、いわゆる一兵卒達にどういう指導をし、どんな兵士を作り上げていくか、って事になるんじゃないかと思うんだけど、本書ではそこのところへの視点が完全に欠落してるのね。仏作って魂入れずじゃないけど、一番根っこになるべきであろう部分を、ちょっと軽く見過ぎじゃないかな、とは思った。

ま、それはそれとして、なんだかんだとキナ臭い隣国とのゴタゴタも、お互いぎゃあぎゃあと悪態の付き合いをしている時点で、こうどなじょうほうせん、とは程遠い物に収っているとも言えるわけで、少なくともこれまでにない全く新しい戦争の形には取り込まれていない、ってところだけは安心してもいいのかしらね(^^;。


2014-02-08 この日を編集

[Day] 雪だー

雪道だ朝からちらちら白いの降ってんなー、と思ってたんだけど、昼飯喰ってもいっこうに止む気配がないので、覚悟を決めて古本発送に出動。土曜なのでいつもの局はお休みだから、西鈴蘭台の神戸北局まで行かなきゃいけないのよね、軒並みスリックになってる靴を履いて。マシだろうと思われる靴履いて出かけたんだけど、

怖いっす。

会津生まれの富山育ち、気持ち的には雪なんて全然慣れっこなんだけど、何せ装備が街仕様。その上雪無しの暮らしが長くなっちまったせいか、ずりずり滑っておっそろしいのなんの。小降りになったところを狙って出たのに、自分が外に出た瞬間に雪は本降りになるし。なんとか局までたどり着いて発送を済ませたはいいけど、到底家まで歩いて帰る自信がなかったので、一駅だけど電車使うか、と思って駅に行ったところで、せっかく電車乗るんだから新開地まで出て髪刈ってもらったらいいんじゃね? という発想の飛躍が起きたので、それに従って久しぶりに街まで。長田あたりから南は雪じゃなく雨なんだなあ、と言う事がわかりましたわ。

[Day] 赤かったり黒かったり

ブンタ軍団ちょっと前にお目見えしてて、少しだけ気になってたセブンスターの姉妹品、黒の「リアルスモーク」、赤の「リアルリッチ」。出かけたついでに買ってみた。

味はそうだな。黒い方はマイルドセブン(あ、今は『メビウス』でしたっけ)をちょっとマシにした感じ。赤いのはクセが控えめのマルボロって感じか。どっちも本家の代わりに吸いたいタイプではないわいな。ブンタの個性の突出ぶりを改めて認識しましたわ。黒の「リアルスモーク」が「ランバージャック」ぽい味だったら、飛びついたかも知れないんだけどね。

[Anime] 定期視聴番組

「凪のあすから」、「鬼灯の冷徹」、「キルラキル」、「ハマトラ」。「凪のあすから」って、ほんわかしてるけど実は半村良あたりが書いててもおかしくない話なんだなあ、と思った。「鬼灯」と「ハマトラ」が少々失速気味かしらね。


2017-02-08 この日を編集

[Comics] 倅からもまわってきた

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 9 (ジャンプコミックス)(横田 卓馬) 僕のヒーローアカデミア 12 (ジャンプコミックス)(堀越 耕平) 堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(12)、横田卓馬「背筋をピン! と」(9)。「ヒロアカ」は、うーんどうでしょ、飲み込み辛さばかりが先に立つようになってきたような気が。主人公たちが立ち向かうべき存在、がちょっと解りづらいんじゃないかなぁ。

「背筋をピン!」のほうはスタンダードに決着がつき、ラテン編に。相変わらず熱くて良いけど、スタンダード部門は何が理由で決着がついたのか、ってところにもう一声、説明が欲しかったかも。あと、仕方がないんだけどつちわたコンビに全く出番が無い状態が続く、ってのはちょっと寂しいね。


2018-02-08 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

水曜深夜の分まで、「りゅうおうのお仕事!」「学園ベビーシッターズ」「オーバーロードⅡ」「宇宙よりも遠い場所」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「グランクレスト戦記」。

「りゅうおう…」、アイちゃんvsアイちゃん戦、勝ったのはアイちゃん(そりゃそうだ)。萌えアニメのフォーマットと将棋パートのちゃんとしたドラマ造りのバランスがかなり良いと思う。接戦の途中、実は一度詰んでいた局面があった、という伏線をうまく使ってたと思う(将棋全然わからんけど)。

火曜日、「ベビーシッターズ」、イキリ高校生の失恋エピソードと魔法少女になりたいちゃんのエピソード。どちらも可愛らしくて大変結構。「オーバーロード」、リザードマン編、完結。トカゲの濡れ場もあるよ(w。「宇宙より…」、なかなか南極に行かないな。割とベタな印籠がなくなった系のお話。ちょっと失速気味かなあ。

水曜日、あっという間にかなりな文才を身につけたヴァイオレットちゃん。公開恋文が外交の一翼を担うというのは、微笑ましい世界なのか堪らん世界なのか(^^;。終盤に出てきた人は少佐のお兄さん? 「グランクレスト…」、なんか急激にファンタシイ方向に舵を切ってきたような。あ、でもこのお話の発端はダーク・ファンタシイ絡みの事件だったから、これはこれでありなのか…。


2019-02-08 この日を編集

[Oldbooks] いろいろやらんといかんのだが

アバラが痛いのを免罪符にいろいろサボっているんだが、やらんといかん事は山積みなんだよ。前にもちょっと書いたけど120冊オーバーの注文はまだペンディングだし、それ以前にはてなダイアリーの更新停止に伴い、古本屋番頭日記も別なところで再起動しないといけないんだけど、そっちも放ったらかし。一応はてなブログに用地は準備できてるんですけど、カスタマイズの仕方がよく解らん。前はざらっとCSS書けばそれでよかったんだけど、はてなブログは良くわからんね。まあ今はちょっと身体がいろいろしんどくて、我慢が効かない状態にあるってのもあるんだけど。

いちお、ユキちゃんの温情で今月は金は入らんけど仕事もしなくていい状態なんで、ここを利用していろいろ整備したいとは思ってるんですが…。

[Anime] 定期視聴番組

意外に多いな、「ケムリクサ」「盾の勇者の成り上がり」「同居人はikry」「モブサイコ100Ⅱ」「ガーリー・エアフォース」「禁書Ⅲ」。「ケムリクサ」、あれね、「けもの終末旅行」的なお話を狙ってるって事なのかしら。野島の弟さんの芝居が常にイラッとくるのは、何か狙いがあっての事なんだろうか。「盾の勇者」、比較的胸糞展開が続いてたお話が急におちゃらけ展開。尚史さんはチョコボをゲットし、元康さんは完全にお笑いキャラになっちゃった(w。

「同居人…」大変気に入ってます。どっちかというと半笑い案件寄りだし、実際にペットと暮らすって事のしんどい部分がかなりオミットされてるんじゃないか、ってところもあるけど、それはまあ措いといても、とてもハートウォーミィな仕上がりでかなり好き。

「モブサイコ」、よぉ動くねえ。「ガーリィ…」、3機目はRF-4、なのに機首にカメラパーツが無く、雪風みたいなカメラポッドを吊下してるのね。イーグルの子のお芝居または声質が、ちょっと好みじゃないのがちょっと辛いかな。

「禁書」はまあ、派手だがよくわからん(^^;。


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一味違うミリタリSF

これは、すごい…

甘くないぜえ

今風、とはこういうこと…なのかなあ。

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