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S5-6T。昨日もそうだったけど、最終回に要らん失点かましているねえ。マテオもドリスも抑えとしてはちょっと怪しくなってきてるのかな。ノーミサンをクローザー、はさすがに無理あるかねえ。ここぞという時に三振取れるタイプでもないだろうしなあ…。
いろいろ最終回。「銀英伝」、アムリッツァ前で放映は終了。あとは劇場で三部作やるからそっちを見てね、と。そっちも結構無理ありそうですね。キルヒアイス亡くなるまでで一本、ヤンが亡くなるまでで一本、んでラストまで、とか? あれ、ロイエンタールさんは?
「GGO」も最終回。うーん、なんか品がないなあ、ってのが正直なところかな。「パンドーラ」はまだ続くのね。
日曜日。初代プリキュア、めっちゃ強いんですけど(w。それにしても時が経つにつれて、ずいぶん装飾過多になるもんなんだねえ。「ビルド」、幻徳さんが普通の服着てる(w。いまだに万丈のハザードレベルを気にしてるって事は、この先まだここらで一波乱あるんだろうか。「ルパパト」、どっちにとっても二重スパイ状態のノエル君、この先どうなりますことか。
日曜深夜の分、「ISLAND」と「はねバド!」。アニメ化前にメイン声優の交代劇があってそれなりに話題になった「ISLAND」、んまあ良く判らんけど「Angel Beats!」とかあの辺の流れのラインって事になるんですかね。パトカーが4代目のクラウンっぽかったり、どうもアシモが初めて話題になったりしているらしい描写があったり、時代的にどの辺を設定してる物なんだろう。あと、「スーパージェッター」やら「パンチDEデート」なんかをセリフに挟んでくるのもなんだかなーと思うぞ。
バドミントンマンガの「はねバド!」、うむ、「ボールルーム…」とかもそうだったけど、今王道のスポ根マンガのアニメ原作になり得るのは講談社作品が多いって事なんでしょうかね。これはかなり良いのでは。
タイトルは「ダイレンジャー」風に。朝から結構な雨と風だったんだけど、昨日席取っちゃったんでね。三宮に出撃。なんとか小降りの時を見計らって移動する感じで、なんとか傘無しで行動できましたよ。今回のお題はシネ・リーブルで「ニンジャバットマン」鑑賞。感想は改めて。
雨は降ったり止んだりで、小降りの時は外に出てもへっちゃらなんだけど、時折結構強めに降るんで外に出にくい感じではあったね。いつもはおじさんおばさんおねいさんおにいちゃんが占領してる、元町通りの喫煙可の小さな公園も今日は人の姿無しですね。
映画は14:00前に終わったので、三宮から新開地まで歩き、途中でいつもの950円床屋で髪刈ってもらい、立ち飲みでぷはー。新開地の地下から地上に上がるいつもの階段、近くオープンする新開地の演芸場、というか寄席だな、喜楽舘のためにデコられておりましたよ。
スタッフ
監督:水崎淳平
脚本:中島かずき
音楽:菅野祐悟
製作:里見哲朗/レオ・チュー/エリック・ガルシア
声の出演
山寺宏一
高木渉
加隈亜衣/釘宮理恵
子安武人/田中敦子/諏訪部順一/チョー/森川智之/三宅健太
梶裕貴/河西健吾/小野大輔/石田彰
大塚芳忠
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/batman-ninja/
ゴッサム・シティの天才ゴリラ、グロッドがシティに跋扈するヴィランたちを集めて何かよからぬ実験を行おうとしている。情報を得たバットマンたちはその実験の阻止に向かう。だがその実験は時空震エンジンによってゴッサム・シティに巣くう悪党どもを、別の時空に送り込もうというものだった。間一髪のタイミングで作動した時空震エンジンによって、そこに集った者たちはみな、中世の日本に転送されてしまった。転送のタイミングがわずかにズレ、他のヒーロー、ヴィランたちとは2年後の日本に転送されたバットマン。そこはすでにジョーカーをはじめとするヴィランたちが戦国大名と入れ替わり、天下に覇を唱えようとしている日本だった…。
DCコミックスの超有名ヒーローのキャラ設定はそのままに、シチュエーションを戦国時代の日本に持ってきて、「グレンラガン」や「キルラキル」の中島かずきによるブッ飛んだ脚本で突っ走る、「こまけえことは良いんだよ!」スーパーバトルアクション。どちらかと言えばダーク・ヒーロー的な印象の強いバットマン、というのもまあティム・バートン版やクリストファー・ノーラン版が強烈だったから、ってところもあるにはあって、その前のアダム・ウェストがバットマンを演じた60年代のTVシリーズ(映画版もあったと思う)なんかは結構荒唐無稽、かつギャグ満載な作品ではあったのだよね。
そんな、ノー天気な方のバットマンに、さらに(間違った)ジャパネスク風味と(無駄に豪華な)ジャパニメーションの先端部分を接続してできたのがこの作品、と言えるだろうか。とにかく細かい設定とかは放り投げ、「今はこういう事になってるんですッ!」でいろんな説明を省略し、とにかく濃密なアクションでストーリーを進行させていく、しかもそのストーリー展開というのはどう考えてもアメコミやハリウッドのダーク・ヒーローもののそれとは一線を画し、代わりに盛り込まれているのは極めて中島かずき的なドラマツルギーと、これまでの日本のヒーロー物の方法論。ここで中島かずきが持ち込んで来ているのは、戦隊ものだったり、勇者シリーズだったり、特撮時代劇のテイストだったりするのだよね。なので特に中盤、自分が何を見ているのか、ちょっとわからなくなっちゃったりもする(^^;。それぐらいぶっ飛び具合が良い感じなんだよね。
そのあたりの按配は大変結構なんだけど、んじゃ一本の映画としてみたらどうなんだ、ってところはややクエスチョン・マークをつけたくなるところもあるかも知れない。あからさまにダメ、ってところは無いと思うけど、面白いところをばしばし繋いでいく構成が逆に、何となくのぎこちなさ、みたいなものが出来てしまっているんじゃないかな。「キルラキル」とかだと、いくら好き放題やっても次の好き放題まで一週間のお休み期間があるから、次の好き放題も新鮮に感じるんだけど、映画だとそこにタイムラグが無いのでね、逆にテンポ悪くね? って思ってしまうところも結構あるんだよな。「こまけえことは良いんだよ」なんだけど「こまけえことに気を遣うとさらに上等になるよ」ってことかしら。
一本の「スジ」の部分で感心できなかった、ってところはあるかも知れません。個々のアクションとかはもう、見応え抜群でそこ見てるだけでも存分に楽しめたんですが。文句なしの大傑作、とまでは行かなかったかな。充分面白かったですけどね。
あとは蛇足。DoGA方面の人なら、EDクレジットで絵コンテにロマのフさんのお名前を発見したり、ちょっとドヤ顔風にLightWaveの文字が出てくるのは嬉しいかもね(w。
★★★☆
神鉄は西鈴から向こうで土砂崩れが起きていて一部でまだ運行できない箇所があるみたいだけど、おおむね復旧した模様。あちこちで大きな被害もあったし、まだ完全な復旧とは言えないのかも知れんけど、まずは一息つくタイミングをもらえたって事なのかな。油断できない地域も多いと思います。皆様お気をつけて。
酔っ払ってるので元気があったら明日書く。
ここから翌日追記
急ぎの仕事も無いので行きますど。新番組「はるかなレシーブ」、煩悩を刺激するって意味ではとっくにあっても良かった、ビーチバレーがモチーフ。夏に夏っぽいアニメが見れるってのは良いものです。
も一つ新番「はたらく細菌」、Eテレでやっても良いんじゃ無いの? ってな感じのお勉強になる萌えアニメ。なかなか、楽しそうですね。「パンドーラ」、「ロン以外の人間にゲームで負けたことは無い」レオン君がゲームに負けたと言うことは?…って展開なのかな。
日曜朝。何やらTL上では「30過ぎたら仲間なんかいない」発言に震撼する人が多数いたようですが、きょうびのオーバー30な人達はそんなにナイーヴなのかい? これまでも時々顔を出してたナイスミドル、敵方の社長さん(ラスボス?)でしたという。単純な悪党というわけではなさそうね。
「ビルド」、こっちのお父さんも真性の悪ってわけではなさそう。エボルトが万丈にやってたように、戦兎君のハザードレベルを上げるのが目的なのかな。「ルパパト」はサクヤくんの恋バナでしたな。
日曜夜、「ISLAND」、ああ、吸血鬼モノってわけではないのね、何とか言う病気がいろいろお話に影響してくるわけだ。
クリストファー・ナトール 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト 鈴木康士
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012186-0 \1160(税別)
熾烈な戦いののち地球に帰還した英国艦<アーク・ロイヤル>。彼らの帰還によって入手できた新情報や技術を元に、地球連合政府は、<アーク・ロイヤル>を中核とした多国籍軍を構成、准将にして艦長だったスミスを少将に昇格させ、艦隊司令官に任命する。彼らの任務は、新たに発見された重力トラムラインを利用して敵のコロニー惑星を直接攻撃すること。最新式ゆえ性能は高くとも<アーク・ロイヤル>ほどの耐久性の無い巨艦を率いる戦闘航海に一抹の不安を抱えるスミスだったがさらに、艦隊の構成メンバーに一人、とてつもない問題を抱えた人物が混じっていた……。
前作が新版「ギャラクティカ」もかくやな展開がそれなりだったんだけど、全体としてはちょっと冗長な感があるかな、なんて感想を持ったわけだけどさて続編はどうだろう、ってことなわけですが、うーんどうでしょうね。
前作からのキャラクターに加え、新たな艦隊を構成することになる各国の艦の艦長たち(日本人もいるぞ)や野戦指揮官たちさらにいわくありげな戦闘機パイロットも加わり、いろいろな人間ドラマ展開させつつ、敵異星人との戦闘、コミュニケーションをとろうとする動きなども加わって、ボリューム的にはサービス満点のはずなんだが、全体としてはどうだろう、割といろんなエピソードが焦点をきっちりと絞りきる前に次のエピソードに行ってしまう感じかな。それなりに面白いんだけど、なぜかページを繰りたいと思わせてくれないような本になっている。
スミスの副長から晴れて<アーク・ロイヤル>の艦長を拝命したフィッツウィリアム、新副長アミーリア、前作から引き続き、地球に残した家族との問題を引きずりつつ戦闘機隊を指揮しなくてはならなくなったシュナイダー、それぞれにエピソードはあるのだが物語になっていない感がある。
新たに登場した戦闘機パイロット、チャールズもそれなりに掘り下げ甲斐があるキャラなんだけど、こちらもちょっと掘りが浅いか。本書後半から次作に繋がる重要キャラ、と言うのはわかるのだけれど…。
大きな欠点は無いと思うんだけど、強力な引っ張り力に欠ける作品、かなあ。あと原題は「THE NELSON TOUCH」。ネルソンズ・タッチ、のちの東郷の丁字戦法ですけどそれ、どこでやった? オレなんか読み飛ばした?(^^;
★★☆
日月分、意外に多いな。「はねバト!」意外に簡単にバドミントン部には入部するんだね。今週はなぎさ先輩が迷いを一つ断ち切るお話。
新番組「悪偶」、原作は中国のコミックだとか。この世の天才たちがなぜに天才なのか、その陰にはけっこうブラックな仕掛けがあって…、という。モブで新井里美がオバサンやってた。そこは良いんだけどどうだろう、絵柄が、ううん…。も一つ新番組、「邪神ちゃんドロップキック」。「これはゾンビですか?」とか、ああいう方向をかわいい絵柄でバイオレントに振り切ったお話。なんだけど出だしから本編の間の繋がりが良くわからん。なんでもいきなり連載第59回のエピソードを持ってきてたそうですが…。この二つはわたしゃ見なくてもいい系ですかね。
「ヤマノススメ」、ちゃんとした登山靴を買いに行く回。しっかりした道具は結構な値段がするけど、それだけのことはあるんだよ、と。
ここなちゃんは……、うう(^^;。
二週間ぐらい停滞してた定期のお仕事、どうやらもうちょっと続けられそうで。ただまあこれまでに比べるとかなりタスクの総量は減ると思われるので、今のお給金は見直されちゃうかも知れないなあ。なにか他のお仕事を探しておいた方が良いのかねえ。定年間近の能なしオジサンにやれるお仕事、あるかしら(^^;。
火曜深夜。ここは結構多いな。「アンゴルモア 元寇合戦記」、元の侵攻が目前に迫った対馬に送り込まれた罪人たちがどう戦うか、的な。なかなか硬派な方向性だし、歴史的な事実からしたら結果がハッピーエンドにはならないであろう事は判っている、というストーリー上の枷があらかじめ用意されてる、ってところの興味深さもあって期待できるかも。なんかノイズが飛んだようなキャラの彩色がちょっと面白いっすね。
「あそびあそばせ」、今期の花ゆめ枠はキュートに見せかけたスラプスティック。ま、「黒もん」の昔からちょいちょい挟まるタイプの作品ですが。OPでほんわか可愛らしい絵柄の女の子たちが、きゃっきゃうふふしてるところを見て「これはオレは見なくていいヤツかな」なんて思ったんだけど、本編はそんな事はなかったぜ。前の期で出演してた「不幸だねえ不幸だねえ」言い出すキャラも登場しちゃいそうな勢いだったぜ(w。
「オーバーロード3」、前シリーズで消化不良だった、本当は怖い清純派プリンセス、にいろいろ掘り下げがあることを期待します。「プラネット・ウィズ」、うーん、ものすごく泥臭い銀河美少年、みたいな感じなのかな。
まいったな、ここ早めに切っても惜しくないヤツがないぞ、今のとこ(^^;。
スタッフ
監督:ロン・ハワード
脚本:ジョナサン・カスダン(英語版)/ローレンス・カスダン
原作:ジョージ・ルーカス
製作:キャスリーン・ケネディ/アリソン・シェアマー(英語版)/サイモン・エマニュエル
製作総指揮:ローレンス・カスダン/ジェイソン・マクガトリン/フィル・ロード&クリス・ミラー
音楽:ジョン・パウエル/ジョン・ウィリアムズ
出演
オールデン・エアエンライク
ウディ・ハレルソン
エミリア・クラーク
ドナルド・グローヴァー/タンディ・ニュートン/フィービー・ウォーラー=ブリッジ(英語版)
ヨーナス・スオタモ/ポール・ベタニー
公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/
帝国と犯罪組織の重苦しい支配下にある造船惑星コレリア。犯罪組織のボス、レディ・プロキシマの許、ちんけな犯罪を繰り返していたハンだったが、とある仕事で大しくじりをしでかしてしまう。命の危険を感じたハンは恋人のキーラとともにコレリアを脱出しようとするが、間一髪のところでキーラは脱出に失敗。パイロットとなって取り残されたキーラを救出することを誓い、帝国軍の兵士となったハンだったが…
スピンオフ版の前作がエピソードⅣに繋がる物語だったとするなら、こちらはどうだろう、エピソードⅡあたりのお話が銀河の中心で進んでいる時、一方銀河の片隅では、ってことになるのかな。一応銀河帝国は成立し、それに対抗するレベル・フォースが結成されようとしているあたり、なのかな。ストーム・トゥルーパーは配備が進んでいるけど、まだ素の状態の兵士が戦争に参加しているような時期。いろいろ腕はあるけど軽口癖とその軽口がちゃんと機能しなくって「あっるぇぇー?」となっちゃうって言うのはハン・ソロのキャラクタを巧く表現してはいると思う。そんなハン・ソロが、ルークとオビ・ワンとの関係よろしく、トバイアス・ベケットというそろそろトウの立ち始めたベテラン・アウトローとの出会いからいろいろなことを学びつつ、一人前のアウトローとして、信頼できる相棒と頼りになる愛機をものにするまでの物語。ここに正史との関わりみたいなものも挟まれてくる。
そういう意味ではとても盛りだくさんな映画。ハン・ソロというキャラクタがアウトローという、ある意味とても使い勝手の良いキャラクタなものだから、一種の逆境からの這い上がりもの、大列車強盗オマージュ、「スター・ウォーズ」らしいスペース・オペラ感、さらには正史への目配せもあってサービス満点、なんだけどサービスはたっぷりだけどそれが「量」の部分は満たしているけど「質」の部分はそれほどでもないのでは、って気はしてしまう。まあいろいろ事情もあったようですけどね。
スター・ウォーズ世界におけるハン・ソロの立ち位置というのは、少なくともそのお話の始まりの時点においては直情径行の主人公にちょいちょい軽い茶々を入れ、それが場合によっては良い方向に流れる、というあくまで愉快な脇役ポジションだったわけで、本作はそこのところを踏まえつつ、それでも正史とからめる必要があるのか、ちょっと重い話も同時に織り込まれてしまっている。結果、映画としては少々鈍重な展開の作品になってしまった、ってことはないだろうか。ハンとベケットのアウトロー修行デコボコ、で済ませてしまえばもうちょっと軽く、シンプルに楽しめるお話にもなっただろうと思うんだけど、ここに未来のハンがどう動くか、を敢えて仄めかしてしまったがゆえに、妙に引っかかりの多い映画になってしまったと思うのだね。しかもそういう事するから長くなるし(^^;。
結果的に続きは相当困難な状況に陥ってしまったような現状ではあるけれど、これ、明らかに続編があることを前提とした造りだよね。だったら本作は、如何にしてハン・ソロはミレニアム・ファルコンを我が物としたのか、に注力して、それ以外のいろんなエピソードは続編に任せて、100分ぐらいの映画にしてくれた方が良かったんじゃないのかなあ、とは思いましたよ。そこそこ良い画もあったと思うし、チューイのことを好きになれる、って美点もあるにはあったんですけどね。
メカ・デザインの情けなさについてはもうどうしようもないので多くは言いません(^^;
★★★
ちょっと機材が不調で見れたり見れなかったりした番組がごっちゃになってるんで、思いだした分だけ。「ぐらんぶる」、「汚いあまんちゅ」、なるほど(w。バカな体育会系の野郎どもの表現としてアホな酒飲みはアリとは思うけど、自分ももう爺さんの範疇に入る歳になっているんで、こういうのはちょっと、控えた方が良いんじゃないか? って気がしちゃうな。「ゆらぎ荘のなんちゃら」、うん、これは見なくていいヤツ。日曜朝はどれも面白いです。「プリキュア」がちょっと動いてなかったかな、「ビルド」、わざと捕まってハザードレベルを上げるってのは考えたな。エボルトは完全退場ではないんだろうね。「ルパパト」今週は警察チームの出番が少なくて残念でした。
こんなとこかな。
シルヴァン・ヌーヴェル 著/佐田千穂 訳
カバーイラスト 加藤直之
カバーデザイン 岩郷重力+W.I
創元SF文庫
ISBN978-4-488-76703-7 \1000(税別)
ISBN978-4-488-76704-4 \1000(税別)
世界各地から出土した巨大な人型のパーツ群。それらは一箇所に集められ、巨大なロボットとして完成した。「テーミス」と名付けられたそれを理解し、使いこなすために衆知が結集されるが、進展は遅々たるものだった。そして9年、ロンドンの中心部になんの前触れもなく、2体目のロボットが出現した。その目的は、いったい……。
突如現れた2体目のロボットは、どういう目的で地球に残されたのかが全くわからないテーミスとは違って、明確な原理の許に行動を起こす。その結果地球には未曾有の災厄が。しかもそれにとどまらず、地球の主要都市に次々と巨大ロボットが出現、その数なんと13機。地球は突如、潰滅の崖っぷちに立たされることに。この状況を打開する切り札は、はたして…、というお話。
前作でも書いたけど、様々な登場人物たちのインタビューや供述で構成されたお話で、状況説明が極端に少なく、ひたすら語り言葉でお話が進んでいくので、大変さくさくと読んでいける。そこはとても良いところだし、前作の感想でも書いたとおり、物足りなさを感じるところでもある。もちろんお話の展開上「おや?」とか「おおう!」とか「そう来るんだ」などと思える展開は用意されているし、本作に関してはそのラスト一行に、かなり渾身の一撃が用意されていたりして、そこは評価できると思う。あと、登場人物を作者の都合で甘やかさないあたりも好感は持てるかな。
異星人が巨大ロボットを製造した目的、それが地球に持ち込まれた理由、地球人の「種」にこめられた秘密、そして対抗不能に見えたロボットたちに対する人類側の蟷螂の斧とは、ってなあたりへの気配りも抜かりは無い、んだけどやっぱりインタビュー形式で進むお話は、よく言えばサクサク、悪く言えばパサパサなんだよな。しかも本書ではその、肝心のインタビュアーもあわわわわ(^^;。
というわけで今回もどちらかと言えば残念賞寄りの一作かなあ。ただ、個人的にはラスト一行でどかんとひっくり返しを盛ってくるお話ってのは大好物なので、そこでちょっと、星足しときますね(w。
★★★☆
ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾をクビ…過去ツイートが問題視され(Yahoo! ニュース)。うんむー、クリエイターなんて人種はどこかしら人格に問題があるもんだ、という一般論で擁護する事もできるのかも知れんけど、それ以上になにかこう、ちょっとでも何らかのコレクトネス的にそぐわないものを、なんなら改めて掘り起こしてそこに火をつける、という風潮が一般的になりつつある、ように見えるのはどうしたもんだか。世の中というのは意外とおおざっぱなものなんだと思うんだけど、どうもwebではそこに毛筋ほどの誤謬も許されない風潮が出来つつあるのはちょっとヤバいんじゃないかという気はするな。
世の中案外、適当でおおざっぱ、で動いてる状態が一番良いと思うんだけどね。
相変わらずたくさんあるので抜けとかあったら察して下さい(^^;。「博多豚骨ラーメンズ」、「敵かな? 味方かな?」テイスト込みのコン・ゲーム感、悪くないと思う。「BANANA FISH」、んと、原作こんな感じだったっけ? とりあえず衆人環視の刑務所で、重要な情報を大声で叫びすぎ。
「殺戮の天使」、なんというか、(ゲームの)MYST感が凄いね。その雰囲気は嫌いではないですが。「ちおちゃん…」、ブラッディバタフライを引っぱるのね(w。「アンゴルモア…」、のちにアンゴルモアと呼ばれる存在は、モンゴルのアナグラムだったんだよー!(な、なんだってー!?)という(^^;。(歴史的な)オチを知っているが故の面白さ、はあると思う。
「ハッピーシュガーライフ」、変態さん総登場。「ハイスコアガール」、うん、これはいいね。自分がロートルなゲーマーにはなれない人間だったからなのかも判らんけど、この世界は少なくとも無責任な外野ポジションからなら心底応援できる世界だと思う。個人的にPCエンジンが家庭用ゲーム機のスタンダードを更新することはないだろうとは思ってたけど、それでも有為な一石ではあったと思っていますので。
んまあそれ以前に「ボーイ・ミーツ・ガール」モノとしてとても良くできていた、とも思えるんですけどね(w。
山本弘 小林泰三 他著
カバーイラスト 開田裕治
カバーデザイン 伸童舎
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031334-0 \1060(税別)
かつてレッドキング、チャンドラーらが暴れ回った多々良島。今、この島にふたたび人間たちが上陸した。破壊された観測基地を修理、復旧させるために。だが、なぜこの島に怪獣たちが跋扈していたのかについてはいまだに明らかにはなっていない。慎重に再調査を開始する隊員たちだったが…。「ウルトラ」シリーズをテーマに7人の作家が新たな物語を紡ぎ出す。作品ごとに各作家のあとがきと、それぞれ異なるイラストレーターの挿絵付き。
ということで。早速行きまっせ。カッコ内は作家/イラストレータの順です。
多々良島の秘密、なぜピグモンだけは人間の味方をしてくれたのか、そもそもなぜにピグモンはガラモンにそっくりなのか、ってあたりに、いかにも山本弘らしい語り口でケリをつける。構成として大変端正な作品と言えるか。なんだろうね、出来が良すぎて却って可愛くない、というか(^^;。ただ、イラストまでもが伏線として機能しているあたりはなかなかのもんです。
タイトルからして連想されるのは「あれ」ですけど書き手が北野勇作さんなのでね。すっとぼけた、人を食った話になっている。ついでに卵も食う(w。なんだけど世界観としては結構「Q」のそれを上手に取り込んでいると思う。ほんとにさ、あのときバルンガが居てくれたらな、なんてちょっと思ってしまったよ。
「健康のためなら死んでも良い」というジョークがありましたが、過激なまでの環境保護団体と、ウルトラマンは「何」を護るのか、の相克がテーマ。今「ウルトラ」をやるのなら、当然このテーマを持ち込むのは有りだろう。トリッキーだし、「ウルトラ」っぽくないとも言えるかも知れんけど、それだけにクセ弾としてこういうのはアンソロジーのスパイスとして必要ですよね。
本書中唯一、純粋SF畑ではなくミステリ・ホラーのジャンルの作家による作品。これが「ウルトラQ」の世界観に素晴らしくマッチしている。作家ご本人があとがきで説明されているとおり、むしろ「怪奇大作戦」のいちエピソードとしても充分通用すると思うけど、その舞台仕立てや小物の使い方で、これはこれでしっかり「ウルトラQ」のエピソードとしても機能していると思った。そもそも「Q」には怪獣出てこないエピソードもあるもんね。本書の中では一番完成度が高いのではないでしょうか。
ある日突然「変身」出来なくなってしまった男。その原因を探るため、メンタル・クリニックの門を叩いた彼の名は、モロボシ・ダン…。ウルトラセブン誕生のエピソードと、セブンが地球で活動するためのアバターを手に入れたと言うことは、アバターとオリジナルの関係性に問題は発生しないのか、するとしたらそれは…的な。「マックス」のネタまで網羅して、ちょっとコミカルな風味も込みのミステリ・ハードSFと言えるかな。しかも結構ラストはハートウォーミングに〆るという。大変結構でした。
日本にばかり集中的に出現する怪獣たち。それは日本人にとってはある意味アイドル的に情報が要求されるジャンルになっていた。そのニーズを満たすため、怪獣の足形を取ることに命を賭ける男たちのお話。なにせ田中啓文さんなのでね、真面目に向かい合うと酷い目に遭うのは判っているんですが、で、確かにそうなってはいるんですが、それ以上にファンの熱さ、みたいなものがストレートに伝わって来てなんだか嬉しくなってしまう。大伴昌司は反則です(w。
「ティガ」に倒した怪獣の後始末はどうするのか、ってネタがありましたがある意味そちら方向にシフトしつつ、いかにもこの作家らしく大変にトリッキー。これはもはや「ウルトラ」の範疇からははみ出してしまっているのじゃないかしら。ラストに本作を持ってくる、ってあたりがハヤカワらしいと言える、の、かなあ…。
ってことで。総じて楽しめたので良かったですが、おそらく年齢的にさほど離れてはいない人たちが描く「ウルトラ」たちなはずなのに、自分が漠然と「ウルトラ」に対して思っているものと、本書で展開される「ウルトラ」の世界観には結構乖離があるんだな、ってのは割と新鮮でした。クセ弾が良いのか、王道で攻めて欲しかったのか、って話になるのかも知れないけれど、そういう点では自分は王道をちゃんと踏まえて欲しかった方なのかも知れない。そういう意味では「影が来る」、「変身障害」あたりが自分的にはとても好きですね。
★★★★
□ taoy@笹塚 [おぉ、私も「変身障害」と「影が来る」が出色でした。楢喜八さんイラストも良かったです。というか、作家さんたちそれぞれが..]
昼過ぎに、突然。画面がご覧の通りのブレブレ大会。マウスカーソルが生きるのは画面の真ん中あたり3分の1ぐらいで、アプリケーションを立ち上げてもそのままでは何も出来ない。しかもどんどんブレブレは酷くなり、色味もなんだか赤みがかかって来る。電源ケーブル引っこ抜いて熱冷ましてから電源再投入しても状況は好転しないのでした。
こいつ、購入したのが2015年の9月。中古で、この時点で1800時間ほど使用したものだったんだけど、うーむ、最終的に16500時間でお亡くなりですか。んまあウチはノーエアコンの上に常に古本掘りのほこりが舞っている劣悪な環境ではあるんでしかたがないとも言えるんだけど、でも先々代は約10年、52000時間働いてくれたんだけどねえ(^^;。
ま、ディスプレイがないんじゃ何も出来ないので、明日出かけましょうかね。
古本を発送した足でそのままハーバーへ。いままで気付いてなかったんだけど、ソフマップのハーバーランド店は、中古のディスプレイの扱いをやめてたんですね。いきなり出鼻をくじかれた感じ(^^;。
いうても予備のキーボードとかはあっても予備のディスプレイなんてモノはないのでね、とにかく何か見繕って買って帰らなくちゃいけないわけで。いろいろ考えたんですけどね。正味同じクラスでもIOとかASUSとかなら2万以下で手に入るんだけど、さんざん逡巡した末結局EIZOブランドに。なんかディスプレイだけはナナオでないと、という強迫観念みたいなものがあるんだよなー。
つーこって購入。EIZO FlexScan EV2451-R。amazonのレビューで「出荷時の色調整がいい加減なんじゃねーの」なんてコメントがあったけど、確かに。その人のブツはやたら黄緑側にシフトしてたようだけど、ウチのはちょっと赤みが強い感じかな。ま、この辺はぼちぼち調整していく感じで。
とりあえず5年くらいは保って下さいね(w。
大変珍しいコースを取った台風。一度東日本に接近したあと、ぐいっと西に転進するという。おかしなコースを取った台風は過去にもいくつかあったけど、いきなり西に舵を切った台風というのは初めてだとかなんとか。ウチの近所だと午前4時くらいに目が覚めた時、風と雨が結構な音を立ててたのでその時が一番近い状況だったのかな。運良くウチの近所で大きな災害は起きなかったようだけど、山陽電鉄の一部で結構大きな土砂崩れが起きててようですね。神戸電鉄も始発からの運転は見あわせてたようだけど、こちらはどうやら午前9時前には運転再開したようで、倅もちゃんと仕事に行けたようです(w。
それにしても今年は天候がどうにもおかしな事になっておりますね。
先日新調したディスプレイ、どういう訳だか21時になると画面が若干暖色系にシフトする。ちょっと画面が黄味がかる感じなのね。若干気にはなりつつも、状況がそれ以上酷くもならないし、一度シャットダウンして翌日電源再投入すると最初の設定に戻っているんで様子見しようと思って見てたんだけど、翌日も全くおんなじ現象が発生するんで、これは一体どういう事か、ディスプレイのエコモードが何か悪さしてるのか(いや、そう言うのは全部切ってるんすけど)、とかいろいろ困ったんだけど、検索してみたらああそういう事か、と。Windows10の新機能、夜間モード(microsoft)の影響だったのね。あわててメーカーのサポートに電話したりしなくてよかったぜ(^^;。
にしてもなぜいきなり夜間モードがオンになったのか。ディスプレイを換えたことでOSのディスプレイ設定がリセットされた、ってことなんだろうかね。
週末分。ざっくり行きます。「はたらく細胞」、血小板成分が足りない(^^;。「パンドーラ」、割と嫌いになれないね、これ。
「プリキュア」、フィーチャリング・さぁや回。こういうお話だとお母さんって存在は、ある意味「壁」になるものだと思うけど、そういう物では無かったね。
「ビルド」は「死亡遊戯」テイストで押してきましたな。Are You Ready?に「できてるよ」って応えるシークエンスにはちょっと痺れました。お話中盤の「ルパパト」と終盤に来ている「ビルド」、盛り上がりの温度が違うのはしかたないけど、ちょっと「ビルド」のシリアスさに押されてる感じはあるかもね。
どっちも面白いと思うんですけどね。
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□ まなたけ [あひ。ニンジャバットマン、予告で見て、いずれWOWOWとかで、やるかな!?と、思い、時もなく、劇場に、行きませんでし..]