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「光と水のダフネ」、「キャプテンハーロック」(などというモノをやっていたとは)、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。新番組が二つ。「光と水のダフネ」は、えーと、私、水モノは好きだし、えちいアニメも決して嫌いじゃあないんですが、うーんこれはどうだろ。まあ様子見、つーことで。「ハーロック」は、これはマゾーンが敵じゃあないんですか? とりあえず前にTUXさんが「ミーメと有紀螢の声が逆ー」っておっしゃってたのが納得できましたわ。すんげー大人びた有紀螢ですこと。まあ、なんか彼女も結構苦労してきたみたいですけども。
「デカレンジャー」は、ふむ、刑事だけに妙に宇宙刑事シリーズのテイストが入ってたりしますな、説明的なナレーションとか。とりあえず最近の戦隊は正体を全く隠さない傾向があるなあと思ってはいたんだけど、とうとう警察が頼りにする戦隊、なんてモノが出てきたんですなあ。この設定でなんか面白い話をやって欲しいですな。警察と戦隊で手柄の取り合いをやるとか。
「ブレイド」の方もまあまあ面白いし、「プリキュア」もええ感じなので今年の日曜日は楽しめるかもわかりませんな。
そのままだらだらテレビ見てたら、スタルヒンの伝記みたいな番組をやってた。なかなか面白かったんだけど話は野球じゃなく、スタルヒンの故郷。ロシアのニージニタギール、って街で彼は生まれたんだそうです。ニージニタギール………どっかで聞いた名前だなあ。
あ、"TARON"のNってニージニータギール、じゃなかったっけ? 「ブルー・ソネット」、この前まとめて出土してるんだけどな、今度確認してみよう。
などと下らぬ事を考えてたらお義兄さんから電話。実は義兄夫婦のところ、先週末に長男が誕生したのだけれど、お母さんのお腹の中にいるうちから内臓に異常のある状態での出産になりそう、ということがわかっていて、で、やはり腎臓が良くない状態での出産となり、残念なことに生まれて四日足らずで亡くなってしまったのだった。いまは自宅に戻っている、ということなのでカミさんとふたりで智也君、とせっかく名前も付けてもらったのに逝ってしまった甥っ子にお別れしに義兄宅を訪問。
こういうのはちょっと苦手(得意な人もいないだろうけど)。それなりに生きて、それで逝ってしまったというならともかく、この世に出てきてわずか三日とちょっとでいなくなってしまった子供を前にして、親御さんにどういう言葉をかけた物やら。実の兄妹だからカミさんはなんとか話してたけど、私は結局黙ってるしかないわな。何言ったって子供が帰ってくるわけじゃないものね。
まあ、なんだよ。頭がデカすぎて出てくるのに9時間もかかっちまったことを除けば、大したケガも病気もせず17年も生存しているうちの倅、あれはあれで立派なもんだよなあと帰り道、カミさんと話したことでした。
さよなら、トモ君。オレが死んだらお年玉ねだりにおいで。
インデアンカレー食う気満々で梅田に着いたのに三番街は定休日じゃないかー(つoT)。
ムキになってドーチカまでぶりぶり歩いてインデアンカレーにありつく。ああうまい。あそうだ、本買おうと思ってたんだ、で近くの小さい本屋をうろつく。ない。やっぱりこういう本は紀伊国屋でないとだめかなー、で、阪急梅田までとって返す。
馬鹿め
三番街が休みなんだから紀伊国屋も休みに決まってるよ(つoT)。
しょうことなしに旭屋まで出向いてようやくゲットだぜ。ぜえぜえ。まだ梅田だっちゅーのにこの疲労はいったいどうしたことか。
そのあと岸和田移動。作業は5分で完了。今近所の茶店でコーヒー飲んでます。しばらく様子見て問題なかったら帰るだよ。
せっかくだから昨日の道のりを思い出してみたぜ。サムネールをクリックで全体が明らかになるぜ。赤いルートを行ったんだぜ。マップは梅田地下帝国さんのものをこっそり利用させていただいたぜ。問題あったら消します。
USB-シリアル変換ケーブルを交換する、という、前回に比べてもはるかに高度なスキルを要求される作業を見事やり遂げて帰還。はーしんど。完全に対応完了できた訳じゃないんだけど、こちらでできるのはこのあたりまで。へろへろだったので立ち呑みのビールがでたらめにうまかったぜ。
最近は立ち呑みに女の子の店員さんが入ってるんで、彼女がカツ揚げるところとか見てると、結構オジサン楽しかったりする。パン粉をまぶす手つきとか、なかなかに艶めかしくてね(^^;)。
スーパーアグリのドライバーは佐藤琢磨と井出有治の日本人ペアに決定!(AUTOSPORT WEB)。準備不足のマシンに井出を乗せるのはかわいそう、なんて亜久里の発言もあったような気がするけど、まあ落ち着くところに落ち着いた感じかな。これから大変だろうけど、出るからには頑張ってくださいませ。
ポール・アンダースン 著/浅倉久志 訳
カバーイラスト JIM BURNS
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ.
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011545-1 ¥660(税別)
銀河系宇宙に乗り出し、広大な版図を手中にした人類。今、地球帝国はその絶頂の時期をわずかに過ぎ、衰退と退廃の傾向が見えはじめてきている。その一方で、若く野望に満ちたマーセイア帝国、人類とは全く異なる生物であるイミル族といった、地球帝国に匹敵する潘銀河文明との軋轢と衝突も無視できないものとなってきていた。退潮にあるとはいえ、未だ地球帝国には守るに足るものはある、そう信じて八面六臂の大活躍を繰り広げる地球帝国情報部大佐、ドミニック・フランドリーの活躍を描く連作シリーズ。
わたくし個人的に、ポール・アンダースンという人は、どんなに盛り上がる局面でもその描写にどこか醒めたところを残しておくのを忘れない人、って印象を持っている。どれも面白いのだが、心底血湧き肉躍る、ってとこまでは微妙に到達できない、というか。「大魔王作戦」は痛快だし「折れた魔剣」は(深井國氏の華麗なイラストもあって……って最近は違うのね)美しい。「ゲイトウェイ」シリーズの構想の雄大さは、一拍おいて「うわすげえ」と思ってしまう。「ホーカ」シリーズは楽しいし壮大な「百万年の船」もいい。けどどこか、夢中になるところまでは行けないなあという感じも併せて持ってしまうタイプの作家さんな訳です。どこかに頭の良さ、とか育ちの良さ、みたいなものが滲み出ちゃって、そこでノリノリになりかけてたこっちの気分が、おっとっと、とブレーキがかかるような感じ、だろうか(なので逆に、訳者、浅倉久志さんの解説が大変読み応えがありました。オレなんてまだまだSF読みとしては青二才だなあ、としみじみ感じたですよ)。
衰退気味の地球帝国にあって、容姿端麗、スタイルばっちり、弁舌冴えまくりのエージェント、ドミニック・フランドリーが主人公のこのシリーズでも、その傾向はやっぱりある。ほとんど貸本劇画のヒーローみたいなキャラクタライズがされててもおかしくないフランドリー、実際そっち方向にキャラは染められているんだけど、微妙に<上品>な感じも残ってて、「わはは、あり得ねーだろそれ」的な楽しさを思う存分味わえずに終わっちゃう、というか。
初出が1950年代と言うことを考えれば、これでも当時はかなり過激な方だったのかも知れないけれど、それでも壊れようと思ったら壊れ様はあるわけで、そこまで行かないってのは、やっぱりアンダースンって人の品の良さがどこかで枷になっちゃったのかな、と言う気はしないでもない。
主人公の設定に、そんなわけで多少遠慮が入っちゃった分、脇役(この手のお話には、何はなくとも"最強の執事"、が必須なのだねえ)、敵役が魅力的なんでこれはこれで楽しめるんですけどね。とある理由からフランドリーが最後まで実力を発揮できずに終わる「好敵手」が、わたしゃかなり好きだったりする。これを踏まえて、続く中篇、「<天空洞>の狩人たち」を読むとなかなか味わい深いかも。
基本は劇画チックアクションなんだけど、そこここでアンダースンという人の"品の良さ"みたいなものを同時に感じられるシリーズ。ちょっと楽しい。単行本で10冊分ぐらいのお話があるそうなので、是非続きも出して欲しいです。
(★★★)
□ asano [あ、あのー、ドーチカの近くで本を探すのにジュンク堂書店をお避けになったのはなぜでしょう……]
□ rover [うわははは、思いつきもしませんでした。だ、だってジュンク堂ってば神戸の本屋さんじゃないですかー(w。]
□ asano [確かに以前はそんなイメージがありましたね。でも、日本最大の書店はジュンク堂の池袋本店で、堂島の大阪本店も三宮店よりデ..]
□ rover [んまあワタシも今、神戸の本屋さんと言ったら最初に連想するのは海文堂さんですけどね。昔は梅田の紀伊国屋が、一日のお客の..]
□ すみけん [>パン粉をまぶす手つきとか、なかなかに艶めかしくてね(^^;)。 それはまた観光に行く楽しみが増えたですな。]
□ rover [スカイマークエアラインを使えば羽田−神戸は10000円でございますよー、などと神戸市の手先になってみる(w。]
あれ、昨日書いたつもりだったのに載ってないじゃありませんか。一応書き直しておこ。
あら懐かしい。あじまさんの「陽射し」。自分で買った分もカミさん(当時はカノジョ)に買ってあげた分も行方不明になってしまってたので、ちょいと懐かしい。
それにしてもこれ、どなたから買わせていただいた分に入ってたんだろう。あるのが分かっていれば、当然値段を付けてるはずなんだけど、それをやった憶えが全然ないんだよな。何件か、買取ではなく譲っていただいたブツもあったので、そちらにまぎれ込んでおったのだろうか。何はともあれ久しぶりで、懐かしく読みましたですよ。やっぱ「不思議ななんきん豆」は傑作だな。
この辺の作品は、今も読めるのかしら。「ときめきアリス」あたりに収録されてるんでしょかね。
CSSで、たとえばブロックレベル要素<div>の最終的な幅(高さも)は、width(height)+margin+padding+border_width(ホントはアンダースコアじゃなくハイフンだけど、引き算に見えちゃうとイヤなんで)。
でもtableの場合はborder-widthで指定した枠幅は、tableのwidth内で処理される。つまりborder-widthを大きく取ると、tableの内側に向かって枠線が太くなっていく、と。
ふーむ、そういうことなんだ。今まで知らなかったぞ。まあある意味、理にかなっているような気もするけど…。
「テイルズikry」、「地獄少女 三鼎」、「とある魔術の禁書目録」、「夜桜四重奏」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーディケイド」、「フレッシュプリキュア!」、「機動戦士ガンダムOO」。割とバカにして流し見してたけど実は案外真面目に厳しい話やってたんだ、と思った「テイルズ」、本編は久しぶりにこの作品の正統的なノリに戻ってきたと思ったら、最後の最後に後継者問題なんてネタが出てきてちょっと驚いた「地獄少女」、今回(名目上の)ヒロイン出てたっけ? な「禁書目録」、メインキャラの紹介が一段落して、次から本筋の事件に入っていくんですかね、みたいなのが「夜桜」。なんせ1クールだからね。ああそうそう、「夜桜」はラジオ(animate.tv)も面白いっす。作業用BGMには少々向いてないくらいに(w。
さて日曜朝の新番組、「シンケンジャー」。少々スカしたコスチュームデザインに、今このご時世にチャンバラってどうなんだい、などと思って見てみたら、あらあら、これがかなり面白い。いろんなところで思い切りが良く(良すぎて暴走気味に見えてしまう時もありますが、そこがまたいい)、見ててシンプルに楽しいわ。キッチュなミスマッチ感覚を楽しむ、って時点で本来想定されてるお客様たちにはウケが悪い(基本的にオレらが喜ぶ戦隊モノって、商売的には苦戦する傾向があるからね)のかも知れないけど、一回目を見た限りでは少なくとも去年よりは続きが楽しみだ。
「ディケイド」は私の中ではかなり「シンケンジャー」の影に隠れちゃった感じ。「プリキュア」はオジサン的に、かわいらしい女の子たちがわざわざ喜々としてジャージに着替える、ってところのメンタルが理解できない(^^;)。
「ガンダム」は結局「おにーさま」がホントにお兄様なのかどうかも良く分からんままリューミンさん退場、なのかしら。まああと数回でお話まとめんといかんから、その他の流れにもいろいろ動きがあるんだけど、これ全部ちゃんと説明がつくとは思えないんだが、落とし所をどのあたりに持ってくるのだろうね。
「戦争」をテーマにすると、そこに何らかの回答を用意しなくてはいけなくなり、それが終盤にいろんな割り切れなさを残してしまうことになると思うんだが、ここを上手くかわす手はそう多くはないんだろうな。ファーストガンダムが上手かったのは、「戦争」をテーマではなく時代背景として使った、ってあたりなんだろうね。
ディック・フランシス(asahi.com)。朝日の夕刊によると老衰によるものだそう。89歳での逝去はまあ、存分に生き、しかもこの人の場合女王陛下の騎手までつとめ、その後はベストセラーを連発する作家になるという、普通の人なら二人分の濃い人生だったというわけで、そりゃご本人にはいろんな苦労もあっただろうけれど、端から見てる分には存分に生ききった方であったと言えるのではないだろうか。2,000年に奥様を亡くされてからしばらく、失意で創作もあまり進まない状態だったのが、ようやく再起(しかもその作品の主人公はシッド・ハレーと来た日には)を果たし、息子さんの協力も得てシリーズを続けていく態勢ができたのかな、と思えた矢先の訃報、残念です。もっと続けて欲しかったな。
なんの気なしに手の届く範囲にある競馬シリーズ(「連闘」でしたが)を手にとって読みはじめてみたら、面白くって一気に読み切ってしまった。やはり希有なストーリーテラーであることだよな。夢中になれる物語をたくさんありがとうございました。
サイトの一部で使われているイメージの文言の一部を修正する必要ができて、せっかくだし小塚使ってみようかな、と思って「○○いたします」っつーテキストを入力したらあら不思議。「ます」が愉快なことになってますよ?
何事だこれは、と思って調べてみたんだけど、小塚などのOpenTypeフォントが持ってる文字セットが影響を与えているようで、なんでか知らんがデフォルトではOpenTypeの設定が「任意の合字」にチェック入った状態になっているんだった。ここにチェック入っていると、「ます」以外にも「キロ」とか「カップ」とかも一文字分のサイズに圧縮したスタイルとして、勝手に変換してくれるようになっているらしい。
んー、まあ便利といえば便利な機能なんだけど、だまってこういう事、やって欲しくはないわなぁ。機能はあって良いけど、初期状態ではあんまり余計な機能は使えないようにしておいて欲しいぞ。
あ、肝心なことを忘れてた。ここまでPhotoshop CS5の話をしていたんでした。週前半。「BRAVE10」、「アクエリオンEVOL」、「戦姫絶唱シンフォギア」、「キルミーベイベー」、「未来日記」、「ブラックロックシューター」、「ギルティクラウン」。
月曜日。「BRAVE10」はまあこういうもんだということで、新キャラ登場の「アクエリオン」。そういえばアンディ君がビリビリ輪っか付きで仮想デートにいったときのお相手がこのぬいぐるみさんだったんだっけ? ぬいぐるみを着込んでいる訳じゃなく、恥ずかしさが一定以上だと自分の姿を消してしまえる能力なのね。
「シンフォギア」は、「プリキュア」だと思ってたら実は「なのはStrikers」だったでござる、みたいな。いきなりベルカ式の魔法が発動しておりましたな。「キルミー」はたぶん、新井里美とチョーさんの控えめな悪のりを楽しむアニメなんだと思う。
火曜日。「未来日記」はゆのっちの過去に何があったのか(んまあ情状酌量の余地なしとはしないけど、でもやっぱ怖い子だよねえ)と、ゆっきーがようやくやる気出す話。次回のタイトルは「全件削除」。何が来るんでしょうね、おお怖。
「ブラックロックシューター」はこれ、つまりブラックロックシューター(と言うキャラなんですよね?)達のバトルというのは、リアル世界でのマトやヨミ、カガリ達の内面的な葛藤のメタファーとして描かれているということで良いのかな? ちょっと面白いと思った。「ギルティクラウン」の方は集くんがどんどん困った方向に驀進中、と言うかそれ以上にいのりが怖いわ。
TogetterではOpera死亡、なんて穏やかじゃないまとめになっちゃってたけど死んだ訳じゃねえだろ、Operaが独自路線を転換、ブラウザエンジンをWebKitに切り替え(ITMedia エンタープライズ)。
自分が「あ、Opera使えるな」と思ったのが、Prestoを搭載したVer7あたりからだったと思う。ただ、7はどういう訳か起動時に登録しているフォント情報を一旦取り込むため、200種くらいフォントを登録してる環境だと、立ち上がりにものっそ時間がかかったのね(1分ぐらい待たされたような覚えがある)。この辺が改善されたのはVer.8になってからで、ここからはホントに使いやすい道具になったと思う。ただまあ最近は、ちょっともっさりしたブラウザになってきたな、って気もしていなくはないんだけど。
Webkitの方はあんまりよくわからんけど、モバイル環境では結構使われてるし、そっち方面のHTML5とCSS3への対応もかなり進んでいる印象はある。あと、SafariとChromeもWebkitでしたか。Chromeはいいブラウザだよね。キビキビ動くし、Investigate Mode(CTRL+Shift+Iな。よく使うんだ)も多分Operaのそれより優秀だと思うし。ただオレは自分の暮らしに、あんまりぐーぐるさんにずかずかと踏み込んで来てほしくないのね(w。
そんなわけで、個人的にはレンダリングエンジンへのこだわりみたいなのもないので、現状のOperaのフィールを大きく損なうものにならない限り、自分はこれからもOperaを使うとは思う。MDIが大好き(秀丸もMDIになりませんか? って聞いて、ならないって返事もらったときはちょっと淋しかったなあw)なんでね。
大きく変わってきたら、どうしよう(^^;。
ロシア・ウラル地方で隕石爆発 衝撃波で950人けが(asahi.com)。
空を横切って伸びている煙(隕石が爆発四散した後のものなのですね)の画像を見た瞬間に思った事が「ペギラが来るで」だった自分は反省しなさい。
少なくとも記録に残っている限りでは、隕石の落下によって人的な被害が発生したという事態は史上初とのこと。ついついなんかの予兆なんではないか、などと要らぬ心配をしてしまうことではあるよなあ。
「まおゆう」、「さくら荘のペットな彼女」、「みなみけ ただいま」、「PSYCHO-PASS」、「たまこまーけっと」、あとニコ動で「琴浦さん」。バックに堤幸彦が控えている時点で、大ボスは公安組織のトップ、っつー図式はまあ予測の範囲内とも言えたんだけど、そいつがアンドロイド(みたいなもの?)だった、って展開はちょっと飛躍しすぎじゃね? と思ったのが「PSYCHO-PASS」。まあ今期はこいつに「琴浦さん」に「ささみさん」で、荒ぶるハナザーさんが堪能できるので、これはこれでいいっちゃいいんだけど。「さくら荘」は「とらドラ!」だった。「みなみけ」と「たまこ」はちゃんとしてると思う。オレがノレないだけで。
んで「琴浦さん」、オモシロ話にしてるけどこれ、イジメじゃね? 森谷に何かの形で罰を与える必要があったのかも知れないけど、5話で謝罪した時点でそこはクリアされたんじゃないかしら。仲良くなったから弄ってもいい、って話かも知れんけど、この弄り具合は(根っこは仲良いんですよ、ってエクスキューズがあるにせよ、いや、あるからこそ、か)ちょっと悪質じゃないかしら。これでは心からは笑えないよ。
あとこれはニコ動で見た(ニコで見る以上は、コメントは流すのが仁義だと思ってるんですけどね)から思ったんだけどお前ら、モリサマーは関係ないやろ。この人はモリヴァレーやろ、JK。
ちょっと気になるタイトルがあったので、昨日ちょっとがっつり目に仕事済まして、朝からパルシネマしんこうえんで映画鑑賞。
一本目は「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」。2015年アメリカ、監督・脚本ジェイ・ローチ、出演ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、ヘレン・ミレン、マイケル・スタールバーグ、ルイス・C・K、エル・ファニング 他。ハリウッド最高額のギャラが設定されている脚本家、ダルトン・トランボ。彼は映画産業に従事する底辺の労働者たちの待遇を改善しようと共産党に入党し、活動を開始する。だが時はまさに冷戦のさなか。狂騒的とも言える共産者狩りの動きはハリウッドにも及ぶ。仲間たち共々「ハリウッド・テン」と名指しで攻撃の矢面に立ったトランボは、それでもみずからの信念を曲げず、家族ぐるみで赤狩りの嵐に立ち向かうのだが…。
ダルトン・トランボ。自分にとっては生まれて初めて映画を見て、言いようもないトラウマを叩きつけられる結果になった作品、「ジョニーは戦場へ行った」の原作者にして監督。自分としてはそういう人、というイメージが先にあったのだけどこの方、「ローマの休日」(ただし名義を別人に譲渡)、「スパルタカス」、「栄光への脱出」、「パピヨン」、「ダラスの熱い日」などなど、多数の名作の脚本を書いた人で、先に述べたように冷戦の始まりとともにハリウッドに吹き荒れた共産者狩りの狂騒に巻き込まれて投獄され、出獄後もハリウッドでは仕事をもらえず、幾つもの偽名を使い、B級映画の脚本を書いて糊口を凌いでいたという。
映画の中盤の見どころは、決して大勢に迎合することなく、偽名で次々とB級作品の脚本を書いて生き延びていくトランボと彼の家族たちの奮闘ぶり。大変だろうな、と思いつつもそれなりにコミカルでポジティブな一家の頑張りっぷりは楽しいんだけれど、そんな「無理」がいつまでも続くわけはなく、トランボ一家にも小さなヒビが…って流れからお話はクライマックスへ。
突然降りかかる理不尽な差別と、それに屈することなくみずからの信念を貫き、そして信念を貫き通した先にあるものが勝利ではなく赦しである、という着地はしみじみと美しい。差別をするもの、それと戦うもの、どちらにもそれなりの理屈と正義と歪みがあるのだ、決してどちらかだけが「正しい」訳ではないのだ、というお話になっていて、見終わった時に問答無用の大きなカタルシス、のようなものはもらえないけど、何かいろいろ考えたい、と思わせる余韻には満ちている。
何せ実話ベースの映画ですから、登場人物もほとんどが実在の人物。さすがに時代的に自分も若輩者扱いなので、登場する人達がどのくらい「らしい」のかは判断出来ないけど、カーク・ダグラス(演・ディーン・オゴーマン)の妙な正しい姿勢マニア、な感じとか、オットー・プレミンジャーのモーフィアス感とかは結構面白かった。役として一番美味しかったのは、ある意味悪役になるヘレン・ミレンですかね。あと、エル・ファニングが相変わらず可愛かったです(w。
もう一本は「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」。2016年イギリス・アメリカ、監督・脚本マイケル・グランデージ、出演コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ガイ・ピアース 他。フィツジェラルド、ヘミングウェイなど、名だたる大作家の傑作を世に送り出した敏腕編集者、マックス・パーキンス。ある日彼の許に届けられた分厚い原稿、それはニューヨークの多くの出版社が突き返した大部の小説だった。何気なくその原稿に目を通したマックスは、そこに荒削りではあるが紛れもない天才の片鱗を見出して…。
こちらも実話ベース。ここでマックスが見出したのは、夭折したアメリカの作家、トマス・ウルフ。ここからマックスとトマス(トム)の作品のブラッシュアップの過程が描かれ、その結果世に出た彼の処女作「天使よ故郷を見よ」が大ベストセラーになり…、という流れ。ここにマックスがかつて手がけたフィッツジェラルドやヘミングウェイも関わって、文学を世に出すとは、というのがどういう事なんだろうか、ってのともう一つ、家族とは、もしくは家族のようなものの存在意義とは、みたいなところに斬り込んでくるような映画、ってことだろうか。
そこのところの描写は過不足ない…と言いたいところだけど実際には「過」がやや余剰でそれが映画全体の印象を少々薄いものにしちゃってる感は否めないのではなかろうか。割と退屈なんだよね、これ。
コリン・ファースとジュード・ロウを見ていられれば幸せ、って人ならこれでも良いのかも知れんけど、そうじゃない人にはいろいろ、勿体付けてるそれは結局なんなんだ? 感ばかりが募る映画なのではないかしら。主人公マックスは実際につねに帽子を取らない人だった(映画の中でもそのように描写されている)そうだけど、何故彼はそうするのか、とか、そこに映画的な解釈がひとつ入っていても良かったのではないのかね? なんか史実をちゃんと引いて、こんな話なんですよ、で満足しちゃった感じだな。
ってことで。「トランボ」はかなり好き。「ベストセラー」(この邦題もどうかと思う。原題は「GENIUS」、「天才」。こっちで拡げた方が良かったのでは)は、うーんちょっと残念賞、かな。
先日回ってきたカミさんの入院費の請求書、放っとくわけにもいかん(^^;ので翌日、そこそこの大金を下ろして病院へ。したら会計のお姉さん、「限度額適用認定証は取ってますか?」って聞いてくるんでこちらは「は?」と。なんでも非常に高額な医療費の場合は、国保の3割負担の限界を超えて支払額の減免がなされる事がある、と。区役所で申請すれば即日交付してくれるので、それもってもう一回来なさいな、って親切にもアドバイスくれたのでいったん退却。その日はカミさんの様子見て帰り、自宅でそのなんちゃら認定証について調べてみたら、カミさんの保険証が必要だった事が判明。それ、カミさんの手許だわ(w。
仕方が無いので翌日、また病院に出向いて保険証を受け取り、また鈴蘭台に戻って区役所へ。そういや新築になった区役所、初めて行ったけどふむ、全部の窓口が1フロアにまとまってるんでとても便利になったね。手続き自体はとても迅速に終了。ほら、ウチ稼ぎ少ないからお役所も結構多めにお目こぼししてくれるみたいで、最初に思ってた金額からはかなりお安くなる模様。
てことで本日改めて会計に。限度額が適応されるのは医療費だけで、入院中の食事代はこちらで負担しなくてはいけないので、そこは結構な額になったけど、それでも総額は最初に言われた請求額の4分の1ぐらいで済んだので大変助かりました。ありがとう神戸市、ビバ貧乏(w。
あまりに日にちが経っちゃったけど、そこそこ続けて見てますよ。順不同でいきますが、「同居人…(というか『ひざうえ』って略すみたいですね)」で泣いた(w。「転スラ」の大賢者といい、めぐぅ姐さん大活躍だな。
「ルパパト」最終回。視聴率や商戦的にはどちらかというと苦戦したようですが、とても楽しいシリーズだったと思う、んだけどダブル戦隊、ってのが最終回に限っては盛り上がりを削ぐ結果になっちゃったかなあと。怪盗の方はいったん退場して、最後の最後で実は…、みたいな仄めかしが、くらいの演出でもよかったのでは。
あとは何があるんだ? 「SAO」「ケムリ」「盾」「コトブキ」「モブ」「転スラ」あたりはとても楽しい。「ガーリィ」は相変わらずイーグルの子の声…、「禁書」は話が全く見えない(w。
ジェイムズ・P・ホーガン 著/内田昌之 訳
カバーイラスト 加藤直之
カバーデザイン 岩郷重力+W.J
創元SF文庫
ISBN978-4-488-66327-8 \1200(税別)
火星のベンチャー企業が進めていたテレポーテーション技術、それはついに実際に開発責任者を被験者としての人体実験が実施されるところまで進捗していた。首尾よく成功したかに見えた実験だったが、なぜか実験台となった科学者の周辺で不可解が事件が発生する。自体の解決を依頼された腕利きの紛争調停人キーランはさっそく真相の究明に当たる。その過程で知り合う事となった情報提供者は今、地球も含む古代超文明の一端に触れようとしていた…。
2010年に亡くなったホーガンの2001年の作品。日本ではそれなりに人気のある彼の作品なのに訳出が今、というのはまあ、何か事情があったんだろうな、って話は措いといて(^^;。お話はSFにおける決まり文句の一つ、「テレポーテーション」にホーガンなりの解釈を加えた前半、マヤの巨石遺跡に代表される、その時代の技術レベルでは不可能と思われる遺跡文明の起源が火星にも存在していた、これは、って話が背景の後半、共にSF的アイデア(それ自体がつまらないとは思わないけど)をあくまで背景に、主人公キーラン・セイン、そのイニシャルのKTから「ナイト」と呼ばれる人物の活躍がメインに描かれる。
で、そのお話自体がつまらないわけじゃない。SF的なガジェットも駆使して難題をクリアしていくヒーローのかっこよさ、みたいなのは充分感じられる。でもさ、他の方は知らずオレは、「ホーガン」の名前に惹かれてこの本を買ったのだよ。そういう立場からしたら本書はかなり、がっかりだ。
なんと言うんだろう、読み手のこちらは「星を継ぐもの」のホーガンを期待しているんだけどホーガンさん自身は、ネルソン・デミルとかトム・クランシーとかの世界にSF的な味付けを加えたようなスタイルの小説で評価されたい、と思っているって事なんだろうか。ああ、もっと近いのはトム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」のノリかも解らん。思い起こせば「プロテウス・オペレーション」とかも言うたらそんな話だったなあ、なんて遡って思い出したりして。
これはもう見解の相違、で終わる話なんですけど、それでも「星を継ぐもの」でホーガン贔屓になった人間にはこれ、がっかりばかりが前に来る1冊じゃ無いのかしら。いや、お話自体はちゃんと面白いんですけど、世の中には面白ければいいじゃん、では済まないジャンルがあると思うんだよ。本書の著者がダメになった頃のフォーサイスなら鼻ホジで済むけど、腐ってもホーガンなのでね(^^;
★★☆
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□ もんちぃ [あんた、いいヤツだ。(意味不明でスマン)]
□ Rダニけん [「お年玉ねだりにおいで」は名セリフ。感動しますた。]
□ GED [この間、妻と話していたら何故か「死」についての話題になり、傍らで遊 んでいたもうすぐ一歳になる息子に「何処でも一緒に..]
□ ROVER [命ばっかりは人の手でどうこうできる物でもないですから。先のことはわからない、て部分は親も子も隔てはない、とは思います..]