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一夜明けたらまたセキュリティパッチが追加されてるような気が。岸和田の人たち、ちゃんとWindows Updateしといてやー。また岸和田に呼び出されるのはいややでワシ。
後からなんかいわれるのもヤなんで、WindowsUpdateの手順をメールしといた。なんでこんなサポセンまがいな事までやらなあかんのか。やでやで。
人を岸和田に呼びつけておいて、その間に送った修正要項が反映されてない、とか文句つけてくるなよなー。できるわけねーだろそんなの。ああいかん、こんなとこでグチ垂れてる場合じゃない。16:00まで30分切ってるじゃんか。オレ様大ピンチ。
相変わらず「チミ、バイアグラは要らんかね」系のSPAMは良くもらうんだけど、最近になって"Viagra"と同じくらいの頻度で"Vicodin"って単語を目にするようになった。ヴィコダイン? ヴィコデイン? なんかドラクエの呪文みたいだな。ちょろっと調べてみるとこれ、鎮痛薬なんだけどドラッグの効能もあるってことで、特にミュージシャンが愛用してる薬なんだそうだ。頭痛大学と言うものすごい名前のサイトにちょっと説明が載っていた。来るメールが英語ばっかりってのは、日本じゃ流行ってないのかな? 単に旬が過ぎて、ようやく田舎の方にもこの手のSPAMが出回るようになってきたって事?
甚だしく流行から遠いのはいつもの事ですが、糸井重里氏のサイトの人気コンテンツ、「オトナ語の謎」。や、今頃になって読んでげらげら笑ってます。いろんな企画があってどれも面白いんだけど、いろんなシチュエーションををオトナ語で翻案するとどうなるか、ってコーナー、【実践編】と【発展編】がたいへんに面白い。私が心底「やるなあ」と思ったのは、昔話などをオトナ語に翻案、てのがお題になってる発展編 その9の「かわいいかくれんぼ」。特に後半が圧倒的に冴えている。
どうあがいてもこのプロジェクトは もうおしりが見えてますんでね。 だんだん、誰がメーカーだ、 っていうのは判って来ますからねぇ
だんだんだーれがめーかーだー………。うますぎます。
「ウルトラマンネクサス」と「種デス」。「ネクサス」はこれ、完全に大きいお友達向けに作っていこうって事なのだろうな。それならそれでまあいいけど、その割には攻めが甘いというかなんというか。完全にその存在を秘匿しなくちゃいけない組織なのに、人に見られるかも知れないような場所に堂々と戦闘部隊のコスチュームで出かけるのはどうなのよ、とか、基地内からケータイ使い放題ってのはどうよ、とか。たいへんに力入ってるのは認めるけれど、微妙においおいと言いたくなるところもあったりして。「種デス」のほうはあれだ、めまぐるしいけど何が起きてるのか良くわからん状態。連邦の仮面の人が子安武人だったりするあたりで、もしかしてフラガ少佐死んでなかったんすか? などと思ったりして。
まあそんなことよりも
木村郁美が「チューボーですよ」を下りた事の方が大きな問題であろうと思う。
「地獄少女」、「機動警察パトレイバーOVA」、「ソウルテイカー」、「灼眼のシャナ」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」。月曜朝イチでチェックしたい、とか言う指令を承ったので、お仕事しながらの鑑賞。あんまりよく見てない。特に前半4つはパトちゃん以外は別にどうでも良いかなあってな方向で。でも「エウレカ」(#26:モーニング・グローリー、達朗とは関係ない)はちょっと見入っちゃったよ。レイとチャールズで夫婦、てのも笑ったけど、司令官の名前がロアルド・ダールだって。何狙ってんだ(^^;)?
それはともかく今週は、あざとくかつ終盤大急ぎの感無しとはしないが、オジサンの涙腺的には一番弱いところをバシバシ責め立てられた感じで、ちょっとやられたなあ。結構我慢してた(^^;)んだけど、最後の最後にレントンとエウレカに声をそろえて「つづく」ってやられたところでアウトでした。涙腺じわー(情けなや)。それにしてもこのアニメ、特にエウレカ絡みの作画が微妙にエロいねえ。
マジレンジャー(#33:インフェルシアへ〜マージ・ゴル・マジカ〜)はあれだ、「あいむ、ゆあ、ふぁーざー」ふーごー、って話。とりあえずオープニングテロップに小津家のおとっつあんのクレジットがなかったあたりは芸が細かいと思た。まあすれっからしの特オタにはたいした意味は持たんかもしれんけどね。
さて響鬼(三十六之巻 飢える朱鬼(シュキ))、おいおいどうしたい、かなり路線戻し気味傾向? ちょっと良い方向に向きつつあるのかしら。変身忍者嵐には少々脱力したけど、ザンキさ、ザンキさが渋かったのと、あきらが男たちにマワされる話(全然違)がそれなりによござんした。スよースよー。
ほいで「プリキュア」はあれですよ、女生徒の体操服もショートパンツなあたりが実に今様だなあ、と(そこかい)。
最終戦。フォーメーションラップ前のリコナサンスラップでミハエルとクリスチャンが衝突というアクシデントからGP開始という波乱。タクの前だったナレインはピットスタート、もうイヤな予感ばかりが加速したと思ったら見事にやってくれましたねタク、ジャンピングスタートでピットスルーペナルティ(つoT)。
レースは序盤まったりだったのだけど途中から波乱。排水溝の蓋が浮いたり、アクシデントが発生したあとのマーシャルの動きの遅さとかを見ると、上海サーキットを支える裏方さんたちに、まだちょっと未熟なところが散見されるあたりで、それなりに波乱があったんだけど、にもかかわらずそれほど印象的じゃないレースになってしまったかな、という印象。最後の最後で、2戦続けてルノーの持ってる実力を存分に見せてもらった、ってとこですか。
そんなこんなで今年はルノーの年でございましたな。さて来年はどうなるか。ルノーが蓄えた空力的なアドバンテージを脅かすチームが出てくるのか、ってあたりですか。やはりマクラーレンが最右翼って事になるのかね。続いてフェラーリと、フェラーリと同じ靴を履くウィリアムズがどう出るか、ってあたりが焦点になるんだろうか。トヨタとホンダはどうだろうなあ。
とりあえずこの先の楽しみは、フジテレビ721の「F1レジェンド '81〜'82」なんだけどね。通常はシーズン終わったら次のシーズン開幕まで721は解約してたんだけど、今年はもうしばらく、721にお金払わないといけないなあ。
舞い込むかも知れない。やっすい仕事なのは相変わらずなんだけど、今回は打ち合わせの交通費が安くつきそうなのがありがたいかも(w。
薄利多売路線一直線(つoT)。
日テレ系の新番組、ケツメイシ、違う「結界師」、一時間スペシャルとやらと、おなじみ黄門様。まずはあれだ、今週が池上季実子で来週は烏丸せつ子。オレらが青二才の時にドキドキさせていただいた女優さんたちが続々と時代劇で言う年増(これはある意味褒め言葉なんですよ、時代劇的には)を演じる女優さんになったのだなあ、としみじみ思い知った今週の黄門様であった。ってそんな中で相変わらず、十年どころか二十年一日級の働きを見せる由美かおるって、いったい何なんだろうね、とは思ってしまうけど。
時間は前後するけど日テレの新番組、「結界師」は「妖奇士」への対抗策だったりするんでしょうか。実にオーソドックスな造りだけど、それなりに丁寧ではあるな、とは思った。でも普通だから続きを見ようとは思いにくかったりはしますが。セリフ回しとか、結構面白いところがあるとは思いましたけど。
「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」、「えむえむっ!」、「もっとToLOVEる」、「百花繚乱 サムライガールズ」、「それでも町は廻っている」、「スーパーロボット大戦OG」。ニコ動で「おとめ妖怪ざくろ」。一応このラインナップはどれもそこそこ面白いので、時間があったら続けて見ようかなと言うところか。「ToLOVEる」と「スパロボ」は割と当落線上にある感じですけどね。
さて新房監督作品の「それ町」、いかにもこの監督さんらしい、あちこち凝った作りのアニメーション。オミデガスがメインヒロインで櫻井考宏がばあちゃんで白石涼子が不細工です代(違)で杉田智和が口数の多いおっさん…無茶しやがって。割と面白いと思います。
お前らのコメント付きで見る「ざくろ」、どこかが突出しているというわけではないんだけれど、良い感じに楽しめる作品になってるんじゃないかしら。コメントのおかげで面白さ2割増しになってるのかも知れんけど。
全体に今期のアニメは、どこかで見たような設定にちょっと調味料を変えてきたような、使い回し感満点な作品だらけですな。
金曜日に言われた仕事、月曜朝イチで揃ってたら良いんだろうと甘くみてたらとんでもなくて、日曜の夕刻には揃ってて欲しいんだって。って事で協議の結果、こちらではまず40ファイルのコーディングを担当、それ以外の20ファイルぐらいは先方で何とかしますんで、お願いします、って言われちゃった。しかたないから久しぶりに頑張ろうか、ってことで土曜日は午後から割と臨戦態勢で。自分でも残作業をどれくらいで処理できるのか、見通しが立たなかったので、とにかくこれはやっつけるしかねえだろうって事で。
いくつか厄介なファイルもあったけど、基本的にはゆーてもガラケーコンテンツ、スーパーヒーロータイムが始まる時間ぐらいにはなんとか40ファイルのコーディングが完了してまずは良かった。
朝イチで送付して、2時間ぐらい寝たんだけどやっぱトシだね。そんなんじゃ眠気抜けないな。今日は日記書いてさっさと寝るよ。
まずは良い休肝日だった、って事にしておく。
その1、週の中間分、修羅場モード前に「まけん姫!」、「P4」、「輪るピングドラム」、「The iDOLM@STER」。さすがに間にシャカリキ状態が挟まったのでどんなんだったかよく憶えてないや。とにかく「P4」に杏子が混じってたで、ってのと「ピングドラム」が何やら桃色だったのが微かに記憶に残ってます。
眠いなあと思いつつ今日になって続きの分。「灼眼のシャナⅢ」、「Fate/Zero」、「境界線上のホライゾン」、「ベン・トー」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スイートプリキュア♪」、「機動戦士ガンダムAGE」。
土曜深夜はちゃんとしたのが揃ってる。「シャナ」はまあタイトルなりにオーソドックス、「Fate」はホンの力(『ボトムズ』の次回予告風に言うなら、『次回(ではないと思うが)、キャスティング終了』への流れをやっている段階なのかな)、「ホライゾン」は下手したらグチャグチャになってしまいそうな話を、今のところはかなり上手いこと捌いているんじゃないかって気はする。登場人物がデタラメに多いんだけど、中の人のキャスティングが要所要所でいいとこついてる感じで、それがいい方に向いているのかな、と。主人公の覚醒スピードがちょっとパネエ感じはあるけど「ベン・トー」妙にバカバカしくて自分はかなり好きです。
日曜日。過去のライダーでいいワキを務めてくれた役者さんが出てきてくれてた「ゴーカイジャー」に「フォーゼ」、どっちもいい感じ。オルタナティブさんお久っす(w。「プリキュア」もアコちゃんがらみでちょっとだけこちらの予想の斜め上を行ってくれたかな。
いきなり山田が出てきてびっくりした「ガンダム」(違うよ)、今回のガンダムの目玉のAGEシステムってのが戦闘データを分析してそれに対応できる物を即座に作ってくれる魔法の釜みたいなものである、ってあたりでちょっと「えー?」な感じも。これはほとんど、
超高速モデラではないですか
ってのは言わない約束なんだろうな。んまあこれはこれでアリだとは思いますけどね。
昨日のお仕事依頼。一応正直に「御社からは別の担当者から8月スタートの仕事の話をもらっているが、未だにこちらが動いていない。並行作業になる可能性もあると言うことでよろしいか?」って聞いたら、「そちらは来週から動き出すらしいので、こちらの仕事はとりあえず若干ボリュームを削って発注、とさせていただきたいが」だって。
聞くんじゃなかった(w。
だって来週になっても多分動き出さないぜ、あれ。
「トータル・イクリプス」、「さくら荘のペットな彼女」、「ひだまりスケッチ ハニカム」、バンダイチャンネルで「超速変形ジャイロゼッター」、って、って「ジャイロゼッター」、今日の夕方やってんじゃん、それ見ればいいのに、オレ。
「トータル…」はコメントがないと楽しめないレベルになっちゃったなあ。これはニコ動で見るか。「さくら荘…」は意外に面白い、かも。意外にニヤニヤできる造りになってる。茅野君補正なのかな。そこまでかやのんファンでもないつもりだけど。「ひだまり」は修学旅行編の後半。お風呂シーンの多さとエロさが全然比例していないというおかしなことに。ま、ひだまりはもともと、うめてんてーの描く絵が一番エロい世界なんですけど。
週遅れで見ている「ジャイロゼッター」は正直微妙かも。「選ばれし者」連呼ウザい。マイクマンウザい。ゆかち演じるりんねの声がちょっと違う気がする(かわいいんだけどね)。オレを大泣きさせた「ゴルドラン」の高松信司さんが総監督ということなので、期待してるんだけどなあ…。
残りもぽちぽちと、フィリップ・マカッチャン「キャメロンの海戦」シリーズ、ウチにある分の残り、9.偽装潜水母艦カイザーホフ
10. 死闘のブレスト港
11.不沈戦艦を叩け
(リンクはamazon、ユーズドのみ)。
一応の中立を保つスペイン、カディスに停泊するドイツ船籍の大型商船、カイザーホフ。だがその正体は船腹に50隻の豆潜航艇を収納し、実戦行動の際の母艦となる偽装商船だった。折しも欧州に接近しつつある米艦隊がカイザーホフに収納された小型潜水艦の攻撃を受けたら事態は深刻な物となる。キャメロンに与えられた任務は極秘裏にスペインに潜入し、地元のレジスタンスの協力の下、カイザーホフを奪取する、という物だった、というのが第9巻。
続く第10巻は、ドイツがブレストに秘密裏に建造中のUボート基地。ここが完成するとUボートによる通商破壊の猛威はいや増すばかり。アメリカから供与された老朽駆逐艦に特殊部隊を乗せ、キャメロンを含む駆逐艦隊は基地破壊のためブレスト港を目指す、というお話。
ラストは満を持して母港を出たドイツの巨大戦艦アッチラ(そのネーミングはゲルマン民族的に受け入れられる物なんだろうかねえ)。そのターゲットはアメリカからの精鋭兵士を乗せたクイーン・メリー、クイーン・エリザベス。同時にカナダから英国に向けて出発した補給船団も照準に収められていた。直ちに増補の護衛艦隊を送り出す英国海軍。その中には老朽駆逐艦の指揮を執るキャメロンの姿もあった…てな感じ。
ラストがようやくキャメロンの「海戦」になってくれた感じがあり、そこはまあまあ、ではあったんだけど、前にも書いたと思うけどこの方の作品には、何とはなしに(悪い意味で)「マンガ的」というか「劇画的」ニュアンスというか、マンガにたとえるなら「週刊漫画」とか「漫画サンデー」なノリなのね。そこで好き嫌いが分かれるのかな、と。
自分としてはシリーズを通して全く主人公が立ってくれない、って所でどうにも満足度の低いシリーズではございました。
「暁のヨナ」、「クロスアンジュ」、「アカメが斬る!」、「甘城ブリリアントパーク」、「ガンダムビルドファイターズ トライ」、「棺姫のチャイカ」、「テラフォーマーズ」。ここは「甘城」と「ビルドファイターズ」が突出して面白い感じかな。一種の「プロジェクトX」的テイストを持った「甘城…」、勢いで行くぜ、文句あるか(無くはないんだ、拳で語る系に特化しちゃうとそれはそれどうかなあと思ってしまうところはあるので)、的な「ビルド…」はとても楽しい。
「ヨナ」と「テラフォーマーズ」は先行き不安、「アカメ」と「クロスアンジュ」、あと「チャイカ」は○×どっちにも行きそうですなあ…。
阪急梅田駅では日常的な光景ですが、個人事業主にいきなり特急作業が振ってくると大変なことになる(w。先週後半にUM氏からちょっとまとまったコーディング仕事が降ってきて、そいつに対応している最中に、同じUM氏から「明日の夕方までに上げて欲しいんだが」というコーディング仕事が3つ連続で降ってきてコイツはえらいこっちゃ、と。基本スタティックなHTML書きなので技的に不安はなかったんだけど、どいつもこいつもページの縦サイズが2000ピクセルに至ろうかという長大なコンテンツで、とにかくボリュームがハンパねえ。
どうにかこうにか本日、特急3本分は納品完了したんですが、まだ急行2本が残っていると言うね(^^;。
ジョン・ヴァーリイ 著/浅倉久志・他 訳
カバーイラスト シライシユウコ
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012019-1 \1300 (税別)
ジョン・ヴァーリイの珠玉の短篇6編を新訳、改訳も含めて収録。
既読作も結構あるはずなんだが、意外に忘れているものだな、と言うことで結構新鮮に読めた。ということでさっそくお話ごとに。
水星暮らしの僕の元に、月育ちの双子の姉妹がやってくる。それぞれに環境に適応した形を備えた二人が経験するカルチャー・ギャップと未来社会と現在ただいまの我々が普通のことと思っている社会的通念的なものに軽く楔を打ち込んでみせる。未来を空想してそこにフリークスを見出している我々だけど、未来のフリークスから見れば現代の我々こそがいびつなのかも知れないよ、みたいなね。
"ディズニーランド"に引きこもるニート君。だがこの世界の外からの彼に対する視線は全くの別物で…。ここで言うディズニーランドは夢と魔法の王国と言うよりは科学と技術の楽園に付けられた喩えみたいなもの。ドリームランドみたいなもんか(違うよ)。ちょっとビターなジュヴナイルとして読んでも味わい深い、かもね。
麻宮騎亜さんがカバーイラストを描いてた版(創元だったかな)で読んだ覚えがあるんだが、割とがっつり忘れてた。アンナ=ルイーゼ・バッハ警部補が主役のシリーズものの一作。「とある」シリーズに影響を与えたかどうかは知らない(w。その伝をひっぱるならば、「妹」たちにも個性が生まれたように、畸形として産み出された者たちの中にさらなる畸形が産まれたら、みたいなお話がミステリ仕立てで語られる。
我々が知っているのとは少しばかり異なった歴史をたどった世界で、望まないのに畸形として産まれざるを得なかった子供たちが作り上げる、少し歪んだユートピアの物語。初出が1978年、そろそろジャパン・アズ・ナンバーワンなんて言葉が出てこようかという頃か。そんな歴史背景にチャイナ・シンドロームの記憶がまだ拭いきれない時代、に描かれた世界観がちょっと興味深い。
畸形つながりで言うなら、こちらは畸形とならざるを得なくなったものをアシストするテクノロジの登場が、人々にどういう影響を与えるのか、と言うようなお話と言えるか。なんというか、意識高い系女子とダメ男の破局が避けられないことは当事者以外の全員がわかってしまっているラブ・ストーリィ。「バービー…」の主役、アンナが脇役で登場している。
本書で唯一、あきらかな畸形は登場しないお話。人間が変わる、というよりは世界に得体の知れない技術的な何かのレイヤーがオーバーラップすることで、予想していなかった状況が産み出されるかも、という一種のテクノ・スリラー。ヒロインの顛末がちょっとしゃれにならん(^^;。
という感じかな。読み終わってみると意外にキイ・ワードは「畸形」なのかなという気はした。「フリークス」とはちょっと違うんだよな。フリークスは(自分のイメージですが)異なることを「変わってますが何か?」で済ますのに対して、「畸形」と言う言葉を使うと、そこにはなにがしかの差別されている、という印象とそれから来る劣等感と、そしてそれを克服しようとする意識みたいなものが少し強めに入ってくるような気はしてる。そこがヴァーリイ作品の魅力、なのかどうかは良く解らん。でも懐かしさも込みで、楽しく読める一冊でございました。
★★★★
「ハイキュー!」、「Vivid Strike」、「ジュウオウジャー」、「エグゼイド」、「オルフェンズ」、「真田丸」。
「ハイキュー!」は高い方、「ビビスト」(と略しますが)は低い方で安定銘柄。低いからといって全然つまらんと言うわけでもなく、どこかしらのニーズにはちゃんと応えているんだろうと思う。自分のニーズからは微妙にズレてはいますが、フーカのキャラが割と好みなのでまあいいや。とはいえこれ見てる人たちは、いつ管理局の怖いおねいさんたちが登場するか、が一番の楽しみだったりするような気もするけどそこはどうなんでしょう。
日曜朝、「ジュウオウジャー」は終盤に向けてのピンチ回。はいいけどお前ら被りもんしてんねんから、アタマに何も乗せてへんヤツおったらまずそこは疑えや、という気はしないこともない。
「エグゼイド」は、自分でも意外なんだけどこれ、かなり面白い。SDガンダム的なおかしな(失礼)ライダーのデザインにも馴れた。なんというか、これはライトノベルになった「龍騎」だと思って見ると、結構すんなり入ってくる。なかなか楽しいね。
「オルフェンズ」はミカが本気出したらパねえよ、的な。あと、これは第1期から思ってたんだけどSEがかなり斬新ね。「ガンダム」ではお馴染みのビーム兵器の撃ちあいとは一線を画する、より物理系、とでも言ったらいいのか、金物を金物でドンガンやるような効果音が面白いなー、なんて思いながら見てます。
「真田丸」、いよいよ大阪に行く話。割に息抜き回ではあったけど、再会した淀殿の衰えない美しさはちょっと怖かったね。
おまけ。「Nスペ」があんまり面白くなさそうなので軽くザッピングして引っかかった、キャリア~掟破りの警察署長~。これが意外に面白くて、結局最後まで見てしまった。ちょっと「こちら本池上署」のノリもあって自分的には好印象。「Nスペ」のバリューによってはこっちに流れちゃうかも。「警察もの」って結構好きなんですよ(^^;。
ぜえぜえ、どうやら追いついたか…、と思ったらまた増えてるなあ。世界陸上とかでいろいろ溜まってたのかね。あ、あと「本好きの下克上」、アマプラにありました。助かったよ、なるほどそういうはじまりだったのか(^O^)。
さて日曜日。「ゼロワン」はしばらくお仕事に関するエピソードが続く感じなのかな? 今回のお仕事は先生(熱血つき)。今回は割と違和感は控えめだったかな。あと、味方サイドに黒いのがいる、ってのは時々あるけど、それが出来る女で、ってのはちょっと新しいかも。「リュウソウジャー」、ナダの身の振り方が気になるな。何となくこれ、エエモンサイドに戻っては来るけどそこで退場、みたいな流れを予想してるんだがどうだろう。
「ヴィンランド・サガ」、2クール目に入ってOP曲が変わっちゃった。前の歌、変な感じの絶叫ソングで嫌いじゃなかったんだけど。お話はここのところすっかり主役がアシェラッドに移っちゃった感じね。あとは美形軟弱王子様がいつ化けるか、かな。
あとはなんかあったっけ? あ、新番組で「ライフル・イズ・ビューティフル」、今度の部活は射撃部。最近はエアライフルですらないのな(w。
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□ noki [で、、どうなんでしょうか。ウルトラマンが欲しいってな状況に なってなければいいのですが(w こちらの仕事場では同じ..]
□ rover [むは。なんとか30分遅れで納品完了。その後いくつかの修正を食らったけど、とりあえずひと段落つきますた。ウルトラマンま..]