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「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」、「デュラララ!!」、「ひだまりスケッチ☆☆☆」、「おおきく振りかぶって」(再)。一話目では実はまだ、本当のメインキャラたちが大きく描かれては良なかった、「ダンス…」本作でようやくメインキャストがいろいろ喋り始めてる。ある意味こっちの方が「クェイサー」とかよりエロいんじゃないのか? 楽しみかも。ラストのおまけマンガのチェインソーに「れいじんぐはーと」って書いててちょっと笑った。あ、監督つながりか。
構成の凝り具合ではこっちもなかなかなのが「デュラララ!!」。各話ごとに狂言回しとなる人物(やや重要なワキ、みたいな位置付けなのかな)がナレーションを担当する、ってな決まりになってるんだろうか。だとすると前のエピソードでナレーションを担当した沢城みゆきは、今の所声を発していない首無しライダーさんの声でそのうち登場したりするのかしら。
2年生に進級したゆのたちの話と、その話で出てきた前の年の回想話を後半に繋げる、ってのが「☆☆☆」の基本スタイルなのかな。有沢さんの話とか、どっかに挟んで欲しいですな。新メンバーのお二人さん、ゆのとなずな氏の声がちょっと近すぎるような気がする。乃莉は良い感じなんじゃないでしょうか。ハラダチャーン、なかなかやるね。
ジャック・キャンベル 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011740-5 \860(税別)
シンディック艦隊の追撃から逃れ、アライアンスの勢力圏まであと二度の跳躍を残すのみとなったギアリーたち。ここまでの戦闘でシンディックに与えた損害は膨大だったが、引き替えにアライアンス艦隊の損害も無視できない。特に度重なる戦闘で、艦隊の行動の生命線とも言える燃料電池の消耗は、補給が追いつかないレベルまで増大している。優れた戦術家としてのギアリーの直感は、ここまで度重なる危機的状況を切り抜け、常に味方を勝利に導いてきた。だがこの幸運はこの先も続くのか。敵もギアリーが持つハイパーネット・キーの奪回のため、これ以上に激しい攻撃をかけてくるだろう。この先も自分の直感は頼りになるのか? さらには少しずつその存在を露わにしつつある、アライアンス艦隊に潜む敵対勢力の動きも、いまだにその決定的な手がかりが掴めないままなのだ…。
どうしようもなく絶望的な状況を、すでに過去の遺物として捨て去られた思想や戦術を駆使して切り抜けてきた伝説の英雄、"ブラック・ジャック"ギアリー。だが、到底不可能であろうと思っていた目標の達成が目前まで近づいてきたことが、却ってギアリーにプレッシャーをかける結果になって…、と言う導入部から、アライアンスとシンディックという二つに分かれた人類勢力の共倒れをもくろむ謎の異星人の存在と、身中の虫とも言うべき艦隊内の抵抗勢力の暗躍との戦いを経て、ようやく艦隊にとっての目的の地への到着を目前にしたところで、ギアリーがどんな決断を下すのか、ってあたりがキモのシリーズ第5弾。前作が人間関係のあたりで、少々つっこみ方をしくじったか間違った方向を深く掘っちゃったかしてしまい、いささかダレた展開になってしまった事を受けた(オレはああいうのも嫌いじゃないんだけど)のかどうかは分らんが、今回はあちこちの方面でかなりばっさりと鉈を振るってきた感じがある。まあ次号完結、って事情もあるんだろうけど。
基本的にこのシリーズの基本フォーマットは割と「ボライソー」的で、前半で一回盛り上がる戦闘シーンを持って来て読者を掴み、中盤でダレつついろいろな障害を提示し、終盤にもう一度、かなり危機的な戦いでクライマックスを演出する、って流れになっていて、そこは本書でも上手い具合に機能はしているんだが、中盤のやや話が沈むパートの処理が今回はちょっと良くなかったかもしれない。
超光速航行は可能だけどそれに合せられる、アンシブル的なリアルタイムでの超長距離通信手段を持たない世界、というのは設定上ちょっとユニークで、そこが自分はかなり好きなんだけど、人に何かを伝える時に、その情報の伝達スピードが艦隊の航行スピードよりもかなり遅れてしまう、って縛りは、何より陰謀系の筋立ての方で極めて大きな枷になってしまうようで、ネタバレになってしまうけど、アライアンス艦隊内での陰謀は、どう転んでも他の世界からの指示を受けることができない状況で進むしかないわけで、そうなると陰謀の発案者たちというのは、ほぼ間違いなくギアリーより格下の人間であることが確実になる(だってそこまで、ギアリーの地位を覆すことが出来ない人間しか残ってないんだもの)。その結果、前作で引いていた謎の対抗勢力の正体ってのが案外腰砕けなものになってしまってたあたりがかなり残念だった。ここにお話づくり上の大アクロバットがあったら、大拍手だったんですが。
ただそこでいきなり、おかしな超技術みたいなものを持ってこなかったあたりはフェアだと思うし、もう一つのヒキである謎の異星人の正体に興味を残しつつ、ギアリーにとってはかなり重要な出会い(や別れ)が演出されていたりしていて、読むのが楽しい一作になっているのは確か。何だかんだ言って、結構好きなシリーズなので次も楽しみに待ってます。
★★★☆
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●「ダンス…」はサンテレビなので見れんのですわー(泣)かわりに「ソ・ラ・ノ・オ・ト」が見れますが(笑)<br><br>●でも最近はNHK教育の「すいエんさー」という番組枠内でやってる「マリー&ガリー」がお気に入り(爆)
テレビ東京系が見れない方が、やっぱいろいろ僻地感は高いですけどねえ(苦笑)。<br>「WORKING!」が読売系と聞いて小躍りしてる今日この頃(w