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本日のお題は「サンダーバード」。例によってワタシとTUX導師は少し早めに出て「シュレック2」も鑑賞。「シュレック2」は、まあ期待通りというか期待以上にとばしまくってるというか。吹替え版を見たのだけれど、山寺宏一、竹中直人、青野武の曲者3人が好き放題にやりまくってるあたりが楽しい。「シュレック」にしては下品度がちょっと控えめなのが残念だったけどね。
「サンダーバード」の方は、んーなんというか、こちらは字幕版じゃなくV6による吹替え版の方がふさわしかったんじゃないかなあと思える出来。これね、「アラン・トレーシーと秘密の救助隊」だったらワシ、文句言わんかったかも判らんなという感じなんだけど。ティンティンがとてもキュートだし。でもね、「サンダーバード」としては残念ながらダメダメ。なんつーか、映画を造ってる人がもとの「サンダーバード」に、まったく敬意を払っていない感じが随所から見て取れてとても悲しい。まあ詳しくはあとで。
映画のあとは屋上に直行。払った分の元は取らなくちゃと思ってしまう貧乏性な人間が揃ってるもんだから、もう飲み食いしまくり。腹苦しい。二時間たっぷり飲み食いしたあとは、腹ごなしに近々閉店が決まっている梅田のディスクピアへ。ここで見つけちゃったんだよなあ、「アーコフ・ライブラリー・DVDボックス1」、50%OFF。「原子怪獣と裸女」、「悪魔と魔女の世界」、「女バイキングと大海獣」、「恐怖の獣人」の4枚に、特典映像としてロジャー・コーマンのインタビューDVDがセットされた5枚組、半額で10000円ですよあなた。多少迷ったんだけどやっぱ耐えられませんでした。購入。ちょっとうへへ。
さらに腹ごなしにカラオケ。本日は途中から、タイトルを入れたあと、はたしてそのタイトルの番組の画像がモニタに表示されるかどうか(うちのオフでは、カラオケは基本的にアニメ・特撮ソング縛りになってる)のチェック大会に。とりあえずジョイサウンド、勇者シリーズには対応、「イデオン」もOK、でも「ガンダム」や「ザブングル」はダメ。なのになぜか「ストラトス・フォー」やOVA版「雪風」はしっかりアニメの映像が出てくるっちゅうのが妙に不可解なところではある。証拠画像はあれです、ムッシュかまやつの「雪風」ソング(^^;)。
2時間大声出してへとへとになって本日のオフはお開き。皆様お疲れ様でした。
スタッフ
監督:アンドリュー・アダムソン/ケリー・アズベリー/コンラッド・バーノン
製作:アーロン・ワーナー/デビッド・リップマン/ジョン・H・ウィリアムス
製作総指揮:ジェフリー・カッツェンバーグ
脚本:アンドリュー・アダムソン/ジョー・スティルマン/J・デビッド・ステム/デビッド・N・ウェイス
音楽:ハリー・グレグソン・ウィリアムス
声の出演
マイク・マイヤーズ/濱田雅功
エディ・マーフィー/山寺宏一
キャメロン・ディアス/藤原紀香
アントニオ・バンデラス/竹中直人
ラリー・キング/ジョン・カビラ
公式サイト:http://www.shrek2.jp/
大冒険の末、ついに結ばれたシュレックとフィオナ。波瀾万丈のハネムーンから帰ってみると、なんだか良くわからないけど仰々しい使者の一団が…。それはフィオナの両親、「遠い遠い国」の王と王妃からの招待状。醜い怪物である自分たちを、まっとうな王国の王様とお后様が、歓迎などしてくれるはずもないと渋るシュレックを説き伏せて、なんとか「遠い遠い国」にやってきたおなじみ一行だったが、おとぎの国のセレブたちが居を構えるこの国で、やはりシュレックとフィオナは化け物以外の何物でもない。それでもめげずに両親に理解してもらおうとするフィオナだが、娘には最高のハンサムを、と思っていた父王にとって、シュレックはどうにも受け入れがたい存在。やっぱり王様とシュレックは大げんか。そんなドタバタとは別のところでもうひと組、シュレックとフィオナの仲に割り込もうとしている連中も………。
やってきました無責任お下品アニメ。…なんだけど実は、前作ほどにはお下品じゃない。パロディ側の暴走ぶりは相変わらずだけど、前作に比べればずいぶん上品になったな、って感じはあったりする。「毒」がちょっと薄まっちゃったかな? ってとこ。前の「シュレック」がちょっとなあ、って思った人でも今回は楽しめるのじゃないかしら。逆に前作のえげつなさが好きだった人には、ちょっと物足りないと感じるところがあるかも知れない。お話の展開も、実は案外真面目だし、あろうことかメッセージらしきものまで微妙にこめられてたりするもんね(w。
ただ、やっぱりこの作品には勢いがあって、最初の波にうまく乗れたらあとは一気呵成、エンディングまで頭空っぽにして心ゆくまで楽しめて、終ったあとにはあんまり残るモノがなく、「あー面白かった」で終っちゃう作品に仕上がっていてそこは好感大。90分間ぎゃははと笑い、終ったらさっぱりと「あー面白かった、さあ次どこ行こう」、って思わせてくれる映画って案外少ないのだよね。そういう、休みの日のお楽しみコースの一つのピースとして過不足のない娯楽作品としてのエンタティンメント映画を作ってくれたドリームワークスには大感謝。
そうは言ってもそこは天下のドリームワークス、ここにさりげなくぶち込まれているCGIの技術の高さには恐れ入ってしまいますな。布地の質感、猫君のファーシェイディング、CG役者のモブシーンなど、そっち方面でも見所満載ですわ。3年前の「シュレック」、これを見たあとで見直したら、レンダリングテストですか? と思っちゃうような画像クオリティになっているんじゃないだろうか。こっちの技術の進歩のスピードはホントに速いなあ。その折々で、持てる技術についてちゃんと考察を加え、できそうなことには全力ぶち込む、ここらの仕事ぶりはさすがだ。それをことさら表に出さず、さらりとすげーことやってるあたりは恐れ入りますわ。
今回も吹替え版での鑑賞だったのだけれど、前作ではやや音量足りない感じだった浜ちゃんがずいぶん声優としてうまくなっていて、これなら浜ちゃんでもありかな、と思った。紀香ねーさんの方もそれなりに自然でよい。ただあれだ、山寺宏一、竹中直人、青野武の三人が飛ばしすぎだわ。ちっとやそっとのキャラクターじゃこの三人に食われてしまっても、まあしかたがないだろうな。原語版のアントニオ・バンデラスの猫の声も聞いてみたい気はするが、なんか竹中の方が上手のような気もするよ。ついでに、女王様役はジュリー・アンドリュースだそうなので、そこも興味あり。やっぱこれはDVD買うしか、ってとこで。
最後に。えーと、なんと申しますか、「萌え」という単語のコンセンサスについてなんですけど、ここ、もしかして日米での「萌え」つーものの許容度の格差みたいなものが縮まってきてません? この映画の猫君(バンデラス様が声当ててるヤツね)とかに見られる萌え要素の考え方って、これ、どう見ても日本で受ける「萌え」の条件を完璧に満たしているよね。こういうのがいまはアメリカでも受ける要素として受け入れられているの? そうだとしたら凄いことだと思うんだけど。
(★★★★)
スタッフ
監督:ジョナサン・フレイクス
脚本:ウィリアム・オズボーン/マイケル・マッカラーズ
音楽:ハンス・ジマー
製作:ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー/マーク・ハッファム
出演
ビル・パクストン
アンソニー・エドワーズ
ソフィア・マイルズ/ロン・クック
フィリップ・ウィンチェスター/レックス・シャープネル/ドミニク・コレンソ/ベン・トージャーセン
ブラティ・コルベット/ソレン・フルトン/ヴァネッサ・アン・ハジェンス
ベン・キングズレー
公式サイト:http://www.thunderbirds-movie.jp/
かつては宇宙飛行士、今は巨万の富を築いたジェフ・トレーシー。彼が極秘裏に設立した組織こそ「国際救助隊」。自慢の息子たちが乗り込む各種のスーパーメカの愛称から「サンダーバード」の名で知られる彼らは、今日も世界各地の大災害に敢然と立ち向かう。最年少のアランをのぞいては…。そんなある日の救助ミッション、いつも通りの鮮やかな手並みで危機迫るオイルリグに取り残された作業員たちを救助して、颯爽と帰路につくサンダーバード1号と2号。だが何物かが、その機体に向けて密かに特殊弾を打ち込んでいた。絶対に秘密にしなければならないトレーシー島の位置が、何者かによって明らかにされようとしているのだ…。
ええと、まず褒めておきます。少年少女の冒険物語として、決して悪い出来じゃあないです。監督のライカー副長ジョナサン・フレイクスは、たぶんティーンズ向けの娯楽作品として「ハリポタ」シリーズのノリをこの作品に持ちこもうと思ったのだと思えるし、それはそこそこ成功している。熱血バカの主人公、運痴のガリ勉君(ブレインズに息子がいたとはな。で、どもりってのは遺伝するものなのかね?)、元気美少女のトリオのお話、としてはそないに悪くない、というかティンティン可愛い(ぉい)。
でもな。
私は「サンダーバード」で特オタになったのですよ。これは格別なタイトルなのですよ、私にとって。そりゃ、期待できない映画だと覚悟はしてましたよ。キワモノ映画を一本見て、「たくよー」とビール飲みながらの馬鹿話のタネにでもなってくれたらそれでいいや、ぐらいの気持ちで見にいきましたよ。でも…。
ちょっと悲しくなったよ。
この映画を造った人達は、「サンダーバード」をなにもわかっていないし、これっぽっちの敬意も払っていない。きっと子供の時に、「サンダーバード」を見て胸が高鳴らなかった連中ばかりに違いない。「サンダーバード」を名乗るなら、外せねえポイントがあるだろうによお前ら、わーっとんのかオルァ!(いかん、思い出しながら書いてたら、だんだん凶暴な気分になってきた)
いいか、「サンダーバード」というのはだな、ぐおぉぉぉぉん、きいぃぃぃーん、ん、ん、ん、んっ(ここのタメがかなり大事)………どっかーん! !もりもりもり!なんだよ。お前らがやってるのは、ごー、ぺた、だろうがよ、どっかーん!がねえんだよお前らが作ったそれには。ガキんちょだったオレらはだな、科学文明の持つ危険性とか、孤島に潜む正義の味方だとか、そんなあとからなんぼでも言えば言える理屈で「サンダーバード」に夢中になったんじゃないんだよ。あのデカい飛行物体が着陸しようという時には、これぐらいのパワーがいるんだ、ということを一瞬にして納得させてくれた、どっかーん!に惚れ込んだんだよ、どうしてそこを外すんだよ、バカ。
考えてみたら無駄の限りでしかないけど、見てるだけでワクワクしてくる発進シークエンスはどうしたよ。おまえら滑り台を、「パパ、行ってきます」と叫んで逆さに滑り下りた憶えはねーのかよ。かろうじてオマージュになってる2号の発進シーンが、悪党に乗っ取られての発進ってなによそれっ、きぃぃぃぃぃぃっ!。1号の最高速はマッハ19オーバーなんだよ、2号はせいぜいマッハ7なんだよ、パンフにもそう書いてるじゃんか。なんで同時に現場に到着するんだよ、阿呆。
はあはあ、ぜえぜえ。くそっ、見た直後はそこそこ冷静だったのに、思い出したら腹立ってきた(^^;)。
最初に書いたけど、良いとこの全然ない映画だとは言わんですよ。原作でもしょっちゅうガキ扱いされてくさってたアランが、友情パワーで大人たちの危機を救い、晴れて救助隊の一員として認められる、話としてはまあまあいけるんです。でもね、「サンダーバード」を名乗るなら外せないポイントがあるでしょう。そこを敢えて外すんなら、それと同等以上のビジュアルショックをこっちに見せてくれなきゃ嘘でしょう。
この映画の吹替えにV6を選んだ日本の企画者の目は、実は確かだったのかも知れないという気がしてきたぞ(w。 吹替えで見た方がもしかしたらこれ、終始ヘタレきってええ具合に楽しめたかも知れない(V6ファンの人、ごめんなさい)。
一応続編へのヒキもあるし、パンフ読むとスタッフはやる気満々らしいけど、ヤメレ。
(★)
野球やら陸上やらゴルフやらで、今週は「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」の三本だけ。ヒビキさんとプリキュアは一週遅れ。関西のみんなはここ見て見逃さないように要チェックだ。てことでマジレンジャー(#24:先生として〜ゴル・ゴル・ゴジカ〜)。おろろ、ヒカル先生、死んじゃったりはしなかったのか、ちょっと拍子抜け。結局流星パンチとやらも見せてくれなかったのか、さらに拍子抜け。お話はまあ、暗黒面に足突っ込むと強大な力を得られるんだけど、それは同時に自分を破滅挿せかねないものになるよ、というある意味ありがちな(王道とも言いますが)展開でございましたな。チィ兄のセリフが少なかったんで、先週よりはマシだったかな。
響鬼(二十六之巻 刻まれる日々)はイブキさんがアスム君とモッチーの間にあきらを割り込ませて波風立てようと画策する(違)話と、ザンキさんザンキさんしか言わないトドロキ君にヒビキさんが嫉妬する話の二本立て(さらに違)。響鬼・紅バージョンの説明は、アスム君よりも先に、まずトドロキさんにしてあげれば、彼も自分の太鼓の特訓に疑問を持ったりせずにすんだのにね。童子たちの描き方とかあきらや佳寿美さんとか、妙にエロい描写の多い回でしたこと。ぐふふ。
プリキュアも普通に面白かったけど、後でよく考えたらルミナス変身してなかったなー。嫌われてる?
エアコン無しの軽石庵本店、お客さんからご注文いただいた本を探すだけで、汗がぼたぼたと商品に落ちるという、非常に危険な状況にあったりする訳なんだが。汗がぽた、除菌ウェットティッシュで拭き拭き、な日々だったり。やらないといけない仕事の外観が見えてきたので、逆にどこかに仕事しない日を割り込ませることも可能な感じになってきたので、
映画見たいぞ。もう皆様は主要な作品はチェックしちゃったのかな。当方はまだ、「スカイ・クロラ」も見れてないんですが。土日のどちらか、映画(タイトルは流動的でも良いですよ)観て宴会、ってのに乗って下さる方がいらっしゃったら、お声をおかけ下さいませ。
あすなひろしさんの作品群については、あすなひろし追悼サイトから、新たな公式サイト(準備中、近日正式オープン予定)へと活動の場を移すことになっていて、その辺の詳しい事情についてはわたしゃ何も知りません。追悼サイトの立ち上げと選集の刊行に多大な尽力をしてくださったたかはしさんが現在大変多忙で、と言うあたりしか存じ上げないのですが、追悼サイトのリニューアルのお手伝いにちょっと参加させていただいた縁で、「あすなひろし作品選集」の最終刊行分、11〜15と、「あすなひろし普及会」名義で刊行された「リチャード三世」、オマケにあすなひろしTシャツなんてなものを送っていただいた。選集11の「青狼記」と「夏草」は「マンガ少年」誌に掲載されたときに読んでいて知っていたのだけれど、それ以外は未読だったので大変嬉しい。
で、とても印象的だったのが選集13、青年漫画(5)に収録されている「遠い歓声」。野球がテーマなんだけど野球自体を描くのではなく、野球を背景にして語られる人間ドラマ、みたいなもので、そういうのがかなり好きなのね、オレ。なのでじんわりしながら読ませていただきましたよ
こっち方面の良い感じのマンガって他に何かありますかね。「野球狂の詩」に水島新司さんと里中満智子さんの共作マンガがあって、それもそっち方面だったなあってな記憶があるけど、あんまりちゃんと記憶していないな。あとは何だろ、細野不二彦さんの「ビールとメガホン」→amazon(ユーズドのみ)とかでしょうか。他にも良いのがあったら教えてくださいませ。
あ、もちろん他の選集も大変素敵でしたよ。追悼サイトの通販ページからお求めいただけるものもあるので、よろしくね(^^;)。
S7-8T。派手な打ち合いで手に汗握る熱戦、などでは全くなく、抜け作が大挙してヤクルトに点を与えてさあ大変という、非常に情けない試合だったけど、胃だけはキリキリしたよ。9イニングの試合で4時間て、最終回だけで1時間以上かかったんじゃないのかね。
抜け作の筆頭は福原。もともとリードしてる時に投入してはいけないピッチャー、とはしばしば言われていたけども、自らその評判に内容証明をくっつけるようなことしてくれんでも良いのにね。
2ちゃんじゃ「魔物仕事しすぎ」なんて書き込みがあったけど、ほんとにそう思うわ。なんともはや、疲れる試合でした。
「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「青の祓魔師」、「花咲くいろは」。
いよいよ最後の大事件的展開の「TIGER…」、それまでの虎徹の存在自体を無かったことにしてしまう、って言うのは確かに危機の総量としては申し分ないボリュームになるとは思うんだけど、それを実現させるのに必要な下ごしらえってかなりな物になってしまうんじゃないかしら。門番のおっちゃんレベルで虎徹の記憶を操作しないといけなくなるわけでしょ? クスリ使うのかマーベリックさんの能力使うのかは良くわからんけど、絶対矛盾が出るんじゃないのかね。バーナビーの記憶を操作した時点で他の連中の記憶も辻褄合せないといけなくなるって事なんだろうとは思うけど、ちょっと無理があるような気がするな。単純に「虎徹が裏切ったー! みんなで追えー!!」ではいけなかったのかな?
「セイクリッドセブン」は、なんかちょっと面白いような気がしてきた。「神様のメモ帳」は、なんかお話を飛ばした感があるのはなんでだろ…と思ったら先週録り損ねてたんだ、それでかー。
日曜朝、「ハリケンジャー」三人揃い踏みの「ゴーカイジャー」。男性キャラは「歳取ったなー」と思うのに、女性キャラだと「いい女になったなー」と思ってしまうのは、見てるこっちが汚れたオトナになってしまったからなんだろうなー。
「青エク」はまあ、少年マンガの王道的展開。主人公は言葉が足りないばっかりにいらん誤解を背負い込むもんなんだよね(w。
「いろは」は学祭話。オレ、高校の時はなこちのクラスで速攻帰っちゃうクラスメートのポジションだったので、ちょっと胸が痛かったっす(^^;。
□ TUX [●間違いなくいい女になりましたよね、七海ちゃん。ジャカンジャ側も、週末コンビはいいからフラビージョを出せと(笑)]
枕元に時計がないから時間わからなかったんだけど、結構盛大な稲光とごろごろどんがらがっしゃーん!! で目が覚めた。小一時間はピカゴロいってたんじゃないのかね。
ま、おかげで変なタイミングでこちらは二度寝しちまったんですが、その間に近畿のかなり広い地域で結構な被害が出ていたようで。ウチの近所でも大雨で兵庫各地に影響 JR三ノ宮駅など大混雑(神戸新聞) ということだそうで、あとから報道を見て少々驚いたんだった。
地域によっては相当大きな被害が出ているところもあるようで、お見舞い申し上げます。
グレッグ・イーガン 著/山岸真 訳
カバーイラスト 小阪淳
カバーデザイン 岩郷重力+A.T
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012014-6 \1100 (税別)
2012年、イラン。イスラム革命を経て今、新たな民主革命の嵐がこの地に吹き荒れようとしていた。オーストラリアのジャーナリスト、マーティンは少々意にそぐわぬところもありはしたが、再び彼の地に赴き、このうねりのなか、同時に新たな情報通信革命の兆しに対面することになる。同じ頃、かつてのイスラム革命を嫌ってイランを脱出してアメリカで研究職に就く女性、ナシムは同じく革新的な情報のストレージに関する技術革新に向かいながら、今一歩のところで突破口が掴めないでいた。そして革命は成功し、イランには新しい社会体制ができあがる。それから15年…
かつてのイラン革命の際に知り合った女性と家庭を作り、イランで書店を営んでいるマーティンだったが、そんな彼を立て続けに不幸が襲う。このままでは愛する息子はやがて天涯孤独の身になってしまうだろう。未来を憂えるマーティンが偶然出会ったヴァーチャル・リアリティ・ゲーム「ゼンデギ」の発展型に一筋の光明を見出した彼は、そのシステムの開発者であるナシムにコンタクトするのだが…、というのが続くお話。
基本的なお話のテーマは家族愛、というところになるのかな。ここに情報ストレージとその再生方法、さらにはその再生環境に関するSF的というかテクノ・サスペンス的な風味が隠し味的に効いてくるようなお話で、これまでのイーガン作品に比べると非常にエッジがまろやかになり、ややこしいところがほぼ無くなり、取っつきやすい要素としてのバーチャル・ゲームのスパイスがほどよく効いて、結果、
なんか退屈なお話になっちゃってる(^^;。
人を煙に巻くSF的ハッタリは皆無、それが無いから意識がぽーんと跳ねる瞬間が無い、その替わりに作者としてはヒューマンドラマの部分を前面に押し出してきたかったのかもしれんけど、失礼ながら作家としてそこまで腕のある人じゃあないだろう。物語を造る、という作法の部分においていろんなところが足りていないと思う。描くべきところを省略しすぎ(そも、マーティンはなんであの女性と結婚したんだ? とか)だし、そこは省略しても良いだろ、ってところを冗長にやり過ぎ(序盤の音楽データのリッピング問題とかね。その先のストーリーに絡んでくるパートではあるので、ある程度の描写は必要だとは思うけど、その前後も含めて、もっと切れるだろ、と思った)てしまってる。結果としてなんだか読んでも読んでも(読み手の気持ち的に)フォーカスが絞れん話になっとるなあ、という感じが拭えないの。
ただ、よくできたSFってのはそういう作劇的な作法とかお約束とかを超えたところで、読み手に何か形状しがたい衝撃を与えてくれるものだと思っているんだけれども、そちら方面で読んでるこちらに「そうですか」と思わせてくれるものは残念ながらなかったかなあ、と。なんか読んでる間じゅう、感じたのは「出来の悪いときのクライトンみたいやなあ」ってところですかね。ごめんなさい、残念賞物件(^^;。
★★☆
お盆だしね。カミさんと連れもって春日野道のお寺の納骨堂までお参り。お酒備えて手を合わせてまた来るわ、と。
お昼時だったので三宮まで出て、どっかで昼飯を、と思ったんだけどおたがい特に行きたいところもなく、ああここ空いてるわ、で入った中華料理屋(Retty 金襴)で中丼をいただく。個人的に中華丼は王将系とかの茶色目の餡じゃなく、白い餡がかかったものが好きなんだけど、ここのんはそんな自分の好みに合ってて大変結構でした。最近三宮まで出ることはあんまりないんだけど、これからは三宮で中丼喰いたくなった時の選択肢が一個増えたな。ゴチっした>カミさん(w。
いろいろ順不同で。「マクロスΔ」、藤原啓治さんの演じるターバンおじさん、ガンダムで言うアナハイムみたいなポジションの人なんだね。「アクティブレイド」、お話は面白いんだけど絵の方がしばしばついて来れてない感があってうーんなんだか。「あまんちゅ!」はちょっと失速気味。やっぱりこの絵のぱさぱさ感は好きになれないなあ。「クロムクロ」と「ソーマ」は安定銘柄。「アルスラーン」はちょっといろいろはしょりすぎなんじゃないかね。
「真田丸」、秀吉亡き後の権力闘争。腹芸のできない治部側がどんどん劣勢になり、それを目の当たりにしつつ、その過程で家康の黒さみたいなものを至近距離で見てしまったがゆえに源二郎くんは反家康サイドにつくことになる、って感じなのかね。それでも今のところはまだ、積極的に豊臣に肩入れするようになる理由ってところは少々弱い気はするんで、この先さらにアンチ徳川になる理由みたいなものが提示されるって事なんだろうか。
あと東宝815の流れって訳でもないんだろうけど、「日本のいちばん長い日」も。ちょいちょい抜けもあるので正式には録画したのをちゃんと見ようと思ってますが、ざっと見たところはもっくんの昭和天皇と松坂桃李くんの畑中少佐、山崎努さんの鈴木貫太郎あたりは悪くなかった。逆に阿南陸将役の役所広司さん、迫水役の堤真一さんは外れだったか。
どうしても岡本喜八版と比較されてしまうのは避けられないと思うけど、頑張ってはいたと思う。でも岡本版を超える出来になっていたかと言えばそこはちょっと辛かったか。お話の流れが少々ブレ気味だったと思う。クライマックスをどこに持って行くかってところで迷ってしまったような感じだな。
倅もバイト休みだったので一家揃って春日野道の納骨堂。今回は他所のお宅で扉を開けたままにしていたところがあったので、失礼してちょっと覗いて回ったりしたんだけど、あれね、神戸の方は骨壺が小さいから、壺以外にも故人のお写真とか愛用してたものとかを一緒に収められるのですね。ウチは富山でやったんで骨壺は結構大きくて、父母の壺を収めたら、他は何にも入んなくなっちゃうんだよな(^^;。
ほなまた来るわ、ってお寺を後にして、「ちょっと一杯引っかけて帰るか?」つったんだけど、一行の同意を得られなかった(奢るぜ、つってんのにさあ…)ので、一人で新開地の串カツ屋で高校野球見ながらビールと串カツ。うーん、オッサン(w。
湊川公園は何やらイベントの準備中。テントやら長椅子やらが用意されてたりするんで盆踊りとかではなさそう。終戦関連か何かですかね。
てことで。カミさん透析に送り出した足でそのまま春日野道の納骨堂まで。雨は昨日に比べればまだマシ、とちゅうでお供え用のお花やら酒やら茶菓子やら買い込んで推参。ウチと妹一家のアリバイ造りのために線香6本立ててご挨拶。いろいろありますがまあ元気です。また来年ね、ってことで。
以下どうでもいい話。お参り済まして昼飯食おうかと思って吉野家に行ったら、店員さん、「お客様、傘は傘立てにお願いできますか?」って言われて、あっすいません、って反応したんだけど、その後見てたら店に入ってくるお客にいちいち「お客様、傘は…」のコーリングが連発されてて(^^;。
もうちっと傘立てがよく見えるところに置くとか、やりようはあったんじゃないですかねえ。
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□ 神戸でこんな [http://www.keep-on.jp/regatta/index.htm http://homepage2.n..]
□ ROVER [うわっ、うわっ、うわっ、これすぎゃーっ! エイモス号もステキっ! 9月ですか、これは見に行きたいなあ。情報どうもあり..]
□ TUX [●パンフを読んで、ライカー副長(違)が「いやー、ワシ、サンダーバードとか見たことなくてさー。ビデオ借りて見たら、子ど..]
□ ROVER [「旧来のファンが見たら違和感を感じるかも知れないが」とかなんとか、やたら弁解の多いパンフでしたな。映画作った方も、で..]
□ nico [日本とイギリス以外の国は、 「子供のころに見た」ということが無いらしいので 大人になってから見たアメリカ人が作ればあ..]
□ ROVER [らしいですね。つかそもそも、アメリカ人ってあの「どっかーん!」で萌えない体質なんかなあ、て気もしてきてたり。アメリカ..]