ばむばんか惰隠洞

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2004-02-10 この日を編集

[web] そんな簡単な話じゃねーだろ>オレ

おれカネゴンさんの手塚漫画に関する鋭い考察。そういえばそうだよなあ、と思う。んでもって。

手塚直系の弟子といえるであろうトキワ荘グループ(とその周辺)。藤子不二雄には名セリフがあったような気がしない(んー、でも我孫子氏メインだとある様な気がするな)。石森章太郎にはふんだんにある(「あとは勇気だけだ!」とか「ジョウ、キミはどこに落ちたい?」とかな)、赤塚不二夫のは、あれは名セリフ…じゃないよなあ(^^;)。ちばてつや、はある(それともあれは梶原一騎というべきか? いやでも「紫電改のタカ」の「読めませんね」なんてのは名セリフだよな)。

少し拡げて。一般的に劇画系には名セリフが生まれやすい(「悪党は地獄行き超特急に乗せろ!」)気がする。スポーツモノも(「、エースをねらえ」)。恋愛モノはどうだろう、たくさんあるような、そうでもないような…。

と、いうことで。これってもしかして、「作品の中で扱われる対象物との距離が近く、その関係が活発なほど、名セリフは生まれやすい」 と言うことなんではないかいな。「生命」などというつかみ所のないモノを相手にしてると人は気の利いたセリフなんか吐いてる余裕は無くなっちゃう、みたいな。相手が"黒い幽霊"だったりジオン公国だったりするとなんか様子が変ってくる、というか。「自分の影響力を対象物に強く訴えたい」時に名セリフは発生する、と言ってもいいか。

あ、でもこれでは「ガロ」系の名セリフの説明にはならねえなあ。うむ、やはりここは日高教授のごとく「あまりに大胆な仮説なので発表できない」と言うことにしておこう【腰が引けるかオレ乱土】。

[Day] それじゃあかんやろDDIポケット

というわけでPHSの解約をする訳なんだが、先日電話で申し込んだら、サービスセンターの住所を書いた紙を送るからそこに行くか、同封した書類に必要事項を記載してDDIポケットまで送って欲しい、ということだった。んで、その書類が来た。一番近いのはハーバーランドか、めんどくせーなー、郵送にしよう。ふむふむ、ハガキなのか、って、「お手数ですが50円切手をお貼りください」と来たもんだ。なんかぞんざいだねえ、そんなんだからユーザーが増えねえんじゃねえか? とか思ったり。ちょっと気が利かないよね。こういうところでお客の印象はずいぶん違うんだぜ。

まあしかたがないので本日発送分の荷物と一緒にハガキも持参。郵便局で切手買って投函。これで縁切り……… あ、ハンコ押すの忘れた………アゥアッ!(ケンザキ君の声で)

[Books] 反逆部隊

本書カバー ガイ・ウォルターズ 著/横山啓明 訳
カバーイラスト 野中昇
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN4-15-041052-6 \840(税別)
ISBN4-15-041053-4 \840(税別)

1943年秋、特殊工作の任務を帯びてクレタ島に上陸した英国情報部のロックハート大尉。現地のパルチザンたちと合流し、ドイツ軍基地への夜襲を試みた彼らの作戦は、些細な手違いが元で失敗に終り、脱出に失敗したロックハートはドイツ軍の捕虜となってしまう。激しい拷問の末、情報を提供するか銃殺刑を選ぶかを迫られた彼は一計を案じ、対独協力者となる代わりに収容所送りになっている最愛の妻、アンナの命を保証してくれるよう要請する。あとは巧妙に三重スパイとして立ち回れば、味方も裏切らず、妻の身の安全も確保できるだろう。だが、ロックハートの思惑は次々と外れていき、彼はいつしか転向した対独協力者と見なされるようになっていく、そんなとき、偶然知り合ったロシア人捕虜から、ドイツ軍の驚くべき企てが明らかにされた………

生身の人間が知力と体力をふりしぼって困難な任務に立ち向かう、しかもその背景には戦争がある、ってなスタイルの冒険小説を書かせると、イギリス人ってなあ本当に面白いモノを作ってくるよなあといつも思う訳なんだけど、本作の著者、ガイ・ウォルターズも英国人。しかもこれがデビュー作だというんだから恐れ入る。完成度高いです。

妻という人質を取られ、対独協力者としての地位を確保しなければ、やがて英国を襲うであろう凄惨な攻撃を防ぐ手だては見つからない、と言うシチューションの妙、敵味方でありながら、どこかでお互いを認め合うロックハートとSS大尉シュトラッサー、対独協力部隊に参加する一癖も二癖もある英国兵士たち、ロックハートとシュトラッサーの間に立って微妙な三角関係を演出しつつ、自らもまた謎を秘めた存在である美貌の娼婦レニ、とキャラクター造形のうまさもかなりのもの。何カ所か粗い、と思えるところもあるし、なによりクライマックスに向けての展開にやや性急に過ぎるところがあり、そこが大変残念なのだけど、それでもつい一気読みしてしまう面白さに溢れた佳品。これ、去年の11月に出てたのを買って、なんだかんだで読むのを先送りにしてたんだけど、いやあもったいないことをした。去年のうちに読んでたら年間ベスト10に入れてあげてたかも知れないな。

(★★★☆)

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

もんちぃ [名セリフのしきい値が分からない俺ですが、こんな2chのスレもあるのが不思議です。 ■「ブラック・ジャック」の名セリフ..]

ROVER [どうなんやろ、どんだけ再利用されるか、てのはひとつの基準になりそうな気もするんですけど…。]

でした [ エースをねらうのは「岡」さんです。  ほんとにツッコミだけっすな。]

ROVER [アゥアッ!(こればっか…)]

TUX [名セリフ、というよりは、名シチュエーションなのではないかと最近思うこと仕切りッス。「大丈夫!」「馬鹿野郎!」「おかえ..]

TUX [いや、仕切ってどうする(爆)]


2005-02-10 この日を編集

[PC] ATOK2005 (14:10)

本日無事到着。気のせいに違いないが、少し変換効率がよくなったように思う。エモジオ(2ちゃんのAA辞書)も問題なく使える模様。その他はもうちょっと使ってみないとわかんないかな。

ただですね、ジャストシステムさんにおかれましては、お願いだからユーザーIDとシリアルナンバーのシールを付属しておいてくださいませ。昔はそうだったじゃないですか。普通の紙っぺらだと無くしちゃう可能性が高いんですよ。私の部屋、どうも次元断層があるらしくって。

[Comics] 今日のがっかりこ (22:50)

モーニングにまだ島耕作がいてた。

[Books] ドクター・ブラッドマネー —博士の血の贖い— (23:20)

本書カバー フィリップ・K・ディック 著/佐藤龍雄 訳
カバーイラスト 浅田隆
カバーレイアウト WONDER WORKZ.
創元SF文庫
ISBN4-488-69617-1 \960(税別)

冷戦の恐怖が醸し出すフリークスたち

自らが引き起こした事故だったのか、止めようのない敵意だったのか。何はともあれ1981年、突然地球は全面的な核戦争に巻き込まれ、人類の大半は死滅した。後にわずかな人間たち、そして様々な突然変異を遂げた動物たちを残して…。そしてその、わずかに残る人間たちの中にも、核戦争の影響は深い影を落としてはいた。それでも人々は、各地に小さなコミュニティを築き、なんとか日々の暮らしを続けていた。核戦争勃発直前、火星に向けて出発しながらついにその壮途はかなわず、今は地球の衛星軌道を巡り、世界にメッセージを送り続ける男の声を拠り所にして……

ディック1965年(執筆は1963年)の作品。オレはホントにオレなのかー、な中期から後期のディック的な作品とはちょっとイメージが違ってて、むしろ「高い城の男」とか「最後から二番目の真実」みたいな、最初にテーマありきで、それをどう料理するか、を楽しみながら読んでいくタイプの小説、というようなイメージを持った。で、本書のテーマは「アフター・ホロコースト」。この時期多いのだよね、このタイプのSF。「渚にて」とか、日本では東宝の「世界大戦争」がだいたいこのあたり。いつ核戦争が起きて、人類がまるごと消滅してもおかしくない、って恐怖がリアルな物だった時期の作品。ただ、個人的にはそういう作品たちよりも、むしろ「来るべき世界」(映画の方)での、世界戦争後のエヴリタウン周辺のイメージがかなりぴったり来てしまったなあ。単に本作中で、75年式ポンティアックを、馬にひかせているって描写があるだけ(映画では、確かロールスロイスのシルバーゴーストあたりが、単なる手押し車として使われていた様な気が)なんだけど、厳しい生活を強いられるコミュニティの中でのタブーの肥大化とか、コミュニティ同士が、連携より先にまず自分たちのコミュニティの利を優先しようとする、なんて描写があるあたりで思わずちょっとニヤリとしてしまったりして。さすがウェルズ。

で、「来るべき世界」では、"伝染性夢遊病"という病気が世界戦争以後の人類に重い影を落とす訳なんだけど、こちらの小説では、核戦争が生んだ突然変異体が文明の行く末にいろんな意味で重い意味を持ってくることになるのだよ、それを単純に拒絶することはできない未来社会が今のワシらの目前に迫ってきているのかも知れないのだよ、という仄めかしを残しながら、かつそれならそれで人類はやっぱり生き延びようとするのだぜ、というかすかな希望も残しながらお話は終了する。ディックにしてはやけに前向きなラストシーンで。

ただ、前向きにまとめたとはいっても全体としては結構うやむや感も残る作品であるのは確か。小説の作法として、この時系列を一時的に見失ってしまうような前半の章立てはなんでかな、と思うし、何人かの重要なキャラクターの描きこみが甘い、というか不親切、とも感じる。特にブルートゲルト、ストックスティル、デンジャーフィールド、という見るからに意味ありげな名前を持ったキャラへのツッコミ具合が、これでは少々甘いのではないかな? なのでとりわけ、ブルートゲルト(英語読みだとブラッドマネー、になるの?)絡みの展開に一抹の訳のわからなさを感じてしまう、というか。割と重要な役で出てくる身体障害を持つ少年の名前がホッピー、てのも気になるし。

 なんかそこらに、ディックは仕掛けを潜ませたんじゃないかなあってあたりが妙に気になってね。そういうのを気にしなければ、アフター・ホロコースト後に生きる人類の再生に向けての物語、としてそこそこ読めるお話であるとは思うのだけれど。

(★★★☆)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

すみけん [常務に昇進。当然読んでません。]

rover [めざせ首領様。]


2006-02-10 この日を編集

[PC] ATOKって… (12:28)

B000CIWY4U2月に入ると格段に変換効率が落ちるように感じられてしまうのは気のせいだろうか(気のせいだろそれはー)。や、もちろんそれと時を同じくするように、新バージョンのATOKが登場しはる訳なんですけどね。さすが電子立国ニッポン(違)。

と言うわけで我が家にもATOK2006、バージョンアップ版が本日到着。ATOKなのにキーバインドはWXGだったりする変態なワタシは、毎回あーじゃこーじゃと設定で一苦労するんであった。どこが変わったのか、とかはそのうちわかってくるんでありましょうが、とりあえず入れ立てのIMEは、それなりにさくさくと賢いやね。

[F1] 見えない部分が気にかかる (18:24)

「亜久里ジャパン出陣」新聞全面広告でF1参戦をアピール(AUTOSPORT WEB)。スーパーアグリが日経に全面広告を打ったんだそうで。この写真を見て最初に連想したのが、かつて秋本康が仕掛けたセガ・ドリキャスの「セガは倒れたままなのか?」って全面広告だった、ってのはまあ、みんなには内緒の方向で。

そうは言ってもホントにこの写真、今は見えない下の方向にずりずりとスクロールさせてみたらば、そこは屍累々だったぁ、なんてオチはあったりしないだろうね?

ともあれ健闘を祈りますよ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

まなたけ [うちにも来ましたよー2006。とかカキコしてるこれはまだatok17なんですがー^^; つーかバージョンアップは2年..]

rover [うっかりATOK Syncかまして、要らん辞書データを大量にかかえる羽目になってしまいました。初日からヘビー級に転向..]


2007-02-10 この日を編集

[Day] ペースだだ下がり (22:58)

やっぱしゃかりきになるにも限界があるよなあ。たまには気を抜かんと。同じ仕事内容なのに、明らかに2、3日前に比べても、はかどり具合が鈍ってきてるような気がする。そろそろ一回、気を抜いた方が良いかも分からんな、こりゃ。

[TV] 定期視聴番組 (24:22)

「少年陰陽師」、「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「Project Blue 地球SOS」。一本増えてます。

仕事中はわりとネットラジオを聞いてる→単純作業の時はわりと声優さんのラジオなんかも聞く→時々面白いのに当たる→こいつがかなり面白かった。ラジオ「少年陰陽師」彼方に放つ声をきけ〜略して孫ラジ→ああなんだ、今やってるのか→で見てみたの。

B000J6H2WOま、普通にヌル面白いアニメ、かな。こう、ボーイズラブとかヤオイとかに点火する直前の年代の女の子たち(中学生ぐらいまで?)が見たら喜びそうな感じはする、ってそんなものを深夜にやるなよ、てなところかね。

さて私は、福山潤さんという声優さんの声がわりと苦手なんだけど、「少年陰陽師」で主人公の昌浩君をネチネチといびる藤原氏の青二才役は結構良いんじゃないかと思ったわけだが、その福山潤氏が主役を張っているのが「コードギアス」。

純粋培養かと思ってたスザク君も、それなりにトラウマ引きずってたというようなお話。父親を殺したいルルーシュと、殺したいとは思ってなかったのに父親を殺してしまったスザク、つー対比が出来上がっているわけね、なるほど。んでもってこちらでルルーシュの正体を知っていながら知らぬ振りをする、ブリタニアのお嬢様の声を当てているのが大原さやか。で、彼女がデキるOL役(違)で出演しているのが「地球SOS」。

ええと、こっちは相変わらず微妙かなあ。小松崎茂的世界に、その暗黒方面にシフトした世界観はありなのかね、って気はしないでもない。無条件かつ脳天気に、二十一世紀に憧れるわけにはいかんよね、ってのは分かるんだけどさ。さてさて、「地球SOS」の原作は小松崎茂。その小松崎茂がいくつかのプラモデルのパッケージイラストを担当していた特撮シリーズの最新作が「ウルトラマンメビウス」。

すいませんね、このあたり(ヤプールやらなんやら)ではオレは全く燃えないんですよ。メフィラス星人にはちょっと喜んだんだけど、でもメフィラス星人ってそう言うキャラだったかなあって気は、ちょっぴりしないでもない。さてその「メビウス」で……

すいません繋がりませんでした。石川三登志さんを目指したんだけど(^^;)。で「妖奇士」。 むうん、実はかなり鋭く部落差別あたりの問題に斬り込んだりしているあたりに力作感はあるんだけどなあ、やっぱ全体的な印象が少々地味目のまま展開してるんだよなあ。

さて、一旦力尽きちゃったんだけど、ここからはまた繋げられるんだよね。「妖奇士」で天才少年絵師として登場している河鍋狂斎。この人物のモデルになったのが天保時代に実在した絵師、河鍋暁斎。この人の絵がオープニングで表示されているのが……

明日以降に続く。


2008-02-10 この日を編集

[Day] 浮上しよう (19:39)

そろそろっとな。

とりあえず模様替えなぞやってみる。新しいテーマは"Tachikiya"。わはは。

昼過ぎから突然思いついてやってみたんで、あちこち変なところがあると思うけど、まあそれはおいおい直して行くさ。

[tDiary] こんなもんかな (21:25)

開戦前夜引用や感想文とか、たぶん出てきて初めて「あ、ここ直してなかった」って部分も出てくることはあると思うけど、とりあえずだいたいの辻褄は合ってるんじゃないかしら。あとはまあ、気がついた時に適宜対応していく感じで。

オマケ画像(サムネールをクリック。300Kbばかりあります)。ヘッダ画像を作成する直前のデスクトップのキャプチャです。80%に縮小。さあ、君が呑んだことのある酒はいくつあるかな?

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

こじま [うまそーなのがいっぱい・・・多分飲んだことないのが99% 久々に関西方面に行きたくなりました。]


2009-02-10 この日を編集

[PC] 肝を冷やした (23:54)

メインマシンが突然ネットに繋がらなくなって、かなりぞっとしたんだった。他のマシンはちゃんとネットに繋がってるのが不思議なところで、ZoneAlarmが悪さをしてるのかと思ったんだけどそういうものでもなさそうで、DOS窓からipconfigでおうかがい立ててみたらばIPアドレスやデフォルトゲイトウェイに、なんかあり得ない数字が入ってるんでこれはいったいどうした事かと。

ノートを引っ張り出して情報収集につとめてはみたが、「これだ」って回答にもたどりつけずに相当困り果てる事小一時間。

困った時は電源オフで人間もキカイも頭冷やすのが一番ってことで、マシンをシャットダウンして喫煙コーナーで一服して、電源再投入してみたらあら不思議、全てが何事もなく復調してくれたんでホッとしたんだけどいったい何があったのやら。

トラブル食らう直前に何をやってたかというと、チンピラじゃないコーディング仕事で、何点か画像切り出す必要があったんで、PhotoshopとImagereadyを頻繁に行き来してて、本来Imagereadyが扱わない方が良いと警告される、40Mbオーバーのドキュメント弄りさくっとったら急に調子悪なったが(富山弁)。

web系の仕事してるといつも思うんだけど、最終的な成果物と、それになる前の中間ファイルや素材の間でのボリュームの格差が、シャレにならんぐらい大きいんだよな。なのでwebページに表示される一枚の画像が出来るまでに、かなりヘビーなデータとアプリのやりとりが発生するわけで、オレはどうにも肌が合わないのでDreamweaverとFireworksの組み合わせはパスして、DreamweaverにPhotoshopとImagereadyでの画像作成、で仕事させてもらってるんだけど、こっちも結構マシンに負担かけるみたいね。Fireworksよりはマシな感じはあるけど、Imagereadyも結構マシンに負担をかけるというか、ある時突然いろんなものが重たくなってしまう時があるような気がする。改善策はどのあたりにあるのだろうね。マシン新調? CSシリーズを最新のものにアップグレード? どっちも金かかりそうで面倒だよなあ…。


2011-02-10 この日を編集

[Day] 変な仕事が降ってきた

時間限定で各種サイトの情報更新をやる、という小仕事。声かけてもらったので首突っ込んでみたが、なにせ立ち上げ直後の仕事故にいろいろ手間取るばかりで、最初に切った作業時間が、今のところかなり足りない感じだ。この辺は馴れたらどうにかなるものなんだろうか。一応平日夜のお仕事が一つ出来たので、良いギャラもらえるような方向に持って行きたいところなんだけど。

ちなみに(その1)、いわゆるフーゾク系のお仕事で、こっち方面は多分数年ぶりなんだけど、なんですな、こちら方面のお仕事に就かれるお姉さま方、ちょっと見ないうちにずいぶん垢抜けているんですな。役得と思ってじっくり観賞させてもらってます(w。

ちなみに(その2)、作業のもろもろの連絡にSkypeを使ってる。といっても通話じゃなくメッセージの方で利用しているので、ちょっとしたチャットツールとして使ってるんだけど、これちょっと面白いな。相手が文字入力してる時にエンピツっぽいアイコンがこそこそ動くんだね。で、向こうがこそこそとエンピツ動かしてる最中にこっちがメッセージを割り込ませると、突然エンピツアイコンの動きがさささ、って素早く動くの。バックスペースか入力キャンセルしてるんだろうね。あ、書き直すんだ、ってのがこっちからも見えるのがなんだか面白くって。

仕事の連絡にSkype使います、って聞いた時は、ヘッドセット付けた間抜けなオッサン風になって仕事すんのはイヤだなあ、って思ったんだけどこういう使い方もあるのな。世の中知らないことに満ちておるわ。

時間内には全然仕事こなせなかったので、明日も罰ゲーム的にがんばってみよう、ふう。


2012-02-10 この日を編集

[web] webストレージは便利だけどね

昼過ぎに仕事してたら、いきなりDropboxのメッセージウィンドウがぽこぽこ開いてどうしたことかと。見てみたら、おなじみTRちゃんが自分の会社の事務方資料やら何やらをどんどん共有フォルダにアップしていた模様で。タイトルだけ見ても、なにやら各所向けの請求書やら、どこに出すのかわからんけど財務計画書やら、ここ数年分の確定申告提出データやら、いろんなモノが丸見えなんですけど。

「大丈夫なの?」ってメールしたらば程なく電話があって、「フォルダの整理してたら間違えてアップしちゃって」だそうで、まあこっちが見てないうちにさっさと削除しちゃってよねって事で落ち着いたんだけど、webを利用したデータのストレージって、便利だけどちょっとしたうっかりがえらいことを引き起こすきっかけにもなっちゃうよなあとは思った事でした。

TRちゃんとは別系統で、やっぱりDropboxとSkypeチャットをベースにしてやっている仕事があるんだけど、そちらでもちょいちょい、チャット側で本来こっちが聞く必要のないメッセージが割り込んできたりすることもあるのでね。

webを利用した大容量(やや裏技風味だけど、Dropboxも5Gb使えるもんね)のデータストレージサービス、うっかりしてると割とヤバいモノを人目に晒す事になっちゃってるのかも知れないな。人のフリ見て我が身を直す、ようにしよう。


2013-02-10 この日を編集

[Day] 明日も休みなのかい

さっき知ったぞ…。

[Oldbooks] 「面白い」かどうかは何とも言えんが

9784537252088今回も先日の買取り分。近現代史編纂会・編著「面白いほどよくわかる 日露戦争」。開戦から講和締結に至る流れを、ポイントとなるトピックを見開きページでわかりやすく解説した本。んまあ「こんなとこかな」って感想か。基本的には司馬史観だけが正解じゃないよ、という「歴史群像」寄りと言えそうなスタンスで、その立ち位置はちゃんとしてるので、まあ初心者には有用だが口うるさいミリオタには物足りない本、という感じかな。ただ、戦費調達の部分に一章を割いているあたりは割に評価できるかも判らん。

そんなこんなで自分にとっては軽い読みもの、ってポジションに落ち着く本だったかな。夢中で読み耽る様な本じゃなく、さらっと読んでいくような感じの本。

別にダメな本とは思わないけど、amazonのレビューが左翼的かつ自虐的で東京裁判史観に染まりすぎなんてコメントでちょっとびっくりしたわ。ブサヨを自認する自分なんだが、この本からはそこまで左がかった(つまり我が意を得たりと思えるような)ニュアンスは全く感じられなかったんだけどね。何が気に入らなかったんだろう、このレビュアー氏におかれては(^^;。


2014-02-10 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

単純作業のBGVに日曜深夜分、「ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル」、「のうりん」。セシルちゃんがどうやら(オレの嫌いな)選ばれし者系の存在である事を匂わせつつ、お話的にはじいちゃん大活躍回だった「ウィザード…」、まあおもしろかったけど、こいつは法廷もののロジカルな部分の面白さ、ってのはハナから捨ててるんだな。逆に推してるのは、アクティブ弁護士が自分で真犯人を見つけちゃう、という、たまに二時間ドラマでみるようなノリなのね。そう思って見れば、まあこれはこれで。

そういえば今回の主役の霧ジイ役の茶風林さん、二代目波平に決まったそうで。いろいろ大変でしょうけど、頑張って下さい。

「のうりん」は、なんとなく慣れた。適当に流しておいて、パロディのところで半笑いする、ようなアニメなのね。つーか登場人物自身が「先週は割と良い話だったよ」って言ってたのにちょっと笑ったわ。


2017-02-10 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

週末直前まで。「幼女戦記」、まあ幼女の戦記なんだけど、この幼女は実は結構なスキルのあるビジネスパースンでもあり、そんでもって置かれた環境からなんとかズルして楽しようといろいろやることが裏目に出て…、ってところが面白いんだけど、えーと、部下の兵士たちはどのような理由でターニャに忠誠を誓うことになったので? 逃げたら殺される、とか言う理由ではないよね? それはともかくOP、EDまですっ飛ばして描かれる魔導大隊の初戦は、なかなか見応えありましたな。

「ガヴリール…」は後輩ちゃんがやって来る話。ガブちゃんの天使モードってのはあれだな、同じ動画工房製ってことで言うなら、「未確認で進行形」の紅緒様の学校モードなんだね。

「ACCA」は良い意味でスタイリッシュ。「小林さん」と「このすば」も安定銘柄で面白いですね。


2018-02-10 この日を編集

[Day] 3連休だと?

初日から雨ですけどね(嬉しそう)。まあ自分には関係ないですが、ちょっと古本の収納スペースの整理はしたいと思ってるんだけど、

寒い(^^;。

[Anime] 定期視聴番組

週中盤。「ゆるキャン△」「恋は雨上がりのように」「ハクメイとミコチ」「刀自ノ巫女」。「ゆるキャン」、豊崎愛生さんがいいとこ持ってってるなあ。ネイティブであんまりディフォルメされてない関西弁は、聞いてて気持ち良いっす。「恋は…」、店長のバックグラウンドが垣間見える話。文学青年だった過去を完全には捨てられない人なんだね。

「ハクメイとミコチ」、ハクメイのキャラ建てがちょっとユニークというか何というか。それなりに経験を積んで、自分の能力を冷静に評価できて、出来ないことは「出来ない」とちゃんと言える人物、という設定はかなり新しいし、ステキなのではないか。声をあててる松田利冴嬢のお芝居も良いと思う。人もあろうにゆーりに「とんでもねーすげえ馬鹿」といわれた人と同一人物とは思えないぜ(w。「刀自ノ巫女」はその調子でどうぞ。なんか「半笑い枠」とか言ってるからバカにしてるみたいに思われがちですけどそうじゃなく、各期に一つか二つ、何となく見てても楽しい作品、ってのは大事だと思うんでね。そういう意味でこれはこれで大事なんです。


2020-02-10 お久しぶりでございます( ̄▽ ̄;) この日を編集

[Day][逸級介護士][Anime][TV][News] いろいろ、雑多に

なんか書き込むタイミングを逸してしまってご無沙汰でした。困ったときは箇条書き、ってことで思い出しつつ何とか補完してみます。

2月6日

久しぶりに「航空ファン」、'70~'80年代で28冊のご注文。このあたりの本はなあ、うちの店のオープン前にデータ作ってた分が結構あるから、多分相当深いとこに埋まってるだろな、ってことで腹くくって掘り出し作業。深いところにあったのは幸運なことに数冊で済んで、他は比較的すんなり掘り出せた。とはいえ全部そろえるのに半日かかってしまった。そこからのクリーニングと梱包作業で、結局準備が出来たのは晩飯あと。仕方が無いので即日発送はあきらめました。

訃報。俳優カーク・ダグラス (asahi.com)。大変申し訳ないのですが、このお名前を目にして最初に連想した映画が「スペース・サタン」だったというね(^^;。マジソンズさん曰く、というわけで、『スペース・サタン』は出演者3人のキャリアを撃沈した呪われた作品である。自分の中では"男性名優がケツを丸出しにする映画は大概クソである"の法則が出来たんだけど、残念ながら他の例として思いつくのがジョージ・クルーニーの「ソラリス」だけなので、法則ってのは言い過ぎかもわからないw。ともあれ103歳は大往生でしょう。たくさんの名画をありがとうございました。安らかに。

2月7日

「航空ファン」は重たいんだよね。それを28冊。80サイズですがな。原チャで行こうかなあと思ったんだけど、カミさんが「歩く」って言うのでしかたないから付き合うことに。まあ歩いて5分ぐらいの距離なので何とかなったけど、やっぱ腕が笑ったなw。その後カミさんと歩き。「ローソンの方へ行く」と言うので先日寄った定食屋さん目的かな、と思ったら「しばらく行ってないからお寿司が食べたい」などと言うのでくら寿司まで。前回あんまり皿が取れなかったのが経験値を上げてくれたのか、今回は「取れる、私にも皿が取れるぞ!」 (cv.池田秀一)って事で、今回は結構皿が取れました。あと、前回の経験から、回転寿司というのはぼーっと待ってちゃダメで、積極的に食いたいもんを注文せんと行かんのだな(^^;。カミさんも結構食ったので、今回はなかなか結構でした。帰りはタクシー拾いたそうだったけど、上手いこと通りかかってくれなかったのでお家まで頑張って歩きましたとさ。

「空挺ドラゴンズ」、空賊が襲ってくる話。どんどん「ラピュタ」に寄っていくな。いっそタイガーモス号みたいなデザインにしたら良かったのに。ミカの強さが際立つ回、というか空賊側が無能すぎるよね。フィギュアが始まったもんだから、アニメが消化しきれないっす(^^;。

2月8日

先日「航空ファン」を注文してくださったお客様から、さらに追加で15冊のご注文、ひい(^^;。ちょっと透析帰りのカミさんの世話とかしてたら結構時間取られちゃったので、今回も即日発送不可能。ごめんなさい。本そのものは比較的浅いところにあったのでなんとか揃えられました。明日発送します。

フィギュア四大陸SP、女子は紀平ちゃん、男子はユズ君がトップ。久々にプーさん吹雪を見たw。韓国は自粛しなくてよいのね。女子フリーは紀平ちゃん。四回転には挑戦せず余裕で優勝。ま、ロシア勢いないからなー。

2月9日

今日は15冊+1冊の発送。原チャでもいいんだけどせっかくまとまった儲けが出たんだから帰りに一杯やるべえ、ということで頑張って歩き。今回は西鈴だからね、さすがに腕は笑うわ腰は痛いわで結構しんどかった、だけにそのあとのビール&ポン酒は最高ねw。

フィギュア男子はユズ君優勝。ま、ネイサンいないからなー (意地悪かなあ)。「翔んで埼玉」も録るには録ってるんですけど、観れるのはいつになるかなあ。

カミさんは今日はやや嘔吐気味。んー、油が良くないのかなあ。一回捨てて新しいのにした方がいいのかな。揚げ油、戻して再使用しているのが良くないのかも。

2月10日

透析を受けている病院からCT検査の必要があると言うことで、今日は朝から中央病院へ。撮影自体は結構スムースで、こっそり院外に出て (瞬間的に結構雪降ってて焦ったぜ) 一服して戻ったらもう撮影完了してた。朝食摂っちゃダメ、ってことだったのでこのタイミングで病院の地下のレストランでちょっとだけ遅めの朝食。注文した直後にお腹の調子が悪くなって、比較的長めのトイレタイムに入っちゃったもんだから、あたしゃワンモー・カップオー・コッフィー♪。帰りのタクシーがやや暖房と芳香剤強めで吐かないか心配だったけど、何とか持ちこたえてくれました。

てなここ数日でございました。

[Books] 量子魔術師

量子魔術師(デレク・クンスケン/著 金子司/翻訳) デレク・クンスケン 著/金子司 訳
カバーイラスト Shinnichi Chiba
カバーデザイン 日高裕也
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012258-4 \1340(税別)

知恵熱暴走中

遺伝子操作によって産み出されたホモ・クアントゥスと呼ばれる新人類。彼らは常人をはるかに超える量子解析力を有しており、彼らにはたとえば電子の振動数が波に見え、さらにそれに干渉することも可能なのだ。この能力を利用するただ一人の詐欺師、ベリサリウスの元に小規模な星間国家、サブ=サハラ同盟から一件の依頼が。それは"世界軸"と呼ばれる超空間ゲートの向こうに係留され、厳重な監視下にある戦闘艦12隻のうちの半数を監視の目をかいくぐってゲートを通過させて欲しいというものだったのだ…。

「量子」とか言われて結構分厚いボリュームを目にして、最初は「小難しいハードSFだったら嫌だなあ」なんて思ったんだけどそんなことは全くなく、どちらかというとコン・ゲーム的なアクションもので、そこに様々なSF的な意匠が施されている、様なお話だったので一安心w。SF的にはやはりホモ・クアントゥスの描写が面白いか。量子を解析し、それを操る上で「量子フーガ」と言う状態に自らの量子を操る能力やスピードを上げていくんだが、その代償として体温が際限なく上がっていく、と言う危険性も持ち合わせていて…、なんてあたりがなかなかいい。それ以外にも、ホモ・サピエンスとは違う様々なホモ・なんたらが登場してくるあたりも興味深かったり。

その上で、お話の方はどちらかというとオーソドックス。特に前半は困難なミッションのために様々なスペシャリストたちをスカウトしていく話になっているんだけど、ここは結構楽しい。前述したコン・ゲーム的なノリとそれぞれのキャラの面白さがあるのだね。空気を読まない爆弾の専門家の女性やら、自分が聖マタイの生まれ変わりだと信じている(その名もセント・マシューw)AIの専門家だったり、ベリサリウスの詐欺師としての師匠だったり…。

そして集まったメンバーによる、戦闘艦ワープ作戦が始まるわけだけど、ここからがちょっとどうかな、って気がしてしまう。一つにはそれぞれが様々なミッションに取り組むわけだけど、それがしばしば「アナタは何をやっているんですか?」って気になってしまうことが結構あるのと、もう一つは「スター・ウォーズ」のEp.6あたりから顕著な、アクションが並列で進行することからくる盛り上がりが阻害される感。こういう場合、各キャラクタはそれぞれの成果を持ち寄って、最後は全員そろってラストの大タチに突入、ってのを自分は期待してしまうんだけど、残念ながらそうなってくれないの。次にみんなが揃うのが打ち上げ会場って、それはちょっと(^^;……。

そんなこんなで後半はちょっと首捻りながら読んでしまう羽目に。もちろんコン・ゲームスタイルから始まってそれぞれのキャラの個性を活かした作戦たち、最後にはスペース・オペラの要素まで持ち込んでサービス満点ではあるんだけど、やっぱりちょっと長いなあ、って気はしたな。もう少し刈っても良かったんじゃないかしら。

★★★


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