ばむばんか惰隠洞

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2004-03-07 この日を編集

[Day] 雪だ…

居間の窓から外を眺めるなんかすごい勢いで降ってるぞ。うう寒い。この雪の影響なのか、録画中のF1オーストラリアGP、途中で15分ぐらい電波が途絶えてしまったではないか。復旧したときにはすでにジェンソンは追い抜かれた後であった。むう。

とりあえず今日中に次の古本屋用商品登録を済ませて、来週は放ったらかしにしてた確定申告を仕上げて、なんか大量にやって来るという本業の作業に備えなくては。なぬ? ワシにPerlスクリプトを書けとおっさるディスカー?(^^;)

というわけでこの日の分は翌日の記入。

[F1] オーストラリアGP決勝

もうひとつパッとしない感じのレースではありましたな。寒すぎてミシュランタイヤに不利になっちゃって、ロン・デニスがレース後ぶー垂れた、とかいう話もあるそうですが。とりあえずなんか、前に見たようなレースちゅうかなんちゅうか、呆れるほど速いフェラーリでございました。CSじゃ今宮さん、川井ちゃん、森脇さん、口を揃えて「問題はマレーシア」と言うてはりましたがどうなるんだろ。ルノーには期待できるのかな? ウィリアムズはどうだろ。去年も序盤は結構苦労してたし、真価を発揮するのは中盤以降になるのかな。

[TV] 定点観測番組

「頭文字D」、「光と水のダフネ」、「キャプテンハーロック」…は録り損ねた。んで「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。「デカレンジャー」、イエローがエスパー、ピンクが変装の名人、とちょっと面白い設定がされてるのに対して男性軍。バカなレッド、根拠なしナルシーのブルー、逆立ちして考えるグリーン、つーのはなんかしょぼいなあ。ついでに、今回は女の子二人のセリフが非常に聞きやすく、良い感じなのに対して男の役者さんが誰も彼もお芝居も台詞回しもイマイチな感じでちょっとなあ。早く上手くなってください。お話は、なんかマトリックス風味で面白かったです。

「ブレイド」のほうは、相変わらずぶいぶいお話が回ってます。テロメアがどうたらこうたら言い出しておりますな。つー感じで。


2005-03-07 この日を編集

[Comics] お買い物 (19:49)

いしいひさいち「武士道満腹物語」(ひさいち文庫)。忍者モノでも平次モノでもない時代劇ネタも結構あったんだな。

[PC] OpenOffice.org 2.0Beta (20:50)

日本語版βバージョンも出てるのね。リリースノートはこちら。実際にインストールされるバージョンは2.0にはちょっと届かない1.9.79。入れてみたけど、うむう、こりゃちょっと重たいねえ。もうちょっときびきび感が欲しいところだなあ。マシンスペックが足りないからなのか、ベータ版ゆえのもたつきなのか、さてどっちでしょ。

[tDiary] エロワード検索はもういいですぅ… (21:01)

「18禁」だの「ヌード」だの「レイプ」だの「拷問」だの、あまりにあまりな検索ワードの大群にうんざりしてしまったので、極力サーチエンジンからのリンク元は表示しない方向で。"search"を含むURIは問答無用で表示しないようにしようかな、とも思ったんだけどそれはそれでなんかヤバげな気もするので、個別に指定。結構いろいろあるもんだな、検索エンジンと一口に言っても。

エロワードはともかく、それ以外の検索ワードにどういう物があるのかは、ちょっと知りたい気もするんだけど、このエロワード検索の無限連鎖は、もう満腹ですわ。


2006-03-07 うーむの日 この日を編集

[Day] 可及的速やかに… (17:09)

手元に3万円欲しい。なんかいい手はないだろうか。

金目のものをヤフオクにがんがん出品する
そもそも金目のものがないわいな。ウェーブの1/43 SV-01改(レジンキット・未組立)、とか模型道楽の1/76ポインター(メタルキット・未組立)とか、買手つくかしら。あとはそうだな、ウィリアムズの1/32 P-35とか1/72 C-46とか…うわヤベ、書いてたらもったいなくなってきた。出すのやめ。ナナオの19インチ液晶モニタ……これは有望だな。でも今使ってるディスプレイ、最近調子悪いからなあ。
3万になるまでブクオフに本を送る
ブクオフって1冊いくらぐらいで引き取ってくれるんですか? 文庫だと20円とかですかね? それで3万稼ごうと思ったら……1500冊? おいおい、今現在の軽石庵の文庫の在庫が1900だっつーの。
たぶんどこかに落ちてる(かもしれない)30万円入った財布を捜す
いやそれは毎日やってるから。拾ったこと無いから。
カミさんに借りる
貸してくれそうにない(つoT)
倅に借りる
ホントに貸してくれたら、それはそれでなんか屈辱的だ。
必ず貸してくれるところから借りる
これは超危険なので絶対やりません。

ふんむー、やっぱり正解は「キャッシュカード持って銀行に行く」、だよなあ。それをしたくないからいろいろ考えちゃうんだけど。

うーむ、うーむ。

[web] うーむ、その2 (25:14)

田中宇の国際ニュース解説から、日本を不幸にする中国の民主化

うーむ、うーむ、うーむ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

すみけん [> 文庫だと20円とかですかね? 文庫は安いです。400〜600円の本で10円〜20円ならいいほう。 ハードカバー..]

rover [不良在庫の処分って意味でも一度使ってみようとは思いつつ、不良に見えた本が突然売れたりするのも古本屋っすからねえ。 ま..]

もんちぃ [古いゲームやゲーム機をヤフオクに出してみるとか。]


2007-03-07 この日を編集

[Day] ムッとしただろうけどこっちもご同様なんだよ (23:22)

今付き合ってる仕事相手のひとつが、どーもこう、メールの常識がない人で、Subjectナシのケータイメールで、かつ署名も無しに「進捗どうですか」しか聞いてこなかったり(もちろん返事してあげない。すぐに電話がかかってくるので『すいません、spamフィルターに引っかかってたみたいで』などとシラを切る)、こちらがメールで教えてあげた内容を、これまた出先から電話で、「もう一度教えて」とやらかしたりしてくれるんで、えーかげんムカついてたんだけども、今日の午前中、どうやら机を借りてるらしい会社からのメール(当然、送信元アドレスは初見)で、例によってSubjectなしで、「これこれのサイトに、先日設置してもらったCGIと同じ物を置きたいんですがすぐ出来ますか? H(←名字)」とだけ書かれたメールをもらってさすがに切れた。

速攻で「どちらのH様でしょうか?」って返事したらその後音沙汰なくなった。

儲けよりうっとーしさの方がやや上なので、切れても大して辛くはないんだけど、問題はこの人、懲りない人なんだよなあ。そのうち何事もなかったかのように連絡してきそうなのがまた鬱だわ。

[web] 残りの3人 (24:21)

少し前に、Studio4人組の一人、ジェフリー・ジョーンズのサイトを見つけてラッキー、って話をしたけど、残りの3人のサイトも見つけたぞ。マイケル・カルータバリー・ウィンザー=スミス、そんでもってバーニィ・ライトスン…はComing Soonか…。

あたしゃこの4人の中ではジョーンズとウィンザー=スミスのファンなんすけど、サイトの充実っぷりって点では、カルータが一歩リードっすかね。とりあえずカルータの描くバンピレラは、はなはだしく色っぽいなあと思った。


2008-03-07 この日を編集

[Comics][Day] 買ったは良いが読めてない (23:06)

鉄腕バーディー(ゆうきまさみ/著)ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」(18)。「ゆうきまさみサスペンス 秘境湯けむり怪事件 美人捜査官と弱気な高校生が挑む1000年の呪い!」(ぉ)の解決編、らしい。だってまだ読んでないんだもの。

なにしろ突然、洒落にならん量のコーディング仕事が舞い込んで来ちゃうんだものな。3月10日までに30ページ(こっちは何となく出来そうな気がしてきた)、3月17日までに110ページ(えっ!?)。こっちは、おおもとのCSSが書けたら、あとは大半がテキストの流し込みで済みそうだけど、にしても量がバカにならな……

フィックス17日?

えーと、オレはいつ確定申告を書いて、お役所に提出したら良いんだろう。


2009-03-07 この日を編集

[Day] すくらんぶるだー、ごごっごー (11:17)

またかよ…。

岸和田行ってきまーす、おー(カラ元気)。

[Day] 無事帰還

んーと、人通りの多いところに置かれたキカイには何が起きるか分らない、ってのが教訓と言えるだろうか。しかしまさかこんな……。

とか言ってる割に解決策はキーボード引っ張り出してCTRL+ALT+DELで済むような話ではあったんだが。

それとは全然別の話になるけれど…

現場に向かってとぼとぼ歩いてたら、後ろからヤケにうるさいクルマが走ってきたなー、と思ったらランボルギーニ・ディアブロだった。すごいねー平べったいねーと眺めてたら、買物帰りでキャベツやら長ネギやら詰め込んだフクロ持ったおばちゃん二人。「あらーあのクルマ」「あれやな、らんぼるぎーに・なんたら言うヤツやろ?」

すげーな岸和田のおばちゃん。

[Books] 侵略者の平和

978489456759797848945679179784894568242 林譲治 著
表紙・装幀 佐藤道明
ハルキ文庫
ISBN978-4-89456-759-7 \580(税別)
ISBN978-4-89456-791-7 \620(税別)
ISBN978-4-89456-824-2 \660(税別)

異星文明を察知するため、宇宙に放たれた探査プローブたち。それらが異星文明と遭遇するには、さらに数百年の年月を必要とした。そうして発見された五十光年先の異星文明。その調査に赴いた那國の調査隊は、その不可解なありように首を捻ることになる。惑星を回る衛星にはおよそ12000年前に建造されたと思われる、マスドライバーの遺跡が残っていながら、惑星本体の文明レベルはようやく内燃機関が実用化されたあたり。しかもこの惑星に暮らす生物たちの特徴は、あり得ないぐらい那國の人類のそれに酷似していたのだ…。

買取物件からピックアップシリーズ、その8。かつて人類は銀河の覇者だったのだー的展開ってのは、古典的なSFでもしばしば取り上げられるネタではあるけれど、かなり硬め、と言っても良い仮想戦記もものされている(なんちゃって読んではいないんですが)林譲治氏、ファースト・コンタクトSFの体裁を採りながらその実、やってることはかなり微に入り細を穿ったシミュレーションSF、ということになっている。一方はFTLを手に入れるレベル、もう一方はようやく第一次世界大戦を乗り切ったあたりの技術レベルにありながら、社会的な成熟度という点では実はそれほど大きな隔たりがない二つの文明が遭遇した時何が起きるか、って話を、思いきり余談や先入観やエモショーナルな部分をカットしてシミュレートしてみました、な作品。ハードSF的部分、シミュレーション戦記(もうちょっと括りは大きめだと思うが)な部分、ラノベ的なノリの良さ、そんな、いろんな要素を詰め込んだ欲張り作品だが、根底をなすのは国家レベルでのシミュレーション戦記の部分になるのかな。

で、そこのところでかなりシビアな話の持って行き方をしているのが、いろんな意味で賛否を分かつことになってしまうんじゃないかな、という気はする。人がたくさんいて、そこで勢力争いが発生する時、しばしばキイとなるべきであったり、キャラクター的にある程度「立っている」存在があったとしても、で、物語として考えればそこには物語の作者によるさじ加減の按配がなにがし作用するものなのだが、当然現実はお話じゃないので、そこでの駒たちの軽重というのはあくまで偶然に左右される。それではお話にならないから、物語の作者は偶然の部分に神の手を少し伸ばしてきて、そこがお話の出来を左右する事になるのだろうと思うけれど、本作ではあえて、その神の手にかなりきつめの行動制限をかけているように感じられる。結果、その他大勢の人々がCGツールのパーティクル程度の扱いしか為されてなかったり、かなり重要な人物であっても、お話の展開によっては、理屈ではそうなるのだろうが作劇のノウハウ的にその扱いはダメなんじゃないかと思ってしまうような結末が用意されていたりして、非常にこう、なんというか後味が悪い。ついでに佐藤道明氏の挿絵も、それ真面目に描いてますかー的に印象悪い。

同じ設定の世界を舞台にした、「暗黒太陽の目覚め」も在庫にあるんだけど弱ったな、激しく読む気が失せてしまったな。ここは飛ばして「ストリンガーの沈黙」やら「進化の設計者」とかに進んだ方が良いんでしょうかね。

あああと、いつものパターンなんですが、「クェラー・ドライヴ」やら「ゲイ・エリス中尉」、果ては「ハリントン・ストライカー映画社」とかいうワードで、ついつい舌打ちしてしまうのはオレの心が狭いからなんでしょうね、きっと(w。

★★☆

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

MASH [いやいや、おばちゃんにとってはスーパーカーっぽい車は全部「らんぼるぎーに」かも知れませんよ。「らんぼるぎーにの おに..]

rover [た、確かに……(^^;)]

ソノヤマ [いやいや、岸和田の人のだんじりを見分ける目をあなどってはいけませんよ。]

rover [オレは外様なんで、いなせなお姉さんの分類の方に夢中になっちゃうんだよなぁ…]


2010-03-07 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (24:01)

先週後半ぐらいからかなり真面目に仕事してたので、今日になってまとめて。ホントはまだやっとかんといかんことがあるような気がするんだけど、昼飯がピザにビール、晩飯がおでんにポン酒では仕事に集中できるわけもなく(w。

ってことで「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」、「デュラララ!!」、「ひだまりスケッチ☆☆☆」、「とある科学の超電磁砲」、「マクロスF」(再)、「戦国BASARA」(再)、「聖痕のクェイサー」、「天装戦隊ゴセイジャー」、「仮面ライダーダブル」、「ハートキャッチプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。

いきなり総集編が挟まった、てんで少し前に部分的に祭りになってた「ヴァンパイア…」、関西ではかなり遅れてやってきてましたな。

セルティの首にまつわるお話の「デュラララ!!」、製薬会社のお姉さんの弟くんの彼女(ややこしくてすまん。キャラと名前を上手く関連づけられないんだ)の顔がセルティの首って話? したらセルティ首とセルティ身体にはそれぞれ別な人格が入ってるって話になるんだけどそういうものなんだろうか。それはそれでちょっと違うような気がするな。

「ひだまり」はカニチャーハンの話と創作に行き詰まるゆののお話。ま、これはこれで。

土曜深夜。どれも面白かったんだけどそれ以上にインパクトあったのはジャパネットたかたのCFだったかも。「昨日の新聞をご覧下さい!」ってのは、深夜アニメでしか言えないセリフだよなあと思った。あああと、「クェイサー」の早水リサさん、やっぱ上手いね。

日曜朝。スカイック、ランディック、シーイックの属性ごとに得手不得手があるって言う設定は面白いと思うし、上手く使うとちょっと新しいお話が創れそうな気もするんだが、今回はそこにスカイック族の個性である、ポジティブで楽天的な性格ってところもあわせてフィーチャーしてきたもんだから、お話のオチの持って行き方にやや弱いところがあったような気がするな。種族ごとの得失から来るエピソードと、性格的なところのお話は分けた方が良かったじゃないかな。「ダブル」はなかなか快調。

「プリキュア」も面白いです。女の子たちのお顔が、前からだと幼いのに横顔になるとちょっと大人びて見えるのが面白いですな。しばらくは「どれみ」的な、お友達ピックアップシリーズが続くのだろうか。

「ハガレン」も盛り上がってきてて楽しいですな。                                                                               


2011-03-07 この日を編集

[PC] セルメダルがいっぱいだ

Windows XPの標準のサウンドセットのうち、「システム通知」に割り振られている音があって、これが妙に仮面ライダーバースがセルメダルを使う時の音に妙に似てて(まあこちらは一音だけなんだけど、間抜けな感じが妙に似てるのね)。普段めったに鳴らない音なので、今まで気にしてなかったんだけど、今やってる仕事がDropboxでデータ共有していて、特定のタイミングで大量にデータが更新されるものだから、ぼんやり仕事してると突然、ぽぽぽぽぽぽぽぽと抜け作な音が連続して鳴り響いてくれて、割と仕事の邪魔になってくれちゃうんだった。

もうちょっと邪魔にならない音に変えようと思ったんだけど、昔々、Win95時代のTechログインか何かの付録で付いてた、声優さんたちがWindowsのシステムサウンドを喋ってくれてたデータをまとめておいたCD-Rが見あたらないんだった。(丹下)さくらたんやら(日高)ノリコたんやら塩沢さんやら鈴置さんやらが飛田さんやらが、いろいろくっちゃべくってくれてる楽しい音源なんですけど。

むー、どこに行ってしまったのやら。このままではプロジェクトが終了するまで、オレのマシンからはぽぽぽぽぽぽぽぽと抜けた音が盛大に鳴り響いてしまうぞ。

[Day] ジェネレーションギャップがいっぱいだ

ちょっと送金の用事があって銀行に行く途中、前を歩いてたJK二人組の会話が耳に入ってきて。ケータイ・アプリの話題だったんだけど、昔のゲームがケータイで遊べるようになってて、自分達以上に親が結構はまってるって話で、

「おかーさんとか、今『クラッシュ・バンディクー』にはまりまくってんねん」だって。

女子高生の親やってる世代が、オリジナルの「クラッシュ・バンディクー」をプレイしてた世代になるのか…。

そりゃ最近、普通に歩いてるだけで妙に股関節が痛くもなるわなあと思ったことでした。ふう。


2013-03-07 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

「まおゆう」、「さくら荘のペットな彼女」、「みなみけ ただいま」、「PSYCHO-PASS」、「たまこまーけっと」、「ヤマノススメ」、「まんがーる!」、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」、「新世界より」。割と力作っぽいのが揃ってたかな。

「まおゆう」、とまっちゃんの熱演には感心したけど、身代わりで捕まったら酷い目に遭うかも、みたいなコンプライアンス(w が全くなされていなかったので、「いきなりそーなんのかい」ってあたりはちょっと気になった。そうなる前に助け出してこそ勇者でしょうに。

「さくら荘」、夢に向かってがんばる若者の多くは、その夢を完全にかなえることは出来ないんだ、ってところをちゃんと描いた前半は、シビアだけど割に説得力はあると思った。ただ、後半の夢破れた若い衆の描き方はちょっとなあ。大きな壁にぶつかって、現実の理不尽さを思い知った主人公が、そこで半歩でも成長してないといかんと思うんだけど、相変わらずの逆ギレなのでなんだかなあ、と。

「PSYCHO…」は面白いと思うけど、なんというか思想性の稀薄な押井アニメを見てるような気も同時にしてきますな。衒学的だが押しつけがましくない、みたいな。で、それは美点とは言えないと思うんだけどね。

「たまこ…」、あんこと父ちゃんのコイバナ編。悪くない話だったと思うけど、あんこ(現在)と父ちゃん(過去)のエピソードが単に並行して語られただけ、ってのは残念か。あと、好きな人の許に急ぐ女の子が途中でコケる、って演出はそろそろ禁止するべきだと思う。


2014-03-07 この日を編集

[Day] お仕事追加

前々からアナウンスはあった、ずっとやってた定期のお仕事の追加作業の詳細が出たんで、昨日はそいつのための情報収集で結構時間を取られてしまった。で今日からちょっとずつ実作業に着手中。むー、MovableTypeベースなのね。そこですでに厄介だなあ。とにもかくにも手順は掴んだのでちょっとずつ進めてみる。

んでも今週末は確定申告と格闘、が優先だな(^^;

[Anime] 定期視聴番組

「中二病でも恋がしたい 戀」、「未確認で進行形」、「ウィッチクラフトワークス」、「凪のあすから」、「鬼灯の冷徹」、「キルラキル」。「中二病」、実にありふれたボーイ・ミーツ・ガールにものっそいイフェクトをかけてきてるお話なのね。そう考えたらこれはこれで、微笑ましい。

「未確認…」はとても楽しい。比較的キャリアの浅い声優さんたちで回してるんだけど、この人たちがみんなかなりデキる人たちでなかなかいい感じ。「ウィッチ…」はまあ、深夜アニメスタンダード、っぽいな。

「凪…」は人魚姫的テイストも盛り込んできましたなあ、いろいろ痛い方に話持って来ているなあ、とは思う。「鬼灯…」は流し見、「キルラキル」は相変わらず勢いハンパねえ。

[Books] ボーンシェイカー ぜんまい仕掛けの都市

ボーンシェイカー : ぜんまい仕掛けの都市(Priest,Cherie/著 市田泉/翻訳 プリーストシェリー/著) シェリー・プリースト 著/市田泉 訳
カバーイラスト Shan Jiang
カバーデザイン コードデザインスタジオ
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011852-5 \1100 (税別)

進撃しないドリル

アラスカの永久凍土の下に眠ると言われる莫大な金鉱、アメリカへの譲渡話も持ち上がるタイミングで、ロシア政府はこの金鉱を採掘できるマシンを作り上げたものに莫大な賞金を支払うと発表する。次々と挑戦者が現れ失敗を繰り返していくなか、シアトルの発明家、ドクター・ブルーはロシア政府を説き伏せて多額の資金援助の元、一台のマシンを完成させた。圧縮蒸気で駆動させる3基のドリルと切削ヘッドを備えた巨大なマシンは「ボーンシェイカー」と命名され、ついに試運転の日を迎える。だがその日、「ボーンシェイカー」は突如暴走を開始、シアトル市街に多大な被害を与えて停止する。しかも「ボーンシェイカー」の暴走が何かの引金になったのか、マシンによって掘り返された土壌からは正体不明のガスが流出し始める。そのガスを吸ったものはたちまち死に至り、さらに恐るべきことに一度死んだ人びとは、生肉を食らうゾンビとなって復活するのだ。

人びとは「ボーンシェイカー」で破壊された旧市街を300フィートに及ぶ壁で囲い、ガスの流出を壁の内側に押さえ込み、その外側で細々と暮らし始めた。そして15年…。

南北戦争がさまざまな理由で20年の長きに及んでいるアメリカ、蒸気で動く超マシン、壁で囲まれた街には致死性のガスが充満し、その中を屍肉喰らいのゾンビが徘徊し、同時にそこを活動圏とする生者達も存在する。そんな場所にとある目的があって潜り込むことになった少年ジークと、彼を連れ戻すべく街を目指すその母ブライアが繰り広げる大冒険。スチームパンクの風味も按配良く、息子視点、母視点のカットバックもリズムが良い。母は強すぎだし息子はちょっとガーリィ過ぎね? って気もしないことはないがまあ許せる。タイトルにもなっている「ボーンシェイカー」が実はあんまり(ぜんぜん)活躍してなかったりするあたりは残念だけど、お話の展開そのものはスピーディーで大変楽しめる。

ただですね、この手のお話ってのはまず、冒頭で舞台設定である程度その世界観を飲み込んだ上で、お話に入り込んでいくのが一番良いんだと思うんだけど、このお話の場合、

  1. 自分達が知っているのとは違う時間線のアメリカで
  2. 一台の巨大なスチームマシンが暴走し
  3. 地面をほじくり返した結果
  4. 素性のわからん致死性ガスが吹き出した

ってのが前提になっているんだけど、その4.はいいのか? ドリルが地面をほじくり返したら突然良くわからんガスが出てきてさあ大変、って話なんだけど、それは何でシアトルの地下にあるの? 何が原因で出来たガスなの? そもそも「ボーンシェイカー」とはなんか関連するの? ってあたりがまったく語られず、ただ単に噴出するだけなんだよね。

で、この最初のツカミを受け入れられればその先は結構楽しく読んで行けそうな気はする。でも、「そのガスはなんやねん?」ってのが頭に残ってしまうと、もひとつ乗り切れないままお話に付き合う羽目になってしまうんじゃないのかな。自分は引っかかっちゃった口。なのでこのお話内のリアリティをいまいち信用できないまま最後まで行っちゃった感はあったかも。続編で説明があるのかもわからんけど、ここはもう一声、こっちを納得させて欲しかった。スジそのものはいい感じだったので、そこがちゃんとしてたらもっと拍手多めになったんだけどな。

★★★


2015-03-07 この日を編集

[Day] 青のろくでなし

ぼちぼちと確定申告用の書類作成を開始。とりあえず先日買ってきた「かるがるできる青色申告」が割にがっかり。Cドライブ以外にインストールできない、データのセーブ場所も指定できない、ってところで自分の中ではクソ認定です。

まあ年に一度のものだから我慢して使いますけどね(^^;。


2017-03-07 この日を編集

[Books] 勅命臨時大使、就任! 海軍士官クリス・ロングナイフ

勅命臨時大使、就任!(マイク・シェパード/著 中原尚哉/翻訳) マイク・シェパード 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト エナミカツミ
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012112-9 \1100 (税別)

回り道が伸びていく

人類勢力の辺境、リム星域周辺の調査にあたるクリスたちを乗せた王立調査船ワスプ号。不倶戴天の異星人、イティーチ族との緩衝空域付近に新たなジャンプポイントを発見、探索ブイを先行させてジャンプを行うのだが、ワスプ号がジャンプアウトする直前に何者かによってブイは破壊されてしまう。緊張しながら通常空間に転移した彼らの前にはイティーチ族の宇宙船と、さらにその向こうにはロングナイフの宿敵、ピーターウォルド家が支配するグリーンフェルド宙域の軍艦の姿が。辛うじて八十年保たれた人類とイティーチ族の講和状態に亀裂が生じようとしているのか……。

前作からあまり間をあけずに語られるお話。あらすじのような冒頭から、お話はグリーンフェルド艦との丁々発止を経て、突如出現したイティーチ艦の目的が交渉であることがわかり、彼らがその交渉相手に指定してきたのはクリスの曾祖父にしてかつての大戦の人類側の指揮官であったレイ・ロングナイフその人だった、と言う展開。言っちゃ悪いがこっちもそれなりにこの手の小説は読んでるわけで、かつて血で血を洗った相手が突然やってきて何か相談がある、と言いだしてくれば、その内容はだいたい予想が付くというもの。なので本書では、その「ああ、やっぱりね」に至るまでに色々と小ネタを挟み、なかなかその「やっぱりね」に辿り着かないような構成になっていて、そこはまあ、とっても楽しい。

この楽しさはつまり、前作までに積み上げられてきた各キャラクタの個性が良い感じに立っているが故の掛け合いの面白さ、ってことになるんだろうと思う。トラブルを引き寄せずにはおかないクリスの行動、そのロングナイフ故のトラブル・アトラクターぶりに辟易しつつもクリスを愛して止まない周辺の皆々、と言う構図が良いのだね。その上で今回は激辛コメンテータ的面白さを持った超高機能AI、ネリーの個性にまつわるお話とかも加味されている。

前の感想ではロングナイフ家だったりと言ったしがらみをいったん断ち切って、一種の遊軍的な存在となったクリスと愉快な仲間たちの冒険を描いていくお話になっていくようだなんて書いたけど、そんな事もなく、先に述べたようにおなじみの面々とのアンサンブルを楽しむ回なので(そうか?)、こっちの描写も色々ある、上にクリスの曾祖父、レイからしたら簡単には許すことの出来ないイティーチ族側の事情みたいなものも説明はあって、総じて過不足無い出来にはなっている(ああでも、本書のクライマックス付近はちょっと物足りないかもな)とは思うんだ。

ただ、そのいろんな物への対策が、読んでるこちらからしたら「そこはいいからさっさと先へ進もうよ」って気にさせてしまうことにもなっていないかな、って気はするのだな。前述したとおり、こうなったら次はこう、で、しかもその予想は当たってる。だったらこちらとすればその「次」に向けてどういう話が展開するのか、ってところに興味が移ってしまっているのに、お話の方は行くべきところが判っているのになかなかそっちに進んでいかず、良く判らん回り道に話を進めていくところに、「なんでそっちに行かないの?」って気持ちが出てきてしまうのだな。

予想できてる展開があって、そこを外し気味に回り道をする、と言うのもまあ、焦らしのテクニックとしてはありだと思うし、一回だけなら受け入れられると思うけど、本書はそれが二回あり、しかもその結果、こっちが読みたい「次」はたぶん次巻以降にね、ってことになってしまっているのはなんだろな、「待たしよるなあ」って気分が先に立つ。面白いし、長く続くシリーズってのにはこういう無駄足的なパートも必要、というのも判るんです。なんせこちとら「グイン」に付き合ってきたんですから(^^;。

そこをこの先上手に捌いてもらえたら、長く楽しめるシリーズになってくれるんだろうな、とも思うんでここはひとまずお手並み拝見、と言うことにしておきます。今のところ楽しめてるのは確かなんだしね。

★★★☆


2020-03-07 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

コロナの影響なのか、「とある…」が特別編。とはいえここまでの総集編じゃなく、OVAなどに入っていたオリジナル作品などを流してくれるって事で、ちょっとはお得感はあったかも。

その他、それなりに観ています。ちょっと脱落しそうな物もあるにはあるけど、まあどれもそれなりに楽しんでます。「映像研」「ランウェイ」「ハイキュー」あたりが大変お気に入り、「ドロへドロ」「防ふり」「501」「虚構推理」「ケンガンアシュラ」「22/7」ぐらいが楽しい感じ、かな。なんか抜けてたらごめんなさい(^^;。

[PC] キーボードが

やっぱりヤバいかも。コネクタだけじゃなく、キーの方もかなり傷んでいるのかも知れん。これは「あとで買う」に移してたヤツを戻してやらんとあかんかなあ。


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ここ1週間分の話題

傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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