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朝、さわやかな気分で新聞拡げて「うへぇ」と思った人も多かったんじゃないかなあ。「宇宙戦艦ヤマト」20年ぶり復活 06年夏新作公開へ(asahi.com)。ヤマトの復活ネタは前にもあったはずだったけどあっちの方はどうなったのかね*1。「ヤマト車検」とか、バカなネタで盛り上がってなかったっけ?
さて今回の「ヤマト」はついに西崎御大ご自身が出馬されるようですなあ。で、asahi.com で画像と共に名前が紹介されてる制作会社、エナジオのサイトを覗きに行ってみますと、代表取締役 : 西崎 彰司
などとな。同族会社っすかねこれは。松本零士とのごたごたも一段落したし、これで晴れて「ヤマト」で儲けられるぞー、と思ってるんなら、見通し甘いにも程があると思うんだけど、さてどうなるかな? 途中でへろへろと失速する、に50宇宙円。
*1 うわあびっくりした、ベンチャーソフトのサイト、まだ生きてるよ、つかOVA出てたのか。知らなかったなあ…。
デイヴィッド・リス 著/松下祥子 訳
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫HM
ISBN4-15-172853-8 \1000(税別)
17世紀のオランダ、アムステルダム。"チューリップ熱"の喧噪もまださめやらぬこの国際金融の中心地に、一人のポルトガル系ユダヤ教徒の相場師の姿があった。かつては砂糖相場で華々しく財をなし、今は同じその砂糖相場で辛い負債を抱えるミゲル。一度ついたケチはなかなかぬぐい去ることができず、今のミゲルは今日の窮状を先延ばしにするためにさらなる借金を作らざるを得ない始末。そんな彼に一人の女性が声をかけてくる。この界隈ではそれなりに有名な美貌の未亡人、ダムホイス夫人。彼女はミゲルをパートナーに、一世一代の仕手戦を仕掛けようとしていたのだ。材料は、ようやくヨーロッパでも愛好家が増えつつある珈琲相場。借金で身動きが取れなくなる寸前のミゲルにとって、それは危険であると同時に甘い誘惑でもあったのだが………。
前作、「紙の迷宮」がかなり面白かったデイヴィッド・リスの本邦第二作。前作同様舞台となる時代、場所に対する丹念なリサーチが光る。同じく前作同様に、実体を持たない「相場」と言う物に踊らされ、時としてそれが元で破滅まで落ちてしまう人間の弱さ、哀れさも存分に描かれていて読み応えはあり。前作が"史上初の私立探偵"の活躍を軸に、とはつまり実体を持たないマネーゲームの外側にいる人物から見た相場の世界を描かれていた物語であったとしたら、今回はその相場の世界に首まで浸かった一人の男を主人公に、ヨーロッパでユダヤ教徒が生きていく、とはどういうことなのか、も交えて描かれる中世経済サスペンス、といえるか。舞台は中世なんだけど、すでにこの時期に先物取引なんて物も登場しているあたりに人間の業の深さみたいな物を感じてしまう。
というわけでいろんな意味で興味深い小説ではあるのだが、残念ながら小説としての、もっというなら物語としての求心力って点で前作を超えていない感じがしてそこは大変残念。明確な敵の姿が、そして明確でないが故に明確なそれ以上に不気味な敵の姿、の怖さみたいな物が今ひとつ伝わってこないのと、主人公、ミゲルに今ひとつ主人公としての魅力がないところが欠点かな。「紙の迷宮」の主人公、ベンジャミンにはもう少し、主人公らしさがあったように思うのだけれどもなあ。別に主人公にはハッピーエンドを用意しろとか、そういう意味じゃなく、悲劇にしてもハッピーエンドにしても、600ページ近い物語の結末がこれでええのか、という気が少々するのだね。
それなりに大部な作品であるにもかかわらず、ちゃんと最後まで読もうと思わせてもらったのだからそこで元は取ったとも言えるのだけれど、最近私、本には(とりわけSF以外の本には)物語性を大きく期待して読むことが多いので、残念ながらそこらを満足させてもらうには至らなかったなあという感じ。複雑な人間関係、ユダヤ教徒という生き方、いろいろ興味深いところはあるのではあるけれども、ううむ、残念ながらもう一歩、詰めが甘かったかなあ。
デイヴィッド・リスの次回作は「紙の迷宮」の主人公、ベンジャミン(ネタバレになりますが、実は彼は本作のミゲルの子孫でもあるのですね)再び登場って言うことらしいんで、とりあえず次の作品に期待しておくことにしましょうかね。
(★★★)
明日から倅は夏休みかあ。また昼飯の算段で苦労する日々が始まるなあ。今年苦労するのはカミさんだからまあいいんだけどさ。
それにしても一学期の通知票。お前、英語が平均点取れてたらどこに出しても恥ずかしくない(いやそれは誇大広告。倅が通ってる高校の同級生近辺)秀才じゃんか。なんで英語だけそんなに情けない点数取ってくるかなあ。
つか倅に、「お前これ、英語が平均より上行ってたら、クラス一の秀才ちゃうの?」って聞いたら、「いやウチのクラスの一番は学年トップだから」と返されてしまった。ええい、父が言いたいのはそういうことではないわっ(^^;)。
うーむ、この諦観ぶりは一体誰の血なのであろうか。オレか?
A・J・クィネル(ZAKZAK)。65歳とはまた早い。まだまだ活躍できただろうに。とはいえ私のなかでは近年のクリーシィ・シリーズは、ジャック・ヒギンズのショーン・ディロンモノに匹敵するダメダメ冒険小説になってたのも確かではあるのだが。
そんなわけでクィネルと言えば、初期の「スナップ・ショット」、「メッカを撃て」、あと、やや小ぶりではあるが「サン・カルロの対決」と言った初期の作品に感慨深いものがあるな。「クィネルの正体って誰なんだろう」という話題(大物作家の匿名ペンネーム、という説が広く流れていたのだよね、最初は)も込みで。
ともあれ面白い読み物をたくさんありがとうございました。合掌。
実写版「最終兵器彼女」ですと。うーん、いったいどんなものが出来上がってくるのやら、想像できないなあ。
さてさて、TUXさんから教えていただいた問題作、「STORE WARS」(Flash)。わはははははは。タマーゴトゥルーパーズ最高。こいつらたぶんスペランカー並みにひ弱だと思うぜ。評判最悪だった松崎しげるの声が似合いそうなハン・ソロもいいね。それにしてもTUXさんもおっしゃってたけど、ホントに向こうの馬鹿は気合入ってるわぁ、ようやるよホント。
□ TrackBack [http://d.hatena.ne.jp/mittei-omasa/20050720/1121840206 密偵お..]
□ もんちぃ [イリスVSぷちイリスの戦いをそーぞーちてしまつた♪(爆)]
□ ROVER [「シュウちゃん、あついよシュウちゃん」(北海道弁イントネーション)……ある意味萌えシチュエーションかも(w]
□ もんちぃ [「ショウちゃん、あついよショウちゃん」…ある意味、火薬の量を間違えてるかも(w]
□ TUX [「シュワちゃん、あついよシュワちゃん…セガールほどじゃないけど」…ある意味、藤谷文子の役かも(殴)]
□ ROVER [達者な役者さんにやらせても、面白くなさそうな気はするわなあ…。見ててどうにもむずがゆくなるような映画になってくれっと..]
□ もんちぃ [学生演劇ぐらいがちょうどいいかもね。f(^^;]
家でいくら悶々としても1000文字埋まらないので、雨をついて三宮出撃。Voice出張所でコーヒー一杯で2時間粘って、どーにかこーにか読んでもらえそうな文章のひな形こさえ。
あとは本屋に模型屋さん。ここんとこ模型屋さんには顔出してなかった(だって今のわたしの部屋で、おいそれとモケイなんか造れるわけがない)んだけど、や、いろいろ出てますな。モケイ雑誌も最近ご無沙汰なので、SWEETの新作、メッサーのFが出てたことすら知りませんでした。マルセイユの"黄の14"が作れるトロピカル仕様と、藤田幸久さんのカワイイイラストで飾られた冬期仕様がある。とりあえずマルセイユ印を購入。これぐらいなら筆でなんとか出来るかなあ、って思って。
相変わらずの超絶ディティールとサービスぶり(マルセイユが使ったキューベルワーゲン、"OTTO"用のデカールまで付いてる。しかも144〜48の3スケール対応と来たもんだ)で嬉しくなってくるわけだが、問題はわたしがそもそも鉤十字あんまり好きじゃない上に、その中でもメッサーって、好きじゃない度ではトップクラスのアイテムだ、って事だったりするんだよな(^^;)
ちなみに最後の最後まで、こいつ(→)とどっち買おうか、結構悩んだわけですが。こちら(タミヤの1/48・フォルクスワーゲン・スタッフカー)もプリティーで魅力的なのよね。
スーパーアグリ、2007年は「ホンダのシャシー」を希望(F1通信)。心情的にはよせ!って言いたいところなんだけど、そうも言うておれんのだろうなあ。
わざわざこういう事を今言うって事は、本来アグリはその程度の援助が得られることは織り込み済みでF1に参入してきた、って事なんだろうかね。それが(主にホンダサイドの)いろんなドタバタのおかげで、当初の目論見外れまくりって事になっちゃったのかな。
無責任なファン心理としちゃあ、パッとしない今年のホンダ・シャーシ(を来年使いたいって話なんだよな?)なんぞ見向きもしないで、独自のシャーシで参戦して欲しいところだけれど、それと引き替えにのしかかってくるお仕事の量ってのはシャレにならんものがあるって事なんでしょうな。
それでもなあ。プライベーターがワークスに一泡吹かす図、くらい痛快な絵はそうそう無いだけに、アグリにはそっち方面で血道を上げて欲しかったような気もしちゃうわけですが。
ああ、「一騎当千」やら「ゼロ魔」とかも始まってったんだな。「セキレイ」? えーとこれはこれでちょっとだけ面白いような気もしないでもない。とりあえず「二十面相の娘」、「マクロスF」、「ひだまりスケッチ×365」、「ToLoveる」、「xxxHolic 継」、「炎戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5 GoGo!」、「コードギアスikry」まで。「二十面相の娘」は水着水着ー、「ゴーオンジャー」はいまだに乗り切れず。
さて別立てでもう一本。出遅れてるにも程があるんだけど「RD 潜脳調査室」。全くのノーマークだったんだけど、キャラデザインが上山ブラザース(弟)と聞いてすっ飛んでいって見たら、これがでたらめに良くできてる。ついでにやけにシロマサくさい世界観だなあと思ったら、原作者に士郎正宗の名前がしっかりあってあらあらと。「攻殻機動隊」とシンクロする世界観のもとで語られるお話らしいけれど、時代的には「攻殻…」より少しだけ、良くなった世の中が舞台のようだ。少しだけ明るくなった、リアルとメタのヴァースに、ジャック・マイヨールみたいな人間がいたらどうなるか、みたいなお話だろうか。
「攻殻…」の世界観をエッセンスとして取り入れた上で、押井守的な、出てくる食い物が軒並み不味そうな世界とは一線を画する、それなりに明るく豊か(女の子のプロポーションもな)な世界を描いて好印象。美術の頑張りが尋常じゃなく、毎回目を見晴らされるんだけど、その美術に作劇が負けていないあたりもなかなか凄い。6話(「ラブ・レター」)にはオジサン泣かされたっちゅーねん。
「鉄腕バーディー」がちょっと期待はずれっぽいんで弱ったなあと思ってたところだったので、こいつは嬉しい掘り出し物。定期視聴させていただきます。
えーとどこからだ、「うみものがたり」、「バスカッシュ!」、「大正野球娘」、「パンドラハーツ」、「化物語」、「亡念のザムド」、「NEEDLESS」、「戦場のヴァルキュリア」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーディケイド」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」、「真マジンガー 衝撃! Z編」、「グイン・サーガ」。先週前半は後半分に上書きされてしまった模様。ああ、広橋涼は剣道に続いて野球でもタマちゃんなんだな。
土曜深夜は割と良い感じに粒揃ってるかも。ダイアログを楽しむ「化物語」、いろいろくよくよ考えてる「ザムド」、残りの二つはまあ、普通か。
日曜朝。二本続けてタイアップ風味に持ってきた「シンケンジャー」と「ディケイド」。戦隊とライダーでは殺陣の構成もちょっと違うんですな。ライダーの方がケレンの付け足し部分が余計に盛り込まれたような感じ? そして来週はBlackが出てくるのかー。
「マジンガー」はこれ、独自の展開なんですかね。んまあドイツ出張編で、兜家の秘密とかにも踏み込んでは来てたけど。オープニングで鉄也さんがちらっと顔出してたり、「Z編」から「G編」とかに進むんだろうか。そこそこ面白いんで続けてくれても良いっすよ。「グイン」は黒レムスがなかなか良い感じっすな(w。
昨日の続き。こちらで対応できる範囲でほぼ全部の穴を埋めて、はあやれやれと一眠り。で、一夜明けたらTRちゃんから「昨日の修正が元に戻っている、直してくれ」というメールが来てて、何じゃそりゃと思ってサイトを見てみたら、確かに昨日こっちでやった仕事が全部先祖返りしてた。ほむっ。
基本的にこちらで修正作業をやったあとは(Dreamweaver使いなら分ると思いますが)、自分のさわったファイルは全てチェックインして、ファイルの所有権も放棄しているわけで、その後に起きたトラブルは、基本的にオレの関知するところではないにもかかわらず、なんで最初に対応要請が来るのがオレなんだろうね。思わず「ふざけんな」って反応返しちゃった。
多分この先もあちこちでボロが出ると思うけど、基本的に距離おいて付き合った方が良いんだろうな、ってのをしみじみ感じた……とか書いてた時点で真剣に血管沸騰しそうなメールが今来たので、これからそっちの相手をする。
「うさぎドロップ」がなかなか良いって話もしたかったんだけど、それはまた後日。
久しぶりにキートップの掃除をしたついでに記念撮影。たおさんからいただいたHHK Professional 墨バージョン、あまりに視認性が悪いのでキートップにデカール貼ってウレタンクリア吹いたのは2009年5月の話だったんだな。というわけであれから3年以上経った艦隊標準キーボード(あ、なんで『艦隊標準』かというと、キートップに使っているフォントが、フリーのフォント公開サイトで拾った、"Federation"という名前のフォントだからです)、頻度の差こそあれほぼ毎日叩きまくってきたわけですが、今のところクリア部分が剥げてしまった、なんて事にはなっていなくて、そこはさすがにウレタンクリア、焼き付け並みの強度って謳い文句に偽りなしって感じだ。
ただ、キーボードのもとの素材感を活かしたくて、マット仕上げで吹き付けたものだから、頻繁に叩かれるキーの方は、徐々に吹きつけ直後の梨地感が均されて、徐々にツヤあり仕様になってしまうようやね。
あと、これはミスったなあと思ったのは、英字キーなどはほぼキートップのサイズと同じサイズのデカールとしたので良いんだけど、リターンなどはちょっとケチって文字部分だけのちっちゃいものを貼ったらば、やっぱ使いこんでいくと段差のところが強調されてしまう感じだな。この辺は全部、キートップのサイズでデカールを用意すべきだったな。
もひとつ教訓(というほどのものでもない)。マット仕上げにすると、どうしても表面がちょっとざらついた感じになる。それはまあ良いんだけどウチは古本屋。何かと細かいホコリが舞うことも多いんだけど、そのホコリがてきめんに、このキー表面のざらつきに引っかかってしまうんだね。ちょっと放っとくと、あっという間にこの体たらく。あっという間にホコリがキーの側面にこびりつき、側面の表示(Pg Upとかね)が全然見えなくなってしまうんだよな。
というわけで作成後の運用、ってとこまで考えると、クリア吹くならあらかじめつやつや仕上げにして置いた方が、実際に使っていく上では幸せなのかも知れないな。次やるときはクリアでやってみよう。
まあ次はないだろうけどねえ(^^;
明日が投票日なのね。いちお、死に票と判ってはいても投票には行きますよ。基本的にここのところの基本スタンスは「一番文句が多い(ヤツ | 党)」なので、そこで悩むことはあんまりないからいいんだけど、ちょっとだけ気になったことが。
まあ選挙が公示されれば、マスコミさんは「投票しよう投票しよう」と呼びかけてくるんだけど、数日(もっと前かな)前の朝日新聞のオピニオン欄。(2013参院選 日本の現在地:上 蓮池透、五味太郎、中村うさぎ、熊坂義裕、小谷野敦。後編はこちら。日本の現在地:下 木村三浩さん、太田昌国さん)何人かのいわゆる識者さんが、今回の選挙に関してのコメントを出していたんだけど、総じて温度低い人を選んでいるのね。あと、最近の朝日は右翼サイドのコメンテータとして木村氏の話を聞きに行くことがちょくちょくあるね。
普通こういうときマスコミは、「まずは行動しなければ何も変わらない」的な決まり文句で「投票しましょう」を前に持ってくるものだと思うんだけど、なんかこう、「投票しなくても別に良いよね」的コメントを結構集めてきた感じがして、こりゃ何を狙ってんのかな? とちょっと思ったんでした。一方で自民圧倒的有利、な世論調査結果も持ち出してきているし。
朝日新聞的に、自民有利、と投票なんかしなくても別に良いんじゃね? な論調を並べてくるってのは、どういう目論見があってのことなんだろう、と思ってしまったんだった。とにかくまともに選挙をして投票してもらっても、到底望む結果は得られないだろうから、自民有利は動きそうにない、と言う意識と、だから自民に入れようと思ってる人は別に投票に行かなくても大丈夫なんじゃね? って気分を植え付けて、逆に対抗勢力側の投票数を増加させよう、とか言う目論見でもあるの? などという無理ありまくりな想像までしてしまったわけですが(w。
五味太郎さんの「1人10票」はちょっと面白そうかも、とは思ったけど、多分それ、実際にやったらめんどくさいだろうな。いっそ1人1票はそのままで、その票を「こいつだけは議員にしたくねえ」って人物に入れる、って形にするのはどうだろね。一番得票数が少ない人が当選するの。
毎回やるとそれはそれで拙そうだと思うんで、一回おきに「議員になって欲しい人」、「なって欲しくない人」を決めてみる、ってのはどうでしょう。それなりにちょっと面白い(無責任だとも思いますが)ことになるんじゃないかしらね。
「キャプテン・アース」、「ソードアート・オンラインⅡ」、「魔法科高校の劣等生」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ハピネスチャージプリキュア」、「ハイキュー!」。
土曜深夜、なんかサザビーみたいなのが出て来たなー、そりゃきっと強かろうなー、だった「キャプテン…」、シノンさんのリアル側で抱えているトラウマが明らかになった「SAO」、んー、オートマチックで遊底を握った状態だと、トリガー引いても弾は発射されないんじゃないかしら、とかいうのは些細な話? あとシノさんのおうちのライブラスターみたいなのは何? 「魔法科…」は相変わらずさすがはお兄様でお話が進行する。で、こちらも相変わらずなんだけど、肝心のゲームの規則の部分は視聴者にちゃんと説明する気、皆無なのね。「ジョジョ」はお話とは全く関係なく、スティーリー・ダン、という名前でテンションちょい上がり。「エイジャ」、よかったよね(^^;。
日曜朝、悪い方にもいろいろありまっせ、的展開の「トッキュウジャー」、6号さんまで識別用にメット被っちゃうのね(w。「鎧武」、ミッチがいっちゃった、ってのを表現するのにアニメ的な表現(レイプ目、つーんですか?)を持ち込んでくるあたりはなかなか。「プリキュア」はコイバナ方面にいろいろ踏み込んできましたか? 的な。「ハイキュー!」はちゃんとしていて大変結構。
京アニ放火事件、ちょっとシャレにならんことになっていて、うっかりwebを巡回したりすると胸糞悪い書き込みにぶつかったりするので、あまり眺めてなかったんですけど。どうやら買い込んだ40リッターのガソリンのうち10リッターをぶちまけただけだったらしいけど、それでこれほど恐ろしい事になってしまうのか。ってまあ50ccのガソリンでも、爆発させれば大人1人乗せて時速30Kmで走れる訳だものなあ…。事故に遭われたみなさんには、心からお悔やみとお見舞いを。
事件当日のお届け物だったので、何かはしゃぐのもどうかと思ったんだけど、一応amazonプライムデーの時のお買い物。「危険なヴィジョン 2(危険なヴィジョンふたたび、じゃないのね)」、amazon Kindle(いっちゃん安いの)、時計バンド(NATOベルト、って言うんだって)の3本です。
本はまあそのうち感想書きます。Kindleは今まで使ってたのが第7世代、今回のは第10世代。ウリはフロントライトが付いたこと。これ、とてもありがたい。ちょっと暗がりだと今までのブツだとやっぱり読みにくいんだよね。あと、かなり軽くなったのも嬉しい。引きかえに起動にちょっと時間かかるようになっちゃったけど。あと、タッチパネルの反応がやや鈍い、のは昔からか。
時計は大掃除してた時に出てきたカシオのジオトレイルという骨董品(サポート対象から外れてた(;。;)。本体はキレイなんだけど合皮のバンドがぼろぼろだったので安いのを注文。チャイナ製品なのかな? マニュアルの日本語が何言ってるのか判らないレベルだったので、いろいろ試行錯誤した末、たぶんこれで良いんでしょう、って状態。3つで9000円ぐらいのお買い物でした。Kindleがお買い得だったね。
カミさんは相変わらず。記憶が飛ぶのか、風呂入らない日に突然自分で勝手に風呂入った(聞いてないのでお湯沸かしてないからシャワーなんだけど)のが2回。さすがに2回目はきつめに叱ったけど、あとで見たら汚れた下着がお風呂に投げてあったのでああそういう事か、と。怒ってごめんな。
そんな週末でした。
従姉妹殿ですけどね(^^;。いつものように家のあちこち見てもらい、カミさんの機嫌取りしてもらい、あとは晩飯でいぇーい。今日はスジコン作ってきてくれたんだけど、かなりそこに食指動かされたみたいで、久しぶりに昼間っからビールとスジ肉の煮込みを食べるという。
とにかく今は食べてくれた方が嬉しいんで、もう大目に見ますよ。食いたい時には食えるだけ食いな。
晩飯はチヂミ。そこそこ食ってくれたかな。
アレン・スティール 著/中村融 訳
カバーイラスト 鶴田謙二
カバーデザイン 岩郷重力
創元SF文庫
ISBN978-4-488-63723-1 \1200(税別)
太陽系の中で月でただひとつ、«百不思議»に入っている<直線壁>、それは岩盤で造られた巨大な津波に見える構造物。200年にわたる調査の結果、それは百万年以上前にデネブから来た異星人によって作られたものであることが判明する。人類史上きわめて重要な歴史的、科学的な遺跡であることから、<直線壁>は堅牢に保護されたモニュメントとして保存していくことが決定した。そのモニュメントの開幕セレモニーの会場、少しばかり風変わりな観客があった。赤毛の精悍な若者と生粋の月っ子らしい、
もちろんこの二人は後に宇宙全体にキャプテン・フューチャーの名前で雷名を轟かす、カーティス(カート)・ニュートンと彼のチームの一員、アンドロイドのオットーで、というわけですな。で、ハミルトンが描いたフューチャーメン達の、言ってみたら「仕上がった」メンバー感とはちょっと違う、まだそこまでいろんなものが未成熟な状態のキャプテン(カート)と、それに比べればはるかにできあがっているフューチャーメン達の対比がまず面白い。なにせカートは産まれてすぐに両親を殺害され、かろうじて難を逃れた<生きている脳>ことサイモン・ライト、合成アンドロイドのオットー、AI搭載のロボット、グラッグの三人(人?)によって慎重に存在を秘匿されて育った人物。それ故成人となった時点においても、サイモンによる英才教育、オットーとグラッグによる肉体的教練は人類最高峰レベルなんだけど、社会的、対人的な方面の経験は耳と目の学問レベルしかない、という状態。
なので冒頭からカートの行動はどこかぎこちなく、なんというのかな、耳学問優先のそれになっていて、そこから生まれる何とも言えん気まずさが序盤の魅力になっていると思う。ちなみにこの耳学問から来るカートのちょっとズレたアクションの被害者が、おおむねジョオン、ってあたりはお気の毒というかなんというか(^^;。だから序盤は(元シリーズを知ってる人ほど)結構戸惑うと思うんだ。カートって二言目には「殺す」なんて言うキャラだったっけ、なんてね。
なんだけどそんなカートが、少しずつだけど世界を知り、自分が為すべきことに向き合っていく描写が、押しつけがましくなく差し込まれていくあたりはとても良いと思った。劇的に成長する、ってのではないんだよね。それでも終盤、自分がやるべきことが何なのか、に到達する流れは相当感動できる。自分はラストでちょっとうるっと来ましたよ(w
その上で原作をリスペクトしつつ、その後の科学やSF界のアップデートを上手に取り入れてきてるのはとても上手い。なにせ原作のスタートは1940年代、最先端技術でもV-2号だものね。そこは上手に新しいネタを取り込みながら、言い方はちょっと悪いかも知れんけど、スマートに辻褄を合わせてきているな、と感じた。元シリーズや本シリーズ以降のSFシーンへのリスペクトも無理なく盛り込まれているのはなかなか。その上でまだ「できあがっていない」SF界屈指のスーパーヒーローの姿を堪能できたのはとても良い経験でした。もう一歩進歩したキャプテンの姿、見てみたいですね。
一点だけ文句(って程でもないんだけど)。このタイプのオーソドックスなスペース・オペラのカバーイラストに鶴田謙二さんを起用するのは控えてくれないかな。鶴田さんの絵は大好きだけど、これはちょっと、「違う」んだよなあ…。
★★★★
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□ もんちぃ [最後まで描きるのが苦手な松本氏主導じゃないので制作される、に50コスモ円。で、もひとつ客が入らない、に100コスモ円]
□ ROVER [いやでも松本零士にも参加して欲しいとか言ってるしー(^^;)。 ま、それはそれとして客が入らない、てのにはオレも10..]
□ TUX [●古代君はクリカンがモノマネで、またはまたしても山ちゃんがアフレコの二点賭けに5000ビーメラ(爆)]