ばむばんか惰隠洞

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2018-06-06 [長年日記]

[Day] 雨やまねえなあ

画像の説明でもレンズキャップがないのはイヤだし、特に喫緊なタスクもないのでお出かけ。レンズキャップはハーバーのソフマップにあったので助かりました。あと、ちょこちょこ小物買って撤退。こういう路地にも勇気出して入ってみたいんですけどね。まだちょっと、そこまでは……。

[Anime] 定期視聴番組

「ひそねとまそたん」、いきなり「君の名は。」が始まったのかと思ってビックリしちゃったぜ。ここまで張ってきた伏線の一部を回収する話。陸軍がラバウル? なんて思ってんですけどちゃんと陸軍も部隊は配属していて、その中には百式司偵もあったんですね。へぇボタン連打しときます(^^;

[Books] メカ・サムライ・エンパイア

メカ・サムライ・エンパイア 上 (ハヤカワ文庫SF)(ピーター トライアス/中原 尚哉) メカ・サムライ・エンパイア 下 (ハヤカワ文庫SF)(ピーター トライアス/中原 尚哉) ピーター・トライアス 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト John Liderto
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012179-2 \720(税別)
ISBN978-4-15-012180-8 \720(税別)

熱血ボンクラ成長譚

日独が勝者となった第二次世界大戦から約50年。1990年代半ばの世界では勝者のはずの日本とドイツの間のしこりが大きくなっていた。建前上は八紘一宇を唱える日本と、アーリア人至上主義を唱えるナチス・ドイツとの間の軋轢は修復不能なところまで来ていたのだ。アメリカ西海岸で暮らす少年、誠は戦乱の影響で両親を失い、政府が指定する後見人の元であまりおもしろいとは言えない毎日を送っていた。勉学も疎かにゲームに耽溺する誠だが、それでも彼の目標は日本軍の精鋭、メカ・パイロットになること。だが現実はそう甘くはなく、試験はあえなく落第。それでもなんとか民間の警備会社に潜り込むことができた誠だったが…。

前作は割と「スカスカしてんなー」って感想だったんだけど、一応の続編になる本作はぐっと読み味は変わってて、かなり密度の濃い、少年の成長物語になっている。一人のボンクラが、キツい鍛錬を経て一人前の兵士に成長していく、というテーマがあまりブレないので、お話をしっかりと追いかけていける構造になっている、ってところが大きいのだと思う。まずお話としてしっかりしているのだね。

その上でそのお話の彩りとして様々なガジェットがふりかけられていて、そこには一種のディストピアSF風味や、昨今のSFの大きな潮流のひとつになっているヲタク趣味満載状態ってところが今風と言えるか。

一種の時間改変SFの味わいとしては、日本とドイツが世界の支配者となり(んでもって、どうも何かあった時の調停役がイタリアらしいですぜw)、一方は皇国史観で世界を総べようとし、もう一方はアーリア人純血種が至高、の観点からそこに属さない種族に対しては圧倒的に無慈悲になれる世界、そこは前作でもちょっと語られた、もしかしたらあったかも知れない自由の国アメリカ、のニュアンスも介入した一種の混沌が浸透している。ここに表向きは友好国でありながら水面下では激しく敵対している日本とドイツ、そこでは互いに相手を打倒すべく新たな戦力の開発競争が行われている。そこで両陣営が選んだ方向性は、ってのは読んでのお楽しみ。ざっくり言うならあれだ、悲しみの王子vs怒りの王子(w。

さらにここに、様々な日本ネタが、これ日本人以外にわかるのか? ってレベルでぶち込まれてるあたりが本書の特徴と言えるのかな。この日本で読むべき小説家はアンノだったりミヤザキだったりするし、世界的なメカ・イラストレーターにナオユキ、なんて人がいたりするのね(^^;。

そんな、ある意味目配せを抜かりなく配置しつつ、先にも書いたようにお話自体はシンプルな少年の成長物語、ってところから足を踏み外すことなくその範囲内にとどまってお話を進めてきたその按配は、読むには楽しいが何かを伝えてもらうには何かが足りない、って感じかな。すばらしく面白いのですがそれだけです、という…。それの何が悪いねんと言われたら返す言葉はないのですが(^^;。

★★★☆

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
まなたけ (2018-06-07 08:18)

あら良い写真。 <br>実家に帰って、撮る写真は、更に自然ばかり、になってますけど、 <br>こーゆー、雑多な、人間が作った街の、、あ、飲み街が、好きなのか? <br>ともかく、良いですなぁ〜。 <br>オラは、そーゆーのも好きだったと、思い出した、一枚でした^^;🖖🏼

ROVER (2018-06-07 23:22)

こういう路地に一軒か二軒、馴染みの店があるとちょっと良いんですけどね。でも新開地なんだ。ほろ酔いになったあと電車で帰らなきゃいけないってのがなあ(^^;。写真はもうちょっと、下辺を詰めた方が良かったかなあ、なんて。撮ってる時には気が回らんもんですね。


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