ばむばんか惰隠洞

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2018-05-16 [長年日記]

[Day] お出かけ

16日は映画が1100円で見れるので、座席を予約して出撃。「レディ・プレイヤー1」を観てきたんですが、安く観れる日ってこともあるし話題作ってこともあるし小屋が小さめってこともあるしで結構な入りでした。両隣にお客が座ってきたのは久しぶりだぜ。

画像の説明映画の感想は改めて書きますが、いつものように立ち飲みでぷはーして湊川公園で酔い覚まし、してたらとっても可愛い赤ちゃんがニコニコしながら近くを通ったんで、そこは(こっちは酔っ払いだし)お手々ふって少し距離をとったらばその1、赤ちゃん、ちびハスキーと出会うの図。

画像の説明その2、赤ちゃん、ちびハスキーとご歓談の図。

画像の説明んでもってその3、赤ちゃん、鳩さんとも出会うの図。

画像の説明せっかくだからぬこの写真も。すいません、ここでジムバトルさせてもらっても良いっすか(^^;?

[Baseball] マケタデー

T0-5DB。とっほっほ。

[Anime] 定期視聴番組

火曜深夜。オレはなんで「東京喰種」続けて見てんだろ。バックボーンもなんも、さっぱりわからんのにね。

「ひそねとまそたん」、OTFとパイロットの絆を深めるための無人島合宿編。ドラゴンとドラゴンライダーの関係、って話なワケで、これマキャフリィが見たらどう思うんだろうなあ…

割と気に入るかもな(w。

[Chinema] レディ・プレイヤー1

劇場版パンフ スタッフ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:アーネスト・クライン/ザック・ペン
原作:アーネスト・クライン『ゲームウォーズ』(SB文庫)
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
出演
タイ・シェリダン
オリヴィア・クック
リナ・ウェイス/フィリップ・チャオ/森崎ウィン
ベン・メンデルソーン/T・J・ミラー
マーク・ライランス/サイモン・ペグ
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/

オレはオタクで行く!

2045年、荒廃した世界において一部の富裕層を除く多くの人びとが唯一現実を忘れ、没入しているのがオアシスという名のVRワールド。その中ではプレイヤーはなんにでもなれ、どんなところにも行け、そして運が良ければその世界で得たお金を現実世界に持ち出すことで貧困から脱出するチャンスさえある。両親を亡くし、叔母と共に暮らす若者、ウェイドもオアシスのプレイヤーのひとり。パーシヴァルのハンドルネームでこの仮想世界に入り込んだ彼をはじめとするオアシスのプレイヤーたちの最大の目標は、この世界を構築した天才、ハリデーがこの世界のどこかに隠した究極のアイテム、イースターエッグの獲得。それを手にしたものはオアシスとその供給元、グレガリアス社のすべての所有権。5000億ドルに達すると思われるその財宝は、オアシスのすべてのプレイヤー、そしてグレガリアス社を急追するIOI社が追い求めていた。だが、イースターエッグを得るためには、この世界に隠された三つのクエストをクリアしなければならない…

桁外れのギーク作家、アーネスト・クラインの原作をスティーヴン・スピルバーグが映画化した、ヴァーチャル・ワールドの奇想天外な大冒険譚。根岸泉さんの言うところのスピル作品のノリ全開なんだけど、いつものスピル作品とちょっと違うのは、いつもだったら映画のすべてをコントロールするはずのスピルバーグの、その手に負えない部分が結構あるように思える。それは言うまでもなく、原作者が大好きなオタク文化の部分。クラインが大好きなものは多分、スピルバーグが大好きな物とはちょっと違うんだと思う。そして、そのスピルバーグの手が届かない部分のぶっ飛び具合と、スピルバーグがコントロールできている部分が意外といい感じにバランスが取れている映画、なんじゃないだろうか。

多分スピルバーグは、マーベルとかDCとかジャパニメーションとか特撮とかアタリから始まるビデオゲームとかに、そんなに思い入れはないんだと思う。思い入れがないからそこは割と好きな人に任せて好きなようにやらせて、自分は自分なりの、お話のキモの部分に力を入れたのかな、って気はした。ただ、ほとんどは仮想世界で起きていることだから、多少唐突でもそれがまた良いじゃん、ってことになるって事だよね(w。

そういう分担作業(スピルバーグがどういうところにリキ入れたかは、見て判断して下さいね。Wikipediaとかではネタバレ起きちゃってるけど)が、図らずも見る人間の立ち位置によって、多分異なる印象を受けることになったのかもなぁという気はした。自分は決して'80年代のパーソナル・コンピュータ文化に詳しい方では無いですが、それでも本作を見ていて一番強く感じたのは、作品のキイとなる天才ハリデーとその相棒、モローの関係性。これ、自分にはウォズとジョブズのそれに見えました。で、このお話では勝つのはウォズなのね。しかもジョブズも敗者にはならないの。ここがもう素晴らしすぎて、おじさんちょっとウルウル来ちゃいましたよ(^^;。

とはいえややこしいことは考えなくても大丈夫。お話の序盤こそ元ネタ探しに躍起になっちゃうけど、しばらくするとそういうのはどうでも良くなって、普通にお話にのめり込んでいける。スピルバーグは作品のお話部分自体はそんなに凝ったことはやらない人なので、そういう意味でも安心してお話の流れに身を任せられる。その上であちこちで、「あ、今の巧いなあ」と思う画を入れてくれてるあたりが流石スピルバーグよね。主人公とヒロインの終盤のキスシーンの撮り方とか、さすがだなあと思いました。オレもオタクだと自分では思っているのでね、存分に楽しみました。ストーリー上は悪の側にいるはずのIOI社、なんだけどそこに働いてる連中の大半はとってもプリティ、ってあたりも嬉しかったよ。悪いのはオタクじゃなく、オタクに寄ってくる連中なんだよね(w。

オマケ。そうは言っても本作でとても重要な意味を持つオーソン・ウエルズの名作のとあるフレーズ。これを(字幕なんで)目にした時にちょっと引いちゃったのはマジソンズさんのせいだと思う(w。これ、かなり強烈な焼き印で、アニメ「Wake Up Girls!」の第1回でもおんなじ反応しちゃったんだよね(^^;

★★★★


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