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久々に関西に戻ってるヤマちゃん社長と、今期における弊社営業目標などに関する戦略会議、のような、そうでもないような打ち合わせ。Voice→のんちゃん→たちきや、てオレ先週もそのコースやったやん(^^;)。webの仕事飽きてきたなー、なんかこう、ダークサイドな方面でアングラに大儲けできないかなーなどと危ない会話をしながら焼き鳥食ってビールを飲む。なぜかもんちぃ師匠ご夫妻に遭遇したりして世間の狭さを感じたり。7時前ぐらいにのんちゃんを出て、たちきやに電話入れるんだけど誰も出ない。うー、連休だし大将どっか遊びに行っちゃってるかなー、と思いつつ店まで行ってみたんだけど、表の看板の照明もついてない。ますますがっくりこな気分で、それでも試しにお店の前まで行ってみると、ちゃんと灯りついてる。あーよかった。
ということでさっそく呑み呑み。「深山霽月(みやませいげつ)」、「くどき上手」、「開華」、「天明」、ちょっと心霊写真がかっちゃいました(ヤマちゃん、手ぇ出しちゃダメっ)けど、「鶴齢」。今回は比較的コクのある辛口系とやや甘いけどすっきり系が混じったようなラインナップが(゜Д゜)ウマー。へろへろと酔っ払って会議終了。
酔い覚ましにぶらぶらと歩いてたら、新開地のパチンコ屋さんに羽根ものの台があるのを見つけてなんか数年ぶりにパチンコなどやってみる。平和の「ディスコクイーン」つーキカイ。1000円ちょいで蛍の光が流れ出すまで、ぬるーく遊ばせてもらいました。セブンスター1カートンいただいて帰る。
バンダイ、ナムコ経営統合へ 9月に持ち株会社設立(asahi.com)。へえ。経営統合、というのはつまり、ブランドとしてのバンダイなりナムコなりはそのまま存続させるって事なのかな? なんにしてもあれだな、ゲーム屋さんやるにもそれなりの体力を確保しておかないとしんどいご時世になってきているんだろうな。
Subjectは"*ペットお買い上げありがとうございます*"。なんちゅーか、妙に笑える。本来はこれ、女性向けspamなんだろうけど来ちまった物はしょうがない。マークアップは適宜処理。
*ペットお買い上げありがとうございます*
この生き物は家では使えません。飲む、喰う、寝るの3パターンのみです。
休日はフェアレディを3時間掛けて磨き上げますが放置して下さい。
その際、文句を言うと後が大変です。ペットの機嫌が悪い時は「ドライブ行きたい」と呟けば夜中だろうが朝方だろうが嬉々としてフェアレディを走らせます。軽く時速120キロ出し、レース仕様?で亀甲縛りのような変なシートベルトが食い込み決して乗り心地は良くありませんが我慢して下さい。2時間も走れば後は大人しくなります。但し降車後お尻が痛みます。
まれに生意気にも昼に用も無いのに電話を掛けて来ます。お客様がまだ床に居るのを確認するためです。寝惚け声でシラ切るのも良し、ウザかったら怒鳴りつけても構いません。そうすると翌日昼間にお迎えに来て豪華なランチが食べられます。
ペットが外での愚痴を言い始めたり、お客様が車の買い替え、宝飾品等、高額なお買い物をされたい場合「男気があるわぁ」のひと言で大体問題は解決します。
その晩は背を向けようが、仰向けに寝ようが、うつ伏せになろうが、どっちにしろ突っ込まれてしまいます。あきらめて下さい。ウザかったら耳元で「もうダメ」と呟くと早く終了します。
その後うで枕をしたがりますが、ペット爆睡後は確実にエルボー喰らいます。
口元から異音がしだしたら速やかにご自分のベットに戻られる事をお勧めします。本製品をご愛顧いただく上での注意事項
- 本製品は一日3回バカ食いするので、食費等を考えて切り盛りして下さい。
- 本製品に、いくら食わせどガリガリですが故障ではありません。
- 本製品は枕を黄色に変色させる機能が搭載されておりますので、タオルをひくなどの対策が必要です。
- 本製品は一日5回、排便をしますが体調が悪い訳ではありません。むしろ体調がいいので、トイレットペーパーの補充をお願いします。
- 本製品に近づかれたくない夜は、ビールと焼酎を浴びるほど与えて下さい。すぐさま節電モードに入ります。
- 本製品の特徴として突然機嫌が悪くなる時がありますがその場合、無視をするのが得策です。次の朝まで機嫌が悪い場合はその日の夜ご飯を作ってはいけません。一度すると2度と次の日まで機嫌が悪くなる事はありません。
- 本製品は週に2〜3回、突然襲ってくる場合がありますがその場合は、蹴飛ばして下さい。すぐさま節電モードに入ります。月に1度くらい、相手をしてやると非常に機嫌が良くなります。
- 本製品は入浴時間がいつもより長い場合がありますが、見に行ってはいけません。シユッシュツとやっていますので、放っておいて下さい。いつもより疲れた顔で上がって来ますが、そしらぬ顔をしていてください。
- 製造元もつぶれかけておりますので返品は致しかねます。
ラスト一行でコーヒー噴きそうになった。"致しかねます"は文章としてどうかってのはともかく。
イモラ・サーキット改修へ デザイナーはヘルマン・ティルケ(F1通信)。
世界グランプリの開催されるサーキットの3割近くが同じ人間によってデザインされてる、ってのはどーなのよ。
「名奉行 大岡越前」に「涼宮ハルヒの憂鬱」。どっちもとっくに始まっていたのだね。大岡様の方はずいぶんと雰囲気変わってて、それまでの少々奇をてらった絵造りをやめて、「剣客商売」風味の江戸風俗をはんなりと見せる方向性を模索しとるんじゃろかってな雰囲気。前のシリーズよりはかなり良くなってるんじゃないだろか。
「ハルヒ」のほうは、正直笑っちゃいました。押井アニメにかぶれた青二才が結集した様な感じで。いや、これはこれで面白いと思ったけど。深夜にやるならこれぐらい壊れててくれなくちゃ。
で、このお話の舞台ってのは西宮っちゅうか夙川周辺っちゅうか、あの辺りなの?
歩きながら物を読むのに夢中で、前方不注意で電柱に激突する人間、ってのを初めて目撃した。
本好きのメガネっ子美少女なんかじゃなく、教習所の入学案内を読んでるお兄ちゃんだったので萌えもクソもありゃしませんでしたが。
夢枕貘 著
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-4-488-73001-7 \980(税別)
同名の短編集としては3度目の増補版。サイコダイバー・シリーズの原型となる「てめえらそこをどきやがれ!」、既出、新録の"タイポグラフィクション"を追加した短編集。
夢枕貘はSFマガジンの新人賞に応募したが一次審査も通らず、商業誌で作品を発表するようになるのは、奇想天外誌が登場した後と言うことになるのだそうで。言われてみれば確かに、SFマガジンには載りづらく、それ故他誌が歓迎したという結果が納得できる様な作品が並んでいる、と感じられる。「サンデー」じゃダメだけど「マガジン」なら巻頭カラーよ、みたいな。全体的なトーンが、なんというのかな、伝承ベースの怪奇譚のスタイルをとった怪奇SF風味の作品が並んでいる、感じ。
そんな中で、新規で追加された「てめえらそこをどきやがれ!」が明らかにお話のノリとしては異彩を放っているのが興味深いというか、短編集を編むという作業が案外難しいものだと再確認させられるというか。いずれにしても20代の夢枕貘が書いてきた作品たちを改めて読み返してみると、若い頃からすげえなあ、ってのと昔からこうだったんだなあ、ってのがごちゃ混ぜになって、面白い。
全体に読み応え重めの作品が並び、その読後感を最後の愉快なタイポグラフィクションが軽く中和してくれる作品集。よく考えてみればバカSFに分類されてもおかしくないのだが、山好きが山の話を書くと、どういう訳だかお話が感動的になってしまう、という法則を地でいくような「山を生んだ男」がかなり良い。
★★★☆
岡田斗司夫 著
新潮新書
ISBN978-4-10-610258-5 \680(税別)
2006年、ロフトプラスワンで行われたトークショーをベースに、「オタク」と「昭和」のメンタリティがすでに死滅しているのに、そのことに気づかない、または気づこうとせずに旧来の価値観で物ごとを問題視して、何ら有効な解を出せないでいる現状にチクリと一針、刺してみるような本。
基本的にノーマルポジションの人向けに書かれた本であって、いわゆる「オタク」の側にいると自覚できている人、特にオレみたいに著者が「第一世代」に分類しているオタク的には、「まあそうだよね」的な感想しか持てなかったりはする。まあこの、「まあそうね」的鷹揚さもまた、第一世代オタクの特徴である、と著者に指摘されると「それもそうだよなあ」などとも思ってしまうわけだが。
全体的には彼の「オタク学入門」などでも少し触れていた、第一〜第三世代のオタクの分類とその特徴説明、現在の「オタク」の主流である「第三世代オタク」が、オールドタイプ(第一、第二世代オタクを便宜上こうまとめちゃいますね)のオタクたちと決定的に違う点を指摘し、彼らの特質が、実は今の日本の閉塞状況を生み出したものと根っこは同じなのだ、という話に持って行く。
周りを気にしない、あるいは周りに向って積極的にアクションを起こすのがオールドタイプ・オタクの特徴だったとしたら、現在の多数派であるところの第三世代オタクの特徴的な部分というのは、自分のアイデンティティを常に気にし、自らがここに行くと決めた方向性と、それ以外の他者を常に差別化して考えるところにあり、その状況を端的にあらわしているのが「萌え」というワードである、と言うあたりの分析はかなり興味深い。外国の子どもたちと日本の子どもたちの決定的な違いとして「小遣い」の存在を指摘し、これが故に日本では、「子供じみた大人」と「大人びた子ども」が溢れかえることになってしまった、ってあたりの指摘も面白いし、「オタク学入門」でざっと分類しただけだった、第一〜第三世代オタクについて、さらにつっこんで「貴族階級」、「エリート階級」、「センシティブな層」と定義づけたあたりも、読み手にとっては分かりやすい喩えだと思う。
ただ、ね…
「オタク」と言うワード自体が、オタクがオタク自身を規定するために作った言葉ではないわけだし、そもそも「オタク」で規定されるキャラクターの定義自体がはっきりしていたこともない。全ては誰か、「オタク」の世界から一歩距離を置いたところにいる人物によって用意されたものであるわけだし、規定する、と言う行為自体が規定のためではなく、ぶっちゃけてしまえば「商売」のためのツールとしての命名であったはずで、少なくとも「オタク」と呼ばれてきたオタクたちは誰一人、今日からオレのことはオタクと呼んでくれ、なんて言ったわけでもなく、全ては誰か、他者の思惑で生まれ、育ってきたのが「オタク」というワードでありその名で括られるエクメーネであったわけで、その存在を最大限に利用して来たのは他でもない、「トップをねらえ!」でオタク市場の可能性を世間に知らしめ、「エヴァンゲリオン」で(著者が定義するエリート階級であるところのオタク第二世代を熱狂させることで)オタクの世界に埋蔵されている、バカにならない熱量の掘り出し方を多くの(商売)人に教えてくれた、ゼネラルプロダクツ - ガイナックスの制作集団ラインではなかっただろうか。
「オタクはすでに死んでいる」、うん、そう思う。でも「オタク」(括弧付きのオタク)を殺した(というか、死期を早めた)のは岡田さん、あんたたちだよ、って気持ちも完全には拭えないのだよなあ。
★★☆
前回から日にちがけっこう経ってますが、飛び飛びに作業はしてまして、一通りデカールを貼って乾燥。それからキートップを外して段ボール箱に両面テープを引いてそこにキーを並べ、Mr.カラーのスーパークリアをおおむね一瓶相当、数回に分けて吹いて乾燥、軽く2000番のペーパーかけて段差を馴染ませ、念のためもう一回クリア吹きしてみた、の図。
クリア吹きだの研ぎ出しだの、なんか久しぶりにやるもんで微妙に段取りがもたつき気味、つーかコンプレッサー回すのが久しぶりだったんで、レギュレータに残ってた水が黒くなって、しかもピースの方に回ってきて焦ったぜ(w。定期メンテを怠ってはいけないね。
プラであるキートップとデカールの質感の差に蛍光灯の光の影響なんかもあって、微妙に青いところが見えたり、まだクリア吹きと研ぎ出しに甘いところもあったりするけど、人様に見せるようなものでもなく、自分が使う上で気にならなければそれでいいわけなので、こんなモンかな。こだわってるといつまで経っても終わらないような気がするし。
てことでこの状態で一日乾燥させて、いよいよメイン・エベント、こいつにウレタンクリアを吹いてみるよ。
なお、ウレタンクリア吹く前に研ぎ出しをやってるのは、今回吹こうと思っているのがつや消しのウレタンクリアだから。HHK墨バージョンのキーボードが全体に梨地っぽい仕上げなので、できたらキートップのツヤもそこに近づけたいわけで、ウレタンの方は吹いたあと、何もしないでおきたいわけですね。
問題はこれがどんなつや消しクリアになるかなんだけど、こればっかりは吹いてみるまで分らんわ。何せ2液式ウレタンクリア、一度液を混合させたら1日程度で固まっちゃって使用不能になっちゃう、開けたが最後使い切りが前提の塗料なので、前もってチェック、つーのができないもんでね。
「シャングリ・ラ」、「タユタマ!」、「東のエデン」、「FNS地球特捜隊ダイバスター」、「仮面の忍者赤影」、「バスカッシュ!」、「けいおん!」、「パンドラハーツ」。ん? 「リストランテ」なんたらはどうした? なんかヤバい表現でもあったのかしら。まあ「ダイバスター」はあれはあれで面白いから良いんだけど。
「シャングリ・ラ」と「バスカッシュ!」はもしかしたら面白いのかも知れない。「東のエデン」はまだ良く分からん。いろいろ映画ネタが取り込まれてる、ってそもそもタイトルがそうやんか、と今ごろになって気がついた。
いろんなものをぶっちぎって「赤影」が面白すぎるってのは、なんかすげえよな(w。
「デュラララ!!」、「おおきく振りかぶって 夏の大会編」、「Angel Beats!」、「けいおん!!」、「会長はメイド様!」、「聖痕のクェイサー」、「天装戦隊ゴセイジャー」、「仮面ライダーダブル」、「ハートキャッチプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。
木曜深夜。切り裂き魔の正体というか本質というかが判る回だったのが「デュラララ!!」。うんまあこうだよね、と言うところではあったけど、ちゃんと作ってあるので良かったと思います。「おお振り」もね。
土曜深夜。「Angel Beats!」はまだ面白さが良く判らない。「けいおん!!」は修学旅行のお話。例によってこの小娘たちの行動に限りなくイライラする。自由で明るくかわいく、時々ちょっとひたむきな女の子のお話を書きたいのかも知れないが、オマエらがやってるそれは自由じゃなくてテメエ勝手だろ、とそろそろジジイ側に足が入りつつある自分は思ってしまう。最後に女の子たちのかわいらしさが入ってほんわか、ってな流れを作ろうとしているのかも知れんけど、こっちはほんわかする前に「こいつらウゼー」が来てしまって、ワタシに限っては逆効果です。
逆に極めてオーソドックスな作りになってて、そこが心地よいのが「メイド様」。こちらは心穏やかに楽しめますな。「クェイサー」も良い感じなんではないですか。黄金のクェイサーの声、男声は三宅健太だそうだけど、女声の方は誰なんだろう。あれもあいなまさんが出しとるの?
日曜朝。プレデター、じゃなかったデレプタさんはこれで退場なの? な「ゴセイジャー」。今期の戦隊は続々と幹部が入れ替わるような展開なんすかね。中の人が忙しいとかなのかしら。それにしても5月の段階ですでにこの何でもありのロボ。この先どんだけワケの分からんパワーアップが追加されるんだろう。
中島かずき脚本の「ダブル」は霧彦さんの妹登場編。一日前の行動をトレースさせて、今日やりたい事を実現させようとする仕掛けはなかなかうまい。その縛りを破るのに、ライダーの力じゃなく知恵を使って欲しかったような気はしないでもないけれど。
割とあっさりムーンライトの正体が割れた「プリキュア」。お話とはあんまり関係ないですけどプリキュアの二人、正面方向からの作画は割と幼い感じなのに、横顔だと妙に大人っぽくなるのはどういう意図があってのことなんでしょうな。
「ハガレン」はようやく大総統閣下が戻ってまいりました。いい具合にテンション高い回が続いているね。
月曜日は家庭ゴミ出さなくちゃいけないからね。ちょっと早起きしたのでニコ動で「花咲くいろは」、「日常」、「そふてにっ」。「いろは」、ライバル旅館の孫娘に戸松遙、戸松(暗黒)神話と豊崎(ウハウハ)伝説、どっちが強力なんでしょうな。あ、わたしゃ戸松遙さん、別に嫌いじゃないですよ(^^;)。「日常」と「そふてにっ」は、相沢舞と菊池こころ、おっちゃんかなり好きなんだけどいまいちブレイクしない声優さんがなんか楽しそうにお仕事してる感じで、それはとっても嬉しいなって。
ジャック・キャンベル 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011804-4 \880(税別)
シンディック、さらには謎の異星人のしかけた罠と追撃を振り切って、なんとかアライアンスの勢力範囲への帰還を果たしたギアリーと彼の艦隊。彼らが持ち帰った情報は、アライアンスのみならず、敵対してはいるが同じ人類であるシンディックにとっても極めて危機的な兆候を秘めていた。いかなる理由があるのかは判らないが、シンディックに接触してきた異星人達は、人類世界に対して壊滅的な打撃を与えるべく、慎重に画策を張り巡らせてきていたのだ。ギアリーの艦隊の活躍によってシンディック側の勢力が大きく削がれた今、異星人達の行動も次の段階に進むことが予想される。シンディックとの戦いを一刻も早く収束させ、人類を超えるテクノロジーを持つと予想される異星人達に対する行動こそが急務なのだが…。
前作から一年以上のご無沙汰だったのか。まあこの間、なんだかんだでこのジャンルの作品が結構な数出てたせいで、とりあえず待ちくたびれた感はなかったのは良かったかも。シリーズ的には最終刊となる本書では、仇敵シンディックとの戦争の決着と、シリーズ中でもちょくちょくその存在が示唆されてきた謎の異星人達への対応をどうするのか、ってあたりがお話のキモ。もちろんそう簡単にカタがつくような話ではないんだけれど、それでも何だろ、全体としてはギアリーに敵対することになるもろもろのサイドのキャラクタたちは総じて物わかりが良く、ギアリー側は優秀すぎ(ボライソーで言う、『我ら幸いなる少数』ってやつですな)。基本的に勝ち戦の物語で、戦いの部分ではギアリーたちは徹底的に追い詰められれるところまでは行かず、意外にサクサクと問題を片付けて行ってる感じはある。かわりにシリーズ後半になってクローズアップされてきた、ギアリーさん個人の義務感とか目的意識とかの折り合いの付け方ってあたりの問題(ま、いうてみたら色恋沙汰なわけですが)を通じた、一人の人間の成長の物語って所に多めに筆を割いたような構成と言えるかな。
そこの所の描写も決して悪くはない、というか、ラストはそれなりににんまりできる物になっているとは思うけど、それでもやっぱり、乗り越えるべき障害って部分が少々手薄に過ぎないか? って恨みは残る。「シーフォート」までの鬱展開も、あれはあれでどうかとは思うが、それでもあの容赦のなさは一つの魅力だったと思うけれど、本シリーズはそこまで主人公を追い込んではいない感じはあるかもしれないな。先にも書いたけど、敵対する側が案外物わかりがいいので、割と肩すかしを食ったような気分になってしまうのだね。
著者のキャンベルさん、スプルーアンス級の駆逐艦での乗務経験もあるれっきとした元軍人さんだったと言うことで、あまりにあからさまなコントロールするシビリアン批判、みたいなことはやりづらかった(軍人さんの本分、ってのもあるだろうしね)という事情もあったのかもしれないけど、そこはSFですよ、ってことで、もうちょっと突っ込んでくれても良かったんじゃないかって気もしなくもない。そこはちょっと惜しかったけど、近年ぼこぼこ訳出されてるミリタリ系SF作品の中ではかなり面白いシリーズなんじゃないだろか。お話はまだ終わってなくて、続編シリーズもあるって事なので続きも楽しみにしてます。
おまけ。本書の解説は岡部いさくさん。なんだかとっても楽しそう(w。で、岡部さんもちょっと言及してるけど、アライアンスの補給艦のネーミングセンス、どうも妖怪とか魑魅魍魎の類から名前を取ってきているようなんだけども、本書で大活躍する補給艦の名前は「タヌキ」。そりゃちょっとねえよなあ(^^;)。
★★★☆
T0-5C。ラジオで聞いてはいたんだけど。次のネタ関連でドタバタしてて昨日は書けなかった。
大勝の翌日には1点以上取れない、というおかしなジンクスができつつある阪神、しかもお相手はマエケンとあってはこうなってもしかたがないか。榎田も突然乱調、相変わらず打線は気まぐれ。これでは勝てんわね。なにはともあれ投手をいい気分にさせてくれない打線、ってのが一番の問題だと思うなあ。
次は甲子園でヤクルト相手にデーゲーム。その後がドームで巨人戦なのでここは勝ち越して欲しいところだがどうなるか。日曜日は藤浪君なのかな。そろそろ黒星が来そうな気がする、と思ってしまう阪神ファン自虐派。
あんまり良くないな。昨日の晩、ポケミスに12冊ほどのご注文をいただいて、わさわさとまとめてクラフト紙の封筒に詰める段になって、手持ちの封筒ではおさまらないことに気がついて。ポケミスも10冊超えると結構嵩高くなるんだな。角形0号(B4サイズ)でも入りきらないんだな。昨晩中の梱包をあきらめて、本日朝イチで文具店に走って、A3とB3の封筒買ってきた。このサイズになると100均では補充できないんだよね。追加のご注文も併せて午後には発送できたんで一安心。
なぜか昨日一昨日とハヤカワの新書サイズの本の、箱つきってアイテムにご注文が集中した気がする(一昨日は銀背の箱つきが結構売れたの)。こういうのにも何か流れみたいなものがあるんだろうか。
数を減らして視聴中。週前半は「惡の華」、「翠星のガルガンティア」、「断裁分離のクライムエッジ」、「RDG」。「惡の華」の痛さがハンパねえな。なんというか、ここまでいたたまれないアニメも珍しいような気がする。見てるとついつい画面に向かってツッコミ入れたくなっちゃうんだよ。見てるこっちが何かアクション起こさないと、いたたまれなくてしょうがないんだよね(^^;。
この、どうしようもない落ち着きの悪さに満ち満ちたアニメから始まる一週間、てのはどうなんだろうと思ってしまうわ。
なのであとに来るのが「ガルガンティア」でホントに良かったと思うよ。今週からあすみんも本格参戦。ミーツ異文化的なお話がなかなかおもしろい。
「クライムエッジ」はある種のシチュエーション・サスペンスとしてかなりいけてるんじゃないかな。「RDG」は妙にガイア理論的なお話が混ざってきたね。
何やら盛り上がっておりますな。一応マイクロソフト側でも対策(microsoft.com)は講じたようで。ウチでもやたらHDDのアクセスランプがチカチカしておりますよ。
ウチ、IEを立ち上げることなんて月に一回、あるかないかぐらいなんだけどね。
「ご注文はうさぎですか」、「シドニアの騎士」、「悪魔のリドル」、「selctor なんたらかんたら(むしろ『ウィクロス』の方をプッシュした方が良いのかな)」。「ごちうさ」は多分、オレとは相性が良くないんだろうなー。切ってもいいかなあ。
「シドニアの騎士」、播種が目的の宇宙船で、中に乗ってる人間たちを大量死させてしまいかねないマニューバかますってのはありなのか、ってところは気にならなくもないが、まあいいか。「悪魔のリドル」、今回のお相手は左門的な立ち位置の人。弟や妹の幻影が主人公の手足にまとわりつくようなことはなかったぜ (あたりまえ)。
で、「selector…」がここにきて何やらマミさん的展開をブチ込んできたぞ。なんでも叶う願いとその対価とは、って話だよね。ちょっと重たいことになってきたけど、先が気になるのも確か。「まどマギ」的解法で行くなら、「もともと『ウィクロス』なんてなかった世界にしてよ! 」なんだけど、そりゃスポンサーさんがウンとは言わんよな(w。どう落としてくるのか、ちょいと興味あります。
G1-0T。藤浪きゅん11奪三振に88球完投で負け投手、と言う大変残念な試合。ポレダってそんなに打てない投手なのかな、そこそこ打ってたけど続かない感じなのか。
肝心なところで調子悪い打者に回ってしまうあたり、運なのかスタッフの配慮不足なのか、さて。
「パンチライン」、「シドニアの騎士」、「食戟のソーマ」、「魔法少女リリカルなのはVivid」。「パンチライン」はこれ、侵略SF方面にシフトしていくって事なんすかね。
「シドニア」は最初から最後までバトルシーンという大サービス回。「ソーマ」に「なのは」もおもしろいっす。
ZenCartのバージョン上げ作業。とりあえずXREA側に新規にディレクトリを切ってそこにフルセットをアップロード、インストールの下準備をして新しいデータベースを作成。
で、ここがXREAらしいと言えばそうなんだけど、複数のデータベースがある時にそいつをコントロールするためのPHPMyAdminの設定方法なんかは、「configファイルを弄ってね」で済まされちゃっててどうすりゃ良いのよ、と。当然困った人は巷にたくさんいらっしゃるわけで、XREAで複数のデータベースをPhpMyAdminで管理するための「config.inc.php」設定方法! (ぱんぶろ)なんて記事を割に簡単に発見。助かりました。
つーこってインストールの準備は完了、なんだけど何となくそこから先に進む踏ん切りがつかないんだよなあ。ちゃんとブラウザから新しい移転先を開くとインストーラへの誘導ページが開くんで、あとは"Click here"ってところをぽっちとしてやれば良いだけの話なんだけどね(^^;。
いやまあ全然意味がないわけでもなく、ちょっと什器備品を補充したいというのと、医者に行って薬をもらう用事もあったので、病院経由でハーバー方面へお出かけ。いい陽気でふらふら歩くのはとても楽しいんだけど、デイパック背負って歩くとなぜか腰が痛くなってしょっちゅう立ち止まる事になるという(^^;…。
買いたいものは軒並み品切れで、ちょっと憮然としてしまったんだけど、季候は良いし、緑は多くて目が楽しいし、あしたから連休だから多少サボっても誰からも(短期的には)せっつかれる事もなかろうって事で、極めてのんびりと、お散歩を楽しみました。
写真は湊川駅近くの飲み屋さんの灯籠(?)のようなもの。店主さんが店先に出してきたのにカメラ向けてたら、「こんなん撮っておもしろいの?」なんて声かけられちゃった。おもしろいです(w。「まだ呑めないっすよね?」「うん、5時から」ってことで、さすがにそこから2時間、時間潰す手段を思いつかなかったので愛想笑いしながらその場を辞した事でした(^^;。
日曜日にはカミさん退院して家に戻ってくるんだけど、さてどんなモノを食わせたら良いのか、どうにも勘がつかめないので、参考書みたいなものになってくれたら、とハーバーまで出て大垣書店で何冊か購入。
あれね、腹ぺこにはツラい暮らしになるんだね(^^;。エネルギーは補給しなくちゃいかんけどタンパク質は摂りすぎちゃいかん、とかなんとか、真面目に考えると結構複雑なんだね。実際どのくらい気をつかわなくちゃいかんのか、まだ感じがつかめないんだけど、割にこっちの思い込みとは違うデータもあるんだな、なんて思ったことでした。ワインは身体に良いのかな、なんて思ってたけど腎臓患ってる人にはむしろジンやウイスキーの方がマシらしいとか(ま、そもそも呑ませられないですけど)。
この本は外食の付き合い方も軽く触れてて、とにかく半分残せとか三分の一ぐらいでとどめようって記事ばかりで、大変だなあと思いつつ、頼んだものを残すなんて…と思ってしまう貧乏性(^^;。一番受けたのは「つゆだくなんてもってのほか」ってフレーズでした(w。
それにしても今日は外国人が多かったな。ハーバーに向かう電車で立ってる自分の前に座ってる女の子ふたり組は中国の方(さかんにボディタッチするんですね、中国の方って)、早めの昼飯食いに入った吉野家の向かいのカウンターには韓国語を喋る若い女の子二人、食ってる最中に隣に座ったのは中国語の男女三人。髪刈りにメトロ理容に入ったら、あとから浅黒い肌の外人さんも(面白がって、なのか)入ってきたり。神戸なので外人さんはよく見かけるんだけど、観光地じゃないところで外国の方を見るのは少々珍しいかもな。
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□ ロドリゲス翁 [つっこみではないんですけど、ふと思ったんですが、この人って ゼネプロ初期で標榜してた選民意識から結局かわらんないって..]
□ rover [「第一世代オタク」=「貴族階級」って部分に関しては、ノヴリス・オヴリジェ的お話と、貴族故の鼻持ちならなさも併せて書い..]
□ ロドリゲス翁 [>そういうまとめ方ができるオレってすげえ 70年代末にOUTの投稿者として登場した時の 有り様(絵を描く訳でもなく..]
□ 水上紫煙 [以前、テレビのインタヴューで岡田氏は、 「オタクが世の中に知られ始めた頃、世間的には『何か変なもの出てきたぞ!』みた..]
□ rover [>ロドリゲス翁さん 大統領選かなんかに立候補してたんでしたっけかね(w。 >水上さん かつて阪急ファイブにあったスタ..]
□ ロドリゲス翁 [調べてみたらOUT国の近畿1区総選挙でした。 立候補の記事が79年5月、落選発表が8月。]