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「ノイエ銀英伝」はドーリア会戦編。やや駆け足が過ぎるかなあ。一気にスタジアムの惨劇まで行ってしまったね。あと、バグダッシュ中佐が登場しましたが、こちらはうーん、キャラデザ的にもお声的にもちょっと、特徴がなさ過ぎるんじゃないかと。フジリュー版までエキセントリックに行かなくても良いですけど、もちっと、こう…。声の方も、これは今回の牛山茂さん(『逆シャア』のオクトバーさん)が悪いってわけじゃなく、多分徳間版の神谷明さんがあまりにハマりすぎてたんだろうと思う。厄介なことに今、アマプラで徳間版観れちゃうんでね、比較もしやすくなっちゃってるんですわ(とうとう第3シーズンも始まったね)。んで来週はヴェスターラント編の模様。
もう一つ、こちらは日曜日にやっていたNHKスペシャル「渡辺恒雄 戦争と政治〜戦後日本の自画像〜」も。ナベツネ氏といえばガチガチの保守主義者ってイメージがあって、よくそんな人にインタビューして戦後史を回顧しようと思いついたな、って感じだったんだけど、予想外にこれが示唆に富んでいた。基本的にナベツネ氏の世代の多くは学徒出陣の経験を経て戦後史に踏み込んだ人達で、結果彼らの思想の一番深いところには反軍、反戦の思想が根付いていた、と。そこを踏まえた上での保守思想の、保ち守るべきものは非戦を前提にした国体であった、ということだった、ってことかな。そこの所、ナベツネさんが付き合いのあった大勲位までの政治家達は、最低限譲れない前提として持っていた、と。
もちろん本人の語りがメインであって、カウンターパートからの反論はここにはあまりないので、これを鵜呑みにしてしまうのも拙いとは思うのだけれど。
ちょっと面白いな、と思ったのは、ナベツネ氏のキャリア初期での行動指針の支えになったのが、共産党のそれだった、ってあたりか。彼が一時共産党員だったのはよく知られていますが、その時代に彼は組織というものの作成や維持、拡大のノウハウを得ることができたのだとか。そうか、青ヘル的組織オルグの方法論は結構汎用性があった、ということか。
もう一点、この番組見ててちょっと興味深かったのは、画面からのナベツネ氏の押し出しが、なんというか「言ってることは判る」って気になってしまうご面相になってること。ナベツネと言えばウチらはいしいひさいちさんが描く、ゴッドゴーガン丸出しなビジュアルを連想してしまいがちなのだけど、この番組に登場しているナベツネさんは(大きな病気をされたんでしたっけ? かなりお痩せになってましたね)意外とシュッとしてて、傲岸不遜とは対極にあるような見た目になっているのね。これだけで結構印象って変わってくるものなのだなあ、と。
案外人の見た目って重要なのかも知れない、って思ったことでした。そういやイソジン吉村だって、あの押し出しがなかったら、(関西限定かも知れんけど)人の共感は得られなかったかもって気もするし、雨ガッパ松井の方は見るからに劣化したやしきたかじんなんで、割に半笑いで扱われてる感じがある、ってのも何となく判るような気はするよね( ̄▽ ̄;)。
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