ばむばんか惰隠洞

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2003-09-29 ようやく秋らしくなってきた この日を編集

[F1] アメリカGP決勝

雨に振り回された感じのレースで、先にうろたえたチームから落ちていくような展開。ファンパブロは血の気の多さが徒になり、キミには古いマシンが終盤のツメの甘さになって出ちゃったかなあ。中盤猛烈に降ってきた雨の中、やたらに速いBSタイヤ勢がなかなかすごかった。ウィリアムズをぶち抜くBAR、なんて絵が見られるとは思わなかったよ。一時はトップを走ってたジェンソンは残念でした。今宮さんのコメント、「…真夜中の夢でしたね」が悲しいぜ。

今年はミシュランタイヤがやたらに速いんだけど、雨の中ではBSに勝てないってのは、やっぱ雨の多い国でタイヤを作ってるメーカーには、数字では表せないノウハウの蓄積があるって事なのかしら。

とりあえずチャンピオンシップの行方はかろうじて鈴鹿に持ち越し、ただしファンパブロは脱落。

このレース、ファンパブロに分があると思ったんだけどなあ。やらんでもいい事やって自滅しちゃった感じだな。これでほぼ靴屋の兄ちゃんのワールドチャンプは確定かのう。

[tDiary] 不要なリンク元をはじく

設定。ようやく正解がわかった。うちって一応主催者側発表ではURIはhttp://sfxparadise.g--z.jp/なんだけど、あたりまえながらhttp://www.sfxparadise.g--z.jp/も有効なんだな。両方はじく設定にしてやらないといけなかったんだ、なるほど。これでようやく一安心、かな。


2004-09-29 この日を編集

[Day] 台風が来る

またかよ。で、なぜか台風の接近に伴ってこちらでは雷が盛大に鳴ってまして、怖くてしょうがねえですよ。

とか思ってる内に雨も本降りになってきたぞ。土砂降りだ(ただいま19:45)。でも夜中には近畿は通過するはずだから、たぶん明日の朝8時には警報は解除されてることであろう。残念だったな>倅

[PC] ビデオカード欲しい、ディスプレイ欲しい。

やっぱりT962の調子が落ちてきているなあ。この前みたいに画面が青みがかりまくることは無くなったけど、妙にフォーカスが合わなくなる時が結構ある。んーむ、速くも買い換え時なんだろうか。わたしゃ大きな会社に勤めてる訳じゃないんで、簡単にディスプレイなんか買い換えられる身分じゃないんだけどな。

なんにせよ1600×1200の環境は固持したいんだけど、最近老眼が進行してるんで、19インチでその解像度はちょっと辛そうな気もする。やっぱりディスプレイはナナオ(EIZO)でしょ、っちゅうヘンな思いこみもあるし、そもそも最近のナナオ、ラインナップから21インチCRTが消えてる感じだし。となるとDELLの21インチ液晶かなあ、安いんだけど高いなあ、あれ。

ついでにお仕事マシンのオンボード865チップもイライラのもと。なんでそんなに寝ぼけた絵になるんだろう。ムカつく。G450でいいから、Milleniumのカードにさしかえた方が精神安定上良いかもわからんなあ、で、ごそごそヤフオク徘徊してみたりして。

んでよく考えたら、引退して今はSUSE Linuxなんちゅうよくわからんディストリビューション入れてる旧お仕事マシンに、G450挿さってるのを思い出した。このマシンのマザーボードには815チップセットが乗ってるので、ビデオカード抜いても大丈夫じゃん。こいつを引っこ抜いてキューブに挿したらええのや無いやろか。マルチメディアプレイヤーとしては使えなくなるみたいだけど、背に腹は替えられませんな。

もうちょっと(だけ)裕福だったら、G650買うんだけどなあ、つか、欲しいなあG650。 Perhelia、と言わないあたりにそこはかとなく貧乏がにじみ出てて、我ながら情けない。


2005-09-29 この日を編集

[Day] 虎と冷蔵庫とDVDレコーダー (22:35)

夕方、麦茶(酒、じゃないよ)飲もうと思って冷蔵庫開けたらおでんの材料がつまってた。そろそろそういう季節かな、と思ったんだけど今日の晩飯はカレーチャーハンに春雨スープ。明日の材料まで買ったのかね、と聞くと、「今日阪神勝って優勝したら明日ジョーシンは全品25%引きやねん。だからジョーシンいって新しいDVDレコーダー(居間のキカイは壊れちゃった)買ってくんの。荷物重くなるから明日の分まで今日買っといた」んだって。

どーしてそこまで阪神を信用できるんだおまいは。

ってまあワタシも、この2連戦始まる前は、中日にぼこぼこにされて甲子園入りした巨人がうっぷん晴らしの大暴れで甲子園の胴上げはなし、って踏んでたんだけど、昨日の気の抜けた試合っぷりじゃあ案外今日決まるかもなあ、と思い直してはいたんですが。

ともあれ阪神もカミさんも、良かったなあ(w。


2006-09-29 この日を編集

[Day] 医者行ってきた (11:03)

昨日の夕方からやや不調で。クスリ切らしたらあきませんな。てことで朝から病院行き。こないだ抜かれた血の検査結果も聞いたよ。肝臓も腎臓も異常なし。まだまだ酒飲めるね(^o^)。


2007-09-29 この日を編集

[F1] 日本GP始まったな (12:31)

なのにCS観戦不可能(つoT)。関テレは予選放映は今日の深夜。むー。

とりあえず予選はウエットの可能性が高いそうですが、荒れるかな? 荒れたら楽しいんだけど。

[F1] 日本GP予選

タイミングモニタで観戦、だったんだけどまずはその前にF1通信にあったこんな記事。1976年と1977年の富士にはひどい思い出がある by ダニエレ・オーデット。私には懐かしい思い出だ。当時は友人と、フェラーリに地上よりも空をかっ飛ぶのが得意なレーサーが入ったらしいぜ、などと無責任な冗談を飛ばしてた憶えがある。

デマとリアルが入り乱れるF1の世界。テレビ放映の収入がとても重要なF1の運営。その中では時として、ドライバーの安全よりも興行の辻褄の方が優先される時もある、と言う話は、30年前からあった話なのかも知れない。

で、30年ぶりの富士の予選、タイミングモニタのコメンタリでは、ヘリコがちゃんと飛べる(もしくは降りられる)かどうかを今見ている、みたいなコメントが表示された直後に、次々とクルマがコースインしてるように見えたのでおやおやと思った。問題なかったのだろうか。

マンションの改修工事中で、中華鍋外してるのでCSがみれない上に、関西では予選は深夜の放映なので、どういう絵なのかが全く分からなかったし、2ちゃんのいくつかのスレッドではかなりの霧だったらしいけど、予選中は大丈夫だったのでしょうか。けんさわレポートに上がってた写真でも、雨もそうだけど霧がかなりなものに見えたし。

雨乞いしてた(^^;)割にパッとしなかったタクはちょっと残念。前の方はハミルトン、アロンソ、ライコネン、マッサの順。サーキットってのは基本的に奇数グリッドが有利だったんでしたか。ライコネンがんばれ。基本的に英国チーム(マクラーレンは生まれはニュージーランドだけど)を贔屓する私だが、ここは敢えて軽薄でスケコマシで昼寝2時間で近代的な戦争からは一番遠いところに居てる、ラテン民族のチームを応援するッ!

[TV] 定期視聴番組 (23:52)

「アイドルマスターXENOGLOSSIA」と「電脳コイル」。「XENOGLOSSIA」は最終回。あわせてこっそりと見ていた「ギガンティック・フォーミュラ」とともに、クセ珠ロボットアニメだったわけだが、付いたオチが、これからはキモオタがモテ系の最前線だ、だったのにちょっと焦った「XENOGLOSSIA」でございました。わたくし個人は、根暗なGガンダムで始まってZ風味も交えつつ、いろんなところが描写不足なまま進んでしまった恨みがあるとはいえ、最後の最後で「神さまなんて要らない、そんなモノは人の記憶の中だけで生きていればいい」と登場人物に言い切らせた「ギガンティック…」に、お話としての完成度、を考えた上で軍配を上げたい気分。絶賛は出来ないですけど「ギガンティック・フォーミュラ」はかなりいいアニメだったと思うです。まあどちらも、「グレンラガン」の勢いの前には鎧袖一触、だったかも知れないんだけど。

「電脳コイル」は、いろいろとお話が動いている感じ。お話の流れの中で、ヤサコがどういう形のピースとして嵌るのか、てあたりを注目しておこうか。

どうでも良いけどヤサコとオバチャン、同じタイプの電脳メガネ?


2008-09-29 この日を編集

[Books] 量子真空

9784150116743 アレステア・レナルズ 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト 鷲尾直広
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011674-3 \1600(税別)

連接脳派の創始者のひとり、ガリアナを載せて深宇宙探査に赴いたはずの宇宙船の突然の帰還。だがその帰還は人類にとって朗報ではなかった。宇宙航行可能なレベルにまで達した知的生命体を抹殺して回る超種族、"ウルフ"と呼ばれる彼らがついに人類文明をその目標に定めたことが明らかにするための、悲劇の始まりを告げる使者としての帰還だったのだ…。

啓示空間」の直接的な続編にあたる本。なんだけどむしろ、関連性という点では"レヴェレーション・スペース"のシリーズ名でまとめられた短編集、「火星の長城」のいくつかをあらかじめ読んでおくと幸せかも知れない。もちろん「啓示空間」を読んでおけばさらにいろいろ「ははん」って思えるところはあるんだけど、何せ長いからね。ま、長いのは本書もご同様(1200ページ超えて、あんた)なので、「啓示空間」を読んでない方は、ダン・シルベステというええしのボンボンがいらんことしたせいで宇宙に一騒動起こったらしい、って事だけ、前もって頭に入れて置いていただけたら(w。

んで本書。例によってクソ分厚く、何よりもまず1ページ目を開くまでにかなりの心構えが要求される訳なんだけれども、覚悟を決めて読み始めたらあら不思議、障害になるのは本の重さだけで、お話自体は実にオーソドックスで読みやすい物になっている。オーソドックス、というよりもむしろノリとしてはSFアイデア的に「枯れた技術の水平思考」をかました大作、って感じで、あんたはSF界の横井軍平かい、と。膨張する知性体を抑圧する超文明、とか人類を助けるスーパーアイテムの出どころが実はッ! とか、次々と繰り出されるネタがどれもこれも「おお、そういうのあったなあ」と思わせてくれるあたりがなんともこう、言っちゃ悪いがかわいらしい。とどめはなんと言っても、青二才の頃に「レンズマン」に夢中になった人間なら思わず口の端がぐにょーんとだらしなく下方向に下がっちゃうあのワードだろうな。

いろいろ勿体付けてるけど、根っこは「なあ、SFって面白かったよな、あれもこれも最高だったよな?」って素直に言いたいんだけどつい、膨大なシノプシスとテクニカルワードで武装してかっこつけて見せた大作、と言えるかな。

ってそれ、「ツンデレ」やん(^o^)

火星の長城(Reynolds,Alastair/著 中原尚哉/翻訳 レナルズアレステア/著)9784150116453

予習で1000ページオーバーの本を読むのもなんだかなあ、って方はこちらを。いきなり分厚い本に挑戦する前のウォーミングアップとして、かなり良い感じですよ。

★★★★

[web] 絶賛不調中 (24:47)

XREAの不調は一向に改善されず。基本的に(チョー後ろ向きだが)ftpとメールサーバのタイムアウトまでの時間を長く取ることで利用可能な状態なので、まあしばらくこれで我慢してくれや、こっちも直すから、ってのが向こうの基本スタンスのようね。値段を考えればそれもありかとは思うし、XREAってそもそも金は取らんが口も出すな、なレン鯖なんでそういう対応でもしょうがないかな、と思いつつそれでも「へい、様子がおかしいのは認識してます」ぐらいのメッセージは公式に出してくれても良いんじゃないかと思うんだが。今のところユーザーさんの個別の質問にしか返事してない感じなんだよね。みんなに向けて「ごめんよー」って謝った方が手っ取り早いし、お客の感情的にも理解を得られそうな気がするのに、頑なにそれをやらんのが少々不可解だわ。

また引っ越し考えんといかんのかねえ。XREAとVD、割と気に入ってるんだけど。


2010-09-29 この日を編集

[DVD] EMOTION THE BESTで見る その2

B0031JP4ZSB0031JP4ZI例によってイメージはamazonですが、ヨドバシからゲットさせていただいたDVD、今回は劇場版「トップをねらえ!」1と2。本来は「合体劇場版!」などと銘打って二本立てで小屋にかかっていた物のようで。さて、

OVA4+2話という構成だった第1作を90分程度に圧縮した「1」、こっちはさんざん見ているので内容はがっつり憶えている関係上、見ながら自動的に欠けた部分を補完できるから、自分的にはまあ良いんだけど、これで「トップ」を初めて見るって人はどうなんだろう、って気はしたな。なにせオリジナルが後半に行くにつれて見せ場のオンパレードになっていて、盛り上がりっぱなしの展開が続く訳で、そこに一本のお話としての起伏をつけるってのはかなり難しい作業になるだろうし、正直、上手く行かなかった一作、って感じだな。

あと、声は新規に録り直したらしいけどこっちも上手くないね。日高さんが明らかに衰えてるし、なにより若本さん、それコーチじゃないっす(w。

さて「2」のほうは全くの初見なんだけれど、こっちはそれゆえか案外楽しめた。割とこの作画スタイルとかは「グレンラガン」に引き継がれている気がする。エイトチョコ丸出しな宇宙ステーションとか、お遊び精神も抜かりないし、お話的にもちゃんとスジがある展開になってたかな。その上でこのお話が、(あの)「オカエリナサイ」の前に一旦完結するお話だよー、で締めてみせるあたりは、そう来るよね的感はあるにしてもやはり上手い。こちらはなかなか結構でした。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

でした [ああ、あれは「若本さん、吐血しすぎ」と みなから突っ込まれたとかなんとか。]

rover [いやまあそれ以前に、オオタコーチはそこまで「ぶるぅぁぁぁぁ」言わんかったのではないかと(^^;)]


2011-09-29 この日を編集

[Day] いろいろ調子悪かった

頭が重い、目がしぶしぶする、鼻水止まらん、の三重苦が三日ばかり続いてるんだった。対喘息用お薬をもらうついでに、今日診察してもらったんだけど、うわべの話では特に問題はない状態、らしいですが。

今日は頭重いのは解消されたけど、相変わらず鼻水ずるずる、目ぇしぶしぶ。季節外れの花粉症だったりするのかしらね。

[Books] 宇宙大密室

宇宙大密室(都筑道夫/著) 都筑道夫 著
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-4-488-73301-8 \1100(税別)

今となってはプロパープロパーSF、って感じかな

日本SFの創世記を支えた功労者の一人にして、ミステリの分野でも大きな業績のある著者の初期短編集。三度目の復刊に際して、未発表作品と日下三蔵氏によるインタビューを追加収録されている。

同名のハヤカワ文庫JA、「フォークロスコープ日本」のタイトルで徳間文庫から出版されていた短編集、三度目のお目見え。「未来への危険な旅」、「心のなかへの奇怪な旅」、「機内サービス映画」、「民話へのおかしな旅」、「追加オプション 見知らぬ過去への旅」という5つのパートに分けられ、それぞれミステリ風味のSF、インナーワールド風味のSF、軽いスラプスティック、民話、民間伝承をベースにした中間小説寄りの艶話、それから時間テーマのSF作品が収められた、盛りだくさんな短編集、なんだけど…。

それぞれの短編の完成度はそれなりにしっかりしたものであるのだけれど、これだけ世の中にSFと言うものが広まったご時世にこれを読む価値というのは如何ほどの物かと言えば、それは残念ながらさほど高くはない、と言えるかも知れない。本書が初収録となった最終パートの作品、「地獄の鐘が鳴っている」の初出は1956年。SFマガジンの創刊のさらに4年も前って事で日本における「SF」という小説ジャンル自体の、送り手と受け手のポテンシャルという物が今とは比較にならないぐらい低い時代だった、と言えるのではないかな。本書に集められた作品の大半は、まだSFと言うジャンルが本の読み手サイドに充分に浸透していない時期に、「SFって面白いんですよ」ってところを伝えるために、ミステリや軽い時代物の体裁にSFのテイストを混ぜ込んで発表されたものたちであると言えるのだと思う。言ってみればセイロガントーイな訳だ。それは飲みやすいけど、正露丸が本来持ってる刺激がビリッと来ることはないよ、と。

そういう意味では初期の日本SFの関係者達が何かにつけて唱えていた「SFの浸透と拡散」ってスローガンは、ある程度実現したのかも知れないな、などという少々的外れ的な感想を持ってしまったことではあった。それなりにSFが浸透した今読むからこそ、この本は少々退屈な物になってしまっている、と言うことになるのかも知れない。小説作法の巧さというところは認めつつも、SFとしての刺激、という部分には、かなりもやっとした物がかかった状態になっている、と今読む人には思えてしまうのではないだろうか。それは日本SFの黎明期に都筑さんたちが作ったSFへの(当時は細かった)道筋が、今はずどんと見通しの良い道になった、って事なんだろう。

というあたりを考慮に入れても、残念ながら本書の構成には少々不満が残る。民話のパートのウエートがかなり大きく、ここが「不思議」はキープしてはいるけど「SF」してはいないってあたりで、本書を読んでいく上でのスポイル要素になってしまっているような気がするんだった。せっかく創元「SF」文庫で復刊するんだから、民話パートをばっさり切っちゃって、代わりに「未来警察殺人課」あたりからエピソードを持ってくるようなやり方もあったんじゃないかな?

「復刊」と言うアクションも大事だけど、原本を尊重しつつもいろんな物を考慮に入れたアップ・トゥ・デートもあっても良いんじゃないのかな、なんて事を思ったことでした。わたしゃオッサンなのでこれはこれでそれなりに(懐かしさコミで)楽しく読めたんですが、今となっては少々退屈方面に針が振れてしまう作品もそこそこあると思えたのでね。

★★★


2012-09-29 主に昨日書かれることだったはずのものども この日を編集

[Day] そして突然動き出す

昨日はうんざりしつつ、一つメールを投げたんだけど、ここまでほぼ半年間、こっちがどんだけ問い合わせやら何やらのメールを出しても一切無反応だったものが、今回はちゃんと返事が返ってきた。

今回はメールの最後にものすごく婉曲に「出るとこ出ましょうか?」ってそえておいたんだけど、効き目はテキメンでございましたよ(苦笑)。

とは言え実際にそんなコトする根性は自分にはないので、これもある意味ギャンブルだった(これでもシカトされたら、ホントに出るとこに出る算段するか、あきらめるしかなかったもんで)わけだけど、どうやら今回は良い方の目が出たようでよかったよかった。これでようやく引っ張るだけ引っ張った仕事にもケツが見えてきたかしら。なんたって着手は去年の10月だったもんねえ…。

この手の劇薬は極力使いたくないし、そもそもそういうクスリはよう使いこなさん方なんで、結局ここまで延び延びになっちゃったってところもあるんですが、でもまあ使わないで済むならそれに越したことはないよね。これで2、3年、こう言う事は起きませんように。

[Baseball] 昨日のプロ野球ニュース

虎・城島、引退!1年の契約残し4億円返上(sanspo.com)。うんまあ、しょうがないよね。ある意味獲った方の頭がどうかしてたとしか思えないけど。で、「返上」って全額? さすがにそこまではしなくても…

[F1] 昨日のF1ニュース

ハミルトンはメルセデス、ペレスはマクラーレン、両チーム発表(F1通信)。ペレスはフェラーリじゃないかって話もあったように思うけど、マクラーレンか。バトン的にはやりやすい相手なのかな、どうなんだろう。一方のハミルトンはどうなのかしら。今年の成績だけ見てると、若干都落ち的感覚もなくはないんだけど、来年はエンジン規約も変更されると言うことで、必ずしもまったく不利、ということにもならないのでは、と言う声もあるようで。バトンがいた頃のメルセデスみたいなことがまた起きたりするんだろうか。

で、シューマッハはどうなるんだろ。ザウバーにいらっしゃるんでしょうか。

[Anime] 定期視聴番組

週の半ば分、「DOG DAYS'」、「エウレカセブンAO」、「じょしらく!」、「貧乏神が!」。続々最終回だったんだけど、「エウレカ」は消化不良もたいがいにせえよ、「じょしらく!」、「貧乏神が!」はまあこう終わるよね、的な。

22話という中途半端な話数で終わっちゃった「エウレカ」、改めて最終回は放映予定があるらしいけど、それを見てもお話の全容がはっきり見えて、納得できるものになるとは到底思えないんだけど。どうしてこうなった? 結局重要なのは世界なのか人なのか、さっぱりわからんままお話が進んできて、最後の最後にホランドの声になったレントン登場、って…。意味わからないにも程があるぜ。

[Books] 謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで(東川篤哉/著) 東川篤哉 著
装画 中村祐介
装幀 高柳雅人
小学館
ISBN978-4-09-386280-6 \1500(税別)

誰か様の目も節穴でございますか

警視庁国立署の女性刑事、宝生麗子。一見ごく普通の女性刑事に見える彼女だが、実は日本有数の財閥「宝生グループ」の一人娘。何不自由ないお嬢様暮らしを嫌い、自らの力で人生を切り開いていきたいと思って選んだ職業だったが、その仕事が彼女にとって天職であったかどうかは定かではなかった。ともすれば迷宮入りしかかっている殺人事件、そこに解決の糸口を見いだすのは、残念ながら常に彼女ではなく、慇懃無礼を地でいく彼女付きの執事、影山だったのだから…

それなりに数奇な運命をたどって、自分の手許にやってきた本。もとはといえばカミさんが読んでいたのを見かけて、「そういうのも読むんや」(カミさんは割と本格方面好き)と声を掛けたら、「イガちゃん(カミさんの幼なじみのご近所様)から、『返さんでも良いから読んでみて』って渡されてん」と返ってきて、さらに「ふーん、で、面白い? 」と聞いてみたらカミさん、かなりのしかめ面でこっちを見返してきたんで、ああそういう本か、と思ったわけですが。

で、何日か経ってカミさんの書棚に放り出してあったのを見かけて、「読んで良い?」って聞いたら「あげる」だって(w。

んでまあ読んでみたんだけど、確かにカミさんがしかめ面するのもまあ判るわ。最低限の「推理」の骨組みはあるんだけど、そいつに肉付けされるべきシチュエーションであったり、キャラクタ設定であったりという部分がなんとも陳腐で薄っぺら。いくつかの短編で構成された本なんだけど、それぞれが完全に独立していて、少なくとも連作としての、たとえばキャラごとの関係性に少しずつ変化が生まれていって…的なストーリー性みたいなものもまったく考慮されていない。早い話が読み物としてまったく面白くないんだな。

んじゃあ「推理」の方はどうなのかというと、一応これはこれで「本格」ジャンルに入るものであるとされているらしいけど、で、自分はミステリに関しては限りなく音痴に近い方の人間ではあるけれど、それでも「本格」を名乗るのであればもうちょっと、こう敷居が高くても良いんじゃないかと思ってしまうんだけどそう言うものでもないのかな。

とはいえ自分が全幅の信頼を置いてる本読み(しかもミステリマニア)である根岸泉さんなんかは、本書の「推理」パートにはそれなりの評価をしてらっしゃったりもするので、これはこれで推理小説読み的には許容範囲なのかも知れない。なんだけど、あんまり推理小説の世界をよく知らないがゆえに「本格」という言葉にそれなりの壁的なものを期待してしまう人間にとっては逆に、「こんなんで本格かよー」って思ってしまうのかも知れない。

そうはいっても当の根岸さんも本書に対しては最終的に、

小説としてはロクなもんじゃないが、読む価値なしと一刀両断するには惜しい本、それが本書である。

って書いてらっしゃるので、やっぱその辺が落とし所になるのかなあ。まあオレは一刀両断してしまっても、ちっとも惜しいとは思わない方だけれど。小説としてロクなもんじゃないものに、時間使いたくないもんね(^^;。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

す・みけーん [辞書で「本格」を調べると, 思っているのと意味が違うので 納得すると思います。 道場六三郎さんは変格日本料理になりま..]

す・みけーん [和英のほうが分かりやすかったので http://goo.gl/ZqPEf で,和英・英和で戻ってくると, ずいぶん..]

rover [>すみさん んーと、自分なりに推理における「本格」ってのは、(フー|ホワイ|ハウ)ダニットの部分に、少なくとも作品..]

す・みけーん [辞書的には, 手順・手続きが正しければ「本格」であるわけですが, らんどさんの説明だと 手続きが甘そうで,ちょいとダ..]

rover [一応正規の手続き(って言うのか?)は踏んではいるんですが、そこに物足りなさを感じるというか…。一応理屈でお話は解決し..]


2013-09-29 翌日追記 この日を編集

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

「進撃の巨人」、「<物語>シリーズセカンドシーズン」、「とある科学の超電磁砲S」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」、「仮面ライダーウィザード」、「ドキドキ! プリキュア」、「宇宙戦艦ヤマト2199」。今回は最終回特集で。

「進撃の巨人」はまあ動く動く。下手な怪獣映画がケツまくって逃げ出しかねない迫力だ。そもそものエレン達の目的地だったはずのエレン家の地下室に行く話は完全にどっかに行ってしまった感もあるけど、そこはまあ次期以降へのヒキって事で。素晴らしく面白かったので続きも見たいです。

「超電磁砲」、これまで一人きりで戦っていた美琴がまわりに助けを求め、まわりのみんながそれに応えて総結集、と言う展開自体は大好物なんだけど、それ前にもやらなかったっけ感と、それは中学生の女の子が立ち向かうべき戦いなのかね? 的な引っかかりはあったかも。ド派手なのは結構ですけど、何かいろんなモノを無視して突っ走っちゃった感じもあって、1期ほどには盛り上がらなかったかなあ。

「ウィザード」、んまあ確かにライダーは本来怪人側にいるべき存在ではあるんだけど、でもそれって昭和のライダーの基本設定で、平成ライダーはそこに作品ごとの解釈を加えてきたところに面白みがあったような気もするんだが。何というか、それぞれのライダー達に対する敬意、みたいなものがうやむやになっちゃった感じはあるかも。あと、どうでも良いけど戦隊でもライダーでも、勢揃いした戦士たちが一斉に走り出す、って絵はカッコ良さより滑稽さの方が先に立つような気がするんで、やめた方が良いと思う。

「ヤマト」は前回何となく脱出したように見えたデスラーさんが最後のひと太刀浴びせに来るかと思ったらそういうものでも無く、何ともいえん水増し感ばかりが先に立つ。2ちゃんのどこかで、旧作の沖田艦長は、艱難辛苦の末にヤマトを地球に帰還させ、肩の荷をすべて下ろして永眠することができたのに、新作では守の弟可愛さの独断専行の後を受け、コスモリバースの記憶のキーとしてトチロー化させられるって、そりゃなんぼ何でもうかばれないだろ、みたいな書き込みを見たけど、言われてみれば確かにそうかもなあ、と思った。

総じて丁寧に作られた作品だったと思うけど、なんだろうなあ、ついぞこっちの気分をぞわっとさせてくれることの無かったシリーズだった。何が足りなかったかと言えば、そりゃ多分ウエストケープさんのあの「アク」だったのだろうね。その「アク」は正直キツすぎて、自分も多分ビーメラ星のお話あたりで「あれ、オレが見たかった話と違う」感を持ったりもしたんだけど、それでも最初の方の、(小松左京さん命名の)「マツモト・ゲージ」がテレビ画面いっぱいに描かれたところを見たときの感動は、引っぱり力としては猛烈に強力だったんだけど、残念ながら新シリーズにはそういうものは皆無だったね。結果、最終的に「ああ、なるほど」で終わる作品だった、と言えるかも。悪くはなかったけどね。


2016-09-29 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

終了したのが二本、「マクロスΔ」、「アクティヴレイド2nd」。どちらもかなり良かったと思う。「マクロス」はとにかくお話をタイトにまとめてきた感じがあって、そこが好印象。前の「F」がとっちらかってた分、いろんな所がちゃんとまとまっていた感じで、そこはとても良かった。ツッコミどころは満載だったんだけどね。

「アクティブレイド」2期は1期とのつながりを上手に処理した感じで結構楽しかった。1期のラスト、凛(ボス)の「お仕置きね」ってセリフが、目標だったミュトスがバードの裏切りによって先に罰を受けてしまっていたものが、今期のラスト、そのバードに対して(ボスの妹の)陽が痛快にお仕置きを完遂する、という流れは大変結構でした。しばしば絵がちょっと残念画質だったのが勿体なかったな。

[Kindle] Unlimited、リジェクト

結局Kindle Unlimitedのサービスは解約することに。読みたいと思う本がそんなにない、というか読みたそうな本を見つけるのに大変難儀するんだよな。「文学」とかなんとかのジャンルもいいけど、「文庫」とか「新書」とかの書籍の形態からも検索できるともうちょっと良かったんだけど。ジャンルじゃなく新書の形態で面白そうなもの、って感じで検索できるとさらに便利になると思うんだけどな。

とにかく一旦離脱しますが、何ヶ月かあけてまた様子を見てみるつもり。よさげな本が追加されてたらまた戻るかもしれない…けど、どうだろなあ。


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懐かしさ満点

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