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たおさんのツッコミ見るまで気がつかなかった。つかその直前、外出先からケータイで繋いでこちらでも事態に気がついて少々焦ったわけですが。Operaだと問題なく動いてたので気がつかなかったですが、なにやら盛大にエラー出てますですね。TrackBackのなんだかんだでいくつかのファイルを新しい物にしたのが良くなかった、というかいくつかのファイルだけ新しくしたのが良くなかったのかも知れない。とりあえず戻してみたんですが、どうでしょうか………。
ワークさんから連絡をもらってたので、今日は古本漁りも兼ねて三宮へ。で、SWEETの零戦。もうね、噂には聞いていたけどこれほどとは、って感じですわ。すげえ。右の写真はワークさんで見せてもらった、テストショットを素組みしたモンなんですけど、すばらしく良い感じでしょ。で、この写真をクリックしていただきますと主翼下面のアップになるわけですが、どうよこれ、1/144でここまでやるか普通? しかもこの主翼、貼り合わせ式じゃなくて上下一発一枚物での抜き、脚収納部も一発モールドですよ、おっそろしい。その他のパーツもすんばらしく精密かつ繊細。こりゃあ確かにタミヤの300円ピンセットではパーツよう掴まんわ。
もう一点特筆すべきはモールド色。オーストラリアに現存している実物を、実際に取材してきたというこの整形色、このままの状態が実は実機に一番近い色って事になるのだそうだ(ちなみに右の写真のはテストショットなので普通のグレイです)。この色を見るとあれですね、例の飴色論争*1のもとになった、「灰色のわずかに飴色がかりたる」と言う記述とはこれの事だったんだなあ、というのが実感できますわ。なんつーかな、いわゆる明灰白色とスカイの中間、みたいな色、つーのかな、そんな感じ。ワークのムラさんのお話では、「昔の阪神電車の車内色がかなり近いかも」だそうです。
それにしても、オレも長い事模型作ってるけど色指定をパントーンでやってるインストってのは生まれて初めて見たなあ(w 。
いやあ、こりゃいいや、久しぶりに模型作りたい気分になってきた。え? 明日岸和田? 勘弁してよ(つoT)。
*1 「飴色論争」でぐぐってみるも良し、黒須吉人氏のコラム・『飴色に文句があるなら何故あなたは黙っていた?!』を参考にされるも良し
「F1モデリング」もようやく確保。背を下にして棚に並べるんじゃねえよジュンク堂三宮店。探すのにえらく手間取ったじゃねえか。さて今回の特集はロータス78。こっちもあれだ、SWEETの零戦同様、過剰なまでの愛が注ぎ込まれたすげー本になってる。もとは78/79で一冊の本にする予定だったのが、あれも入れたい、これも入れたいで結局79はまた別の機会に、ってな運びとなったのだそうで。
私の大好きなロータス、その中でも最も有名な一台であるロータス78の開発経緯と細部写真、ピーター・ライトによるグラウンド・イフェクトカー開発の歴史の解説、大好きなグンナー・ニルソンの小特集に図面までついちゃって、もうお腹一杯です。
初戦は「惜しかったなー」、二戦目は「わははははははは」、で、今日の試合は負けるべくして負けたなあ、と言う感じで。つかあれだ、去年の終盤の、もう一息、打てないタイガースが復活している感じがするな。
まあ横浜には借りもあるのでこの結果はしょうがない。頼むからあの、オレオレ監督にだけは負けないで頂きたい。個人的には今年は、陰険眼鏡監督とオレオレ監督に勝ち越してくれりゃあ、それでいいですから。
つことで某方面(どこ)でプチ話題のあなたのドリフターズ占い。おれ、自己診断してみてもブーさんか仲本ちゃんになるんだろうなあ、って予感はあったんだけど結果はこんな感じ。
あなたは【高木ブー】なタイプ。
そこにいるだけで微妙な存在感のあるあなた。
どことなく人目を惹かずにいられないあなたはドリフで言うならば【高木ブー】的な存在です。
打たれ強く、屈託のないところがあなたの良いところなのでしょう。
意外とロマンティストな一面があり、人の心を深く読み取ることもできそうです。
あなたの鋭い感受性を芸術方面で昇華することが出来れば、大成することも可能でしょう。
【ブー情報】
- どこでも眠れる特技を持つ。
- ウクレレ奏者として活躍中。CDも数枚出して、モー娘。とも協演済み。
- 麻布十番に本人も出演するハワイアン・バー『ブーズバー』を経営。
- リーダーシップ度 8%
- 一発ネタ度 16%
- 下ネタ自虐度 20%
- いぶし銀度 18%
- 特殊才能度 100%
思った通り、だったなあ。やっておいて言うのもなんなんだけど、私、ドリフが面白いと思った事一度もなくって、いかりや長助さんはむしろ、最近の役者としての仕事の方が良いよなあと思ってしまう方だったりするんでした。ええ、わたしゃ「8時だよ!」よりも「シャボン玉ホリデー」の方が好きなんです。だいたいいかりやさんのお葬式のTVニュース見てる時に、「なんで荒井注は来てないんだ?」とカミさんに聞いて思いきりバカにされたぐらいで(^^;)
タイトルは「豹頭王の試練」。生ものなのでさくっと読む。100巻記念だ、カバーも上げておこう。
加藤直之画伯のイラストに惹かれて書店で手に取った「豹頭の仮面」。あれは26年前。自分とさして歳も違わぬ新人作家がぶちあげた、「全100巻」の開幕編の、その著者のあとがきにそれなりの意気を感じて「わかった、んじゃ100巻つきあったる」、と誓いを立てて幾星霜。ついにその日が来たっちゅーのに、この感慨の無さはどうしたことだ?
いやまあ100巻目の感慨がおおむねこんな物であろうことは、とっくに予想はついてたんだけどさ(つoT)。
ちなみにお話の方は、相変わらずだらだらと語りばかりで辟易するんだけど、お耽美傾向が控えめのお話が続いているせいもあってか、まあそれなりに読める物にはなってる、と思う。これでも普通に面白い、とは思える、かな。これだけ読んでもなにがなんだか分からんだろうけど、こっちにはあらかじめ失われつつある26年分の記憶の蓄積があるのでな。うん、マシな部類でしょ(いやはや)。
それはそうと。
温帯も人が悪いですね。100巻目のラストにそれ持ってきますか。ちょっぴりだけどオレ、「101カンモ、ヨマントイカンダロウカ」って思っちゃったじゃないのさ(^^;)。まあよろし。出たら考えよ。
英自動車メーカー・ローバーが経営破綻 政府が支援拒否(asahi.com)。……うわあ(つoT)。んまあランドローバーもミニもとっくに別ブランドなんだけど。
野尻抱介 著
カバーイラスト 撫荒武吉
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ.
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030787-3 \640(税別)
2006年、地球の天文観測者たちはその望遠鏡越しに、太陽に重なり合う位置に達した水星に、それまでに見たことのない物を発見した。水星表面から巨大な塔のように屹立して見えたそれの正体は、水星に埋蔵された膨大な鉱物資源。今それらは未知のナノテクノロジーの力の元、水星を離れ、太陽へと向かっていき、そこに巨大なリングを形成し始める。それはやがて太陽の大半を覆い始め、結果、地球は深刻な危機を迎えることになっていた。光を失いつつある人類に、この巨大な建造物の破壊はなるのか、そしてそもそも、一体誰がなんの目的で、このような巨大な構造物の建造を開始したのだろうか…。
えー、「反対進化」で、今や世の中のハードSFがロジックとスペックでがんじがらめになってしまってて困ったもんだ、と言ったその舌の根も乾かぬうちに言うわけですが、これは惜しい。すばらしく面白い、んだろうな、と思わせる要素が随所で見受けられるんだけど、それを裏打ちするスペックやロジックの過剰さが少し、いやかなり足りない、と思ってしまった。初出がそもそも短編作品だった、と言う事情もあるのだろうけれど、それでもこう、もうちょっと冗長な部分を混ぜて欲しかったなあと言う気がしないでもない。
これは、現在わかっている範囲で最大限実現可能であろうと思われる宇宙航行技術などのテクノロジーを盛り込み、その上で人類がいまだ想像も出来なかった、全く異種の生命体との遭遇を描く、ファーストコンタクト物のハードSF作品だ。ファーストコンタクト物の場合、気になるのは「遭う前」に膨大なドラマがあるのか、それとも「遭ったあと」にそれが発生するのか、と言うことになるのだろうと思うのだが、これはどちらかというと「遭う前」に比重が置かれているのだと思う。そのこと自体は問題ない。太陽に覆いを掛け、そのエネルギーを何かに使おうとする未知の存在、それは今、太陽系へと刻々近づいている。だが彼らの行動原理はなにもわからない、なぜここに来るのか、どうやってここに来るつもりなのか、ここに来てなにをしたいのか、それを丹念に登場人物たちが推理し、解き明かし、たつもりが実は外れでもう一度その作業をやらざるを得ない羽目になり…という、やや退屈な方に行ってしまうけれどもクライマックスのためには不可欠な下準備が丹念であればあるほど、この手のお話の面白さというのは大きな物になると思うのだが、そこらが足りない。
ファースト・コンタクトSFのキモはコンタクトする相手の「異質さ」だ。それが異質であればあるほど、SFとしての面白さは上に行くだろうし、作家の手腕に対する読者の評価も同様だろう。実はこの作品で著者が作り上げたエイリアンの異質度はかなり高く、かつユニークだ。ああ、そう言う宇宙人は今まで思いもよらなかったけど、言われてみればいてもおかしくないよな、と思わせる説得力をもったクリーチャー(なにせ著者が造ったのだから)になっていると思う。それだけに、いや、それだからこそ、そこまでの流れを補強するために、この作品にはこの三倍の登場人物が必要だったのではないだろうか。この倍のページ数が必要だったのではないだろうか。
私が勝手に、読む前にwebでの評判とかを聞いて勝手に期待してしまったのが悪いのかも知れないけど、ええすいません、わたしゃ日本製の「神の目の小さな塵」とか「悪魔のハンマー」、もしくは「降伏の儀式」みたいなノリを勝手に期待してたんですよ。過剰なまでのスペック羅列が、ある時点で一気にカタストロフになだれ込む、そんな瞬間を期待してたのですよ。
で、残念ながらその快感は味あわせてもらえなかったなあ、と。そりゃ、このボリュームでそこまで描くのは無理でしょう、と言うことなのかも知れないけど、だったら著者にせめてこの倍のページを与えてくれよ、と思ってしまうのだけどな。長さゆえにその読後感が格別な作品、というのは絶対にあると思う。こいつは短かすぎて、何かを感じるヒマをこっちに与えてくれないままに終ってしまっている。いろんなところが面白いのに、同様にいろんなところが足りていない、様なお話だと思った。もう少しこの世界にとどまっていたいのに、否応なしに見せ物小屋から叩き出されたような気分。ダメな本、と言うのではないのです。なんでそんな分量で終るのよ、もっと読ませてよ、と思ってしまう、様な本だと思ったです。
つか腕利きのJA読者ってのは、その辺を上手に補完できてるってことなんでしょうか? だったらオレ、もうハヤカワJAを読むアビリティがなくなっちゃってるってことになるなあ。
(★★★)
「機動戦士ガンダム DVD BOX」、ホントに出るみたいですな。ま、正しくは今年のクリスマス商戦の目玉のひとつって感じなんだろうけど。とりあえずジャケット(になるのかな?)のイラストのセイラさんのむっちりぶりにハァハァ。
詳しい仕様は分からんけど、売れるんだろうなあ。
わたしゃ当面様子見、つーかたぶん買わないだろうなあ。欲しい気がする反面、今改めて見たら結構あちこちでがっかりしちゃいそうな気もするんでね。
あ、ジャケットのイラストじゃないんだね(AV Watch)。
夕方から三宮出撃。やっとゲットだぜ。浦沢直紀「PLUTO」(3)、ゆうきまさみ「鉄腕バーディ」(12)。「PLUTO」はウランとプルートゥのお話が中心で、ここに早くもアブラー博士登場、みたいな。エプシロンが美形ってのはまあ、お約束なんでしょうな。「バーディー」の方は回想編に入ってる。人間以上に人間くさいエイリアンたち、を書かせたら天下一品だなあゆうきまさみは。
新神戸オリエンタル劇場で、TEAM 発砲・B・ZIN「テングメン」を鑑賞。ここの主催者のきだつよしさんは、「クウガ」や「響鬼」の脚本も書かれてる。ついでに看板女優、小林愛さんは「アップルシード」でデュナンの声あてた人。と言うわけでいろいろと見る前から興味はあったワケです。
江戸の夜を騒がす怪人「テングメン」。股間に巨大な天狗の面をつけ、顔を隠して夜の営みに不満を持ってる奥方の元へ忍んでは、その欲求不満を解消する謎の人物。その正体は、そして彼の真の目的とは?…
「必殺」よろしく変わった得物で女をイわす(天狗面の他に、コケシ、筆を使うメンバーもいたりする)男、彼らを追う岡っ引き、遊女上がりのその妻らが繰り広げる少しエッチなドタバタ・コメディな訳だけど、スジとしてはまあ、先が読めるもので、お話として「おお!」ってところはそんなにない。ドタバタとペーソスを適度に交えた役者さんたちの芝居のテンションを楽しむのが吉、ってな舞台か。特に脇を固める薬屋の夫婦を演じた田口治さんと武藤晃子さんが強烈で、楽しませていただいた。謎のたぬきソバ屋、大橋夢能さんもおいしい役どころ。あと、舞台ならではの小道具の使い方が面白かったかな。くさび形に加工した板が、寝床になったり町並みの屋根になったり、妖術の効果に使われたり。こういう「見立て」は舞台ならではですな。
ちょっとこぢんまりしすぎかな? とも思ったけど、なかなか楽しめましたです。
お芝居は21時に終了。同行してくれたアヤっち(ツッコミ担当上司)共々新神戸から三宮まで歩き、わたしゃそこから4月1日から新しい場所で再オープンした「たちきや」を探索。たおさんも大好きな(w神戸サウナの二筋(になるのかな?)西を少し浜っかわに下りたところ。小さなスナックがちょこちょこ並んでる中に見慣れた看板を発見。満員だったので少し散歩してから戻ってみたら、運良く空きが出来ておりました。
ここも前はスナックだったんだろうね。前に比べると、ちょっと内装は小綺麗になっちゃったかな(いや、前が小汚かったというわけではございませんのですが)、というところではございますが、おいしいお酒が飲めることに変わりはなし。表に出ていた樽酒もいただいて、程よく酔っぱらう。
よく考えたら晩飯食ってなかったんだった。少々余分に酒が回って電車の中で爆睡。久しぶりに訳の分からん駅に放り出され、タクシーで戻るというオマケまで付いてしまいましたとさ(つoT)。
とりあえずタイミングモニタで観戦。数字を見ていて面白いのはやはりタク周辺なので、トップ争いはCSの録画バージョンで楽しむことにして下位集団の数字の出方で手に汗を握っちゃう。
当面のアグリのライバルはトロ・ロッソってことになるんだろうけど、第2スティントはセクター1はタクがちょっぴり速く、セクター2はスピードが速く、セクター3では取ったり取られたりが延々続いてる。デイヴィッドソンもほぼタクと同じようなタイムなので、こういうクルマなんだろうな。トロ・ロッソの方はスピードよりもリウッツィの方が速く走れて、その上そのタイムはアグリが出すそれをちょっぴり上回ってるので、さすがは腐っても(腐ってる?)ニューウェイ、ってことか。リウッツィは不運続きでなかなか前に出られなかったのが、アグリの二台にはラッキーだったのかも。
当面のライバルはともかく、このレースでタクが常に追いかけることになってたのがホンダ、てのはなんとも皮肉な話ではある。タイム的にはバリチェロよりもバトンよりも、タクの方が早いときの方が多かったってのはさらに皮肉な話だよな。
ということでこれからビデオ観戦さ。
見終わった。久々のマクラーレンの横綱相撲。前半はかなり見応えがあった。後半はタイミングモニタで予習しておいて良かったな、というところか。
レースとは直接関係ないけど、川井ちゃんが、今年のフラビオは頻繁にフィジケラに対してチームラジオを使用していて、しかもその内容がかなり恐ろしいものである、なんて話をしていた。いったい何話しかけてるんだろう。なんでもそのラジオの内容で、サードドライバー以下が妙に今後に期待を持っている、とか言う話だったけど…。
「地獄少女 二籠」、「ひだまりスケッチ」、「銀河鉄道物語」、「神曲奏界ポリフォニカ」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。いやはや、なんともダークな展開だったのが「地獄少女」。最後の最後にかすかに救いはあったけども。一応あいの業のようなものはクリアされたけれど、パソコン通信からケータイメールへと進化した、地獄少女2.0的な存在を匂わせて劇終、という流れでございましたな。
かつての「シャナ」や「xxxHOLIC」枠に帰ってきたのが「ポリフォニカ」。何やら原作はシェード・ワールドものだそうですが、その内容は良くわからぬ。とりあえずオジサンはきょぬーなおねいさんはあんまり好きじゃないので、やや引き気味に鑑賞しております。
「ゲキレンジャー」は豚の角煮をあてに一杯やりたくなるエピソード。ミキのムスメが良い味。あとは師匠も大変だ、ってなところか。なかなか楽しかった。
紫のバラの人のお話だった「電王」も楽しかった。キンタロスは面白いキャラっすね。
レイ・ブラッドベリ 著/伊藤典夫・村上博基・風間賢二 訳
カバーイラスト 野中昇
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN978-4-15-041138-1 \900(税別)
妻を伴って出かけたマジックショー。そこで私が目にしたものは、自分に瓜二つの男だった。マジシャンの誘いに乗って壇上に上がったその男のふるまいを見ていくうちに、私の心には妙なもやもや感がわき起こり…。表題作他20編を収録。
解説で高野史緒氏いわく、人は11歳から16歳の間に出会ったものによって形作られる。そしてこの時期にブラッドベリに出会ってしまった者たちは、そのとても多くがブラッドベリの信者となってしまう(大意)。なるほどなあ。
幸か不幸か私はその時期にブラッドベリに出会っていないのだな。だから「たんぽぽのお酒」が読めないのだろうなあ。その時期ってばオレ、戦記物のノンフィクションに浸ってたような記憶があるもんな。イマイチSF者としてオレがヌルいのは、そう言う過去があるからなんだな(w。
さて、ブラッドベリの真骨頂とは、叙情的な風景描写と、その裏で進んでいく不思議で、かつしばしばダークな雰囲気に満ちたストーリーの捻りっぷりにあると思うのだが、本書に収められた21編もみなそういう味わいに満ちた作品達。時にダークに、時にファンタジックに、そして時にはスラプスティックな要素をたっぷり盛り込んだ短編の数々はSFやファンタジーの範疇に収まりきらない味わいを持っている(故に本書はNVから出ているんだろうけど)。読んでぽんと膝を叩くようなものではなく、読み終わってしばらく遠い目をして、それからさて次のお話は…、と言う感じで読み進んでいくような物語たち。そこに通底している物があるとしたら、それはノスタルジーへのノスタルジー、みたいな物なのかな。
ゴールデンエイジのコメディ映画、作者が敬愛する文豪達、情報と輸送のスピードが劇的に進化する、その直前の社会やファミリーのありよう、のような物に対するそこはかとないノスタルジーが、ブラッドベリの作品に独特の魅力を与えているのだろうな、と思う。そこにほわーんとできるか否かは、確かに多感な時期に、この人のお話を読んでいるかどうかにかかっているような気はする。
当然オレは、狂騒的な勢いに満ちた「Uボート・ドクター」や、ブラッドベリ的クトゥルー譚とでも言えそうな「究極のドリアン」あたりがお気に入りってことになるわけですな。
(★★★)
あっちこっちのwebサイトでちょくちょく見かける、「文字サイズ 大 中 小」みたいなボタン。時々つけてくれって言われるんだけど、今回はページを移動しても文字サイズの変更を継承して欲しいってリクエストも付きで。今まではちょー安直に、"document.body.style.fontSize ='120%'"とかでごまかしてたんだけど、ページ遷移に対応となるとさすがにそうも行かないのでいろいろ調査調査。ありがちなのはprototype.jsを利用して、って事になるんだろうけど、たかだか文字サイズの変更ごときに130Kbもあるスクリプトを入れるのもなー、と(富豪になれないワタシ)。
いろいろ見繕って、 A List Apartってところの記事、Alternative Style: Working With Alternate Style Sheetsなるアーティクルで紹介されている、styleswitcher.js なるスクリプトが使いやすそうかな、ってんで導入してみた(かなりクラシック側にシフトした話題だけどね)。必要な数だけ代替スタイルシートを用意して、必要に応じて切り替えるタイプ。情報をCookieに記録するのでページ移動しても大丈夫。
ってふれこみなんだが、これが妙に上手いこと動いてくれない。サイト内のどれかひとつのファイルのみで適応する分には問題なく動作し、他のページから戻ってきてもしっかり変更を憶えていてくれるんだけど、これを複数のファイルで指定してやると、とたんに動作がおかしくなる(Cookieを読み損なう感じ)。
これはいったいどうしたことかと思っていろいろぐぐってみるに、どうもhead区間に書くlink要素やscript要素の順番が、動作に結構影響を与えるもののようで、特にFirefoxでは、<link rel=…>の表記の前に<link rev=…>が書かれてるとそれだけで動作不良が起きちゃうんだとか。
そういうものかと結構試行錯誤した結果、おおむね大丈夫であろうと思われる並び順は、<link href=(おおむねCSS)>、<link rel=(スクリプトから呼ばれる代替CSS)>、script指定、の順である事が分ったのは晩飯前。いやー、苦労したわ。
理屈としてはどういう事になるんだろうね。JavaScriptが代替スタイルシートのタイトルを切り替える以上、スクリプトが読み込まれる前に、代替スタイルのタイトルが読み込まれてないといろいろマズいって事なんだろうか。この辺の妙に判じ物的なノウハウが案外幅を効かせてるってあたり、これもまた理詰めからくるものなのか意外とファジー(死語)なところがあるって事なのか、どっちなんでありましょう。
とりあえず動いてるから、オレは結果オーライなんだけどさ。
たまたま同じ所から2本の仕事をもらってて絶賛コーディング中なんだけど、どっちもややおケツが近いのでどちらかと言えば拙速上等な方向で仕事してる(割にはjQueryでコンテンツをずりゃーっとスライドさせたい、とか、割と無体な要求もあったりするんですが)。こういうタイプのお仕事で一番重要なのは、とっかかりの段階で作業担当がどんだけ迷わないで作業できるか、って所にあって、それはとりもなおさずwebデザイナーがどんだけ枠組みをかっちり決めておけるか、って所にあるんだけど、今やってる仕事はそこら辺が少々手薄でしばしばプチプチ(微妙にキレてる様子)状態が発生してる。
今回はトータル約40ページ、6つくらいのセクションに分かれているんだけど、これを全部同じスタイルで作っていくのか、セクションごとにキーになるデザインがあってそこに流していくのかが曖昧かつとっかかりは「お任せします」系の指示しかないので、こっちが「こうかな?」でやったことが「こうでした」って返しを食らってやり直し、ってことが結構起きるんですな。
多分時間が無くて、デザイナーさんもコンセプトを煮詰める作業とwebページ用のパーツを作る作業がごっちゃになって、向こうは向こうで追いまくられているとのだとは思うんだが、そこであたふたするといろんなものが抜け落ちて、結果的にまわりの人も無駄にあたふたする結果になってしまう訳なんだけどね。
多分新人さんだと思うので、そこらのさじ加減もまだわからないって所もあるんだろうとは思うけど、多少時間が押しても、どこかで時間を取って枠の所をちゃんと決めてくれると、みんな幸せになれると思いますよ。その場しのぎでデザインしていくと、あとでいろいろおかしなことが出来上がりますぜ。とりあえず現状、強調したい文字列とリンクの文字列、おんなじような色になっちゃってるよ、ええのかえ?
プチ新番組攻勢。「俺たちに翼はない」、「Aチャンネル」、「DORORONえん魔くん メ〜ラめら」。中二男子の妄想がそのまま世界になっちゃったようなお話なのかな? と思ったらそうでもないような、でも実はそうなような、な「俺たちに…」。なんかよく判らんのだけど、判らんなりにあとを引くような物があるわけでもなく。まあもう一回ぐらい見てみるかも。
きらら系4コマ、ってのはアニメの需要に何かが向いてるのかね、的な「Aチャンネル」。そのCGIの使い方はなかなか良いなあと思った、冒頭の桜満開のシーンから、新房昭之に「R.O.D」のオープニング作ってもらいました的なOPが来て、あとは割と「らき☆すた」的にまとめて見ました、みたいな。で、「らき☆すた」にイマイチ乗り切れなかった自分には、いろいろ死角満載だったぜ、って感じはあったかも。ちょいちょい面白いところもあったので、まあこっちも続けて見てみますけど。
どうでも良いけどEDの宣伝担当にじんぐーくんの名前を見つけてちょっとニヤリとしてしまった自分は、かなりフジカナに毒されてると思った。
なぜ今、感満点な「えん魔くん」。造りは、これはこれなりにちゃんとしていると思うし、テレビ大阪で夕食時に放映しても良いんじゃないかと思う出来だったと思うけど、なんだな、昭和なめんな、って気もしたりする。
自分が昭和の子供だったからそう思うんで、平成ベビーな皆さんにとっては、これはこれで新鮮な物だったりするのかしらね。ジンメンネタで笑ったので、もうちょっと続けて見てみます。
昨日の深夜にやっていた、「劇場版 機動戦士ガンダムOO A wakening of the Trailblazer」。予備知識無しだったんで、最初はテキトーな総集編みたいなもんなのかなー、ぐらいな気分で見はじめたんだけどそんなものでは全く無く、これは劇場用に新たに作られた新作。
TVシーズの「OO」から2年後、地球との衝突コースにある遺棄された木星探査船、かろうじて衝突は避けられたがその船内には未知の異星生命体が潜んでいた。大気圏突入時にも燃えつきることなく、地球に到達したELSと呼ばれるそれらは、イノベイターの資質ある人々やAIに干渉し、接触したものを自らと同じ金属生命体へと変貌させていく。これを外宇宙からの侵略と認識した人類は新たな戦いに向き合うことになるのだが…。
というわけで、まあ悪く言えば手垢のついたさまざまなSF的アイデアをつぎはぎしたような、と言えなくもないんだけど、ちゃんとSF作ろうとしている、ような心意気はそれなりに伝わってきて結構良い印象を持った。真面目に作ってるんだよね。
その上で「OO」の世界観もそれなりに大事にしてるあたりで感心しましたよ。シリーズを通してお荷物扱いだったマリナ姫様の思想について、ちゃんとおしまいでお土産をあげてたり、ブシドーさんのエキセントリックぶりやら絶対死なないコーラサワー先輩やら、すっかりシリーズを通してのヒロインになっちゃったティエリアさんの扱いとか、シリーズ知ってたらニヤリとできる要素もちゃんと用意されてたりして、なかなか結構な出来だったんじゃないでしょうか。結構な拾いモノではありました。劇場で観なかったことを後悔するほどでは無かったんだけどね(^^;。
やっぱ放ったらかしにしとくのもなんだかなあと思うんで、再度出撃、今回はちゃんとドスパラの場所わかったよ。前メイドカフェが入ってたところに移ったんだね。
ってことでWin8.1、64bitモードのDSP版購入。税込価格12830円。通常版より2000円くらいお得かな。
って事でただいま絶賛情報収集あんどデータバックアップ中。おおむね何とかなりそうなんだけど、SCSI絡みとか少々不安が無くもなく、その辺で躓いたりするかも知れんなあ、という危惧もなくはないけど、ここまで来たらあとは勢いだよなあ、って感じか。
明日の今ごろ、ちゃんと書き込みできてると良いですね(w。
時間が空いたらいろいろ回ってるんですが、今日見学させて頂いたのは真言宗別格本山 遍照光院 会下山別院。いわゆるお骨のマンション的な納骨堂なんだけど、ここは結構ハイテクで、お墓を模したモニュメントのような石碑があって、登録したIDカードをセンサに乗せると施設内に格納されてるお骨がその石碑にセットされ、登録された画像や音声なんかが石碑にはめ込まれているモニタに表示されると言う。
面白かったのは見学者用のサンプルとして用意されているのが、フリーアナの辛坊治郎さん(なんか取材で来訪されたことがある様ですな)だったこと。辛坊さんの顔がディスプレイに出て、(なぜか)BGMに「シェリーに口づけ」が鳴りだしたりするんで、なんか笑っちゃったよ(^^;
とりあえず見たことはお袋に伝えて、後はどうするか詰めていきましょうかね。
T3-2C。2点先行された1回裏、江越の一発で1点差にしたは良いが、その後は0行進。これは負けたなーと思ったら9回裏、まさかの逆転サヨナラ。聞いてるこちらがびっくりしたわ。何か持ってんのかな―、兄貴は。
明日は黒田が出てくるんで厳しいとは思うけど、何かしら運が回ってきて欲しいもんですな。
水曜、木曜分。「テラフォーマーズ・リベンジ」はなんか雰囲気変わったな。こんなだったっけ? 妙にギャグが滑ってる感が。「文豪ストレイドッグス」はちょっと様子見で。木曜日の2本、「クロムクロ」、「甲鉄城のカバネリ」は、どちらもかなり良いんじゃないでしょうか。「クロムクロ」は、何だろう、ソードキル・ミーツ・マクロスみたいな? 「カバネリ」の方は美樹本キャラでゾンビものをやる、的な。んでここに鉄道の要素が絡んでくるという。絵もきれいだし大変面白いと思う。続きが楽しみ。
ようやく日曜の朝の分も。「ジュウオウジャー」はレオ君フィーチャー回。割と普通にしっぽを見せていくスタイルなのね。「ゴースト」はアラン様カワイイ、アカリちゃん有能、ってことで。
週末はたいへんだ。「LOST SONG」「Persona5」「銀河英雄伝説」「ガンゲイル・オンライン」「重神機パンドーラ」、「プリキュア」「ビルド」「ルパパト」。
「LOST…」、歌が何やら特異な力を持つ世界が舞台のファンタジー、ありがちではありますな。歌が重要ゆえの主役鈴木このみ、ってことなんだろうけど、まあ本業アニソンシンガーにいきなり主役やらせるってのはちょっと辛いところがあるか。んで彼女の対比になるもうひとりの歌姫は田村ゆかり。こっちは演技はともかく、歌唱で完全にこのみんに負けちゃってるという…。いや、ゆかり姫も歌は上手いと思いますけどね(^^;。でも鈴木このみに対抗するなら、この役は駒形友梨だったんじゃないですかね。ファイナリスト再対決って趣コミで(w。
「Persona」はまースタイリッシュ、そして良くわからん、と言ういつものペルソナシリーズ。ゲームやってないから、なのかな。
仕切り直しの「銀河英雄伝説」、ラインハルトとキルヒアイス、二人きりだとなんか「黒子のバスケ」に見えちゃう(ていうか、前作に比べるとキルヒアイスの『いい人』感がかなり無くなっちゃったなあ)けど、いろいろ出てくるとまあこれはこれで。ブリュンヒルド以外の宇宙船のフォルムがわかりにくいのがちょっと辛いかな。よく動いてるとは思うけど。あとこれ、テレビでは1クールしかやらないんですよね? それがいちばん勿体ないよな。これは延々話が続くところが良かったと思うんだけどね。
キリトさん抜きのSAO、「ガンゲイル…」、レンちゃん、それはデザートピンクと言うにはあまりにピンクピンクしてるのでは…。や、面白いと思います。
河森ブランドのロボットアニメ、「パンドーラ」、なんか「ガンヘッド」ぽいメカがわらわら出てきてちょっと苦笑。お話はまあ、ちょーシリアスな「ナイツ&マジック」みたいな?
はあはあ、やっと日曜朝。「プリキュア」、今年は心折れんの早いなあ(^^;。たこ焼き屋のおじさん、来週も登場してハナを立ち直らせるきっかけを作ってくれたら嬉しいんだけど、それはちょっと無理かなぁ。
「ビルド」、火星、万丈、人間じゃない……うっ、頭が。
「パトレン」特に不満はないのですが、フランス人カリスマデザイナーさん、もうちょっと美人さんだったら良かったのになあ(^^;。
ふう、やっと終わった。んーと、歌と仮面はどうだろう。あとはわりと粒揃ってはいるのかな。
なんとか書類ができあがった。今年一番大変だったのはカミさんの医療費。いつものように国税庁サイトが用意しているweb版のフォーム入力でやってたらエラい手間がかかりそうだったので、今年はそのサイトが用意しているスプレッドシートをダウンロードして、そちらに入力してセーブしたデータをサイト側で読み込むことに。元のサイトが用意しているのは拡張子.xlsxってヤツだったけど無事OpenOffice.orgで開くことが出来たし、Oooではセーブできない形式なんだけど.xlsでセーブしたデータもちゃんと読み込んでもらえたので一安心。
今年は覚悟してたけどやっぱり赤字でした。まあしょうがないわさ、介護 (と言うほどがっつりやったわけじゃないけどね) の都合で、本業も副業も低調だったからね。特に副業の方が痛かった。こちらから言い出したこととは言え、1年の3分の1は無報酬、3分の1は減額だったものなあ。これで黒が出たらオレはなんか裏稼業に手を出してるぜ(w。
なかなか見れてないんですがいくつか。水曜日はヴァイオレットちゃんの再放送と「球詠」、「球詠」は女子野球がテーマ。なんだろ、割と直球 (野球だけに) 勝負のスポーツ物って事なのかな。登場人物がアスリートなのだからなのか、皆さん割とがっつりした体型なのね。あと、ややお顔の作画とかに不安な要素が(^^;…。
久米田康治原作、神谷浩史主演で制作シャフトじゃないのか、な「かくしごと」。割とブラックな要素は控えめで、父と娘のハートウォーミング・コメディって事になるのかな? 出だしを見る限り、お父さんは亡くなったか、行方不明になってる感じだけれども。EDは大瀧ソング。それに合わせたのか絵も「A LONG VACATION」風味…つーか、わたせせいぞうテイストでございますね。
「LISTENERS」、ネットでは「バスカッシュ」風味を指摘する書き込みを見かけたけど、自分はどっちかというと「エウレカセブン」っぽいなーって思った。無理矢理喩えるなら「交響詩篇マクロスセブン」ですかね。
後編スタートの「本好きの下克上」、続きが始まったのは嬉しいけど、前期のあのちょっとエロいEDが無くなっちゃったのはちょっと残念かも。まめぐちゃんの声の相乗効果もあってかなり好きだったんだけどな。
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□ taoy [今は大丈夫ですねぇ。ハイ。]
□ ROVER [お手数をおかけしましたー。最新版にアップデートするならするで、必要なモジュールはごそっと全部入れ替えないと危険なのか..]
□ noki [さらっと試してみたら「加藤茶」タイプだそうで・・。 今月はすこしひまにできそうかなぁ。。先月は残業が久しぶりに12..]
□ bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]