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テレビをEIZOのディスプレイで見るようにしたは良いが、手持ちの安物ヘッドホンではどうしても低音のブーストが効かないので、もうちょっと値段の高いヤツを買ってみたら良いんじゃないか、ってことでハーバーにお出かけ。ちょっと早めだったけど鈴蘭台の駅わ改修してできた、北区役所と総合商業施設を併合した駅ビル、ベルスト鈴蘭台(CHIKU-CHANの神戸・岩国情報)に松屋が入ったので、昼飯食うべえと思って入ってみたんだけど、最近の松屋って、何を頼んでも味噌汁付いてくるのな。オレは最近、牛丼(あ、松屋は牛めしか)はビールで流し込むものだと思ってるんで、ここにさらに味噌汁が加わっちゃうとちょっと困ってしまうぜ。よく考えたら残せば良かっただけの話だけど(^^;。
先に髪刈って頭軽くしてソフマップ。前にもらった朝日新聞の賄賂のVISAギフトカードがまだ2000円分あったので、そいつを利用して2000円台のヘッドホンを購入。家に帰って試してみましたが、うん、確かにちょっぴり高いだけのことはある(w。あとは下の大垣書店で本買って、カフェ割引券もらって喫茶コーナー(喫煙可)でコーヒー飲みながらちょっと読書、あとはいつものように立ち飲みでぷはー。
酔い覚ましの湊川公園。区役所はちょっと工事は進んだかな。
囲碁スペースはこんな感じで。涼しくなって、公園でぼんやりするのもとっても快適ね。
小林泰三 著
カバーイラスト 後藤正行(円谷プロダクション)
カバーデザイン 伸童舎
挿絵 増田幹生
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4150313463 \960(税別)
ウルトラマンは去り、早田は普通の人間に戻った。あの赤く光る隕石と衝突する直前の記憶とともに。だが、実際には1年の時が流れ、その間早田は自ら命名したウルトラマンとともに怪獣と戦っていたらしい。ただ、ウルトラマンが現れる時、なぜか早田の姿は無かったのだが。
そしてまた、地球には怪獣出現の報が。ウルトラマンの助け無しに人類は怪獣たちに立ち向かうことが出来るのだろうか。
時代的には「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の間のお話。近く設立される地球防衛軍の特務部隊に、アラシ隊員(本書では全員漢字表記なんですけど、ウルトラのキャラはカタカナだろ、って思うので以後カタカナで行きます)の双子の弟の配属が内定してるんだそうだ。養子に行ったんで名字は違うんだって(w。
とはいえ単純なブリッジではなく、対宇宙人との戦闘から得た超技術にはメテオール(メビウスだよね)の名前がつけられていたり、究極のウルトラマンとしてのウルトラマンノアの存在が示唆されていたりと、比較的自由にいくつかのシリーズからの引用がなされている。で、それが上手いこと有機的に機能していて、なんて言うのかな、ウルトラシリーズは全部あったんです、その上でのこのお話なんです、って構成になっている。さっきの双子ネタにも実は結構大きな仕掛けがあったりしてね(^^;。
で、ここのところの匙加減はかなり上手で、お話の中で起きる事件や現象が、全てウルトラシリーズで起きたことが原因になっていて、ネタが予想できるとちょっとニヤリとできるし、上手くはめ込んだものだな、と感心もする。その上でそもそもウルトラマンというのはどういう存在なのだろう、と言うところまで話が拡がっていくところは上手いなあと思うし、ちょっとした感動もあるし、ウルトラマンデュアル同様、これもまたティガのラストに対しての一種のカウンター・アンサーみたいな効果もあるような気がする(オレも大概しつこいな(^^;)。
そういう造りのお話なので、完全オリジナルキャラ(だと思うんですが)達が少々居心地悪そうなのが残念か。逆に今まで良く知ってた気でいるキャラクタたちはみな、いきいきしてると思う。特にイデ隊員の活躍っぷりったら、もうほとんど本書の主役です(^o^)。他にもこれはメビウス繋がりって意味もあるのか、サコミズ隊長が活躍してくれたりするのも嬉しいね。お話自体もほんとに小林泰三さんが書いてるの? って思うぐらいストレートでダークなところがない。これも結構すごい、というかどうしたんすか小林さん、というかやはり世代的に、ウルトラは何か特別なものがある、ってことなんだろうか。その一種ストレートな味は、とても気持ち良いと同時に何とはなしの物足りなさも感じてしまうのも確かなところで。
とは言えとっても楽しめました。挿絵も多くてそこも嬉しかったし。文庫本には挿絵欲しいよね。最近ウルトラに触れたキッズをお持ちのお父さんはこの本をプレゼントしてみては? ジュヴナイルとしてもかなり良い出来だと思いますよ。
★★★☆
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