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奈々子姐さんおとめちっく奈々子様の日記経由でホラー映画占い。
あなたは、
生き残っても不幸なタイプ
の人です。
あなたは、不屈の精神で生き残るのですが、家族も恋人も殺されてしまい、助からなかったほうが良かったのでは?というタイプの人です。努力する方向性は間違っていないのですが、周りがついていけません。交友関係に注意しましょう。時には肩の力を抜くことも大切です。また、殺人鬼は木っ端微塵に打ち倒し、周りの人はみんな殺されてしまい、普通に考えると犯人はあなた・・・というあらぬ誤解を受けることも。危うきには近寄らずで、自分の置かれている状況にあわせて振舞いましょう。また、殺人鬼と戦ってるときが一番活き活きして見える気がします。「案外幸せなのかも」って思ってる時は実はかなり危険な時なのかもしれませんよ。
恋愛関係は相手を不幸にしてしまうこともしばしば。理由はあなたの詰めの甘さにあるようです。私生活の安定が幸せの鍵です。危うきには近寄らずで。
しょぼーん。
フガフガ・ラボというサイト内のコンテンツ、ブッシュ妄言録。同名の書籍も出てますね。ネタに事欠かないブッシュJr.のユカイ発言を集めたサイトなんだけど、いやあ面白い。is と are の使い分けもできない人間でも大統領になれるんだ。すばらしい。これぞアメリカンウェイ(違)。
まあね、喋るのが苦手な人ってのはいるわけだし、てにおはが変な日本人もいるわけだから、それだけでジョージ君が救いようもない阿呆、ってことにはならないし、どんなことでも悪意を持って書けば悪い冗談になるわけなんで、そこらは多少考慮してあげんといかんとも思うんだけど、
やっぱアホだ、こいつ(w。
いやー、あまりの面白さに隅から隅まで読んでしまった。おまけのチョーさん迷言集もハゲワラ。それでもこっちは「いい人だなあ」と思えてしまうのは、チョーさんがどんなこと言っても、それで人が余分に死んじゃったりはしないからだよね。
あちこちで話題の増井俊之さんの本棚.org。試みとしての面白さは認めるが、人の本棚を見て、あるいは人に本棚見せて何が面白いねん、と思う私は古い人間。ま、個人的にはさらに、どうしても恣意的になってしまうであろう、ここでの"本棚を見せる"行為にどういう意味があるのかな、と、そこは真剣にわからない。どういう意味があるんですか?
ついでに。
ここでも書影はamazonのそれを利用。常々思うんですけど(ここからは増井さんの試みを云々する話ではありません。別な話です)、あちこちのサイトで本を紹介する時にさんざっぱらamazonなりBK1なりのリンクを利用しておいて、どこぞの本屋が潰れた、残念だー、などと、どの口で言えるんだろう。リアル書店を苦しめてるものに、webサイトにおける書籍紹介と、それに連動したweb書店へのリンクがないとは言えないと思うのだけれど。あたしゃ本を紹介する時、意地でもamazonやらどこやらへのリンクは張りません。主に自分が使わない、からなんだけどそれに加えて、本なんてのは自分の目で見て、最後の決断を下すべきだと、どうしても目で見れない時にweb書店を使えばいい、と思ってる部分も少々あるのでね。
まあなんだ、そんなことを偉そうに言う私が、webで古書店をやってる、なんてのは突っ込まれどころ満載なのも承知の上ではあるんですけどね。んでもやっぱりこの、猫も杓子もamazonにBK1、って流れ、大嫌いなの。
午前中は発送の準備やらなにやらあったので、夕方から資料眺め…てたら「改訂版」とか言うデータがやってきた。ふーむ、どこが改訂されたのか良くわかんないや。とりあえず素材の切り出しから始めようか。
『アンビリバボー』超能力少女ナターシャの実験に立ち会ったゾの巻(山本弘のSF秘密基地)。それがテレビである以上、テレビ的演出は不可避である、というお話。でもまあこれは割と良心的な方かも判らんね。
日テレ衝撃…巨人戦中継ついに5%台、ポケモンにも負けた(ZAKZAK)。だーかーらー、前にも言ったでしょ、他局は知らず、仮にもオーナーグループのテレビ局が、自分の持ってる球団の試合を、自局ネットで、なぜに最初から、最後まで中継せんのかね。自分で熱心なファンを減らしてるとなんで気づかんかなあそこの人達は。
それはともかく、頑張って中日叩いてくださいよぉ巨人さん。
「ウルトラマンメビウス」、「BLOOD+」、「ツバサ・クロニクル」。イデ隊員の頃からさんざん言われてた、「ウルトラマンがいれば俺たち必要ないじゃん」ってのがテーマだったのがメビウス(#17:フォーメーション・ヤマト)。おなじみのテーマだけに小細工など労せずさくっとやってくれたらそれで良かったものを、少々考えすぎてもひとつ乗り切れない作品になっちゃっったかな、と言う感じ。必要以上に口うるさいおっさん視聴者として言わせてもらうならば…、
てなあたりかな。去る前のセリザワさんの芝居、リュウ君を見ながらもちらりとミライ君やサコミズさんにも視線を投げるあたりは、なかなかいい感じだっただけにちょっと惜しかったかも。
ライブタイミングで観戦。なんだかんだ言ってもやっぱり一番の興味はアグリのニューマシンだよな。フリーでは左近がタクのタイムを少し上回ってて「へえ」とか思った矢先の残り時間1分以下、いきなり"STOP"表示が出ておやおやと。予選はSA05で、決勝は06が使えるようですが。
それはともかくSAF06、タクの予選タイムはモンテイロよりコンマ7秒ほど速く、アルバースからはコンマ1秒ほどの遅れと言うことで、少なくともテールエンダーのエリアでは正々堂々の勝負がやれるマシンが出来てきた、って事なのかも知れない。まだまだ低レベルな話ですけど、それでも前進はしてるよね。
前の方ではフェラーリの好調ぶりが目立ちますな。憑き物が落ちたんだろうか。間にホンダを挟んだフェルナンドは苦労するかも。つかもう守りに入ってるのかい、って気もしちゃうけどね。キミのポールってところもあわせて、なかなか面白いレースになるかも知れない。
□ 寸゛ [フォーメーション・ヤマトって80のアレですか?]
□ rover [そんなんがあるんですの? 80とか全然見てないもんでさっぱりっす(つoT)]
□ 寸゛ [あるんですの。合体/分離機能を有するシルバーガルの特徴を活かした戦法で(以下略 私も十年程前にNHKのBS深夜放送で..]
□ TUX [●ちなみにサラマンドラという怪獣は、ウルトラマン80で「フォーメーション・ヤマト」を使った怪獣で、さらに、セリザワ前..]
□ rover [なるほどそういうことなんですか。勉強になるなあ(しみじみ)。]
□ 寸゛ [http://youtube.com/watch?v=p6Qtsb5_KBg こんなんありました。]
□ rover [おおっ、こりゃ分かりやすい。関係ないけどスペースマミーのコクピット(って言うのか)でコーヒー噴きました(w。]
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。「ギアス」は第1シーズンラストになるべきだった24、25話。なぜこういうタイミングでやるのかも良くわからんが、まあそういうこと。スザクもカレンもゼロの正体を知ってしまったわけで、この状態で始まる第2期は、なかなかに愛憎がぬとぬとと絡み合ったものが出来上がりそうですな。オナニー少女は気が狂っとるし。
「ゲキレンジャー」は、ちょこっと新展開の予感。トライアングルでは対抗できないからクワドラントで行こう、つー展開はわりと予想してなかったぞ。最終的に5人になるのかな? どこかに理央様が入ったりはしないのかな。
「電王」は本編を片付けつつ、劇場版の宣伝もちゃっかりやっちゃうシリーズパート2。これが案外手際が良くて、少々感心した。で、来週もやるんですかい?
「化物語」、「亡念のザムド」、「NEEDLESS」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーディケイド」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」、「東京マグニチュード8.0」。土曜深夜は野球中継が延びたようで30分押し。
「シンケンジャー」が好調で楽しいねえ。今回は殿様とことはのお話。微妙な距離の取り方が、少々甘酸っぱくてたいへんよいね。わたしゃ殿様は、執事役でも完璧にこなしちゃうぐらいでもよかったかも、なんて思ったけど。
「ディケイド」も割と良い感じ、というかまあそのほとんどは倉田てつを氏のおかげって感じだけど。ずいぶんシブミが増したけど、変身シーンのカッコ良さはさすがだわ。やっぱ昭和のライダー役者さんたちの動き(っつーか止めの決まりっぷり)はさすがだよね。で、本物の霞のジョーは顔を出してくれるんだろうかね(w。
「生徒会役員共」、「ぬらりひょんの孫」、「ドラマ もやしもん」、「屍鬼」、「MM9」、「刀語」。「オオカミさん…」は「刀」があるので今週はパス、つーかそろそろいくつかは定期観賞パスしても良さそうやね。
とりあえず「ジャンプ」系が軒並みダメな感じ。「ぬらりひょん…」は相変わらず造りが雑。「屍鬼」は藤崎竜のマンガが元ネタなんだそうだけど、なんかそんな感じが全然しないなー。最近マンガ見てないんで、元の絵柄もこんな感じなのかも知れんのだけど。それはさておきアニメの方は、現実と非現実のキャラクタの入り交じり具合が全然混ざってなくて変な感じ。
もともと藤崎竜のマンガは、絵としてみたときの不思議感がかなりあり、それが独特の魅力でもあると思うんだが、静止した状態で完成されたそれらを動かすのは結構大変じゃね? と思えるわけで、そこでなんか失敗しちゃったかなー、って気はしないでもない。
実写ドラマ編。「もやしもん」は、うーんやっぱ沢木ちがくね? ってのが大きいかなあ。彼、そもそもチビだったはずなんだけどな。
「MM9」のほうはなかなか良い感じになってきてるんじゃないかな。低予算でのパニックものの作り方のお手本(ただしやや変化球)みたいな出来上がりだったと思う。原作では宇宙物理学者だった案野博士、こちらでは数学者なんですな。「数学は世界の全てを記述する」とかなんとか、どこのベンフォードだ、あんたは(あれ、ベアだったっけ?)とか思っちゃったのはナイショだ。次回はようやく、マンモスフラワーか草体レギオンかってな、怪獣さんらしい怪獣さんが登場するみたいなので楽しみです。
「刀語」、意外に早いタイミングでお姉ちゃん退場しちゃったんですな。ラスボス級の人なのかと思ってたんですが。
ってところで。
というか正しくはカテヘンカッタデー!!。T4-4YB。横浜相手に4点はセイフティ・リードとは言えないけれど、それにしても点の取られ方がちょっと面白くないね。久保をあきらめるタイミングは正解だと思うけど、その後の継投はどうなんだろう。一点勝負になるのなら、まずは調子の良い人からって事にはならないのかな。しばらく榎田クンは下げておいた方が良いんじゃないのかね。結果論だし、そもそも打てねえってのが大問題なんだけど。ま、負けがつかなかっただけでもありがたいって事で。
それはそれとして、このタイトルに含めるのも不謹慎な気もちょっとはするんだけど、阪神がらみでもあるので訃報も。伊良部秀輝さん(asahi.com)。野球から離れたあとに始めたうどんやさんが結構好評で、なんて話も聞いたような気がしたんだけど、そちらも長続きしなかったのだろうか。もっと長く続ける方法もあったんだろうけど、敢えてそっちには行かなかったってあたり、彼なりの美学があったのかなあ、なんて。記憶に残るタイプの選手であったことは確かだったと思います。せめて天国では安らかに。
「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD C」、「輪るピングドラム」、「THE IDOLM@STER」。
「黒ウサギ」は切っても良いかなぁ。ライトノベル原作の深夜アニメスタンダード、という点で間違ったことは何もやってないと思うけど、面白くないって所はどうしようもない。
「BLOOD C」のCってCLAMPのCってことなんすかね。そのCはきっついわ。これも切っても良いかな候補だなあ。お話的にちょっと面白くなりそうな要素もあるにはあるんだが。
「ピングドラム」はなんていうんだろ、センスとしては昭和テイストなんだけど、そんなテイストのピースをシークエンスとして並べる所で、何かおかしなセンスが働いて、出来たものになんともいえん妙な味が加わっちゃった、みたいな? ヘンさという一点において、妙に油断できんお話になっているなあと思う。
「アイマス」はとても良くできていると思うんだけど、自分が元のゲームをプレイしてない上に、アイドルという存在に全く思い入れを持てない人なものだから、「丁寧なアニメ」以上の印象が持てないままお話が進んでいるって状態であるのも確かな所で。これだと自分は「XENOGLOSSIA」のほうが、少なくとも引っかかりって点では上だったよなあとか思っちゃうんだよな。「XENOGLOSSIA」が良いアニメだったとはこれっぽっちも思わんけどね(^^;。
T9-2BS。そりゃたまには勝つわな。とは言え必要なときの3点(勝つための最低の必要条件)に絡んでいたのがトリと新井(弟)というね。いろんな事情はあるんだろうけど7点リードで〆が球児というね。
余裕のなさがぷんぷんしてますなあ。
五輪の中継の関係もあってやや少なめ。「黒子のバスケ」、「境界線上のホライゾンⅡ」、「アクセルワールド」、「ソードアート・オンライン」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「機動戦士ガンダムAGE」。あとwebで「輪廻のラグランジェ」、「TARI TARI」、「ココロコネクト」あたりも追っかけてます。
土曜深夜、「黒子」は安定銘柄。「ホライゾン」は我が道爆走中。二期は愉快キャップのニンジャにーちゃんにスポットが当るようなお話なのかしら。「アクセル…」はこの世界、根性で上書き可能なんだよ、ってのがわかるお話。ふんむー、ラジオは面白いんだけどなあ。「ソードワールド」のほうは、まあラジオよりはアニメの方が面白い、かな(^^;。
「ゴーバスターズ」は陣センパイにもいろいろいわくがありそうだぞ、ってのがわかる回、つか基本はフィーチャリング・ヨーコなお話で、そっちもちゃんとできてた訳ですが。やー、ええフトモモですな(殴/蹴)。
「AGE」はまあ、ここに来て何やってんだ的に新キャラのエピソードが挟まるような。もはやこのシリーズは、じいちゃんがどういう経過で気持ちを変えるか、ってとこにしか興味が持てない感じだなあ。
web観賞組、「ココロコネクト」がかなり面白いっすね。長井龍雪氏が一枚噛んでるのか、なるほどー。
タイミングモニタで観戦。シューマッハの出オチでフォーメーションラップをもう一回のディレイスタート。で、何かミスったのか可夢偉は後方に。オプションが合わないのか早々のタイム交換だったけど換えたタイヤもオプション(だよね?)。そこそこタイムは出るんだけど決め手もない感じで前には出られない。調子が良いのはロータス。決め手に欠けていたのはレッドブル、だったかな。ザウバー同様速さが感じられないフェラーリ、ってのはエンジンの問題なのだろうかねえ。
ま、パッケージで一段劣るザウバーがより苦労するのはしかたがないのか。プライムに変えた直後はそれなりのタイムが出せていたように見えたけど、それを持続できないあたりが今のザウバーの限界か。
レースはハミルトンに続いてロータスの二人が表彰台。ちゃんと速いライコネンを見るのは楽しいので、そこは良かったかな。個人的にはもっと速いマシンにキミを乗せてみたいとは思うんだけどねえ。
DG君仕事。修正要望が要領を得ないのもいつものDG君クオリティで、いったい何を直してほしいのかがわかるまで一日、わかってみたら5分で済む話だった、が今日。勘弁してくださいよ、それでなくても先週はルーチン業務をかなり押し込んで、そっち優先で仕事してたんだから。
しかもなんで5分で済んだかといえば、オレがファイルひとつ送り忘れてただけだったというね(^^;。
「東京ESP」、「ろこどる」、「RAIL WARS!」、「M3」、「アオハライド」、「アカメが斬る!」、「精霊使いの剣舞」。
日曜深夜、「東京ESP」は意外と面白い、ような気がしないこともない。なぜかアイドル話が続くことになった「ろこどる」に「RAIL WARS!」、「ろこどる」はまあ、アイドルのお話なんでいい(とはいえなにやら変態風味が増してきたような気もしないことはなく)んですが、「RAIL…」の方は夏だし水着で行ってみっか、的な? ちゃんと歌える人を持ってきたのは立派、なのかしらね。鉄ネタは希薄だったけど、まあこういう話があっても良いよね。
月曜日、「M3」はなかなかお話が加速しないまま、なぜかエロい方面ばかりが妙に強調されてきている感じが。どーでもいいけどささめの中の人、勝手にはやみんだと思ってたけどれんちょんの中の人だったのな。ちょっとびっくりした。
青いのと赤いのは安定銘柄。「精霊…」は呆れるくらいのどこかで見た感満載で逆にすがすがしい、のかしら。「SAO」といいこれといい、今期はビューティフル・オカマさんが流行りなクールなんですかね(w。
T1-3D。藤浪きゅん初回3ラン被弾以外はおおむね試合は作った模様。打線の方が見殺しか。藤浪きゅん、嫌われてる(^^;?
とはいえ満塁で藤浪きゅんをバッターボックスに立たせたのは良かったのか悪かったのか。
「シン・ゴジラ」公開疑念、テレビでギャレス版「GODGILLA」やってたので見たけど。
一番の見せ場である、ハワイの津波襲来からのゴジラの全身像お披露目、のシーンが丸ごとカットされていて相当がっかり。気がついたらもうゴジラが暴れてるんだもんね。どこか他に切るところはなかったのかなぁ、とはいえ日本で津波シーンを流すってところにも引っかかりはあったのかも知れんし、そこは一概に批判もできんように思うし、厄介やね。
「シン・ゴジラ」も評判良いようですな。そのうち観に行こうと思ってますが、すぐには動けないのであんまり情報入れないようにしておかないと(^^;。
1990年代あたりから、結構な数のいわゆるハイテク軍事サスペンスにカテゴライズされる作品が各社から刊行されるようになってて、その大半は新しめの兵器のスペックの羅列とワンパターンなマッチョ・ヒーローが活躍する、チャチなもんばっかりで、多分本書も書店で見かけた記憶はあるんだけど、その時は勝手に半笑い物件なんだろな、と決めつけて買わなかったわけですが、今回読んでみてびっくり。宇多丸師匠風に言うなら「ナーメテーター」物件でしたね。ジェイムズ・H・コッブ「ステルス艦カニンガム出撃」(書影はamazonにリンク)。
2006年、突如南極大陸に侵攻し、英国の観測チームを拘束したアルゼンチン。南極条約の実効下で領有権が凍結されている南極で、条約締結国のひとつでもあるアルゼンチンは何をしようとしているのか。たまたま隣国ブラジル、リオデジャネイロに停泊中だった米国の最新鋭ステルス駆逐艦「カニンガム」に出動命令が下る…。
既存の兵器体系からは隔絶した高性能のハイテク兵器がのーてんきに大活躍する系かな、と思って手を出さなかったんだけど、んでまあ確かにそういう側面も無くは無い(そこが見せ場でもあるからね)んだけれど、それ以上にシチュエーションの造りの巧さとキャラ造形がなかなか巧みで、割とボリュームのある本だけど一気読みしちゃう面白さがある。
膨大な地下資源の宝庫であろう南極に一番近いのに、条約の制限で手を出すことができないアルゼンチン側の事情というのは、まあ約束は約束だけど手は出したいよね、と言う程度には理解できる。しかも条約を守れー、と言ってくるのはそれなりに裕福な国たちでもあるわけで、お前らの都合ばかり押しつけるな、って気になるあたりにも同情の余地はあると思う。それはそれとして南極を平和な大陸としたい、と言う綺麗事連合の方もまたしかり。という微妙な条件下でのパワーゲーム、と言う面白さですね。
キャラの方も有能な女性たちが勘所に配置されててこちらもまあ今風と言えるか。なにせ主人公「カニンガム」艦長、アマンダが女性ですし。
ただまあシチュエーションの面白さに比べるとキャラの方は若干手薄かな。主人公の障害になる人物、どうしようもない悪党、的なポジションが弱いんだね。一応の敵であるアルゼンチン側の人物たちも、先に述べたような事情もあって芯から憎めるようなヤツはいないし。
この結果お話の展開も、やや起伏に乏しいものになってしまった恨みもあるかも知れないな。本気で倒さないといけない相手、ってのに不足してるのね。そこがちょっと惜しかったかも。とはいえ、期待してなかった、って点を加味してもこいつは結構面白かった。シリーズがあと4作あって、軽石庵さんに全部揃ってることを確認したので、続きも読んでみましょうかね。
で、どーでもいいけど2番艦はやっぱ「ドリスコル」なんすかね(^^;。
大変珍しいコースを取った台風。一度東日本に接近したあと、ぐいっと西に転進するという。おかしなコースを取った台風は過去にもいくつかあったけど、いきなり西に舵を切った台風というのは初めてだとかなんとか。ウチの近所だと午前4時くらいに目が覚めた時、風と雨が結構な音を立ててたのでその時が一番近い状況だったのかな。運良くウチの近所で大きな災害は起きなかったようだけど、山陽電鉄の一部で結構大きな土砂崩れが起きててようですね。神戸電鉄も始発からの運転は見あわせてたようだけど、こちらはどうやら午前9時前には運転再開したようで、倅もちゃんと仕事に行けたようです(w。
それにしても今年は天候がどうにもおかしな事になっておりますね。
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□ taoy [本棚.orgは面白いなぁ、と思っています。登録しようとは思わんけど。んで、知り合いの家とかで本棚を見るのはけっこう好..]
□ ROVER [まさにそのリアルとヴァーチャルの使い分けって部分で、本棚.orgってどうだろうと思ってるわけでして。やろうと思えばあ..]
□ おとめちっく [「うおー、この団鬼六がずらーっと並んでる Rover てどんなヤツだー」みたいな(うそ) ま、それはさておき、ざっと..]
□ ROVER [お、よく見ると村祖俊一とかもあるぜ。こいつ変態だぜ。…ないない(たぶん。いやでも団鬼六さんは好きだが) 宅配も良いん..]